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Oracle® Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド
11g リリース2 (11.1.2.3) for All Platforms
E61950-08
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48.5 ソーシャル・アイデンティティの理解

ソーシャル・アイデンティティを使用すると、Mobile and Socialは、Google、Yahoo、Facebook、Twitter、Windows Live、Foursquare、LinkedInなどのクラウドベースのアイデンティティ認証および認可サービスとの相互作用中に、リライイング・パーティ(RP)の役割を果たすことができます。

信頼できるアイデンティティ・プロバイダの資格証明を使用して保護されたリソースにログインできると、ユーザーにとって便利です。Mobile and Socialをデプロイすると、各プロバイダを個別に実装しなくても、便利な複数のログイン・オプションをユーザーに提供できます。ユーザーはクラウドベースのアイデンティティ・サービスの資格証明を使用して、次の3つのアプリケーション・タイプにログインできます。

ソーシャル・アイデンティティは、次の標準をサポートするアイデンティティ・プロバイダにサービスを提供します。

表48-5に示したアイデンティティ・プロバイダのネイティブ・サポートは、Mobile and Socialのインストール後に提供されます。

表48-5 Mobile and Socialがネイティブにサポートするアイデンティティ・プロバイダ

アイデンティティ・プロバイダ サポートされているプロトコル

Facebook

OAuth 2.0

Google

OAuth 2.0

LinkedIn

OAuth 2.0

Twitter

OAuth 2.0

Yahoo

OpenID 2.0

Foursquare

OAuth 2.0

Windows Live

OAuth 2.0

Javaプログラマは、Javaインタフェースを実装し、Mobile and Socialコンソールを使用してJavaクラスをMobile and Socialデプロイメントに追加することで、追加のOpenIDおよびOAuthアイデンティティ・プロバイダに対するリライイング・パーティのサポートを追加できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Access Management開発者ガイド』の「Mobile and Socialサーバーの機能の拡張」を参照してください。