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Oracle® Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド
11g リリース2 (11.1.2.3) for All Platforms
E61950-08
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53.2 アイデンティティ・ドメインのOAuthサービス・コンポーネントの構成

Oracle Access Management OAuthサービスを使用するには、アイデンティティ・ドメインを構成する必要があります。OAuthサービスには、DefaultDomainという名前のデフォルトのアイデンティティ・ドメインが付属しています。

必要に応じて、追加のドメインを作成できます。OAuthサービスの各アイデンティティ・ドメインには、インターネット上で一意に識別する汎用一意識別子(UUID)があります。

アイデンティティ・ドメイン構成ページへのアクセスは、有効にしたサービス(Identity Federation OAuthサービスまたはMobile and Social OAuthサービス)によって決まります。図53-1は、モバイルOAuthアイデンティティ・ドメイン(上部)とフェデレーション(Webのみ) OAuthアイデンティティ・ドメイン(下部)の2つのスクリーンショットを示しています。両方ともDefaultDomainが含まれています。指定のページにアクセスするには、次を実行します。

  • Oracle Access Managementコンソールの上部にある「モバイル・セキュリティ」をクリックして、「モバイルOAuthサービス」をクリックします。

  • Oracle Access Managementコンソールの上部にある「フェデレーション」をクリックして、「OAuthサービス」をクリックします。

図53-1 モバイル(上部)およびフェデレーション(下部)のアイデンティティ・ドメイン画面

図53-1の説明が続きます
「図53-1 モバイル(上部)およびフェデレーション(下部)のアイデンティティ・ドメイン画面」の説明

図53-2は、Identity Federation OAuthサービスの「DefaultDomain」構成ページのスクリーンショットです。このページにアクセスするには、Identity Federationのアイデンティティ・ドメイン構成ページからDefaultDomain (または作成されている可能性のあるカスタム・ドメイン)をクリックします。(モバイル・セキュリティ構成ドメインをクリックしてOAuthサービスにアクセスすると、選択したドメインの「クライアント」タブに、3つ目の「OAuthモバイル・クライアント」表も表示されます。)

図53-2 Identity FederationのDefaultDomain構成ページ

図53-2の説明が続きます
「図53-2 Identity FederationのDefaultDomain構成ページ」の説明

「モバイル・セキュリティ」からアイデンティティ・ドメイン構成ページにアクセスしている場合は、表示されているIdentity Federationの各タブに「ジェイルブレーク検出ポリシー」タブが追加されます。図53-3は、「ジェイルブレーク検出ポリシー」ページが表示されたモバイル・セキュリティOAuthサービスの「DefaultDomain」構成ページのスクリーンショットです。このページにアクセスするには、モバイル・セキュリティのアイデンティティ・ドメイン構成ページからDefaultDomain (または作成されている可能性のあるカスタム・ドメイン)をクリックします。

図53-3 モバイル・セキュリティのDefaultDomain構成ページ

図53-3の説明が続きます
「図53-3モバイル・セキュリティのDefaultDomain構成ページ」の説明

アイデンティティ・ドメインのページには、構成済のOAuthサービスのアイデンティティ・ドメインがすべて表示されます。リストが表示されている場合は、「単一ステップを使用した作成」または「ウィザード・フローを使用した作成」をクリックして、新しいアイデンティティ・ドメインを作成できます。ドメイン名をクリックして、構成済のプロファイルを変更します。