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Oracle® Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド
11g リリース2 (11.1.2.3) for All Platforms
E61950-08
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1.5 Oracle Access Managementのインストールの理解

次の各項には、Access Managerのインストールとインストール後タスクに関する情報とリンクが含まれています。

1.5.1 Oracle Access Managementのインストールについて

Oracle Fusion Middlewareのサポートされるシステム構成のドキュメントには、サポートされているインストール・タイプ、プラットフォーム、オペレーティング・システム、データベース、JDK、Oracle Identity Management 11gに関連するサード・パーティ製品の動作保証の情報があります。

Oracle Fusion Middlewareのサポートされるシステム構成のドキュメントにアクセスするには、Oracle Technology Network (OTN) Webサイトでドキュメント名を使用して検索するか、次のリンクをクリックします。

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html

Oracle Fusion Middleware構成ウィザードを使用して、次のコンポーネントが新しいドメインにデプロイされます。

  • WebLogic管理サーバー

  • WebLogic管理サーバー(OAM管理サーバーまたは単にAdminServerと呼ばれることもあります)上にデプロイされたOracle Access Managementコンソール

  • Oracle Access Managementの管理対象サーバー

  • 管理対象サーバーにデプロイされたアプリケーション

インストールの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Identity and Access Managementインストレーション・ガイドを参照してください。

1.5.2 Oracle Access ManagementおよびWebゲート

OracleAS 10g SSOのデプロイメントは、Oracle Access Management 11g SSOを使用するようにアップグレードできます。

OSSOエージェントをアップグレードして登録した後は、認証がAccess Manager 11g認証ポリシーに基づいて実行されます。ただし、OAMエージェント(Webゲートおよびアクセス・クライアント)のみがAccess Manager 11g認可ポリシーを使用します。そのうちに、アップグレードされた環境にあるすべてのmod_ossoエージェントは、Webゲートと置換して11g認可ポリシーを使用できるようにする必要があります。

アップグレード後の共存の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Identity and Access Managementアップグレード・ガイドを参照してください。

1.5.3 Oracle Access Managementのインストール後のタスクについて

各WebLogic Serverのドメインは、論理的に関連するOracle WebLogic Serverリソースのグループです。WebLogic管理ドメインには、Administration Serverという特殊なOracle WebLogic Serverインスタンスが含まれています。このドメインは通常、管理対象サーバーという追加のOracle WebLogic Serverインスタンスを含み、WebアプリケーションとWebサービスがここにデプロイされます。

初回のデプロイメント中、Oracle Access ManagementコンソールとWebLogic Server管理コンソールの両方にサインインするときに、WebLogic管理者のユーザーIDとパスワードが設定されます。「Oracle Access Management管理者について」で説明しているとおり、Oracle Access Managementに対して別の管理者を割り当てることができます。管理者は、Oracle Access Managementコンソールにログインして、表1-3に示すインストール後タスクを実行できます。

表1-3 Oracle Access Managementのインストール後のタスク

サービス 要件

Access Manager

Access Managerサービスを有効化します

次の項目を登録します。

  • データ・ソース

  • OAMサーバー・インスタンス

  • Access Managerのエージェント

  • リソースを保護するアプリケーション・ドメインおよびポリシー

次の項目を構成します。

  • セッションのタイミングなどの共通設定

  • 証明書検証

  • 共通パスワード・ポリシー

Access Managerの設定を構成します。

Identity Federation

  • Identity Federationサービスを有効化します。

  • フェデレーション設定を構成します。

  • アイデンティティ・プロバイダおよびサービス・プロバイダのパートナを登録します。

セキュリティ・トークン・サービス

  • セキュリティ・トークン・サービスを有効にします

  • セキュリティ・トークン・サービスの設定を構成します。

  • エンドポイントを登録します。

  • トークン発行テンプレートおよび検証テンプレートを作成します。

  • パートナ・プロファイルとパートナを登録します。

Mobile and Social

  • Mobile and Socialサービスを有効化します。

  • Mobile and Socialサービスを構成します。