| Oracle® Fusion Middleware Identity and Access ManagementのためのWebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス 11gリリース2 (11.1.2.3.0) E67358-03 |
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この章では、Oracle Access Management Identity Federation (Identity Federation)のカスタムWebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドについて、コマンド構文、引数および例を含めて説明します。
Identity FederationのWLSTコマンドは、2つのカテゴリに編成されています。次の項では、カテゴリ別のIdentity FederationのWLSTコマンドと、コマンド・リファレンスの詳細へのリンクを示します。
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注意: Identity FederationのWLSTコマンドは、キーと値のペアまたは値のみの指定で属性を取りますが、Oracle Access Management Access Managerはキーと値のペアのみを取ります。そのため、このドキュメントのWLSTの例は、いずれかの方法で定義できます。このWLSTの例では、キーと値の組合せを使用します。
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表5-1に示すWLSTコマンドを使用して、フェデレーション・パートナとパートナのプロファイルを構成します。
表5-1 Identity FederationのWLSTコマンド
| 使用するコマンド | 目的 | WLSTでの使用 |
|---|---|---|
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addWSFed11IdPFederationPartner |
WS-Fed 1.1 IdPパートナを作成します。 |
オンライン |
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WS-Fed 1.1 SPパートナを作成します。 |
オンライン |
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addOpenID20IdPFederationPartner |
OpenID 2.0 IdPパートナを作成します。 |
オンライン |
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addOpenID20SPFederationPartner |
OpenID 2.0 SPパートナを作成します。 |
オンライン |
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addOpenID20GoogleIdPFederationPartner |
Google OpenID 2.0 IdPパートナを作成します。 |
オンライン |
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addOpenID20YahooIdPFederationPartner |
Yahoo OpenID 2.0 IdPパートナを作成します。 |
オンライン |
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SAML 1.1プロトコルのもとでIdPフェデレーション・パートナを作成します(メタデータを含みます)。 |
オンライン |
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SAML 1.1プロトコルのもとでSPフェデレーション・パートナを作成します(メタデータを含みます)。 |
オンライン |
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SAML 2.0プロトコルのもとでIdPフェデレーション・パートナを作成します。 |
オンライン |
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SAML 2.0プロトコルのもとでSPフェデレーション・パートナを作成します。 |
オンライン |
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addSAML20IdPFederationPartnerWithoutMetadata |
SAML 2.0プロトコルのもとで、メタデータをインポートせずにIdPフェデレーション・パートナを作成します。 |
オンライン |
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addSAML20SPFederationPartnerWithoutMetadata |
SAML 2.0プロトコルのもとで、メタデータをインポートせずにSPフェデレーション・パートナを作成します。 |
オンライン |
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configureIdPPartnerAttributeProfile |
プロファイルの一部ではない着信属性を無視するかどうかを指定するIdPパートナ属性プロファイルを構成します。 |
オンライン |
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SAML 2.0フェデレーション・パートナのグローバル・フェデレーション・ログアウトを構成します。 |
オンライン |
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SAMLフェデレーション・パートナの優先バインディングを構成します。 |
オンライン |
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ユーザーの自己登録を有効にします。 |
オンライン |
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configureUserSelfRegistrationAttr |
自己登録の際に、アサーションからのどの属性を電子メール、名、姓またはユーザー名として使用する必要があるかを設定します。 |
オンライン |
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IdPパートナの認証スキームおよびモジュールを作成します。 |
オンライン |
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createIdPPartnerAttributeProfile |
フェデレーション・パートナのIdPパートナ属性プロファイルを作成します。 |
オンライン |
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createSPPartnerAttributeProfile |
フェデレーション・パートナのSPパートナ属性プロファイルを作成します。 |
オンライン |
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IdPパートナの認証スキームおよびモジュールを削除します。 |
オンライン |
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特定のフェデレーション・パートナを削除します。 |
オンライン |
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deleteFederationPartnerEncryptionCert |
フェデレーション・パートナの暗号化証明書を削除します。 |
オンライン |
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deleteFederationPartnerSigningCert |
フェデレーション・パートナの署名証明書を削除します。 |
オンライン |
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deleteIdPPartnerAttributeProfile |
IdPフェデレーション・パートナの属性プロファイルを削除します。 |
オンライン |
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deleteSPPartnerAttributeProfile |
SPフェデレーション・パートナの属性プロファイルを削除します。 |
オンライン |
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deleteIdPPartnerAttributeProfileEntry |
フェデレーション・パートナの属性プロファイルからエントリを削除します。 |
オンライン |
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deleteSPPartnerAttributeProfileEntry |
フェデレーション・パートナの属性プロファイルからエントリを削除します。 |
オンライン |
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|
パートナの構成に追加されたパートナ固有のプロパティを削除します。 |
オンライン |
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displayIdPPartnerAttributeProfile |
IdPフェデレーション・パートナの属性プロファイルを表示します。 |
オンライン |
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displaySPPartnerAttributeProfile |
SPフェデレーション・パートナの属性プロファイルを表示します。 |
オンライン |
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getAllFederationIdentityProviders |
すべてのIdPフェデレーション・パートナを一覧表示します。 |
オンライン |
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getFederationPartnerEncryptionCert |
フェデレーション・パートナの暗号化証明書を取得します。 |
オンライン |
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getFederationPartnerSigningCert |
フェデレーション・パートナの署名証明書を取得します |
オンライン |
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getIdPPartnerBasicAuthCredentialUsername |
フェデレーション・パートナのHTTP Basic認証ユーザー名を取得します。 |
オンライン |
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|
フェデレーション・パートナのプロパティを取得します。 |
オンライン |
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|
フェデレーション・パートナ・プロファイルから文字列プロパティを取得します。 |
オンライン |
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|
パートナが構成されているかどうかをチェックします。 |
オンライン |
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listIdPPartnerAttributeProfileIDs |
IdPパートナの属性プロファイルを一覧表示します。 |
オンライン |
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listSPPartnerAttributeProfileIDs |
SPパートナの属性プロファイルを一覧表示します。 |
オンライン |
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デフォルトのフェデレーションIdPとしてOpenIDパートナを設定します。 |
オンライン |
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IdPパートナを、フェデレーション・シングル・サインオンのデフォルトのアイデンティティ・プロバイダとして設定します。 |
オンライン |
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setFederationPartnerEncryptionCert |
フェデレーション・パートナの暗号化証明書を設定します。 |
オンライン |
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setFederationPartnerSigningCert |
フェデレーション・パートナの署名証明書を設定します。 |
オンライン |
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|
IdPパートナとのフェデレーテッド・シングル・サインオンで使用する属性プロファイルを設定します。 |
オンライン |
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|
デフォルトのOAM認証スキームを設定します。 |
オンライン |
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SPパートナとのフェデレーテッド・シングル・サインオンで使用する属性プロファイルを設定します。 |
オンライン |
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setIdPPartnerAttributeProfileEntry |
IdPフェデレーション・パートナのプロファイル内のエントリを設定します。 |
オンライン |
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setSPPartnerAttributeProfileEntry |
SPフェデレーション・パートナのプロファイル内のエントリを設定します。 |
オンライン |
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setIdPPartnerBasicAuthCredential |
フェデレーション・パートナのHTTP Basic認証資格証明を更新します。 |
オンライン |
|
|
フェデレーション・パートナのアサーション・マッピングに使用される属性を設定します。 |
オンライン |
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setIdPPartnerMappingAttributeQuery |
フェデレーション・パートナのアサーション・マッピングに使用される属性問合せを設定します。 |
オンライン |
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|
IdPフェデレーション・パートナのアサーション・マッピングnameID値を設定します |
オンライン |
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|
フェデレーション・パートナの別名を更新します。 |
オンライン |
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|
フェデレーション・パートナのアイデンティティ・ストアおよびベースDNを設定します。 |
オンライン |
|
|
別の認証スキームを構成します。 |
オンライン |
|
|
デフォルトの認証スキームを構成します。 |
オンライン |
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setSPPartnerProfileDefaultScheme |
デフォルトの認証スキームでプロファイルを構成します。 |
オンライン |
|
setSPPartnerProfileAlternateScheme |
別の認証スキームでプロファイルを構成します。 |
オンライン |
|
|
フェデレーション・パートナのメタデータを更新します。 |
オンライン |
|
|
フェデレーション・パートナのプロパティを更新します。 |
オンライン |
Advanced Identity FederationのWLSTコマンドには、Oracle Access Managementコンソールの構成で該当する管理フィールドがありません。認証マッピングの管理とパートナ・プロファイルはWLSTコマンドを使用してのみ利用できます。表5-2に、この項に記載するAdvanced Identity Federationのコマンドを示します。コマンドは次のように編成されています。
フェデレーション・サービスとデータストア
フェデレーション・アクセスの構成
属性共有の構成
認証メソッド・マッピング管理 - すべての認証メソッド/スキーマ/レベルのマッピングは、パートナ・レベル、あるいはパートナ・レベルで定義されない場合はパートナ・プロファイル・レベルでWLSTを使用して構成されます。
パートナ・プロファイル管理 - すべてのパートナ・プロファイル管理はWLSTを使用して行います。
WLSTとSAML 1.1の使用
表5-2 Advanced Identity FederationのWLSTコマンド
| 使用するコマンド | 目的 | WLSTでの使用 |
|---|---|---|
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フェデレーション・サービスとデータストア |
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Federation Serviceの機能を有効または無効にします。 |
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フェデレーション・ストアを有効にして構成します。 |
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フェデレーション・アクセスの構成 |
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Force AuthenticationまたはIsPassive、あるいはその両方のIdPパートナまたはIdPパートナ・プロファイルを構成します。 |
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フェデレーションSSOの認可を有効または無効にします。 |
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デジタル署名で使用されるハッシュ・アルゴリズムの構成 |
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デジタル署名および暗号化操作に使用する署名キー別名または暗号化キー別名、あるいはその両方を構成します。 |
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属性共有の構成 |
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configureAttributeSharingSPPartnerNameIDMapping |
属性共有中に使用するNameIDからユーザー・ストア属性へのマッピングを構成します。 |
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|
configureAttributeSharingIdPPartner |
IdPパートナのデフォルトの属性共有nameidおよびnameid形式を構成します。 |
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|
configureAttributeSharingUserDNToIdPPartnerMapping |
属性共有DNからIdPへのマッピングを構成します。 |
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デフォルトの属性オーソリティを設定して属性共有機能を構成します。 |
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removeAttributeSharingFromAuthnModule |
認証モジュールから属性共有プラグインを削除します。 |
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configureAttributeSharingPlugin |
特定のパートナ・プロファイルのフェデレーテッド認証メソッド・マッピングを一覧表示します。 |
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|
insertAttributeSharingInToAuthnModule |
属性共有ステップを認証モジュール・フローに挿入します。 |
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|
認証メソッド・マッピング管理 |
||
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|
別の認証スキーム(パートナ)でクライアントを認証する方法を提供します。 |
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|
SPパートナのデフォルトの認証スキームを定義します。 |
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setSPPartnerProfileAlternateScheme |
別の認証スキーム(パートナ・プロファイル)でクライアントを認証する方法を提供します。 |
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setSPPartnerProfileDefaultScheme |
特定のSPパートナ・プロファイルのユーザーのチャレンジに使用されるデフォルトのOAM認証スキームを設定します。 |
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フェデレーテッド認証メソッドと特定のSPパートナのAccess Manager認証スキームの間のマッピングを定義します。 |
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addSPPartnerProfileAuthnMethod |
フェデレーテッド認証メソッドから特定のSPパートナ・プロファイルのAccess Manager認証スキームへのマッピングを定義します。 |
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|
|
特定のIdPパートナのフェデレーテッド認証メソッドのセッションを作成するときに使用する認証レベルを設定します。 |
|
|
addIdPPartnerProfileAuthnMethod |
特定のIdPパートナ・プロファイルのフェデレーテッド認証メソッドのセッションを作成するときに使用する認証レベルを設定します。 |
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|
|
特定のパートナのフェデレーテッド認証メソッド・マッピングを一覧表示します。 |
|
|
listPartnerProfileAuthnMethods |
特定のパートナ・プロファイルのフェデレーテッド認証メソッド・マッピングを一覧表示します。 |
|
|
|
フェデレーテッド認証メソッドと特定のパートナのAccess Manager認証スキームの間のマッピングを削除します。 |
|
|
removePartnerProfileAuthnMethod |
フェデレーテッド認証メソッドと特定のパートナのAccess Manager認証スキームの間のマッピングを削除します。 |
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|
setIdPPartnerRequestAuthnMethod |
特定のIdPパートナのフェデレーションSSO中にリクエストされるフェデレーテッド認証メソッドを設定します。 |
|
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setIdPPartnerProfileRequestAuthnMethod |
指定したIdPパートナ・プロファイルのフェデレーションSSO中にリクエストされるフェデレーテッド認証メソッドを設定します。 |
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フェデレーションSSOを実行するときに、プロキシ処理されたフェデレーテッド認証メソッドを使用するアイデンティティ・プロバイダを構成します。 |
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パートナ・プロファイル管理 |
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指定した既存のプロファイルに基づいてフェデレーション・パートナ・プロファイルを作成します。 |
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指定したフェデレーション・パートナ・プロファイルを削除します。 |
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指定したフェデレーション・パートナ・プロファイルで定義されているプロパティを表示します。 |
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既存のすべてのフェデレーション・パートナ・プロファイルを一覧表示します。 |
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指定したフェデレーション・パートナ・プロファイルにバインドされたパートナを一覧表示します。 |
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指定したパートナにバインドされたパートナ・プロファイルのIDを取得します。 |
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|
指定したパートナのフェデレーション・パートナ・プロファイルのIDを設定します。 |
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SAML 1.1でのWLSTの使用 |
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IDPパートナがSAML 1.1に対して構成されている場合、SSOプロセスを開始するために次のURLがSPによって使用されます。
これらのWLSTコマンドを使用することで、URLに該当する情報を移入できます。 |
||
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idpinitiatedssoprovideridparam |
値は、SPのプロバイダIDを識別するためにピア・プロバイダが使用します。 |
|
|
|
指定したSPパートナのターゲットURLを設定します。 |
|
|
次のSAML 1.1構成パラメータは、Oracle Access Managementコンソールからは公開されません。これらのパラメータの値は、WLSTを使用して変更できます。 |
||
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パートナ・プロパティを削除します。 |
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|
|
パートナ・プロパティを取得します。 |
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|
パートナ・プロパティを更新します。 |
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サブジェクト確認チェック |
||
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SAMLアサーションのサブジェクト確認データ・チェックを有効または無効にします。 |
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WS-Federation 1.1 IdPパートナを作成します。
WS-Federation 1.1 SPパートナを作成します。
構文
addWSFed11SPFederationPartner(partnerName, realm, ssoURL, samlVersion, msftADFSCompatible, description)
| 引数 | 定義 |
|---|---|
|
作成するパートナの名前。 |
realm |
このSPパートナのレルム識別子。これは、WS-Federation 1.1プロトコル交換で使用されます。 |
|
ユーザーがWS-Federation 1.1操作のSPでリダイレクトされるアイデンティティ・レルム・セキュア・トークンURL。 |
|
どの種類のアサーションを発行するかを示すオプションのSAMLバージョン。値saml11 (デフォルト)またはsaml20を取ります。 |
msftADFSCompatible |
発行されたSSOレスポンスを、Microsoft ADFS互換形式WS-Trust 1.2またはWS-Trust 1.3にする必要があるかどうかを示すオプションのブール値。 |
description |
パートナの説明。省略可能。 |
OpenID 2.0 IdPパートナを作成します。
OpenID 2.0 SPパートナを作成します。
googleという名前のIdPパートナを作成します。
yahooという名前のIdPパートナを作成します。
SAML 1.1 IdPフェデレーション・パートナを作成します。
SAML 1.1 SPフェデレーション・パートナを作成します。
SAML 2.0 IdPフェデレーション・パートナを作成します。
SAML 2.0 SPフェデレーション・パートナを作成します。
SAML 2.0メタデータなしでSAML20 IdPフェデレーション・パートナを作成します。
SAML 2.0メタデータなしでSAML20 SPフェデレーション・パートナを作成します。
着信属性を処理するようにIdPパートナ属性プロファイルを構成します。
SAML 2.0パートナのグローバル・フェデレーション・ログアウトを構成します。
構文
configureSAML20Logout(partnerName, partnerType, enable, saml20LogoutRequestURL, saml20LogoutResponseURL, soapURL)
| 引数 | 定義 |
|---|---|
|
更新するパートナのID。 |
|
パートナがサービス・プロバイダであるかアイデンティティ・プロバイダであるか。
有効な値は、sp、idpです。 |
|
そのパートナのグローバル・ログアウトを有効または無効にします。
有効な値は、true(有効)またはfalse(無効)です。 |
|
SAML 2.0ログアウト・リクエスト・サービスURL。
パートナがメタデータを使用して作成された場合、またはログアウトが無効な場合は、オプションです。 |
|
SAML 2.0ログアウト・レスポンス・サービスURL。
これは、パートナがメタデータを使用して作成された場合、またはログアウトが無効な場合は、オプションです。 |
|
SAML 2.0 SOAPサービスURL。これは、パートナがメタデータを使用して作成された場合、ログアウトが無効な場合、またはSOAPログアウトがサポートされていない場合は、オプションです。 |
SAMLパートナのバインディングを指定します。
構文
configureSAMLBinding(partnerName, partnerType, binding, ssoResponseBinding="httppost")
| 引数 | 定義 |
|---|---|
|
構成するパートナの名前。 |
|
パートナがサービス・プロバイダであるかアイデンティティ・プロバイダであるかを示します。有効な値は、sp、idpです。 |
|
SSO応答以外のメッセージに使用するバインディングを指定します(認証リクエスト、ログアウト・メッセージ)。有効なオプションは、HTTP-POSTバインディングの場合はhttppost、HTTPリダイレクト・バインディングの場合はhttpredirectです。 |
|
このオプションの属性は、SSO応答に使用するバインディングを定義します。有効なオプションは、HTTP-POSTバインディングの場合はhttppost(デフォルト値)、HTTPリダイレクト・バインディングの場合はhttpredirect、アーティファクト・バインディングの場合はartifactです。 |
ユーザー自己登録モジュールを有効にします。
構文
configureUserSelfRegistration(<enabled>, <registrationURL>, <regDataRetrievalAuthnEnabled>, <regDataRetrievalAuthnUsername>, <regDataRetrievalAuthnPassword>, <partnerName>)
| 引数 | 定義 |
|---|---|
|
ユーザー自己登録モジュールが有効になっているかどうかを示します。値としてtrueまたはfalseを取ります。 |
|
自己登録のためにユーザーがリダイレクトされる場所です。partnerNameが指定されず、registrationURLが空であるか欠落している場合、現行のプロパティは変更されません。partnerNameが指定され、registrationURLが空であるか欠落している場合、このプロパティはパートナの構成から削除されます。 |
|
登録データを取得するためにサーバーに接続するときに登録ページの認証が有効になっているかどうかを示します。 |
|
サーバーから登録データを取得するときに登録ページがサーバーに送信するユーザー名を指定します。 |
|
サーバーから登録データを取得するときに登録ページがサーバーに送信するパスワードを指定します。 |
|
自己登録を有効にするIdPパートナを示します。欠落している場合、構成はグローバルに作用します。 |
アサーションの中のどの属性が電子メール、名、姓およびユーザー名として使用されるかを設定します。
構文
configureUserSelfRegistration(<registrationAttrName>, <assertionAttrNames>, <partnerName>)
| 引数 | 定義 |
|---|---|
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設定する自己登録ページの属性。次の値のいずれか1つを設定できます: email、firstname、lastnameまたはusername。 |
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registrationAttrNameとして指定される自己登録ページのフィールドに移入するために使用できる、アサーションの設定可能な属性。 |
|
ユーザー自己登録を構成するIdPパートナを示します。欠落している場合、構成はグローバルに作用します。 |
OpenD IdPを使用する認証スキームを作成します。
IdP属性プロファイルを作成します。
SP属性プロファイルを作成します。
IdPの認証スキームを削除します。
フェデレーション・パートナを削除します。
パートナの暗号化証明書を削除します。
パートナの署名証明書を削除します。
IdPパートナ属性プロファイルを削除します。
SPパートナ属性プロファイルを削除します。
IdPパートナ属性プロファイル・エントリを削除します。
SPパートナ属性プロファイル・エントリを削除します。
パートナ・プロパティを削除します。
SAML 1.1については、「Advanced Identity Federationのコマンド」を参照してください。
構文
deletePartnerProperty(partnerName,partnerType,propName)
| 引数 | 定義 |
|---|---|
|
更新するパートナのID。
<partnerName>の値をパートナIDで置換し、 |
|
パートナがサービス・プロバイダであるかアイデンティティ・プロバイダであるかを指定します。
有効な値は、sp、idpです。 |
|
削除する構成済プロパティの名前。 |
パートナ属性プロファイルを表示します。
SPパートナ属性プロファイルを表示します。
すべてのフェデレーション・アイデンティティ・プロバイダを一覧表示します。
パートナの暗号化証明書を取得します。
パートナの署名証明書を取得します。
パートナの基本認証ユーザー名を取得します。
パートナ・プロパティを取得します。
構文
getPartnerProperty(partnerName, partnerType, propName)
| 引数 | 定義 |
|---|---|
|
プロパティの取得対象となるパートナのID。
<partnerName>の値をパートナIDで置換し、 |
|
パートナがサービス・プロバイダであるかアイデンティティ・プロバイダであるかを指定します。有効な値は、sp、idpです。 |
|
構成するプロパティの名前。 |
文字列プロパティを取得します。
説明
フェデレーション・パートナ・プロファイルの文字列プロパティを取得します。
パートナに属性プロファイルが割り当てられていない場合、(パートナがIdPかSPかに基づいて)デフォルトの属性プロファイルが使用されます。fedserverconfigファイルのdefaultattributeprofileidpおよびdefaultattributeprofilespプロパティはデフォルト・プロファイルを参照します。
構文
getStringProperty("/fedserverconfig/<propertyName>")
| 引数 | 定義 |
|---|---|
|
取得するプロパティの名前。
デフォルトのパートナ・プロファイルはインストール後に使用可能で、次のプロパティがそれらのプロファイルを参照します。デフォルトのプロパティ値は、propertyNameを次のいずれかで置換することにより取得できます。
|
パートナが構成されているかどうかをチェックします。
IdPパートナ属性プロファイルを一覧表示します。
SPパートナ属性プロファイルを一覧表示します。
OSTS構成で指定されたパスの下に文字列値を配置します。
フェデレーテッド・シングル・サインオン(SSO)のデフォルトIdPとして機能するIdPパートナを設定します。
パートナの暗号化証明書を設定します。
パートナの署名証明書を設定します。
パートナ属性プロファイルを設定します。
ユーザーのチャレンジに使用されるデフォルトのOAM認証スキームを設定します。
SPパートナ属性プロファイルをSPパートナに設定します。
IdPフェデレーション・パートナ・プロファイルを設定します。
構文
setIdPPartnerAttributeProfileEntry(attrProfileID, messageAttributeName, oamSessionAttributeName, requestFromIdP)
| 引数 | 定義 |
|---|---|
|
IdPパートナ属性プロファイル。 |
|
メッセージ属性の名前。 |
|
属性の名前(Access Managerセッションで表示される名前です)。 |
|
この属性をIdPパートナからリクエストする必要があるかどうかを決定します。
有効な値はtrue、falseです。 |
SPフェデレーション・パートナ・プロファイルを設定します。
構文
setSPPartnerAttributeProfileEntry(attrProfileID, messageAttributeName, value, alwaysSend)
| 引数 | 定義 |
|---|---|
|
エントリを設定するSPパートナ属性プロファイルを参照する識別子。 |
|
属性の名前(送信メッセージに表示される名前です)。 |
|
属性要素の値。静的な文字列、ユーザー属性、セッション属性またはそれらのタイプの組合せとすることができます。 |
|
この属性を常にSPパートナに送信するかどうかを指定します。有効な値はtrue、falseです。falseの場合、SPパートナがリクエストした場合のみ送信されます(OpenIDがこれをサポートしています)。 |
パートナの基本認証資格証明を設定します。
パートナのアサーション・マッピング属性を設定します。
ユーザーのアサーション・マッピングのパートナを属性問合せで更新します。
パートナのマッピングnameIDを設定します。
パートナの別名を設定します。
パートナのアイデンティティ・ストアおよびベースDNを設定します。
構文
setPartnerIDStoreAndBaseDN(partnerName,partnerType,storeName,searchBaseDN)
| 引数 | 定義 |
|---|---|
|
更新するパートナのID。 |
|
パートナ・タイプ。有効な値は、spまたはidpです。 |
|
アイデンティティ・ストアの名前。ブランクのままにすると、デフォルトのOAMアイデンティティ・ストアが使用されます。(省略可能) |
|
LDAPの検索ベースDN。ブランクのままにすると、アイデンティティ・ストアで構成されている検索ベースDNが使用されます。(省略可能) |
アサーションの発行中にNameIDを設定してパートナを更新します。
構文
setSPSAMLPartnerNameID(<partnerName>, <nameIDFormat>, <nameIDValue>)
| 引数 | 定義 |
|---|---|
|
構成するパートナの名前。 |
|
使用するNameIDの形式。使用可能な値は次のとおりです。
|
nameIDValue |
NameID要素の値。静的な文字列、ユーザー属性、セッション属性またはそれらのタイプの組合せとすることができます。 |
パートナ・メタデータを更新します。
パートナ・プロパティを更新します。
SAML 1.1については、「Advanced Identity Federationのコマンド」を参照してください。
構文
updatePartnerProperty(partnerName,partnerType,propName,propValue,type)
| 引数 | 定義 |
|---|---|
|
更新するパートナのID。
<partnerName>の値をパートナIDで置換し、 |
|
パートナ・タイプを指定します。有効な値は、spまたはidpです。 |
|
構成するプロパティの名前。 |
|
設定するプロパティ値。 |
|
プロパティのデータ型。有効な値は、string、longまたはbooleanです。 |
サブジェクト確認データ・チェックを有効または無効にします。
Federation ServiceのAttributeRequesterまたはAttributeResponderを有効または無効にします。
フェデレーション・ストアでの使用を有効にして構成します。
Force AuthenticationまたはIsPassive、あるいはその両方のIdPパートナまたはIdPパートナ・プロファイルを構成します。
構文
configureIdPAuthnRequest(<partner="">, <partnerProfile="">, <partnerType="">, <isPassive="false">, <forceAuthn="false">, <displayOnly="false">, <delete="false">)
| 引数 | 定義 |
|---|---|
|
構成されるIdPパートナを示します。partnerとpartnerProfileは排他的であり、2つのうちいずれかが必須です。 |
|
構成されるIdPパートナ・プロファイルを示します。partnerとpartnerProfileは排他的であり、2つのうちいずれかが必須です。 |
|
パートナのタイプ(spまたはidp)。 |
|
IdPパートナまたはIdPパートナ・プロファイルを構成するかどうかを示し、IdPに送信されたAuthn RequestメッセージはIdPがフェデレーションSSO中にユーザーと対話しないことを示すようにします。trueは、IdPがユーザーと対話しないことを示します。省略可能。 |
|
IdPパートナまたはIdPパートナ・プロファイルを構成するかどうかを示し、IdPに送信されたAuthn Requestメッセージは、有効なセッションが存在する場合でも、ユーザーにチャレンジすることを示すようにします。trueは、ユーザーにチャレンジすることを示します。省略可能。 |
|
このコマンドがIs Passive設定およびForce Authn設定を表示するかどうかを示します。デフォルトはfalseです。省略可能。 |
|
このコマンドが指定されたパートナまたはパートナ・プロファイルからIs Passive設定およびForce Authn設定を削除するかどうかを示します。デフォルトはfalseです。省略可能。 |
フェデレーションSSOの認可を有効にするかどうかを示すブール値。
デジタル署名で使用されるハッシュ・アルゴリズムの構成
構文
configureFedDigitalSignature(<partner="">, <partnerProfile="">, <partnerType="">, <default="false">, <algorithm="SHA-256">, <displayOnly="false">, <delete="false">)
| 引数 | 定義 |
|---|---|
|
SPパートナ・プロファイルのID。 |
|
Access Managerの認証スキームがマップされるフェデレーション認証メソッド。 |
|
フェデレーション認証メソッドがマップされるAccess Managerの認証スキーム。 |
default |
省略可能。SPがフェデレーション認証メソッドをリクエストするときに、指定されたAccess Managerの認証スキームを使用してユーザーにチャレンジするかどうかを示すブール値。 |
algorithm |
省略可能。セッションの認証レベルが認証スキーム・レベルと異なる場合に、マッピングで使用する認証レベルを示します。 |
displayOnly |
省略可能。基底のポリシー・コンポーネントが作成されるアプリケーション・ドメイン。 |
delete |
省略可能。基底のリソース・ポリシー・オブジェクトの作成時に使用するHostID。 |
デジタル署名および暗号化操作に使用する署名キー別名または暗号化キー別名、あるいはその両方を構成します。
構文
configureFedSignEncKey(<partner="">, <partnerProfile="">, <partnerType="">, <default="false">, <signAlias="">, <encAlias="">, <displayOnly="false">, <delete="false">
| 引数 | 定義 |
|---|---|
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署名キー別名または暗号化キー別名、あるいはその両方を構成するパートナを示します。partner、partnerProfileおよびdefaultパラメータは排他的であり、3つのうちいずれかが必須です。 |
|
署名キー別名または暗号化キー別名、あるいはその両方を構成するパートナ・プロファイルを示します。partner、partnerProfileおよびdefaultパラメータは排他的であり、3つのうちいずれかが必須です。 |
|
署名キー別名または暗号化キー別名、あるいはその両方を構成するパートナ・タイプを示します。partnerまたはpartnerProfileを指定するときに必須です。有効な値は、spまたはidpです。 |
default |
構成するグローバル・デフォルト署名キー別名または暗号化キー別名、あるいはその両方を示します。partner、partnerProfileおよびdefaultパラメータは排他的であり、3つのうちいずれかが必須です。 |
signAlias |
署名キー別名。値を設定するときに必須です。 |
encAlias |
暗号化キー別名。値を設定するときに必須です。 |
displayOnly |
このコマンドが署名キー別名および暗号化キー別名を表示するかどうかを示します。デフォルトはfalseです。省略可能。 |
delete |
このコマンドが指定されたパートナまたはパートナ・プロファイルから署名キー別名または暗号化キー別名、あるいはその両方を削除するかどうかを示します。デフォルトはfalseです。省略可能。 |
属性共有中に使用するNameIDからユーザー・ストア属性へのマッピングを構成します。
説明
displayOnlyがtrueの場合、コマンドはNameIDからuserstore属性へのマッピングを表示します。deleteがtrueの場合、コマンドは指定されたマッピングを削除します。それ以外の場合、有効なフラグを指定された値に設定し、nameidをuserstore属性マッピングに設定します。
構文
configureAttributeSharingSPPartnerNameIDMapping(<partner="">, <partnerProfile="">, <enabled="true">, <nameidformat="">, <userStoreAttribute="">, <displayOnly="false">, <delete="false">)
| 引数 | 定義 |
|---|---|
|
構成中のパートナのID。オプション。partnerとpartnerProfileパラメータは排他的であり、2つのうちいずれかが必須です。 |
|
マッピングを構成中のパートナ・プロファイルを示します。オプション。partnerとpartnerProfileパラメータは排他的であり、2つのうちいずれかが必須です。 |
|
nameIDからuserstore属性へのマッピングが有効になっているか、無効になっているかを示すブール値。省略可能。デフォルト値はtrueです。 |
nameidformat |
userStoreAttributeにマップされるNameID形式。省略可能。削除および作成/更新操作で指定する必要があります。表示操作で指定されない場合、指定されたpartnerまたはpartnerprofileのすべてのマッピングは表示されません。許可されるNameID形式は次のとおりです。
形式がその他の値に設定された場合、アサーションにはその値が移入されます。 |
userStoreAttribute |
指定されたNameID形式がマップされるuserstore属性。省略可能。作成操作または更新操作に対してのみ指定する必要があります。 |
displayOnly |
このコマンドがNameIDからuserstore属性へのマッピングを表示するかどうかを示します。デフォルトはfalseです。省略可能。trueに設定すると、マッピングが表示されます。NameIDパラメータを指定しない場合、すべてのマッピングが表示されます。 |
delete |
このコマンドがNameIDからuserstore属性へのマッピングを削除するかどうかを示します。デフォルトはfalseです。省略可能。 |
例
configureAttributeSharingSPPartnerNameIDMapping(partner="acme", nameidformat="orafed-emailaddress", userStoreAttribute="mail") configureAttributeSharingSPPartnerNameIDMapping(partnerProfile="saml20-idp-partner-profile", nameidformat="orafed-emailaddress", userStoreAttribute="mail") configureAttributeSharingSPPartnerNameIDMapping(partner="acme") configureAttributeSharingSPPartnerNameIDMapping(partner="acme", enabled="false") configureAttributeSharingSPPartnerNameIDMapping(partner="acme", displayOnly="true") configureAttributeSharingSPPartnerNameIDMapping(partner="acme", nameidformat="orafed-emailaddress", delete="true") configureAttributeSharingSPPartnerNameIDMapping(partner="acme", nameidformat="orafed-emailaddress", displayOnly="true")
IdPパートナのデフォルトの属性共有nameidおよびnameid形式を構成します。
構文
configureAttributeSharingIdPPartner(<partner="">, <partnerProfile="">,<nameidformat="">, <nameidattribute="">)
| 引数 | 定義 |
|---|---|
|
構成中のパートナのID。オプション。partnerとpartnerProfileパラメータは排他的であり、2つのうちいずれかが必須です。 |
|
マッピングを構成中のパートナ・プロファイルを示します。オプション。partnerとpartnerProfileパラメータは排他的であり、2つのうちいずれかが必須です。 |
nameidformat |
userStoreAttributeにマップされるNameID形式。省略可能。削除および作成/更新操作で指定する必要があります。表示操作で指定されない場合、指定されたpartnerまたはpartnerprofileのすべてのマッピングは表示されません。許可されるNameID形式は次のとおりです。
|
nameIDAttribute |
nameidとして使用するuserstoreの属性。省略可能。 |
displayOnly |
このコマンドがNameIDからuserstore属性へのマッピングを表示するかどうかを示します。デフォルトはfalseです。省略可能。trueに設定すると、マッピングが表示されます。NameIDパラメータを指定しない場合、すべてのマッピングが表示されます。 |
属性共有DNからIdPへのマッピングを構成します。
説明
displayOnlyがtrueに設定されている場合、構成が表示されます。deleteがtrueに設定されている場合、コマンドは指定されたマッピングを削除します。それ以外の場合、マッピングが作成または更新されます。
構文
configureAttributeSharingUserDNToIdPPartnerMapping(<dn="">, <idp="">, <displayOnly="false">, <delete="false">)
| 引数 | 定義 |
|---|---|
|
指定したIdPにマップするDN文字列。省略可能。マッピングを削除し、マッピングを設定するために指定する必要があります。表示操作で指定された場合、このDNのマッピングが表示されます。 |
|
指定されたDNの属性オーソリティとして使用するIdPのパートナID。省略可能。マッピングを作成または更新するときのみ指定する必要があります。 |
displayOnly |
このコマンドがNameIDからuserstore属性へのマッピングを表示するかどうかを示します。デフォルトはfalseです。省略可能。trueに設定すると、マッピングが表示されます。NameIDパラメータを指定しない場合、すべてのマッピングが表示されます。 |
delete |
このコマンドがNameIDからuserstore属性へのマッピングを削除するかどうかを示します。デフォルトはfalseです。省略可能。 |
例
configureAttributeSharingUserDNToIdPPartnerMapping (dn="dc=us,dc=oracle, dc=com", displayOnly="true") configureAttributeSharingUserDNToIdPPartnerMapping(displayOnly="true") configureAttributeSharingUserDNToIdPPartnerMapping(dn="dc=us,dc=oracle,dc=com", delete="true") configureAttributeSharingUserDNToIdPPartnerMapping(dn="dc=us,dc=oracle,dc=com", idp="acme")
デフォルトの属性オーソリティを設定して属性共有機能を構成します。
認証モジュールから属性共有プラグインを削除します。
特定のパートナ・プロファイルのフェデレーテッド認証メソッド・マッピングを一覧表示します。
構文
configureAttributeSharingPlugin(<authnModule>, <stepName=None>, <nameIDVariable=None>, <idpVariable=None>, <defaultIdP=None>, <nameIDFormatVariable=None>, <defaultNameIDFormat=None>, <requestedAttributes=None>)
| 引数 | 定義 |
|---|---|
|
属性共有プラグインを削除するauthnModuleの名前。 |
|
削除する属性共有プラグイン・ステップのstepName。複数の属性共有ステップがある場合のみ必要です。省略可能。 |
|
ユーザーのnameIDを含むセッションまたはコンテキスト内の変数の名前。 |
|
属性リクエストの送信先のidp名を含むセッションまたはコンテキスト内の変数の名前。 |
|
セッションまたはコンテキストからIdPを判断できない場合に、属性リクエストの送信先となるデフォルトのIdPの名前。 |
|
属性リクエストで使用するnameID形式を含むセッションまたはコンテキスト内の変数の名前。 |
|
セッションまたはコンテキストからnameid形式を判断できない場合に使用するデフォルトのNameID形式。許可されるNameID形式は次のとおりです。
形式がその他の値に設定された場合、アサーションにはその値が移入されます。 |
|
IdPからリクエストする属性。この文字列はURL問合せ文字列形式です。 |
属性共有ステップを認証モジュール・フローに挿入します。
構文
insertAttributeSharingInToAuthnModule(<authnModule>, <fromStep=None>, <fromCond=None>, <toStep=None>, <toCond=None>, <stepName=None>)
| 引数 | 定義 |
|---|---|
|
属性共有プラグインを挿入するauthnModuleの名前。 |
|
その後で属性共有ステップ(または指定した名前のステップ)を挿入するステップの名前。 |
|
fromStepの後で属性共有ステップ(または指定した名前のステップ)を呼び出す条件。OnSuccess、OnFailureまたはOnErrorのいずれかである必要があります。 |
|
属性共有ステップ(または指定した名前のステップ)の後で移動先となるステップの名前。 |
|
属性共有ステップ(または指定した名前のステップ)の後でtoStepを呼び出す条件。 |
|
フローに追加中のステップの名前。 |
別の認証スキームでクライアントを認証する方法を提供します。
構文
setSPPartnerAlternateScheme(<partner>, <enabled="true">, <httpHeaderName="">, <httpHeaderExpression="">, <authnScheme="">, <appDomain="IAM Suite">, <hostID="IAMSuiteAgent">, <authzPolicy="Protected Resource Policy">, <remove="false">)
| 引数 | 定義 |
|---|---|
|
パートナのID。 |
|
アイデンティティ・フェデレーションがクライアントによって送信されたHTTPヘッダーを評価するかどうかを示します。 |
|
enabledがtrueの場合は必須で、評価するHTTPヘッダーです。重要: これはグローバル設定であり、すべてのパートナに影響します。 |
|
enabledがtrueの場合は必須で、HTTPヘッダーの値を評価するために使用される正規表現です。 |
|
enabledがtrueの場合は必須で、デフォルトのかわりに使用する別の認証スキームです。 |
appDomain |
省略可能。基底のポリシー・コンポーネントが作成されるアプリケーション・ドメイン。 |
hostID |
省略可能。基底のリソース・ポリシー・オブジェクトの作成時に使用するHostID。 |
authzPolicy |
省略可能。作成中の基底のリソース・ポリシー・オブジェクトを保護するために使用する認可ポリシー名。 |
remove |
省略可能。trueに設定すると、パートナ構成の別のスキームのプロパティが削除されます。 |
|
注意: この操作はポリシー・オブジェクトを作成するため、アプリケーション・ドメイン(デフォルト: IAM Suite)、HostID (デフォルト: IAMSuiteAgent)および認可ポリシー(デフォルト: Protected Resource Policy)の使用を指定できますが、デフォルト値を使用することもできます。 |
例
この例では、アイデンティティ・フェデレーションを構成してSPパートナAcmeのパートナ・レベルで別の認証スキームを有効にします。これは、ユーザーのブラウザがiPhone文字列を含めてHTTPヘッダーUser-Agentを送信するためです。文字列はデフォルトの認証スキームではなく認証に対してBasicSchemeをトリガーします。
setSPPartnerAlternateScheme("acmeSP", "true", httpHeaderName="User-Agent",
httpHeaderExpression=".*iPhone.*", authnScheme="BasicScheme")
SPパートナのデフォルトの認証スキームを定義します。
構文
setSPPartnerDefaultScheme(<partner>, <authnScheme="">, <appDomain="IAM Suite">, <hostID="IAMSuiteAgent">, <authzPolicy="Protected Resource Policy">)
| 引数 | 定義 |
|---|---|
|
パートナのID。 |
|
使用するOAM認証スキーム。 |
appDomain |
省略可能。基底のポリシー・コンポーネントが作成されるアプリケーション・ドメイン。 |
hostID |
省略可能。基底のリソース・ポリシー・オブジェクトの作成時に使用するHostID。 |
authzPolicy |
省略可能。作成中の基底のリソース・ポリシー・オブジェクトを保護するために使用する認可ポリシー名。 |
別の認証スキームでクライアントを認証する方法を提供します。
構文
setSPPartnerProfileAlternateScheme(<partnerProfile>, <enabled="true">, <httpHeaderName="">, <httpHeaderExpression="">, <authnScheme="">, <appDomain="IAM Suite">, <hostID="IAMSuiteAgent">, <authzPolicy="Protected Resource Policy">, <remove="false">)
| 引数 | 定義 |
|---|---|
|
パートナ・プロファイルのID。 |
|
アイデンティティ・フェデレーションがクライアントによって送信されたHTTPヘッダーを評価するかどうかを示します。 |
|
enabledがtrueの場合は必須で、評価するHTTPヘッダーです。重要: これはグローバル設定であり、すべてのパートナに影響します。 |
|
enabledがtrueの場合は必須で、HTTPヘッダーの値を評価するために使用される正規表現です。 |
|
enabledがtrueの場合は必須で、デフォルトのかわりに使用する別の認証スキームです。 |
appDomain |
省略可能。基底のポリシー・コンポーネントが作成されるアプリケーション・ドメイン。 |
hostID |
省略可能。基底のリソース・ポリシー・オブジェクトの作成時に使用するHostID。 |
authzPolicy |
省略可能。作成中の基底のリソース・ポリシー・オブジェクトを保護するために使用する認可ポリシー名。 |
|
注意: この操作はポリシー・オブジェクトを作成するため、アプリケーション・ドメイン(デフォルト: IAM Suite)、HostID (デフォルト: IAMSuiteAgent)および認可ポリシー(デフォルト: Protected Resource Policy)の使用を指定できますが、デフォルト値を使用することもできます。 |
特定のSPパートナ・プロファイルのユーザーのチャレンジに使用されるデフォルトのOAM認証スキームを設定します。
構文
setSPPartnerProfileDefaultScheme(<partnerProfile>, <authnScheme="">, <appDomain="IAM Suite">, <hostID="IAMSuiteAgent">, <authzPolicy="Protected Resource Policy">)
| 引数 | 定義 |
|---|---|
|
パートナ・プロファイルのID。 |
|
使用するOAM認証スキーム。 |
appDomain |
省略可能。基底のポリシー・コンポーネントが作成されるアプリケーション・ドメイン。 |
hostID |
省略可能。基底のリソース・ポリシー・オブジェクトの作成時に使用するHostID。 |
authzPolicy |
省略可能。作成中の基底のリソース・ポリシー・オブジェクトを保護するために使用する認可ポリシー名。 |
フェデレーテッド認証メソッドと特定のSPパートナのAccess Manager認証スキームの間のマッピングを定義します。
構文
addSPPartnerAuthnMethod(partner, authnMethod, authnScheme, isDefault="true", authnLevel="-1", appDomain="IAM Suite", hostID="IAMSuiteAgent", <authzPolicy="Protected Resource Policy">)
| 引数 | 定義 |
|---|---|
|
SPパートナのID。 |
|
Access Managerの認証スキームがマップされるフェデレーション認証メソッド。 |
|
フェデレーション認証メソッドがマップされるAccess Managerの認証スキーム。 |
isDefault |
省略可能。SPがフェデレーション認証メソッドをリクエストするときに、指定されたAccess Managerの認証スキームを使用してユーザーにチャレンジするかどうかを示すブール値。 |
authnLevel |
省略可能。セッションの認証レベルが認証スキーム・レベルと異なる場合に、マッピングで使用する認証レベルを示します。 |
appDomain |
省略可能。基底のポリシー・コンポーネントが作成されるアプリケーション・ドメイン。 |
hostID |
省略可能。基底のリソース・ポリシー・オブジェクトの作成時に使用するHostID。 |
authzPolicy |
省略可能。作成中の基底のリソース・ポリシー・オブジェクトを保護するために使用する認可ポリシー名。 |
フェデレーテッド認証メソッドから特定のSPパートナ・プロファイルのAccess Manager認証スキームへのマッピングを定義します。
構文
addSPPartnerProfileAuthnMethod(partnerProfile, authnMethod, authnScheme, isDefault="true", authnLevel="-1", appDomain="IAM Suite", hostID="IAMSuiteAgent", <authzPolicy="Protected Resource Policy">)
| 引数 | 定義 |
|---|---|
|
SPパートナ・プロファイルのID。 |
|
Access Managerの認証スキームがマップされるフェデレーション認証メソッド。 |
|
フェデレーション認証メソッドがマップされるAccess Managerの認証スキーム。 |
isDefault |
省略可能。SPがフェデレーション認証メソッドをリクエストするときに、指定されたAccess Managerの認証スキームを使用してユーザーにチャレンジするかどうかを示すブール値。 |
authnLevel |
省略可能。セッションの認証レベルが認証スキーム・レベルと異なる場合に、マッピングで使用する認証レベルを示します。 |
appDomain |
省略可能。基底のポリシー・コンポーネントが作成されるアプリケーション・ドメイン。 |
| hostID | 省略可能。基底のリソース・ポリシー・オブジェクトの作成時に使用するHostID。 |
authzPolicy |
省略可能。作成中の基底のリソース・ポリシー・オブジェクトを保護するために使用する認可ポリシー名。 |
特定のIdPパートナのフェデレーテッド認証メソッドのセッションを作成するときに使用する認証レベルを設定します。
特定のIdPパートナ・プロファイルのフェデレーテッド認証メソッドのセッションを作成するときに使用する認証レベルを設定します。
特定のパートナのフェデレーテッド認証メソッド・マッピングを一覧表示します。
特定のパートナ・プロファイルのフェデレーテッド認証メソッド・マッピングを一覧表示します。
フェデレーテッド認証メソッドと特定のパートナのAccess Manager認証スキームの間のマッピングを削除します。
フェデレーテッド認証メソッドと特定のパートナのAccess Manager認証スキームの間のマッピングを削除します。
特定のIdPパートナのフェデレーションSSO中にリクエストされるフェデレーテッド認証メソッドを設定します。
指定したIdPパートナ・プロファイルのフェデレーションSSO中にリクエストされるフェデレーテッド認証メソッドを設定します。
フェデレーションSSOを実行するときに、プロキシ処理されたフェデレーテッド認証メソッドを使用するアイデンティティ・プロバイダを構成します。
説明
サーバーがリモートIdPを使用してSPとして機能してユーザーを認証する場合、サーバーは別のフェデレーションSSO操作でアイデンティティ・プロバイダとして機能するときに、リモート・アイデンティティ・プロバイダによって送信されたフェデレーション認証メソッドを使用できます。サーバーは、指定したフェデレーション認証スキームの一覧に対して、プロキシ処理されたフェデレーション認証メソッドを送信します。サーバーがプロキシ処理されたフェデレーション認証メソッドを送信するのは、サーバーとサービス・プロバイダの間で使用されるフェデレーション・プロトコルが、サーバーとアイデンティティ・プロバイダの間で使用されるのと同じフェデレーション・プロトコルである場合のみです。
構文
useProxiedFedAuthnMethod(<enabled="false">, <displayOnly="false">, <authnSchemeToAdd="">, <authnSchemeToRemove="">, <appDomain="IAM Suite">, <hostID="IAMSuiteAgent">, <authzPolicy="Protected Resource Policy">)
| 引数 | 定義 |
|---|---|
|
プロキシ処理されたフェデレーション認証メソッドを使用するかどうかを示します。デフォルトでは、機能が無効になります。省略可能。 |
|
このコマンドが、サーバーがプロキシ処理されたフェデレーション認証メソッドを送信するフェデレーション・スキームを一覧表示するかどうかを示します。デフォルトはfalseです。省略可能。 |
|
サーバーがプロキシ処理されたフェデレーション認証メソッドを送信するスキームの一覧に追加するOAMフェデレーション認証スキーム。authnSchemeToAddおよびauthnSchemeToRemoveパラメータは排他的です。 |
authnSchemeToRemove |
サーバーがプロキシ処理されたフェデレーション認証メソッドを送信するスキームの一覧から削除するOAMフェデレーション認証スキーム。authnSchemeToAddおよびauthnSchemeToRemoveパラメータは排他的です。 |
appDomain |
基底のポリシー・コンポーネントが作成されるアプリケーション・ドメイン。省略可能。 |
hostID |
基底のリソース・ポリシー・オブジェクトの作成時に使用するHostID。省略可能。 |
authzPolicy |
省略可能。作成中の基底のリソース・ポリシー・オブジェクトを保護するために使用する認可ポリシー名。 |
指定した既存のプロファイルに基づいてフェデレーション・パートナ・プロファイルを作成します。
指定したフェデレーション・パートナ・プロファイルを削除します。
指定したフェデレーション・パートナ・プロファイルで定義されているプロパティを表示します。
既存のすべてのフェデレーション・パートナ・プロファイルを一覧表示します。
指定したフェデレーション・パートナ・プロファイルにバインドされたパートナを一覧表示します。
指定したパートナにバインドされたパートナ・プロファイルのIDを取得します。
指定したパートナのフェデレーション・パートナ・プロファイルのIDを設定します。
idpinitiatedssoprovideridparamによって保持される値は、SPのプロバイダIDを識別するためにピア・プロバイダによって使用されます。
構文
updatePartnerProperty(partnerName, partnerType, "idpinitiatedssoprovideridparam","providerid", "string")
| 引数 | 定義 |
|---|---|
| partnerName | パートナのID |
| partnerType | 値にidpまたはspを取ります。 |
| propName | 構成または変更するプロパティの名前。 |
| propValue | 構成するプロパティの値。OIFピアIDPの場合、パラメータ名はprovideridである必要があります。このプロパティを変更すると、上記のURLで使用されているパラメータ名が変更されます。 |
| type | プロパティ値のデータ型。有効な値は、string、longまたはbooleanです。 |
指定したSPパートナのターゲットURLを設定します。
説明
ターゲット・リソースを識別します。idpinitiatedssotargetparamによって保持される値は、必要なリソースを識別するためにピア・プロバイダによって使用されます。Oracle Identity Federationの場合はTARGETです。
構文
updatePartnerProperty(partnerName, partnerType, "idpinitiatedssotargetparam", "TARGET", "string")
| 引数 | 定義 |
|---|---|
| partnerName | パートナのID |
| partnerType | 値にidpまたはspを取ります。 |
| propName | 構成または変更するプロパティの名前。 |
| propValue | リソースの場所。デフォルト値はTARGETです。 |
| type | プロパティ値のデータ型。有効な値は、string、longまたはbooleanです。 |
例
updatePartnerProperty(partnerName, "idp", "idpinitiatedssotargetparam", "TARGET", "string")
|
注意: 証明書をSAML 1.1署名に含めることができます。<partnerName>の値をパートナIDで置換し、includecertinsignatureパラメータを含めることによって、証明書は署名に含まれます。次に例を示します。
updatePartnerProperty("<partnerName>", "sp",
"includecertinsignature", "true", "boolean")
getPartnerProperty("<partnerName>", "sp", "includecertinsignature")
deletePartnerProperty("<partnerName>", "sp",
"includecertinsignature")
|