| Oracle® Fusion Middleware Identity and Access ManagementのためのWebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス 11gリリース2 (11.1.2.3.0) E67358-03 |
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この項では、このガイド『Oracle Fusion Middleware Identity and Access ManagementのためのWebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス』の内容と編成について説明します。
このマニュアルの構成は次のとおりです。
この章では、このガイドとその関連ドキュメントを紹介します。
第I部「Oracle Identity and Access ManagementのWLST」では、Identity and Access ManagementのWebLogic Scripting Tool (WLST)のコマンドと変数についてまとめています。
第II部「Oracleモバイル・セキュリティ・スイートのWLST」では、Oracleモバイル・セキュリティ・スイートのゲートウェイ・コンポーネントのコマンドと変数について詳しく説明します。
この11.1.2.3.0ドキュメントの更新バージョン(2015年9月発行)は再編成されました。たとえば、以前は第I部「Oracle Identity and Access ManagementのWLST」の1つの長い章に集約されていたコマンドが、複数の短い章にグループ化されています。
このドキュメントでは、WebLogic Scripting Tool (WLST)に利用可能なIdentity and Access Managementコマンドについて説明します。このドキュメントには、WebLogic ServerのWLSTコマンドと、インストールされたOracle Fusion Middleware Identity and Access Managementコンポーネントの管理に使用可能なカスタムWLSTコマンドがあります。
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注意: コンポーネントは、ORACLE_HOMEディレクトリにインストールされている場合のみ、指定されたOracle Fusion MiddlewareコンポーネントのカスタムWLSTコマンドが使用できます。 |
このドキュメントは、OracleのJava Platform, Enterprise Edition (Java EE)を使用してJava EEアプリケーションをデプロイする、WebLogic Serverの管理者およびオペレータを対象としています。読者は、Webテクノロジ、およびWebLogic Serverがインストールされているオペレーティング・システムとプラットフォームに精通していることが前提となっています。
WebLogic ServerでカスタムWLSTコマンドを使用するには、Oracle共通ホームからWLSTスクリプトを呼び出す必要があります。Oracle Fusion Middleware管理者ガイドの「Using Custom WLST Commands」を参照してください。適用可能なインフラストラクチャ・セキュリティ・カスタムWLSTコマンドのWebSphere Serverでの使用については、サード・パーティ統合ガイドを参照してください。WebLogic ServerおよびFusion Middlewareのその他のWLSTコマンドについては、インストールしたリリースのWebLogic Serverに関するWLSTコマンド・リファレンス・ガイドを参照してください。
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注意: Oracleプラットフォーム・セキュリティ・サービスの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Securityガイド』を参照してください。 |
WLSTは、WebLogic Serverを管理およびモニターするためのインタフェースの1つです。WebLogic Scripting Toolの使い方については、『Oracle WebLogic Scripting Tool』を参照してください。他の管理インタフェースについては、以下の場所を参照してください。
『Oracle WebLogic Serverアプリケーションの開発』の「Antタスクを使用したWebLogic Serverドメインの構成と使用」: WebLogic Serverインスタンスを起動および停止し、WebLogicドメインを構成するためのWebLogic Antタスクの使用について説明します。
『Oracle WebLogic Serverへのアプリケーションのデプロイ』の「デプロイメント・ツール」: アプリケーションやスタンドアロンのモジュールのデプロイ用にWebLogic Serverで用意されているいくつかのツールについて説明します。
管理コンソール・オンライン・ヘルプでは、WebLogicドメインを管理および監視するためのWebベースのグラフィカル・ユーザー・インタフェースについて説明しています。
『構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成』では、グラフィカル・ユーザー・インタフェースを使用したWebLogicドメインの作成または既存ドメインの拡張について説明しています。
「PackおよびUnpackコマンドを使用したテンプレートとドメインの作成」: 既存のWebLogicドメインをすばやく簡単に再作成するコマンドについて説明します。
『Oracle WebLogic Server JMXによるカスタム管理ユーティリティの開発』: Java Management Extensions (JMX) APIを使用してWebLogic Serverリソースを監視および変更する方法について説明します。
『Oracle WebLogic Server SNMP管理ガイド』: Simple Network Management Protocol (SNMP)を使用してWebLogicドメインを監視する方法について説明します。
Oracle Fusion Middleware管理者ガイド: Oracle Fusion Middlewareを起動および停止する方法、コンポーネントを構成および再構成する方法、バックアップおよびリカバリを行う方法など、Oracle Fusion Middlewareを管理する方法について説明します。