Oracle® Fusion Middleware Oracle Mobile Security Access Serverの管理 11gリリース2 (11.1.2.3) E64863-01 |
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モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバー(MSAS)・アプリケーションは、MSASサーバーを介してプロキシ設定される関連URLをグループ化します。アクセス・ポリシーとアサーションを使用してこれらのURLを保護できます。各アプリケーションには、プロキシ設定するURLSの定義と、各URLにアタッチされたセキュリティ・アーティファクトとポリシーが含まれます。
この章の内容は次のとおりです。
モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバー(MSAS)は、URLトラフィックの転送プロキシまたはリバース・プロキシとして機能します。
転送プロキシとして、MSASは、クライアントが直接バックエンド・リソースにアクセスするのを可能にして仲介として機能します。
リバース・プロキシとして、MSASはバックエンド・リソースをクライアントから隠蔽します。クライアントへのレスポンスは、MSASから発信されたように見えます。
MSASは、アプリケーション・タイプの概念を使用して、MSASによる特定のURLの処理方法(転送プロキシとしてか、リバース・プロキシとしてか)を取得します。各アプリケーション:
1つ以上のURLまたはプロキシURLの定義が含まれます。
関連するセキュリティ・アーティファクトおよび各URLにアタッチされるアクセス・ポリシーが含まれています。
アプリケーションは、MSASインスタンスにデプロイされ、テスト環境から本番環境にエクスポートおよびインポートできます。
モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバーがサポートするアプリケーションのタイプは、次の表を参照してください。
タイプ | 「Console」アイコン | 説明 |
---|---|---|
仮想アプリケーション | 仮想アプリケーションを使用すると、顧客はバックエンドURLに対応する新しいURLをMSASに作成できます。これらの新しいMSAS URLは、仮想URLとも呼ばれます。それによりクライアントにMSAS URLを提供して、バックエンドURLを完全に隠蔽できます。このモデルでは、MSASはバックエンドURLのリバース・プロキシとして動作します。 | |
プロキシ・アプリケーション | モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバーを介して直接プロキシ設定されるバックエンドURLを指定するMSAS環境で定義されたアプリケーション。この場合、モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバーは、転送プロキシのように動作します。バックエンドURLがクライアントに表示されますが、リクエストがモバイル・セキュリティ・アクセス・サーバーを介してプロキシ設定されます。 | |
ダイレクトURL | 直接アクセスされてモバイル・セキュリティ・アクセス・サーバーでインターセプトされないURLを指定する編集可能なMSASインスタンスごとの予約されたアプリケーション。このアプリケーションは、MSASインスタンスを作成するときにデフォルトで作成されます。このタイプのアプリケーションは、作成または削除できません。このアプリケーションを使用して直接アクセスされるURLを構成する際の詳細は、「ダイレクトURLの構成」を参照してください | |
ブロックされたURL | アクセス不可として指定されるURLを指定する編集可能なMSASインスタンスごとの予約されたアプリケーション。このアプリケーションは、MSASインスタンスを作成するときにデフォルトで作成されます。このタイプのアプリケーションは、作成または削除できません。このアプリケーションを使用してブロックされたURLを構成する際の詳細は、「ブロックされたURLの構成」を参照してください |
表3-1に、MSASインスタンスの作成時にデフォルトで作成される、予約されたアプリケーションを示します。
表3-1 デフォルトの仮想およびプロキシ・アプリケーション
アプリケーション名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
BLOCK |
ブロックされたURL |
アクセス不可、またはブラックリスト登録済として指定されたURLを特定するために使用されます。このアプリケーションに対して、URLSの追加やURLの削除はできますが、アプリケーション名を編集したり、アプリケーションを削除したりすることはできません。 |
DIRECT |
ダイレクトURL |
直接アクセスでき、モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバーに捕捉されないURLを指定するために使用されます。URLSの追加や削除はできますが、アプリケーション名を編集したり、アプリケーションを削除したりすることはできません。 |
msm-reverse-proxy |
仮想 |
モバイル・デバイス管理(MDM)やモバイル・アプリケーション管理(MAM)などのモバイル・セキュリティ・マネージャ(MSM)サービスの仮想URLを提供します。このアプリケーションで定義されたURLを構成することはできますが、URLの追加や削除、アプリケーション名の変更、アプリケーションの削除はできません。 警告: このアプリケーションを削除すると、MSASインスタンスが不安定になり、未定義の動作に陥ることがあります。この場合、まったく新しいインスタンスを作成する必要があります。 |
msm |
プロキシ |
Enhanced Client/Proxy(ECP)やMobile File Manager(MFM)などのMSMサービスの転送プロキシ・リクエストを保護するために使用されます。このアプリケーションで定義されたURLを構成することはできますが、URLの追加や削除、アプリケーション名の変更、アプリケーションの削除はできません。 警告: このアプリケーションを削除すると、MSASインスタンスが不安定になり、未定義の動作に陥ることがあります。この場合、まったく新しいインスタンスを作成する必要があります。 |
デフォルトURL |
プロキシ |
このアプリケーションは利便性のために用意されているもので、デフォルトで、すべての転送プロキシ・リクエストを保護するために使用されます。プロキシ・アプリケーション内で明示的に定義されていない環境のすべてのURLに適用されるワイルドカード・パス(/)が含まれます。デフォルトURLを使用すると、プロキシURLを使用するシステムですべてのURLを定義する必要がありません。アプリケーションで定義されたURLを編集したり、プロキシURLを追加または削除したりできます。このアプリケーションは、名前を編集したり、削除したりできます。 |
OAMパススルー・プロキシ・アプリケーション |
プロキシ |
MSASをWebGateとして使用する場合に必要な、デフォルトのパススルーOAM URLを含むプロキシ・アプリケーション。 警告: WebGateとしてMSASを使用する場合は、このアプリケーションを削除しないでください。そうすると、予期できない動作が発生することがあります。 |
MSAS環境ですべてのアプリケーションを表示する手順:
Oracle Access Managementのホームページで、ページ上部のタブのリストから、「モバイル・セキュリティ」タブをクリックします。
モバイル・セキュリティ起動パッドから、「モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバー」セクションの「アプリケーション」をクリックすると、「MSASアプリケーション」ページが表示されます。
あるいは、モバイル・セキュリティ起動パッドから「環境」をクリックし、続いてMSASタイルの「アプリケーション」をクリックします。
「MSASアプリケーション」ページが表示されます。
必要に応じて追加のアプリケーションを表示するには、「追加アイテムのロード」をクリックします。
仮想MSASアプリケーションには、1つ以上の仮想URLまたはリバース・プロキシURLが含まれます。リバース・プロキシの場合、クライアントから実際のURLを非表示にする仮想URLを作成します。
仮想アプリケーションを作成する手順:
「MSASアプリケーション」ページに移動します。
モバイル・セキュリティ起動パッドのOAMコンソールから、「モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバー」セクションの「アプリケーション」をクリックします。
あるいは、モバイル・セキュリティ起動パッドから「環境」をクリックし、続いてMSASタイルの「アプリケーション」をクリックします。
+Create、「仮想アプリケーション」の順にクリックします。
「仮想アプリケーションの作成」ウィンドウで、アプリケーションの名前、表示名、説明およびMSASインスタンスを表示して、「保存」をクリックします。
フィールド | 説明 |
---|---|
名前 | アプリケーションの名前を入力します。名前は、次の条件を満たす必要があります。
|
表示名 | オプションで、コンソールでアプリケーションを識別するために使用できる、わかりやすい名前を入力します。 |
説明 | オプションで、アプリケーションの概要を入力します。 |
MSASインスタンス | メニューから、アプリケーションを含めるインスタンスを選択します。 |
URLページで、+URLまたは「URLの作成」をクリックして、アプリケーションに仮想URLを追加します。
「URLの追加」ウィンドウで「追加」をクリックして仮想URLを構成し、ホストURL、名前、MSAS URIおよびHTTPメソッドを入力します。複数のURLを追加するには、もう一度「追加」をクリックして、フィールドに記入します。URLを定義したら、「保存」をクリックします。「保存」をクリックしたら、他のURLを追加するには、もう一度+URLをクリックする必要がある点に注意してください。
フィールド | 説明 |
---|---|
ホストURL | アプリケーションに追加するURLを入力します。このURLは、クライアントに表示されません。例: http://host1:port1/actualURL |
名前 | 仮想URLの意味を持つ名前を入力します。この名前は、コンソールで仮想URLを識別するために使用されます。 |
MSAS URI | クライアントに表示される仮想URLを入力します。それはMSASインスタンスの中で一意である必要があり、仮想化URLの相対パスを識別します。例: /actualURL
仮想WebアプリケーションURL全体は、 |
HTTPメソッド | 仮想URLに使用するHTTPメソッドを選択します。
HTTPメソッドの詳細は、 |
説明 | オプションで、仮想URLの説明を入力します。 |
双方向SSL | 将来の使用のために予約されています。 |
「URL」ページで、URLアイコンまたは「URL名」をクリックして、URLのURLポリシー構成ページを開きます。URLポリシー構成ページが新しいタブで開きます。このページから、ポリシー強制ポイントでURLを保護できます。詳細は、第5章「モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバー・リソースの保護」を参照してください
プロキシ・アプリケーションには、1つ以上の転送プロキシURLが含まれます。転送プロキシの場合、クライアントはURLを認識し、クライアント側で構成されたプロキシ・サーバーを使用して直接アクセスできます。
プロキシ・アプリケーションを作成する手順:
「MSASアプリケーション」ページに移動します。
モバイル・セキュリティ起動パッドのOAMコンソールから、「モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバー」セクションの「アプリケーション」をクリックします。
あるいは、モバイル・セキュリティ起動パッドから「環境」をクリックし、続いてMSASタイルの「アプリケーション」をクリックします。
+Create、「プロキシ・アプリケーション」の順にクリックします。
「プロキシ・アプリケーションの作成」ウィンドウで、アプリケーションの名前、表示名、説明およびMSASインスタンスを表示して、「保存」をクリックします。
フィールド | 説明 |
---|---|
名前 | アプリケーションの名前を入力します。名前は、次の条件を満たす必要があります。
|
表示名 | オプションで、コンソールでアプリケーションを識別するために使用できる、わかりやすい名前を入力します。 |
説明 | オプションで、アプリケーションの概要を入力します。 |
MSASインスタンス | メニューから、アプリケーションを含めるインスタンスを選択します。 |
「プロキシURL」ページで、+Proxy URLまたは「URLの作成」をクリックして、アプリケーションにプロキシURLを追加します。
「プロキシURLの追加」ウィンドウで、「追加」をクリックして、プロキシURLを構成し、ホストのURLと名前を入力します。複数のURLを追加するには、もう一度「追加」をクリックして、フィールドに記入します。URLを定義したら、「保存」をクリックします。「保存」をクリックしたら、他のURLを追加するには、もう一度+Proxy URLをクリックする必要がある点に注意してください。
フィールド | 説明 |
---|---|
ホストURL | アプリケーションに追加するURLを入力します。MSASインスタンスのすべてのアプリケーションに対して一意である必要があります。 |
名前 | プロキシURLの意味を持つ名前を入力します。この名前は、コンソールでプロキシURLを識別するために使用されます。 |
説明 | オプションで、プロキシURLの説明を入力します。 |
双方向SSL | 将来の使用のために予約されています。 |
「URL」ページで、URLアイコンまたは「URL名」をクリックして、URLのURLポリシー構成ページを新しいタブで開きます。このページから、ポリシー強制ポイントでURLを保護できます。詳細は、第5章「モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバー・リソースの保護」を参照してください
MSASインスタンスでアプリケーションを表示する手順:
Oracle Access Managementのホームページで、ページ上部のタブのリストから、「モバイル・セキュリティ」タブをクリックします。
モバイル・セキュリティ起動パッドから、「モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバー」セクションの「アプリケーション」をクリックすると、「MSASアプリケーション」ページが表示されます。
「検索」フィールドを使用して、MSASインスタンス名でアプリケーションのリストをフィルタします。
「検索」メニューから、「MSASインスタンス名」を選択します。
フィールドに、MSASインスタンス名のすべてまたは一部を入力して、「検索」アイコンをクリックします。
インスタンス内のアプリケーションの初期セットが表示されます。
必要に応じて追加のアプリケーションを表示するには、「追加アイテムのロード」をクリックします。
別の方法として、インスタンスから直接MSASアプリケーション・ページに移動することもできます。その場合は、インスタンス内のアプリケーションだけが表示されます。これを行うには、次のようにします。
Oracle Access Managementのホームページで、ページ上部のタブのリストから、「モバイル・セキュリティ」タブを選択します。
モバイル・セキュリティ起動パッドから、「モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバー」セクションの「環境」をクリックします。
MSASインスタンスの「サマリー」ページを開くには、MSASタイルの「MSAS」または「インスタンス」をクリックします。
必要に応じて、「検索」フィールドを使用して、インスタンスのリストを絞り込むか、特定のインスタンスを探します。「検索」フィールドで、名前のすべてまたは一部を入力して、検索アイコンを押します。
目的のインスタンスのタイルの「アプリケーション」をクリックします。インスタンスの最初の5つのアプリケーションが、「MSASアプリケーション」ページに表示されます。
必要に応じて追加のアプリケーションを表示するには、「追加アイテムのロード」をクリックします。
環境またはインスタンス内のアプリケーションを検索する手順:
「MSASアプリケーション」ページに移動します。
Oracle Access Managementのホームページで、ページ上部のタブのリストから、「モバイル・セキュリティ」タブを選択します。
「モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバー」セクションで、「アプリケーション」をクリックします。あるいは、「環境」をクリックし、続いてMSASタイルの「アプリケーション」をクリックすることもできます。
検索のタイプを選択して、「検索」フィールドに検索値を入力します。有効な検索フィールドは次のとおりです。
名前: 指定された値と一致する名前を使用したすべてのアプリケーションを戻します。
MSASインスタンス名: 指定されたMSASインスタンス名と一致するMSASインスタンスのすべてのアプリケーションを戻します。
タグ: 指定された値と一致するタグを含むすべてのアプリケーションを戻します。
パーセント(%
)をワイルドカードとして、名前内の任意の場所で使用できます。アスタリスク(*
)はワイルドカードとして認識されず、プレーン・テキストとして処理されます。「名前」および「タグ」フィールドを使用する検索では大文字と小文字は区別されませんが、「MSASインスタンス名」フィールドを使用する検索では大文字と小文字が区別されます。
アプリケーションをタイプで検索するか、検索メニューから結果を絞り込むには、「タイプ」メニューから、検索して結果に表示するアプリケーションのタイプを選択します。有効なオプションは次のとおりです:
仮想アプリケーション - バックエンドURLの仮想URLを指定するMSAS環境で定義されたアプリケーション。この場合、MSASはリバース・プロキシとして機能します。
プロキシ・アプリケーション - モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバーを介して直接プロキシ設定されるバックエンドURLを指定するMSAS環境で定義されたアプリケーション。この場合、MSASは転送プロキシとして機能します。
「ダイレクトURL」: 直接アクセスでき、モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバーに捕捉されないURLを定義する、予約されたアプリケーション。
ブロックされたURL - アクセス不可またはブラックリスト登録済として指定されるURLを定義する、予約されたアプリケーション。
すべて - 環境のアプリケーションのすべてのタイプ。
詳細は、「モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバー・アプリケーションのタイプ」を参照してください。
「ソート基準」メニューから、検索結果を表示する順序を選択します。アプリケーション名、MSASインスタンス名または直近に変更されたアプリケーションでソートできます。
MSASアプリケーションの詳細を表示する手順:
「MSASアプリケーション」ページに移動します。
Oracle Access Managementのホームページで、ページ上部のタブのリストから、「モバイル・セキュリティ」タブを選択します。
「モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバー」セクションで、「アプリケーション」をクリックします。あるいは、「環境」をクリックし、続いてMSASタイルの「アプリケーション」をクリックすることもできます。
必要に応じて、「検索」フィールドを使用して、表示されるアプリケーションのリストを絞り込みます。「MSASアプリケーションの検索」を参照してください。
詳細を表示するアプリケーションのアイコンまたは名前をクリックします。
MSASアプリケーションの詳細ページを使用して、次を行います:
関連インスタンス、セキュリティ・コンテキストおよびその最終修正日時など、アプリケーションについてのサマリー情報の表示。
アプリケーション内で構成されているURLの数の表示。URL検索アイコンをクリックすると、URLの詳細が表示された「URL」または「プロキシURL」ページに移動します。「MSASアプリケーションのURLの管理」を参照してください。
構成されたロールの表示や検索、ロールの追加や削除およびロール階層の構成ができるアプリケーション・ロール・ページに移動します。「MSASアプリケーションでのロールの管理」を参照してください。
アプリケーション内で構成されたタグの表示と編集。タグを使用して、コンソールで見つけやすくするためにアプリケーションを分類できます。「タグを使用したMSASアプリケーションの分類」を参照してください。
アプリケーションをエクスポートします。
MSASアプリケーションを作成した後、URL、アプリケーション・ロールおよびアプリケーションのタグを追加または編集できます。
MSASアプリケーションを編集する手順:
「MSASアプリケーション」ページに移動します。
Oracle Access Managementのホームページで、ページ上部のタブのリストから、「モバイル・セキュリティ」タブを選択します。
「モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバー」セクションで、「アプリケーション」をクリックします。あるいは、「環境」をクリックし、続いてMSASタイルの「アプリケーション」をクリックすることもできます。
必要に応じて、「検索」フィールドを使用して、表示されるアプリケーションのリストを絞り込みます。「MSASアプリケーションの検索」を参照してください。
編集するアプリケーションのアイコンまたは名前をクリックします。
「MSASアプリケーションの詳細」ページで、次のようにアプリケーションを編集できます。
URL検索アイコンをクリックして、URLまたはプロキシURLページに移動します。このページから、アプリケーション内のURLの検索、URLの詳細の表示、URL定義の編集、URLの追加や削除、「URLポリシー構成」ページへの移動が可能です。「MSASアプリケーションのURLの管理」を参照してください。
「アプリケーション・ロール」検索アイコンをクリックして「アプリケーション・ロール」ページに移動すると、構成されたロールの表示や検索、およびロールの追加ができます。参照
アプリケーション内のタグを追加または編集するには、タグ・アイコンをクリックします。タグを使用すると、アプリケーションを分類してコンソールで見つけやすくすることができます。「タグを使用したMSASアプリケーションの分類」を参照してください。
アプリケーションの編集を完了したら、「適用」をクリックして変更内容を保存します。
注意: アプリケーションの編集中は、タブの名前はイタリックで表示されます。「適用」または「元に戻す」をクリックして変更を保存または破棄すると、フォントは標準に戻ります。 |
「プロキシURL」または「URL」ページ(仮想URL)から、アプリケーション内のURLを管理できます。このページから、アプリケーション内のURLの検索、URLの詳細の表示、URL定義の編集、URLの追加や削除、ポリシーとアサーションをアタッチしてURLを保護できる「URLポリシー構成」ページへの移動が可能です。
MSASアプリケーションでURLを管理するには、「URL」または「プロキシURL」ページに移動します。
モバイル・セキュリティ起動パッドのOAMコンソールから、「モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバー」セクションの「アプリケーション」をクリックします。あるいは、「環境」をクリックし、続いてMSASタイルの「アプリケーション」をクリックすることもできます。
必要に応じて、「検索」フィールドを使用して、「MSASアプリケーション」ページに表示されるアプリケーションのリストを絞り込みます。「MSASアプリケーションの検索」を参照してください。
「MSASアプリケーションの詳細」ページを開くには、URLを管理するアプリケーションの、アプリケーション・タイプ・アイコンまたは名前をクリックします。アプリケーションで構成されているURLの数が表示されます。
URL検索アイコンをクリックして、URLまたはプロキシURLページを開きます。
「URL」または「プロキシURL」ページを使用して、次のことができます。
アプリケーション内で構成されている仮想またはプロキシURLSのリストの表示。
アプリケーション内の仮想またはプロキシURLの検索。「検索」フィールドで、URL名前のすべてまたは一部を入力して、検索アイコンを押します。
仮想またはプロキシURLのアプリケーションへの追加。(仮想アプリケーションに対応する)+プロキシURLまたは+URLをクリックして、フィールドに記入します。アプリケーションへのURLの追加の詳細は、「仮想アプリケーションの作成」と「プロキシ・アプリケーションの作成」を参照してください。
アプリケーションからの仮想またはプロキシURLの削除。削除するURLを含む行で、「オプション」メニュー・アイコンに続いて「削除」をクリックします。
URLの定義の編集。編集するURLを含む行で、「オプション」メニュー・アイコンに続いて「編集」をクリックします。ポップアップ・ウィンドウで、必要に応じてフィールドを編集し、「適用」をクリックします。
ポリシーやアサーションを使用してURLのセキュリティ構成を表示または編集できるページへの移動。URLアイコンまたはURL名をクリックすると、URLの「URLポリシー構成」ページが新しいタブで開きます。このページから、ポリシー強制ポイントでURLを保護できます。詳細は、第5章「モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバー・リソースの保護」を参照してください
異なるMSAS環境で使用するために、MSASアプリケーションをzipアーカイブにエクスポートできます。インポートとの組合せで使用することで、アプリケーションをリポジトリ間で移動できます。アプリケーションは、「MSASアプリケーション」ページ、または特定のアプリケーションの「MSASアプリケーションの詳細」ページからエクスポートします。
注意: 予約されたアプリケーションであるBLOCK 、DIRECT 、msm およびmsm-reverse-proxy はエクスポートできません。
また、予約されたアプリケーション |
MSASアプリケーションをエクスポートする手順:
「MSASアプリケーション」ページに移動します。
Oracle Access Managementのホームページで、ページ上部のタブのリストから、「モバイル・セキュリティ」タブを選択します。
「モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバー」セクションで、「アプリケーション」をクリックします。あるいは、「環境」をクリックし、続いてMSASタイルの「アプリケーション」をクリックすることもできます。
必要に応じて、「検索」フィールドを使用して、「MSASアプリケーション」ページに表示されるアプリケーションのリストを絞り込みます。「MSASアプリケーションの検索」を参照してください。
「MSASアプリケーション」ページで、エクスポートするアプリケーションの行の「オプション」メニュー・アイコンをクリックして、「エクスポート」をクリックします。あるいは、表でアイコンまたはアプリケーションの名前をクリックして、「MSASアプリケーションの詳細」ページで、「エクスポート」をクリックします。
zipアーカイブをファイル・システムに保存します。
各アプリケーションのディレクトリ構造は、次の構造を使用してアーカイブ・ファイルに保持されます。
META-INF/
virtualapplication/
MSASInstanceName/application_name
インポート機能を使用して、MSASアプリケーションを含むzipアーカイブを環境にインポートできます。エクスポートとの組合せで使用することで、アプリケーションをリポジトリ間で移動できます。
MSASアプリケーションをインポートする手順:
「MSASアプリケーション」ページに移動します。
Oracle Access Managementのホームページで、ページ上部のタブのリストから、「モバイル・セキュリティ」タブを選択します。
「モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバー」セクションで、「アプリケーション」をクリックします。あるいは、「環境」をクリックし、続いてMSASタイルの「アプリケーション」をクリックすることもできます。
「インポート」をクリックします。
「MSASアプリケーションのインポート」ウィンドウで、次を行います。
ローカル・ファイル・システムにインポートするzipアーカイブの位置を特定します。
アプリケーションをインポートするMSASインスタンスを選択します。
「インポート」をクリックします。インポートされたアプリケーションがアプリケーション表のアプリケーションのリストに追加されます。
注意: 1つのインスタンス内ではすべてのアプリケーション名が一意である必要があります。アプリケーションをインスタンス内にすでに存在するアプリケーションと同じ名前でインポートしようとすると、代替のzipファイルを選択するよう求められます。インポートされるアプリケーションでは、次のディレクトリ構造を使用する必要があります:
|
タグを使用して、コンソールで見つけやすくするためにアプリケーションを分類できます。アプリケーションを作成した後、アプリケーションを編集してタグを追加できます。これにより、「MSASアプリケーション」ページの検索フィールドでタグを使用して、指定のタグを持つアプリケーションをすぐに検出できます。
アプリケーションでタグを使用する手順:
「MSASアプリケーション」ページに移動します。
Oracle Access Managementのホームページで、ページ上部のタブのリストから、「モバイル・セキュリティ」タブを選択します。
「モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバー」セクションで、「アプリケーション」をクリックします。あるいは、「環境」をクリックし、続いてMSASタイルの「アプリケーション」をクリックすることもできます。
必要に応じて、「検索」フィールドを使用して、表示されるアプリケーションのリストを絞り込みます。「MSASアプリケーションの検索」を参照してください。
タグを追加するアプリケーションのアイコンまたは名前をクリックします。
「MSASアプリケーションの詳細」ページで、「タグ」アイコンをクリックして「タグ」ウィンドウを開きます。
タグを追加、編集、削除する手順:
タグを追加するには、「追加」をクリックして、「タグ」フィールドにタグ名を入力します。
タグを削除するには、削除されるタグを含む行で、Xをクリックします。
タグを編集するには、タグ名をクリックして、必要に応じて「タグ」フィールドでタグ名を編集します。
「OK」をクリックすると「タグ」ウィンドウが閉じ、「適用」をクリックするとアプリケーションで変更が保存されます。
「MSASアプリケーション」ページからMSASアプリケーションを削除できます。
注意: 予約されたアプリケーションであるBLOCK 、DIRECT 、msm およびmsm-reverse-proxy は削除できません。
また、予約されたアプリケーション |
MSASアプリケーションを削除する手順:
「MSASアプリケーション」ページに移動します。
Oracle Access Managementのホームページで、ページ上部のタブのリストから、「モバイル・セキュリティ」タブを選択します。
「モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバー」セクションで、「アプリケーション」をクリックします。あるいは、「環境」をクリックし、続いてMSASタイルの「アプリケーション」をクリックすることもできます。
必要に応じて、「検索」フィールドを使用して、「MSASアプリケーション」ページに表示されるアプリケーションのリストを絞り込みます。「MSASアプリケーションの検索」を参照してください。
「MSASアプリケーション」ページで、削除するアプリケーションの行の「オプション」メニュー・アイコンをクリックして、「削除」をクリックします。
「アプリケーションの削除」ウィンドウで、「削除」をクリックして、削除を確認します。
アプリケーションが「MSASアプリケーション」ページの表から削除されます。