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Oracle® Fusion Middleware Mobile Security Access Serverポリシーおよびアサーション・テンプレート・リファレンス
11g リリース2 (11.1.2.3.0)
E72507-01
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1 事前定義済ポリシー

この章では、モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバー(MSAS)の事前定義済セキュリティおよび管理ポリシーについて説明します。ポリシーの添付の詳細は、『Mobile Security Access Serverの管理』のポリシーとアサーションの添付およびデタッチに関する項を参照してください。

この章の内容は次のとおりです。


注意:

有効な既知のテンプレート・セットをいつでも使用できるように、事前定義済アサーション・テンプレートは編集しないことをお薦めします。ただし、事前定義済アサーション・テンプレートから新規のアサーション・テンプレートを作成したり、ポリシーに添付した後にアサーションの属性を構成できます。アサーション・テンプレートの管理およびポリシーへの追加の詳細は、『Mobile Security Access Serverの管理』のポリシー・アサーション・テンプレートの管理に関する項を参照してください。

事前定義済セキュリティ・ポリシー

この項では、MSASのインストールで提供され、MSASコンソールの「アクセス・ポリシー」ページにリストされている事前定義済セキュリティ・ポリシーについて説明します。

次の項の表では、MSASセキュリティ・ポリシーが今回のリリースでどのように記述されているかを説明しています。

MSASセキュリティ・ポリシー

表1-1は、MSASコンソールの「アクセス・ポリシー」ページにリストされている事前定義済MSASセキュリティ・ポリシーの概要を示しています。これは、このリファレンスで説明されています。

表1-1 事前定義済MSASセキュリティ・ポリシー

ポリシー名 説明

oracle/binding_oes_authorization_policy


Oracle Entitlements Server (OES)で定義されているポリシーに基づいてユーザー認可を実行し、Webサービス操作におけるファイングレイン認可を提供します。

oracle/http_action_over_ssl_policy


SKEK暗号化およびSKEK復号化を提供する内部ポリシー。

oracle/http_bmax_jwt_user_token_client_policy


バックエンド・リソースへのアクセス時に、HTTPヘッダーにJWTユーザー・トークンを挿入します。

oracle/http_bmax_oam_client_policy


OAMで保護されたリソースへのアクセス時に、認可ヘッダーにOAMアクセス・トークンを挿入します。

oracle/http_bmax_oauth_client_policy


OAuthで保護されたリソースへのアクセス時に、認可ヘッダーにOAuthアクセス・トークンを挿入します。

oracle/http_bmax_spnego_client_policy


SPNEGOトークンを作成し、HTTPヘッダーでサービスに送信します。

oracle/http_form_based_auth_over_ssl_service_policy


HTMLフォーム・ベース認証を実行する内部ポリシー。このポリシーはWebアプリケーション(URL)に添付できます。

oracle/http_kinit_over_ssl_policy


Kerberosパスワード認証を有効にする内部ポリシー。

oracle/http_oam_authentication_service_policy


WebリソースがOAMによって保護されているかどうかを検証します。保護されている場合、OAMを使用して認証し、サブジェクトを確立してから実際のWebリソースへのアクセスを許可します。

oracle/http_oauth2_confidential_client_over_ssl_policy


OAuth2機密クライアント認証を実行し、OAuthおよびOAMトークンを作成する内部ポリシー。このポリシーは内部認証エンドポイントのみで添付されます。

oracle/http_oauth2_mobile_client_over_ssl_policy


OAuth2モバイル・クライアント認証を実行し、OAuthおよびOAMトークンを作成する内部ポリシー。このポリシーは内部認証エンドポイントのみで添付されます。

oracle/http_ntlm_token_client_policy


NTLMで保護されたアプリケーションでNTLM (NT LAN Manager)認証を実行します。これには、KINITまたはPKINITベースのHTTPセッション・トークンが必要です。このポリシーはSOAP/RESTサービスやWebアプリケーションにも添付できます。

oracle/http_pkinit_over_ssl_policy


Kerberos PKI認証を有効にする内部ポリシー。

oracle/http_session_token_issue_policy


認証済のユーザーIDでセッション・トークンを発行する内部ポリシー。

oracle/http_session_token_verify_policy


タイムスタンプおよび署名を含むセッション・トークンを検証して、暗号化されたデータを復号し、セッション・トークンのユーザーIDを使用してアイデンティティをアサートします。検証に失敗した場合、リクエストは却下されます。

oracle/http_tlp_over_ssl_policy


期限付きパスワード認証を有効にする内部ポリシー。

oracle/inject_header_with_bmax_url_policy


カスタムHTTPヘッダーにBMAX (MSAS) URLを挿入する内部ポリシー。これは、MSMがMSAS URLを認識するために必要です。

oracle/inject_header_with_client_certificate_policy


カスタムHTTPヘッダーに双方向SSLを使用して受信したクライアント証明書を挿入する内部ポリシー。

oracle/multi_token_client_policy


バックエンド・サービス・ポリシーに基づいたSPNEGO、NTLMまたはBearerアサーションを作成するためのexactly-oneポリシー。


MSASでサポートされているセキュリティ・ポリシー

表1-2は、モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバーでサポートされている追加のアクセス・ポリシーの概要を示しています。ただし、詳細は『Oracle Fusion Middleware Webサービスのためのセキュリティおよび管理者ガイド』の事前定義済ポリシーに関する項を参照してください。

表1-2 MSASでサポートされている事前定義済セキュリティ・ポリシー

ポリシー名 説明

oracle/http_basic_auth_over_ssl_client_policy

アウトバウンド・クライアント・リクエストのHTTPヘッダーに資格証明を組み込んで、トランスポート・プロトコルがHTTPSであることを検証します。

oracle/http_basic_auth_over_ssl_service_policy

HTTPヘッダー内の資格証明を使用して、Oracle Platform Security Servicesアイデンティティ・ストアに対してユーザーを認証します。

oracle/http_jwt_token_client_policy

HTTPヘッダーにJSON Webトークン(JWT)を組み込みます。JWTトークンは自動的に作成されます。発行者名とサブジェクト名は、プログラムによって、またはポリシーを介して宣言的に提供されます。このポリシーにはオーディエンス制限条件を指定できます。

oracle/http_jwt_token_over_ssl_client_policy

HTTPヘッダーにJWTトークンを組み込みます。JWTトークンは自動的に作成されます。発行者名とサブジェクト名は、プログラムによって、またはポリシーを介して宣言的に提供されます。このポリシーにはオーディエンス制限条件を指定できます。

oracle/http_jwt_token_over_ssl_service_policy

HTTPヘッダー内のJWTトークンに指定されているユーザー名を使用してユーザーを認証します。また、このポリシーは、トランスポート・プロトコルがHTTPSであることを検証します。HTTPS以外のトランスポート・プロトコルを介するリクエストは拒否されます。

oracle/http_jwt_token_service_policy

HTTPヘッダー内のJWTトークンに指定されているユーザー名を使用してユーザーを認証します。

oracle/http_saml20_token_bearer_client_policy

HTTPヘッダーにSAML Bearer V2.0トークンを組み込みます。確認方法がBearerのSAMLトークンが自動的に作成されます。このポリシーは、HTTPベースのクライアント・エンドポイントで実行できます。

oracle/http_saml20_token_bearer_over_ssl_client_policy

HTTPヘッダーにSAML Bearer v2.0トークンを組み込みます。確認方法がBearerのSAMLトークンが自動的に作成されます。このポリシーは、トランスポート・プロトコルでSSLメッセージの保護が提供されていることを検証します。このポリシーは、HTTPベースのクライアント・エンドポイントにアタッチできます。

oracle/http_saml20_token_bearer_over_ssl_service_policy

HTTPヘッダー内の、確認方式がBearerとなっているSAML v2.0トークンに指定されている資格証明を使用して、ユーザーを認証します。SAMLトークンの資格証明は、SAML v2.0ログイン・モジュールに対して認証されます。このポリシーは、トランスポート・プロトコルでSSLメッセージの保護が提供されていることを検証します。このポリシーは、HTTPベースのエンドポイントで実行できます。

oracle/http_saml20_token_bearer_service_policy

HTTPヘッダー内の、確認方式がBearerとなっているSAML v2.0トークンに指定されている資格証明を使用して、ユーザーを認証します。SAMLトークンの資格証明は、SAML v2.0ログイン・モジュールに対して認証されます。このポリシーは、HTTPベースのエンドポイントで実行できます。

oracle/wss_http_token_client_policy

アウトバウンド・クライアント・リクエストのHTTPヘッダーに資格証明を組み込みます。このポリシーは、HTTPベースのクライアントで実行できます。

oracle/wss_http_token_service_policy

HTTPヘッダー内の資格証明を使用して、Oracle Platform Security Servicesアイデンティティ・ストアに対してユーザーを認証します。このポリシーは、HTTPベースのエンドポイントで実行できます。


将来の使用のために予約されているセキュリティ・ポリシー

表1-3は、「アクセス・ポリシー」ページにリストされている事前定義済MSASポリシーの概要を示しています。これは、将来の使用のために予約されています。

表1-3 将来の使用のために予約されている事前定義済セキュリティ・ポリシー

ポリシー名 説明

oracle/binding_authorization_denyall_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/binding_authorization_permitall_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/binding_oes_masking_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/binding_permission_authorization_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/component_authorization_denyall_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/component_authorization_permitall_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/component_oes_authorization_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/component_permission_authorization_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/http_jwt_token_identity_switch_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/http_oam_token_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/http_oauth2_token_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/http_oauth2_token_identity_switch_opc_oauth2_over_ssl_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/http_oauth2_token_identity_switch_over_ssl_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/http_oauth2_token_opc_oauth2_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/http_oauth2_token_opc_oauth2_over_ssl_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/http_oauth2_token_over_ssl_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/multi_token_over_ssl_client_policy


将来の使用のために予約されています。

oracle/multi_token_over_ssl_rest_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/multi_token_rest_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/no_authentication_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/no_authentication_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/no_authorization_component_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/no_authorization_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/no_messageprotection_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/no_messageprotection_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/oauth2_config_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/pii_security_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/sts_trust_config_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/sts_trust_config_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/whitelist_authorization_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss10_message_protection_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss10_message_protection_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss10_saml20_token_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss10_saml20_token_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss10_saml20_token_with_message_protection_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss10_saml20_token_with_message_protection_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss10_saml_hok_with_message_protection_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss10_saml_hok_token_with_message_protection_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss10_saml_token_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss10_saml_token_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss10_saml_token_with_message_integrity_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss10_saml_token_with_message_integrity_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss10_saml_token_with_message_protection_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss10_saml_token_with_message_protection_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss10_saml_token_with_message_protection_ski_basic256_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss10_saml_token_with_message_protection_ski_basic256_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss10_username_id_propagation_with_msg_protection_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss10_username_id_propagation_with_msg_protection_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss10_username_token_with_message_protection_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss10_username_token_with_message_protection_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss10_username_token_with_message_protection_ski_basic256_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss10_username_token_with_message_protection_ski_basic256_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss10_x509_token_with_message_protection_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss10_x509_token_with_message_protection_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss11_kerberos_token_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss11_kerberos_token_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss11_kerberos_token_with_message_protection_basic128_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss11_kerberos_token_with_message_protection_basic128__service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss11_kerberos_token_with_message_protection_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss11_kerberos_token_with_message_protection_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss11_message_protection_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss11_message_protection_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss11_saml20_token_with_message_protection_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss11_saml20_token_with_message_protection_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss11_saml_or_username_token_with_message_protection_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss11_saml_token_with_identity_switch_message_protection_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss11_saml_token_with_message_protection_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss11_saml_token_with_message_protection_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss11_sts_issued_saml_hok_with_message_protection_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss11_sts_issued_saml_hok_with_message_protection_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss11_sts_issued_saml_with_message_protection_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss11_username_token_with_message_protection_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss11_username_token_with_message_protection_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss11_x509_token_with_message_protection_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss11_x509_token_with_message_protection_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss_http_token_over_ssl_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss_http_token_over_ssl_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss_saml20_token_bearer_over_ssl_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss_saml20_token_bearer_over_ssl_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss_saml20_token_over_ssl_client_tpolicy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss_saml20_token_over_ssl_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss_saml_bearer_or_username_token_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss_saml_or_username_token_over_ssl_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss_saml_or_username_token_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss_saml_token_bearer_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss_saml_token_bearer_identity_switch_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss_saml_token_bearer_over_ssl_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss_saml_token_bearer_over_ssl_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss_saml_token_over_ssl_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss_saml_token_over_ssl_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss_sts_issued_saml_bearer_token_over_ssl_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss_sts_issued_saml_bearer_token_over_ssl_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss_username_token_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss_username_token_service_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss_username_token_over_ssl_client_policy

将来の使用のために予約されています。

oracle/wss_username_token_over_ssl_service_policy

将来の使用のために予約されています。


oracle/binding_oes_authorization_policy

表示名: Oracle Entitlements Serverを使用したファイングレイン認可

カテゴリ: セキュリティ

説明

このポリシーは、Oracle Entitlements Server (OES)で定義されているポリシーに基づいてユーザー認可を実行し、Webサービス操作におけるファイングレイン認可を提供します。認可は、属性、現在の認証済サブジェクト、およびクライアントが起動したWebサービスのアクションに基づいています。このポリシーは、サブジェクトが確立されている認証ポリシーの後に続ける必要があり、SOAPベースまたはRESTベースの任意のエンドポイントに添付できます。

アサーション

このポリシーには、ポリシーの設定および構成プロパティを定義する次のアサーション・テンプレートに基づくアサーションが含まれています。

構成

このポリシーを構成する手順は次のとおりです。

oracle/http_action_over_ssl_policy

表示名: HTTPアクション・セキュリティ・ポリシー

カテゴリ: セキュリティ

説明

この内部ポリシーは、SKEK暗号化およびSKEK復号化を提供します。

アサーション

このポリシーには、ポリシーの設定および構成プロパティを定義する次のアサーション・テンプレートに基づくアサーションが含まれています。

構成

このポリシーを構成する手順は次のとおりです。

oracle/http_bmax_jwt_user_token_client_policy

表示名: HTTP BMAX JWTユーザー・トークン・クライアント・ポリシー

カテゴリ: セキュリティ

説明

このポリシーは、バックエンド・リソースへのアクセス時に、HTTPヘッダーにJWTユーザー・トークンを挿入します。

アサーション

このポリシーには、ポリシーの設定および構成プロパティを定義する次のアサーション・テンプレートに基づくアサーションが含まれています。

構成

このポリシーを構成する手順は次のとおりです。

oracle/http_bmax_oam_client_policy

表示名: HTTP BMAX OAMトークン・クライアント・ポリシー

カテゴリ: セキュリティ

説明

このポリシーは、OAMで保護されたリソースへのアクセス時に、認可ヘッダーにOAMアクセス・トークンを挿入します。

アサーション

このポリシーには、ポリシーの設定および構成プロパティを定義する次のアサーション・テンプレートに基づくアサーションが含まれています。

構成

このポリシーを構成する手順は次のとおりです。

oracle/http_bmax_oauth_client_policy

表示名: HTTP BMAX OAuthクライアント・ポリシー

カテゴリ: セキュリティ

説明

このポリシーは、OAuthで保護されたリソースへのアクセス時に、認可ヘッダーにOAuthアクセス・トークンを挿入します。

アサーション

このポリシーには、ポリシーの設定および構成プロパティを定義する次のアサーション・テンプレートに基づくアサーションが含まれています。

構成

このポリシーを構成する手順は次のとおりです。

oracle/http_bmax_spnego_client_policy

表示名: HTTP BMAX SPNEGOクライアント・ポリシー

カテゴリ: セキュリティ

説明

このポリシーは、SPNEGOトークンを作成し、HTTPヘッダーでサービスに送信します。

アサーション

このポリシーには、ポリシーの設定および構成プロパティを定義する次のアサーション・テンプレートに基づくアサーションが含まれています。

構成

このポリシーを構成する手順は次のとおりです。

oracle/http_form_based_auth_over_ssl_service_policy

表示名: HTTPフォーム・ベース認証サービス・ポリシー

カテゴリ: セキュリティ

説明

この内部ポリシーは、HTMLフォーム・ベース認証を実行します。このポリシーはWebアプリケーション(URL)に添付できます。

アサーション

この内部ポリシーには、ポリシーの設定および構成プロパティを定義する次のアサーション・テンプレートに基づくアサーションが含まれています。

構成

このポリシーを構成する手順は次のとおりです。

oracle/http_kinit_over_ssl_policy

表示名: HTTP Kerberosパスワード認証サービス・ポリシー

カテゴリ: セキュリティ

説明

この内部ポリシーは、Kerberosパスワード認証を可能にします。

アサーション

この内部ポリシーには、ポリシーの設定および構成プロパティを定義する次のアサーション・テンプレートに基づくアサーションが含まれています。

構成

このポリシーを構成する手順は次のとおりです。

oracle/http_oam_authentication_service_policy

表示名: HTTP OAMアクセス・サービス・ポリシー

カテゴリ: セキュリティ

説明

このポリシーは、WebリソースがOAMによって保護されているかどうかを検証します。保護されている場合、OAMを使用して認証し、サブジェクトを確立してから実際のWebリソースへのアクセスを許可します。

アサーション

このポリシーには、ポリシーの設定および構成プロパティを定義する次のアサーション・テンプレートに基づくアサーションが含まれています。

構成

このポリシーを構成する手順は次のとおりです。

oracle/http_oauth2_confidential_client_over_ssl_policy

表示名: SSL経由HTTP OAuth2機密クライアント・ポリシー

カテゴリ: セキュリティ

説明

この内部ポリシーは、OAuth2機密クライアント認証を実行し、OAuthおよびOAMトークンを作成します。このポリシーは内部認証エンドポイントのみで添付されます。

アサーション

このポリシーには、ポリシーの設定および構成プロパティを定義する次のアサーション・テンプレートに基づくアサーションが含まれています。

構成

このポリシーを構成する手順は次のとおりです。

oracle/http_oauth2_mobile_client_over_ssl_policy

表示名: SSL経由HTTP OAuth2モバイル・クライアント・トークン・サービス・ポリシー

カテゴリ: セキュリティ

説明

この内部ポリシーは、OAuth2モバイル・クライアント認証を実行し、OAuthおよびOAMトークンを作成します。このポリシーは内部認証エンドポイントのみで添付されます。

アサーション

このポリシーには、ポリシーの設定および構成プロパティを定義する次のアサーション・テンプレートに基づくアサーションが含まれています。

構成

このポリシーを構成する手順は次のとおりです。

oracle/http_ntlm_token_client_policy

表示名: HTTP NTLM認証クライアント・ポリシー

カテゴリ: セキュリティ

説明

このポリシーは、NTLMで保護されたアプリケーションでNTLM (NT LAN Manager)認証を実行します。これには、KINITまたはPKINITベースのHTTPセッション・トークンが必要です。このポリシーはSOAP/RESTサービスやWebアプリケーションにも添付できます。

アサーション

このポリシーには、ポリシーの設定および構成プロパティを定義する次のアサーション・テンプレートに基づくアサーションが含まれています。

構成

このポリシーを構成する手順は次のとおりです。

oracle/http_pkinit_over_ssl_policy

表示名: Http Kerberos PKI認証サービス・ポリシー

カテゴリ: セキュリティ

説明

この内部ポリシーは、Kerberos PKI認証を可能にします。

アサーション

この内部ポリシーには、ポリシーの設定および構成プロパティを定義する次のアサーション・テンプレートに基づくアサーションが含まれています。

構成

このポリシーを構成する手順は次のとおりです。

oracle/http_session_token_issue_policy

表示名: HTTPセッション・トークン発行ポリシー

カテゴリ: セキュリティ

説明

このポリシーは、認証済のユーザーIDでセッション・トークンを発行します。

アサーション

この内部ポリシーには、ポリシーの設定および構成プロパティを定義する次のアサーション・テンプレートに基づくアサーションが含まれています。

構成

このポリシーを構成する手順は次のとおりです。

oracle/http_session_token_verify_policy

表示名: HTTPセッション・トークン検証ポリシー

カテゴリ: セキュリティ

説明

このポリシーは、タイムスタンプおよび署名を含むセッション・トークンを検証して、暗号化されたデータを復号し、セッション・トークンのユーザーIDを使用してアイデンティティをアサートします。検証に失敗した場合、リクエストは却下されます。

アサーション

このポリシーには、ポリシーの設定および構成プロパティを定義する次のアサーション・テンプレートに基づくアサーションが含まれています。

  • oracle/http_session_token_verify_template

    注意: assert.stoken.identityプロパティのデフォルト値は、http_session_token_verify_templatefalseです。認可ポリシー・シナリオの場合、このプロパティはtrueに設定する必要があります。

構成

このポリシーを構成する手順は次のとおりです。

oracle/http_tlp_over_ssl_policy

表示名: HTTP TLPパスワード認証サービス・ポリシー

カテゴリ: セキュリティ

説明

この内部ポリシーは、期限付きパスワード認証を有効にします。

アサーション

この内部ポリシーには、ポリシーの設定および構成プロパティを定義する次のアサーション・テンプレートに基づくアサーションが含まれています。

構成

このポリシーを構成する手順は次のとおりです。

oracle/inject_header_with_bmax_url_policy

表示名: ヘッダーへのBMAX (MSAS) URLの挿入

カテゴリ: セキュリティ

説明

この内部ポリシーは、カスタムHTTPヘッダーにBMAX (MSAS) URLを挿入します。これは、MSMがMSAS URLを認識するために必要です。

アサーション

このポリシーには、ポリシーの設定および構成プロパティを定義する次のアサーション・テンプレートに基づくアサーションが含まれています。

構成

このポリシーを構成する手順は次のとおりです。

oracle/inject_header_with_client_certificate_policy

表示名: ヘッダーへのクライアント証明書挿入ポリシー

カテゴリ: セキュリティ

説明

この内部ポリシーは、カスタムHTTPヘッダーに双方向SSLを使用して受信したクライアント証明書を挿入します。

アサーション

このポリシーには、ポリシーの設定および構成プロパティを定義する次のアサーション・テンプレートに基づくアサーションが含まれています。

構成

このポリシーを構成する手順は次のとおりです。

oracle/multi_token_client_policy

表示名: SPNEGO、NTLM、OAMおよびOAuth2用複数トークン・クライアント・ポリシー

カテゴリ: セキュリティ

説明

このポリシーは、トランスポート・セキュリティを使用したバックエンド・サービス・ポリシーに基づいた次の認証ポリシーのいずれかを強制するためのexactly-oneポリシーです。

  • SPNEGO over HTTPセキュリティ: Simple and Protected GSSAPI Negotiation Mechanism (SPNEGO)トークンをHTTPヘッダーから抽出します。

  • HTTP経由のNTLMトークン - NTLMで保護されたアプリケーションを使用してNT LAN Manager認証を実行します。

  • OAuth2認証SSO用のBMAX OAMクライアント・ポリシー - OAMで保護されたリソースにアクセスします。

  • OAuth2認証SSO用のBMAX OAuth2クライアント・ポリシー - OAuth2で保護されたリソースにアクセスします。

アサーション(ORグループ)

このポリシーには、次のアサーション・テンプレートに基づくアサーションがORグループとして含まれます。つまり、クライアントはいずれかのトークンを送信できます。

構成

このポリシーを構成する手順は次のとおりです。

oracle/multi_token_over_ssl_client_policy

表示名: トランスポート・セキュリティを使用したSPNEGO、NTLM、OAMおよびOAuth2用複数トークン・クライアント・ポリシー

カテゴリ: セキュリティ


注意:

このポリシーは、将来使用するために予約されています。

将来の使用のために予約されています。

説明

このポリシーは、トランスポート・セキュリティを使用したバックエンド・サービス・ポリシーに基づいた次の認証ポリシーのいずれかを強制するためのexactly-oneポリシーです。

  • SPNEGO over HTTPセキュリティ: Simple and Protected GSSAPI Negotiation Mechanism (SPNEGO)トークンをHTTPヘッダーから抽出します。

  • HTTP経由のNTLMトークン - NTLMで保護されたアプリケーションを使用してNT LAN Manager認証を実行します。

  • OAuth2認証SSO用のBMAX OAMクライアント・ポリシー - OAMで保護されたリソースにアクセスします。

  • OAuth2認証SSO用のBMAX OAuth2クライアント・ポリシー - OAuth2で保護されたリソースにアクセスします。

アサーション(ORグループ)

このポリシーには、次のアサーション・テンプレートに基づくアサーションがORグループとして含まれます。つまり、クライアントはいずれかのトークンを送信できます。

構成

このポリシーを構成する手順は次のとおりです。

事前定義済管理ポリシー

この項では、Oracleのモバイル・セキュリティ・アクセス・サーバー(MSAS)の事前定義済管理ポリシーについて説明します。


注意:

この項は、将来使用するために予約されています。