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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence基礎ガイド
11gリリース1 (11.1.1)
E64853-01
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分析およびダッシュボードからのコンテンツのエクスポート

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トピック:

分析の結果のエクスポート

分析は、ExcelなどのMicrosoft Officeアプリケーション形式やAdobe PDFなどの様々な形式にエクスポートすることができます。たとえば、あるサプライヤが在庫管理分析の結果をMicrosoft Excelで確認できるように、この分析をエクスポートできます。

分析の結果をエクスポートするには:

  1. 編集する分析を開きます。

  2. 「この分析のエクスポート」をクリックします。

  3. 適切なオプションを選択します。たとえば、PDFファイル、Excelスプレッドシート、Powerpointプレゼンテーションのいずれにエクスポートするか選択します。データをカンマ区切りまたはタブ区切りの値リストとしてファイルにエクスポートする場合は、「データ」を選択します。次に、Excelなどのアプリケーションでこのファイルを開きます。ブラウザに表示できるMHTファイルとしてエクスポートする場合は、「Webアーカイブ(.mht)」を選択します。

分析の下にある「エクスポート」をクリックして、ダッシュボード・ページから分析をエクスポートすることもできます。「エクスポート」リンクを使用できるのは、ダッシュボード・デザイナにこのリンクが含まれている場合のみです。

ダッシュボードおよびダッシュボード・ページのエクスポート

ダッシュボード全体または1つのダッシュボード・ページをMicrosoft Excel 2007以上にエクスポートできます。Excelにエクスポートするとき、ダッシュボードの状態(プロンプトやドリルなど)は保持されます。

たとえば、ブランド売上分析が含まれるダッシュボード・ページをエクスポートできます。これによって、ブランド・マネージャはこのデータをMicrosoft Excelでレビューできます。

ダッシュボードまたはダッシュボード・ページをエクスポートするには:

  1. エクスポートするダッシュボードまたはダッシュボード・ページを開きます。

  2. 「ダッシュボード・ページ」ツールバーで、「ページ・オプション」をクリックし、「Excelにエクスポート」を選択して、「現在のページのエクスポート」または「ダッシュボード全体のエクスポート」のいずれかを選択します。

    「ファイル・ダウンロード」ダイアログが表示され、ダッシュボードまたはダッシュボード・ページをスプレッドシート・ファイルとして開くか保存できます。


注意:

ダッシュボード全体または1つのダッシュボード・ページをMicrosoft Excel 2007以上にエクスポートできます。Excelにエクスポートするとき、ダッシュボードの状態(プロンプトやドリルなど)は保持されます。

ダッシュボード全体をエクスポートする場合:

  • 各ページはExcelワークブックの個々のシートに含められます。

  • 各シートには対応するダッシュボード・ページの名前が付けられます。


エクスポートのヒント

分析、ダッシュボードおよびダッシュボード・ページをエクスポートするときは、心で次のヒントを参考にしてください。

  • デフォルトでは、表またはピボット表をExcelにエクスポートする場合、複数の行にわたるセルおよび複数の列にわたるセルを(常に繰り返すのではなく)繰り返すかどうかが、「列のプロパティ」ダイアログ: 「列書式」タブの「値の抑制」オプションによって決まります。Excelスプレッドシートを使用するユーザーがデータを操作する場合は、Excelにエクスポートする際に値を抑制しないでください。

    • 「値の抑制」「抑制」に設定されている場合、複数の行にわたるセルおよび複数の列にわたるセルは繰り返されません。たとえば、年と月の値を含む表では、年は月の値に対して1回のみ表示されます。この値の抑制は、Excelスプレッドシートにデータを表示するのみの場合に便利です。

    • 「値の抑制」「繰返し」に設定されている場合、複数の行にわたるセルおよび複数の列にわたるセルは繰り返されます。たとえば、年と月の値を含む表では、年はすべての月の値に対して繰返し表示されます。

  • デフォルトでは、PDFにエクスポートする際には、行は一緒に保たれるのではなく、改ページで分割されます。

  • ExcelやPDFなどのエクスポートされたフォーマットにはアクション・リンクは含まれません。

  • Excel形式に直接エクスポートすることもできますが、多数の行のエクスポート時には、最初にCSVにエクスポートした後、そのファイルをExcelにインポートする方がパフォーマンスがよくなる場合があります。