Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer管理者ガイド 11gリリース1 (11.1.1) E51906-01 |
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このタブを使用して、Oracle9i以降のEnterprise Editionデータベースに特有のデータベース記憶域プロパティを表示および設定します。
注意: データベース記憶域のプロパティは、外部サマリー・テーブルに基づくサマリー・フォルダには適用されません。
詳細は、次の項目を参照してください。
サマリー・フォルダのサマリー組合せのデータベース記憶域プロパティを編集する方法
次の表にプロパティとそのデフォルト値を示します。プロパティを選択すると、ダイアログの下部のパネルに、このプロパティの用途の説明が表示されます。
プロパティ | デフォルト値 | 範囲 | 作成/編集 |
---|---|---|---|
パラレル挿入 | いいえ | はい/いいえ/デフォルト | 可能 |
プロセス数 | 1 | パラレル挿入が有効に設定されている場合は可能 | |
ロギング | ユーザーの表領域と同一 | はい/いいえ | 可能 |
キャッシュ | いいえ | はい/いいえ | ロギングが有効に設定されている場合は可能 |
リフレッシュ・タイプ | 完全 | 完全/増分 | 可能 |
リフレッシュ | 要求時 | 要求時/コミット時 | 可能 |
最終リフレッシュ | 不可能 | ||
増分ロード | 不可能 | ||
古い | 不可能 |
パラレル挿入
このプロパティを使用して、サマリー・フォルダをリフレッシュするときにパラレル挿入を使用するかどうかを選択します。
プロセス数
「パラレル挿入」が「はい」に設定されている場合は、このプロパティを使用して、サマリー・フォルダのリフレッシュ時に使用されるパラレル・プロセスの数を設定します。
ロギング
このプロパティを使用して、データベースのロギングを有効または無効にします。
キャッシュ
このプロパティを使用して、データベースのキャッシュ機能を有効または無効にします。
リフレッシュ・タイプ
このプロパティを使用して、サマリー・フォルダの「リフレッシュ・タイプ」を「増分」または「完全」に指定します。
増分
ディテール・テーブルに変更があった行のみがサマリー・フォルダに適用されます。
増分リフレッシュに必要な条件の詳細は、『Oracle Databaseデータ・ウェアハウス・ガイド』を参照してください。
完全
サマリー・フォルダを完全に再構築します。
リフレッシュ・モード
このプロパティを使用して、サマリー・フォルダのリフレッシュ・モードを「要求時」または「コミット時」に指定します。
要求時
このオプションを選択して、リフレッシュを手動で実行するか、スケジュールされた時間に実行するかを指定します。
コミット時
このオプションを選択して、ディテール・テーブルの更新ごとにリフレッシュをします。リフレッシュをスケジュールする必要はありません。また、サマリー・ウィザードのスケジュール・オプションは使用できません。
コミット時のリフレッシュの実行には制限事項があります。詳細は、『Oracle Databaseデータ・ウェアハウス・ガイド』を参照してください。
最終リフレッシュ
この読取り専用のプロパティには、サマリー・フォルダが最後にリフレッシュされた日付が示されます。
増分ロード
この読取り専用のプロパティには、増分リフレッシュが可能なディテール・テーブルおよびファクト・テーブルへの挿入のタイプが示されます。
なし
マテリアライズド・ビューは、増分リフレッシュできません。
ダイレクト・ロード
ダイレクト・ロードのみを処理できます。
DML
DML (データ操作言語)文のみを処理できます。
ダイレクト・ロードとDML
ダイレクト・ロードとDMLの両方を処理できます。
ダイレクト・ロードとDMLの一部
ダイレクト・ロードとDMLの一部を処理します(詳細は、Oracle Databaseのドキュメントを参照)。
古い
この読取り専用のプロパティには、サマリー・フォルダが最後にリフレッシュされてからディテール・テーブルが変更されたかどうかが示されます。