Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer Plusユーザーズ・ガイド 11gリリース1 (11.1.1) E51907-01 |
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このダイアログを使用して、「ランク」計算を作成できます。「ランク」計算は、ランク・リストにおける値の位置付けを計算します。たとえば、最も売上の高い上位10店舗を知ることができます。
ヒント: 上位n分析を実行する場合、ワークシートに条件を適用して、ランクによってデータを制限します。たとえば、ランクが10以下である、という条件を使用して上位10の値を調べます。
詳細は、次の項目を参照してください。
ランク付け
このドロップダウン・リストでは、ランクを計算するアイテムを選択します。たとえば、売上高に基づいた店舗の相対位置を計算するには、「Sales SUM」を選択します。
隣のドロップダウン・リストを使用して、ランク付け順序を指定します。たとえば、売上が高い店舗に高いランクを付与する場合、「最高値を1位とする」を選択します。
2次ランク付け
このドロップダウン・リストでは、同順位のランクが付与されている場合に(すなわち「ランク付け」フィールドで同じランク)、値のランクの決定に使用されるアイテムを選択します。
たとえば、売上が最も高く、コストが最も低い店舗を調べるには、次のように選択します。
「ランク付け」フィールドの「Sales SUM」および「最高値を1位とする」
「2次ランク付け」フィールドの「Costs SUM」および「最低値を1位とする」
つまり、同じSales SUM値を持つ2つの店舗がある場合、Costs SUM値でコストの低い方の店舗を調べることによりランクを決定します。
次を区切りとしてランク付けを再開
このリストは、結果をグループ(パーティションとも呼ばれる)に配置する場合に使用するグループを指定します。
たとえば、年内のSales SUM値のランクを計算するには、「Calendar Year」を選択します。つまり、2年間のSales SUM値がある場合、売上の最も高い店舗が年ごとに計算されます。
グループを指定しない場合は、すべてのワークシート値が1つのグループとして処理されます。
同順位のランク付け
次のオプションを使用して、次のような複数の同一値(同順位のランク)について、ランクの計算方法を指定できます。
標準: 値が等しい場合に、連続しない数値を使用してランク付けします。たとえば、上位5つの値が等しい場合、各値にランク1を割り当て、次のランク値にランク6を割り当てます。
稠密: 値が等しい場合に、連続した数値を使用してランク付けします。たとえば、上位5つの値が等しい場合、各値にランク1を割り当て、次のランクの値にランク2を割り当てます。
計算
この読取り専用フィールドには、前述のフィールドに値を指定して設定された、基礎となる式が表示されます。この式は、前述のフィールドの値を変更するたびに更新されます。「OK」をクリックすると、「新規計算」ダイアログまたは「計算の編集」ダイアログの「計算」フィールドに式が転送されます。