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Oracle Fusion Middleware Application Developerインストレーション・ガイド
11gリリース1(11.1.1.9.0)
B55932-06
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D トラブルシューティング

この付録では、Application Developerのインストール時に発生する可能性のある一般的な問題の解決策を説明します。

この付録では、次の内容を説明します。

D.1 一般的なトラブルシューティングのヒント

インストール時にエラーが発生した場合の対処方法は、次のとおりです。

  • 最新の更新の詳細は、使用プラットフォームに応じて、『Oracle Fusion Middlewareリリース・ノートfor Linux x86』または『Oracle Fusion Middlewareリリース・ノートfor Microsoft Windows(32ビット)』を参照してください。最新バージョンのリリース・ノートは、Oracle Technology NetworkのOracle Fusion Middleware 11gリリース1(11.1.1)のドキュメント・ページにあります。

    http://www.oracle.com/technetwork/middleware/docs/middleware-093940.html
    

    使用しているリリースに対応するドキュメント・ライブラリの「ライブラリの表示」リンクをクリックします。リリース・ノートはライブラリ内にあります。

  • システム要件と仕様に関する次のドキュメントで指定されている要件を、コンピュータが満たしていることを確認します。

    http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-requirements-100147.html
    
  • いずれかのインストール画面で間違った情報を入力した場合は、その画面に戻るまで「戻る」をクリックします。

  • インストーラでファイルをコピーまたはリンクするときにエラーが発生した場合は、次の手順に従ってください。

    1. エラーをメモして、インストール・ログ・ファイルを確認します。

    2. 第4章の手順に従って、失敗したインストールを削除します。

    3. エラーの原因となる問題を修正します。

    4. インストールを再起動します。

D.2 インストール・ログ・ファイルおよび構成ログ・ファイル

この項では、Oracle Application DeveloperインストーラおよびOracle Fusion Middleware構成ウィザードの実行時に作成されるログ・ファイルについて説明します。ログ・ファイルには、インストールや構成に関する問題のトラブルシューティングに役立つ情報が記載されています。

この項は、次の項目で構成されています。

D.2.1 インストール・ログ・ファイル

ログ・ファイルは、UNIXの場合はOracle_Inventory_Location/logディレクトリに、Windowsの場合はOracle_Inventory_Location\logsディレクトリに書き込まれます。

UNIXシステムで、Oracle Inventoryディレクトリの場所が不明な場合、このディレクトリはMW_HOME/oraInst.locファイル内にあります。Windowsシステムの場合、Oracle Inventoryディレクトリのデフォルトの場所は、C:\Program Files\Oracle\Inventory\logsです。

ログ・ディレクトリには、次のインストール・ログ・ファイルが作成されます。

  • installdate-time-stamp.log

    これはメインのログ・ファイルです。

  • installdate-time-stamp.out

    このログ・ファイルには、インストール時の出力ストリームやエラー・ストリームが記載されます。

  • installActionsdate-time-stamp.log

    このファイルは、インストーラGUIによって内部情報の追跡に使用されます。

  • installProfiledate-time-stamp.log

    このログ・ファイルには、インストールおよび構成を完了するまでにかかった時間やメモリーおよびCPUの詳細事項など、全体的な統計が記載されます。

  • oraInstalldate-time-stamp.log

    このログ・ファイルには、コピー・セッションの出力ストリームが記載されます。

-printtimeパラメータを使用してインストーラを起動すると、同じディレクトリに、timeTakendate-time-stamp.logファイルとtimedate-time-stamp.logファイルが作成されます。

  • timeTakendate-time-stamp.log

    このファイルには、画面間の移動にかかる時間に関する情報が含まれます(GUIインストールにのみ該当)。

  • timedate-time-stamp.log

    このファイルには、コピー・セッションの時間に関する情報が記載されます。

-printmemoryパラメータを使用してインストーラを起動すると、memorydate-time-stamp.logファイルが作成されます。このファイルには、コピー・セッションのメモリー使用量に関する情報が記載されます。

D.2.2 構成ログ・ファイル

構成セッションのログ・ファイルを作成するには、次に示すとおり、-logオプションで構成ウィザードを起動します。

UNIXの場合:

% ./config.sh -log=log_filename

Windowsの場合:

G:\ config.cmd -log=log_filename

log_filename を絶対パスで指定すると、ログ・ファイルはその場所に作成されます。パスを付けずにファイル名のみを指定した場合、ログ・ファイルは、MW_HOME/oracle_common/common/binディレクトリ(UNIXの場合)またはMW_HOME\oracle_common\common\binディレクトリ(Windowsの場合)に作成されます。

D.3 JREの場所の記録

Application Developerインストーラが使用するJREの場所は、MW_HOME/oracle_common/oui/oraparam.iniファイル(UNIXの場合)またはMW_HOME\oracle_common\oui\oraparam.iniファイル(Windowsの場合)に格納されています。このファイルは、OPatchおよびOracle Universal Installer(OUI)が、推奨されるJREの場所を決定するために使用されます。

JREの場所を変更できます(たとえば、JREディレクトリをMiddlewareホームの外に移動します)。変更された場合にOPatchまたはOUIを実行しようとすると、JREの場所が見つからないためにエラー・メッセージが表示されます。エラー・メッセージが表示された場合には、次のいずれかを実行します。

  • MW_HOME/oracle_common/oui/oraparam.iniファイル(UNIXの場合)またはMW_HOME\oracle_common\oui\oraparam.iniファイル(Windowsの場合)を編集して、新しいJREの場所を指定します。

  • -jreLocコマンド・ライン・オプションを使用して、新しいJREの場所を指定します。詳細は、2.2.2項を参照してください。

D.4 問題が解決しなかった場合

この付録の手順を試しても発生した問題を解決できない場合は、次の情報源を参照してください。

  • Oracle Fusion Middlewareリリース・ノート for Linux x86またはOracle Fusion Middlewareリリース・ノート for Microsoft Windows(32ビット)(使用するプラットフォームによります)。最新バージョンのリリース・ノートは、Oracle Technology NetworkのOracle Fusion Middleware 11gリリース1(11.1.1)のドキュメント・ページにあります。

    http://www.oracle.com/technetwork/middleware/docs/middleware-093940.html
    

    使用しているリリースに対応するドキュメント・ライブラリの「ライブラリの表示」リンクをクリックします。リリース・ノートはライブラリ内にあります。

  • My Oracle Support(以前のOracleMetaLink: https://support.oracle.com)

それでも問題が解決しない場合は、サービス・リクエストを作成してください。