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Oracle® Fusion Middleware Oracle Service Bus管理者ガイド
11gリリース1 (11.1.1.9)
B61436-08
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30 UDDI

この章では、Oracle Service Bus管理コンソールを使用してUDDIからのインポートおよびUDDIへのパブリッシュを行う場合の、Oracle Service Bus(OSB)およびUDDIレジストリの構成および併用の方法について説明します。

Universal Description, Discovery and Integration (UDDI)レジストリは、企業でWebサービスを共有するために使用されます。UDDIは、企業のビジネス、ビジネス・サービス、および公開するサービスの技術的な詳細を分類するためのフレームワークを提供します。

レジストリへサービスをパブリッシュするには、サービス・タイプと、レジストリ内でそのサービスを表すデータ構造の知識が必要です。レジストリ・エントリには、特定のプロパティが関連付けられ、これらのプロパティ・タイプはレジストリの作成時に定義されます。レジストリにサービスをパブリッシュして、他の組織がそのサービスを検出して使用できるようにすることが可能です。Oracle Service Busで開発されたプロキシ・サービスは、UDDIレジストリにパブリッシュできます。Oracle Service Busは任意のUDDIバージョン3.0に適合したレジストリと相互作用します。

『Oracle Fusion Middleware Oracle Service Bus管理者ガイド』のUDDIに関する項も参照してください。

30.1 構成されたUDDIレジストリの表示

このページを使用して、UDDIのデフォルト・レジストリの指定(30.3項「デフォルトUDDI構成の設定」を参照)と、UDDIレジストリの表示を行います。さらに、以前に構成したレジストリの検索も行えます。

  1. 「UDDIレジストリ」パネルで、検索するレジストリの名前を「名前」フィールドに入力するか、またはワイルドカード文字(複数の文字を表すには*、1文字を表すには?を使用します)を入力します。入力した名前の条件を満たすすべてのレコードが返されます。

  2. 「検索」をクリックします。

  3. 「すべて表示」をクリックすると、検索フィルタが削除され、Oracle Service Busで動作するよう構成されているレジストリがすべて表示されます。

    表30-1に、UDDIレジストリ構成設定を示します。

表30-1 UDDIレジストリの構成の設定

プロパティ 説明

レジストリ名

レジストリの名前。名前は最初の作成時にレジストリに割り当てられます。エントリの保存後にレジストリの名前を編集することはできません。

照会URL

サービスの検索とインポートで使用される照会APIエンドポイントのURL。

パブリッシュURL

サービスのパブリッシュで使用されるパブリッシュAPIエンドポイントのURL。

セキュリティURL

レジストリへのパブリッシュを行うために必要な認証トークンの取得に使用される、セキュリティAPIエンドポイントのURL。

サブスクリプションURL

レジストリの変更へのサブスクリプション、レジストリのサブスクリプションの作成、インポート・サービスに変更がないかどうかのリスニングのために使用される、サブスクリプションAPIエンドポイントのURL。

ユーザー名

ユーザー認証のために必要なユーザー名。

パスワード(パスワードの確認)

ユーザー認証のために必要なパスワード。

tModelsをレジストリにロード

選択したレジストリにtModelsをロードします。このオプションは、レジストリごとに1度だけ選択する必要があります。

自動インポートの有効化

UDDIレジストリの自動同期サービス。


30.2 UDDIレジストリの構成

この項では、次のタスクを取り上げます。

30.2.1 UDDIレジストリの追加

このページでは、UDDIレジストリを追加および構成できます。レジストリの構成が終了したら、Oracle Service Busプロキシ・サービスをレジストリに対してパブリッシュする、またはOracle Service Busプロキシ・サービスで使用するビジネス・サービスをレジストリからインポートすることができます。

レジストリを追加するには、アクティブ・セッションにいる必要があります。

  1. セッションをまだ作成していない場合は、「作成」をクリックして新しいセッションを作成するか、「編集」をクリックして既存のセッションを入力します。3.1項「チェンジ・センターの使用」を参照してください。

  2. 「システム管理」「UDDIレジストリ」を選択します。

  3. 「UDDIレジストリ」パネルで「レジストリの追加」をクリックします。

  4. レジストリを構成するには、次の手順を行います。アスタリスク(*)は、必須フィールドを表します。レジストリを追加するときに設定する必要があるプロパティについては、表30-1を参照してください。

    1. 「名前」フィールドにレジストリの名前を入力します。

      名前付けのガイダンスについては、2.3項「リソースの名前付けに関する制限事項」を参照してください。

    2. 「照会URL」フィールドに、http://host:port/APPLICATION_SERVER_CONTEXT/uddi/inquiryの形式で照会URLを入力します。

    3. 「パブリッシュURL」フィールドに、http://host:port/APPLICATION_SERVER_CONTEXT/uddi/publishingの形式でパブリッシュURLを入力します。

    4. 「セキュリティURL」フィールドに、http://host:port/APPLICATION_SERVER_CONTEXT/uddi/securityの形式でセキュリティURLを入力します。

    5. 「サブスクリプションURL」フィールドに、次の形式でサブスクリプションURLを入力します。

      http://host:port/APPLICATION_SERVER_CONTEXT/uddi/subscription

      インストーラのAPPLICATION_SERVER_CONTEXTフィールドのデフォルト値はregistryです。

    6. 「ユーザー名」フィールドに、レジストリ・コンソールにログインするユーザー名を入力します。

    7. 「パスワード」(「パスワードの確認」)フィールドに、レジストリ・コンソールにログインするためのパスワードを入力します。

    8. Oracle Service Bus tModelsをこのレジストリにパブリッシュするには、「tModelsをレジストリにロード」チェックボックスを選択します。

      このフィールドは、プロキシ・サービスをこのレジストリにパブリッシュする場合のみ必要です。

    9. インポートされたサービスをUDDIレジストリと自動的に同期するには、「自動インポートの有効化」チェックボックスを選択します。このオプションを選択した状態でサービスをインポートすると、UDDIレジストリとの同期が維持されます。


      注意:

      自動同期はバックグラウンド・プロセスです。セッションの「取消し」機能を使用して取り消すことはできません。自動同期の変更を元に戻しても、永続的ではありません(次回の同期サイクルでサービスが再同期されるため)。インポートされたサービスがUDDIレジストリと同期されないようにするには、サービスを切り離してレジストリからの更新を避けます。30.6項「サービスのデタッチ」を参照してください。

  5. 指定したURLを検証するには、「検証」をクリックします。

  6. 指定した設定でレジストリを構成し、現在のセッションで保存するには、「保存」をクリックします。

  7. セッションを終了して構成をランタイムにデプロイするには、「チェンジ・センター」「アクティブ化」をクリックします。

30.2.2 UDDIレジストリの編集

  1. セッションをまだ作成していない場合は、「作成」をクリックして新しいセッションを作成するか、「編集」をクリックして既存のセッションを入力します。3.1項「チェンジ・センターの使用」を参照してください。

  2. 「システム管理」「UDDIレジストリ」を選択します。

  3. 「UDDIレジストリ」パネルの使用できるレジストリのリストから、編集するレジストリの名前をクリックします。

    「検索」オプションを使用して、特定のレジストリを検索することもできます。30.1項「構成されたUDDIレジストリの表示」を参照してください。

    UDDIレジストリの構成ページには、レジストリを定義する構成プロパティと、表30-2に示すレジストリ固有の情報が表示されます。

    表30-2 UDDIレジストリ情報

    プロパティ 説明

    最終更新者

    このUDDIレジストリ・リソースの構成に最後に変更を行ったユーザーです。

    最終更新日

    最後に構成の変更が行われた日時。このリソースの変更履歴を表示するには、日時のリンクをクリックします。4.23項「変更履歴の表示ページ」を参照してください。

    参照

    このUDDIレジストリが参照するオブジェクトの数。該当する参照がある場合は、数字のリンクをクリックすると参照のリストが表示されます。4.22項「リソースへの参照の表示」を参照してください。

    参照元

    このUDDIレジストリを参照するオブジェクトの数。該当する参照がある場合は、数字のリンクをクリックするとオブジェクトのリストが表示されます。4.22項「リソースへの参照の表示」を参照してください。

    説明

    レジストリの説明。


  4. ページの一番下にある「編集」をクリックします。

  5. 「UDDI構成 - レジストリの編集」ページで、レジストリ構成パラメータを編集します。

    これらのプロパティについては、表30-1で説明されています。レジストリの名前は編集できません。

  6. 「保存」をクリックして、現在のセッションで更新をコミットします。

  7. セッションを終了して構成をランタイムにデプロイするには、「チェンジ・センター」「アクティブ化」をクリックします。

30.3 デフォルトUDDI構成の設定

ドメインのデフォルトのUDDIレジストリとして、構成されているレジストリの1つを指定できます。30.2項「UDDIレジストリの構成」を参照してください。

自動パブリッシュ機能を使用するには、デフォルト・レジストリを設定しておく必要があります。30.8項「自動パブリッシュの使用」を参照してください。

  1. セッションをまだ作成していない場合は、「作成」をクリックして新しいセッションを作成するか、「編集」をクリックして既存のセッションを入力します。3.1項「チェンジ・センターの使用」を参照してください。

  2. 「システム管理」「UDDIレジストリ」を選択します。

  3. 「UDDIデフォルト構成」パネルで「デフォルトの選択」をクリックします。

  4. 「デフォルト・レジストリ名」リストでデフォルトに設定するレジストリ名を選択します。

  5. デフォルト・ビジネス・エンティティを設定するには、「ビジネス・エンティティ」リストからエンティティを選択します。

  6. 「デフォルトに設定」をクリックします。

  7. デフォルト・レジストリを変更するには、「選択のクリア」をクリックして、前述の手順を繰り返します。

30.4 UDDIレジストリからのビジネス・サービスのインポート

次のビジネス・サービスの種類をUDDIレジストリからOracle Service Busにインポートできます。

  • HTTPトランスポートを介したWSDLサービス。

  • UDDIレジストリにパブリッシュされるOracle Service Busプロキシ・サービス。この機能は主に、あるドメインのプロキシ・サービスが別のドメインのプロキシ・サービスを検出してそこにルーティングする必要のあるマルチ・ドメインのOracle Service Busデプロイメントで使用されます。

構成されているレジストリが1つしかない場合は、そのレジストリに自動的に接続され、すべてのビジネス・エンティティが取得され、検索フォームが作成されます。複数のレジストリが構成されている場合は、インポート・ウィザードにより、サービスのインポート元のレジストリを選択するよう求められます。

レジストリに様々なタイプのサービスが登録されている場合、インポート時に照会URLを使用して特定のサービスを検索します。

  1. セッションをまだ作成していない場合は、「作成」をクリックして新しいセッションを作成するか、「編集」をクリックして既存のセッションを入力します。3.1項「チェンジ・センターの使用」を参照してください。

  2. 「システム管理」「UDDIからインポート」を選択します。

  3. インポート・レジストリ名リストからサービスのインポート元のレジストリの名前を選択し、「次へ」をクリックします。

    Oracle Service Busで1つのレジストリを構成すると、それがデフォルトのレジストリになるため、レジストリ選択の最初のページが表示されなくなります。レジストリ選択ページは、複数のレジストリが定義されている場合にのみ表示されます。

    「UDDIからインポート」ページを使用すると、特定のビジネス・サービスを検索してインポートできます。サービスは、ビジネス・エンティティ、パターン、または両方の組合せを指定して検索できます。

  4. ビジネス・エンティティを指定して検索するには、「エンティティ名」リストからビジネス・エンティティ名(ドキュメント・サービスなど)を選択します。

  5. 「サービス名」フィールドに、検索するパターン(a%など)を入力します。入力した検索条件に一致するビジネス・サービスのリストが表示されます。

  6. インポートするサービスを選択し、「次へ」をクリックします。

    目的のサービスを検索できない場合は、そのレコードの表示権限を持つセキュリティ・グループに所属していない可能性があります。

  7. ビジネス・サービスを作成するためのバインディング・テンプレートを選択し、「次へ」をクリックします。

    選択したサービスに複数のバインディング・テンプレートがある場合は、各バインディング・テンプレートからビジネス・サービスが作成されます。このような場合は、インポートするバインディング・テンプレートを絞り込むよう求められます。

  8. 「UDDIのインポート: インポート先の選択」ページで、「プロジェクト」リストからプロジェクトを選択し、サービスとその関連リソースのインポート先フォルダを選択して、「次へ」をクリックします。

  9. 「UDDIのインポート: サービスの確認とインポート」ページに、システム内に作成されるすべてのリソース(ビジネス・サービス、MFL、スキーマ、WSDLなど)のリストが表示されます。インポートできないリソースについては、警告メッセージが表示されます。

    デフォルトでは、リスト内のすべての項目がインポート対象としてマークされます。

    1. リソースがシステム内にすでに存在し、依存関係を手動で解決する場合は、そのリソースの横にあるチェックボックスのチェックをはずします。

    2. 依存関係の解決は、インポート・プロセスの完了後に、チェンジ・センター「競合の表示」ページから実行できます。競合の表示と解決の詳細は、3.9項「競合の表示と解決」を参照してください。

  10. 「インポート」をクリックしてインポート・プロセスを開始します。

    インポートの進行状況を示すポップアップ・ウィンドウが表示されます。インポートが完了すると、「インポートのサマリー」ページにインポートの結果が表示されます。インポートが成功した場合は、ページ上部に成功のメッセージが表示されます。インポートできなかったリソースがある場合は、エラー・メッセージが表示されます。

    • エラーの原因を確認するには、そのリソースの「ステータス」列に移動します。

    • 競合を表示して解決するには、「競合の表示」をクリックします。

  11. さらにサービスをインポートするには、「別のインポートを行う」をクリックします。

  12. 選択内容を変更するには、「戻る」をクリックします。

30.5 自動インポート・ステータスの使用

「自動インポート・ステータス」ページを使用して、サービスに対する変更内容をレジストリの内容と同期することができます。レジストリ内のサービスに変更が加えられると、Oracle Service Busにより変更が通知されて「自動インポート・ステータス」ページに同期していないすべてのサービスが表示されます。これにより、Oracle Service Bus管理コンソール内のサービスとUDDIレジストリ内の該当するサービスとを同期することができます。

レジストリを構成する場合、「自動インポートの有効化」オプションを選択すると、インポートしたサービスをUDDIレジストリと自動的に同期することができます。このオプションが選択された状態でインポートされたサービスは、UDDIレジストリとの同期が自動的に維持されます。30.2項「UDDIレジストリの構成」を参照してください。

自動同期の実行中にエラーが発生した場合、エラーは「自動インポート・ステータス」ページで報告されます。このページでサービスを手動で更新できます。

  1. セッションをまだ作成していない場合は、「作成」をクリックして新しいセッションを作成するか、「編集」をクリックして既存のセッションを入力します。3.1項「チェンジ・センターの使用」を参照してください。

  2. 「システム管理」「自動インポート・ステータス」を選択します。

  3. 「自動インポート・ステータス」ページの「表示」リストから、表示するサービスのタイプを選択します。

  4. レジストリ内の該当するサービスと同期するプロキシ・サービスの横のチェックボックスを選択します。

  5. 「同期」をクリックします。

  6. 次のページで、「終了」をクリックします。

30.6 サービスのデタッチ

Oracle Service Bus管理コンソール内のサービスをレジストリ内の該当するサービスと同期しない場合は、次のいずれかの方法でサービスをデタッチすると、サービスは同期されません。

  • 「構成の編集によるサービスのデタッチ」

  • 「「自動インポート・ステータス」ページを使用したサービスのデタッチ」

構成の編集によるサービスのデタッチ

  1. セッションをまだ作成していない場合は、「作成」をクリックして新しいセッションを作成するか、「編集」をクリックして既存のセッションを入力します。3.1項「チェンジ・センターの使用」を参照してください。

  2. 「プロジェクト・エクスプローラ」を選択します。

  3. プロジェクト・フォルダを展開し、レジストリ内の該当するサービスからデタッチするビジネス・サービスを選択します。

  4. 「ビジネス・サービスの表示」ページの一番下にある「編集」をクリックします。

  5. 「レジストリからデタッチ」オプションを有効にします。ビジネス・サービスが、UDDIレジストリ内の該当するサービスからデタッチされます。

「自動インポート・ステータス」ページを使用したサービスのデタッチ

このデタッチ・オプションは、「自動インポート・ステータス」ページで変更について通知を受け取った場合にのみ使用できます。

  1. 「システム管理」「自動インポート・ステータス」ページで、UDDIレジストリの対応するサービスからデタッチするビジネス・サービスの横のチェックボックスを選択します。

    レジストリにある元のサービスに変更があった場合にのみ、このページにサービスが表示されます。すべてのサービスがこのページに表示されるわけではありません。

  2. 「デタッチ」をクリックします。

30.7 UDDIレジストリへのプロキシ・サービスのパブリッシュ

レジストリにサービスをパブリッシュして、他の組織がそのサービスを検出して使用できるようにすることが可能です。Oracle Service Busで開発されたプロキシ・サービスはすべて、UDDIレジストリにパブリッシュできます。パブリッシュするサービスを含めるビジネス・エンティティを選択できます。また、複数のサービスを一度にパブリッシュできます。

レジストリへのパブリッシュを実行する前に、そのレジストリのアカウントを入手しておく必要があります。Oracle Service Busは、v 3.0準拠のUDDIレジストリとの相互運用性をサポートしています。次に、Oracle Service Registryを使用している場合の構成について説明します。

Oracle Service Registryでのユーザー・アカウントの設定の詳細は、http://www.oracle.com/technetwork/middleware/registry/overview/index.htmlにあるOracle Service Registry製品のドキュメントを参照してください。

レジストリからサービスをアンパブリッシュするには、Oracle Service Registryインストールでこの処理を行います。

  1. 「システム管理」「UDDIにパブリッシュ」を選択します。

    パブリッシュが可能なのは、セッション外にいるときのみです。レジストリのリストにアクセスするには、セッションを終了してください。アクセス可能なすべてのレジストリが、選択したレジストリのリストに表示されます。

  2. 「パブリッシュ・レジストリ名」で、パブリッシュ先のレジストリの名前を選択し、「次へ」をクリックします。

    Oracle Service Busで1つのレジストリを構成すると、それがデフォルトのレジストリになるため、レジストリ選択の最初のページが表示されなくなります。レジストリ選択ページは、複数のレジストリが定義されている場合にのみ表示されます。

    Oracle Service Busプロキシ・サービスとプロジェクト・フォルダ内でのそれらの場所のリストを示す「UDDIにパブリッシュ: 個別のサービスの選択とパブリッシュ」ページが表示されます。最上位のプロジェクト・レベル・フォルダから順に、すべてのサービスの詳細(名前、タイプ、および説明)が表示されます。

  3. パブリッシュするサービスを選択します。

    1. 「プロジェクト」フォルダを展開して、定義されたプロキシ・サービスを表示します。デフォルトでは、このフォルダとそのコンテンツがパブリッシュ用にマークされます。

    2. パブリッシュする個々の項目を選択することができます。

  4. 「ビジネス・エンティティへのサービスのパブリッシュ」リストからサービスを追加するレジストリ内のビジネス・エンティティを選択します。これは、レジストリ内でサービスを分類するためのビジネス・エンティティです。

  5. 「パブリッシュ」をクリックしてサービスをパブリッシュします。

    サービスのパブリッシュが成功したことを示す確認メッセージが表示されます。

  6. 「別のパブリッシュ」をクリックして「UDDIにパブリッシュ - レジストリの選択」ページに戻ります。

30.8 自動パブリッシュの使用

自動パブリッシュを使用して、プロキシ・サービスをレジストリに自動でパブリッシュすることができます。これを行うには、「プロキシ・サービスの作成/ プロキシ・サービスの編集 - 全般的な構成」ページにある「レジストリにパブリッシュ」オプションを有効にする必要があります。20.2.1項「「全般的な構成」ページ」を参照してください。「レジストリにパブリッシュ」オプションは、デフォルトのレジストリが存在する場合にのみ表示されます。30.3項「デフォルトUDDI構成の設定」を参照してください。

  1. セッションをまだ作成していない場合は、「作成」をクリックして新しいセッションを作成するか、「編集」をクリックして既存のセッションを入力します。3.1項「チェンジ・センターの使用」を参照してください。

  2. 「プロジェクト・エクスプローラ」を選択します。

  3. プロジェクト・フォルダを展開し、編集するプロキシ・サービスを選択します。

  4. 「プロキシ・サービスの表示」ページの一番下にある「編集」をクリックします。

  5. 「レジストリにパブリッシュ」ページで「保存」をクリックし、現在のセッションでの更新をコミットします。

  6. セッションを終了して構成をランタイムにデプロイするには、「チェンジ・センター」「アクティブ化」をクリックします。

    サービスをデフォルト・レジストリにパブリッシュするよう、構成されます。


    注意:

    サービスが正常にレジストリにパブリッシュされると、サービスをレジストリに自動パブリッシュするオプションが選択できなくなります。

    サービスが正常にパブリッシュされていない場合は、再度パブリッシュすることができます。サービスを再度パブリッシュするには、「自動パブリッシュ・ステータス」ページでサービスを選択し、「パブリッシュ」をクリックします。

    「レジストリにパブリッシュ」オプションが有効になっている場合、プロキシ・サービスは作成または編集直後にパブリッシュされ、セッションがアクティブ化されます。「レジストリにパブリッシュ」オプションは、ローカル・トランスポートを使用しているサービス以外のすべてのプロキシ・サービスで利用できます。