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Oracle® Traffic Director管理者ガイド
11g リリース1 (11.1.1.9)
B66436-05
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5.4 再起動が不要なOracle Traffic Directorインスタンスの更新

構成パラメータの中には、変更しても構成の変更を有効にするために実行中の構成のOracle Traffic Directorインスタンスを再起動する必要のないものもあります。Oracle Traffic Directorインスタンスを動的に再構成して、新しい構成を反映できます。

動的構成をサポートするパラメータのリストは、『Oracle Traffic Director構成ファイル・リファレンス』の動的再構成に関する項を参照してください。

管理コンソールまたはCLIのいずれかを使用して、実行中の構成のインスタンスを動的に再構成できます。


注意:

この項のCLIの例はシェル・モード(tadm>)で示されています。CLIシェルの起動の詳細は、2.3.1項「コマンドライン・インタフェースへのアクセス」を参照してください。

管理コンソールを使用したOracle Traffic Directorインスタンスの再構成

管理コンソールを使用してOracle Traffic Directorインスタンスを再構成するには、次の操作を行います。

  1. 2.3.2項「管理コンソールへのアクセス」の説明に従って、管理コンソールにログインします。

  2. ページの左上隅にある「構成」ボタンをクリックします。

    使用可能な構成のリストが表示されます。

  3. インスタンスを再構成する構成を選択します。

  4. ナビゲーション・ペインで、「インスタンス」を選択します。

  5. 動的に更新するインスタンスの「再構成」ボタンをクリックします。

    「コンソール・メッセージ」ペインにインスタンスが再構成されたことを確認するメッセージが表示されます。

CLIを使用したOracle Traffic Directorインスタンスの再構成

構成のOracle Traffic Directorインスタンスを1つ以上再構成するには、reconfig-instanceコマンドを実行します。

たとえば、次のコマンドを実行すると、ノードapps1およびapps2の構成soaのインスタンスが再構成されます。

tadm> reconfig-instance --config=soa apps1 apps2

reconfig-instanceの詳細は、『Oracle Traffic Directorコマンドライン・リファレンス』を参照するか、--helpオプションを付けてコマンドを実行してください。


注意:

または、インスタンス・ディレクトリ内から次のコマンドを使用できます。
> $INSTANCE_HOME/net-config_name/bin/reconfig