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Oracle® Traffic Directorコマンドライン・リファレンス
11g リリース1 (11.1.1.9.0)
B66437-05
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set-config-prop

構文

set-config-prop common_options --config=config_name (property_name=property_value)+

説明

このコマンドを使用して、構成ファイルのプロパティを設定します。

オプション

common_optionsの詳細は、helpコマンドを実行してください。

--config|-c

プロパティを変更する構成の名前を指定します。

オペランド

property-name=property-value

定義する1つ以上のプロパティに対してname=valueペアを指定します。name=valueペアは、スペースで区切る必要があります。

構成ファイルの次のプロパティを設定できます。

user: サーバーの実行に使用されるユーザーIDを指定します。
値: ユーザーID

temp-path: サーバーがその一時ファイルを格納する場所を指定します。
値: 任意の有効なディレクトリ。

max-fd: Oracle Traffic Directorサーバー・プロセスのファイル記述子使用量に構成可能な上限を指定します。これは、実際のファイル記述子がさらに使用可能な場合でも、構成されたmax-fdのファイル記述子の使用可能数をOracle Traffic Directorは超えることができないという意味です。
値: 64から2147483647、または制限なしの場合は-1。デフォルト値は2097152です。

webapp-firewall-ruleset: Webアプリケーション・ファイアウォール(WAF)のルールセット・ファイルが格納される場所を指定します。
値: WAFルールセット・ファイルが格納される任意の有効なディレクトリ。


注意:

プロパティwebapp-firewall-rulesetでは、複数の値を指定できます。それぞれの値を引用符で囲い、カンマで区切ります。例: webapp-firewall-ruleset="ruleset/vschola/*.conf","/scratch/sababu/waf rules/rule2.conf"

プロパティをデフォルト値にリセットするには、プロパティ値を指定しないでください。
例: property-name=<empty_string>

tadm set-config-prop --user=admin --host=admin.example.com 
--password-file=./admin.passwd --port=8989 
--no-prompt --config=www.example.org user=otd_user

終了コード

次の終了値が戻されます。

0: コマンドの実行に成功しました。

>0: コマンドの実行時にエラーが発生しました。

終了コードと構文表記の詳細は、helpコマンドを実行してください。