構文
tadm set-qos-limits-prop common_options --config=config_name --vs=vs_name (property_name=property_value)+
説明
このコマンドを使用して、仮想サーバーのサービスのクオリティ(QoS)制限のプロパティを設定します。サービスのクオリティとは、サーバー・インスタンスまたは仮想サーバーに対して設定するパフォーマンス制限を示します。帯域幅の大きさと接続の数という2つの領域を制限できます。
オプション
common_optionsの詳細は、helpコマンドを実行してください。
--config|-cQoS制限のプロパティを設定する構成の名前を指定します。
--vs|-s仮想サーバーの名前を指定します。
定義する1つ以上のプロパティに対してname=valueペアを指定します。name=valueペアは、スペースで区切る必要があります。
QoS制限の次のプロパティを設定できます。
enabled: 実行時にQoS制限を強制的に適用するかどうかを指定します。
値: true、false。デフォルト: true。
max-bps: 最大転送レート(バイト/秒)を指定します。
値: 1 - 2147483647。デフォルト値なし。
max-connections: 同時接続の最大数を指定します。
値: 1 - 1048576
プロパティをデフォルト値にリセットするには、プロパティ値を指定しないでください。
例: property-name=<empty_string>
例
tadm set-qos-limits-prop --user=admin --host=admin.example.com --password-file=./admin.passwd --port=8989 --no-prompt --config=www.example.org --vs=soa.example.org max-bps=3373 max-connections=44838
終了コードと構文表記の詳細は、helpコマンドを実行してください。