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Oracle® Traffic Directorコマンドライン・リファレンス
11g リリース1 (11.1.1.9.0)
B66437-05
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set-qos-limits-prop

構文

tadm set-qos-limits-prop common_options --config=config_name --vs=vs_name (property_name=property_value)+

説明

このコマンドを使用して、仮想サーバーのサービスのクオリティ(QoS)制限のプロパティを設定します。サービスのクオリティとは、サーバー・インスタンスまたは仮想サーバーに対して設定するパフォーマンス制限を示します。帯域幅の大きさと接続の数という2つの領域を制限できます。

オプション

common_optionsの詳細は、helpコマンドを実行してください。

--config|-c

QoS制限のプロパティを設定する構成の名前を指定します。

--vs|-s

仮想サーバーの名前を指定します。

オペランド

property-name=property-value

定義する1つ以上のプロパティに対してname=valueペアを指定します。name=valueペアは、スペースで区切る必要があります。

QoS制限の次のプロパティを設定できます。

enabled: 実行時にQoS制限を強制的に適用するかどうかを指定します。
値: truefalse。デフォルト: true

max-bps: 最大転送レート(バイト/秒)を指定します。
値: 1 - 2147483647。デフォルト値なし。

max-connections: 同時接続の最大数を指定します。
値: 1 - 1048576

プロパティをデフォルト値にリセットするには、プロパティ値を指定しないでください。
例: property-name=<empty_string>

tadm set-qos-limits-prop --user=admin --host=admin.example.com 
--password-file=./admin.passwd --port=8989 
--no-prompt --config=www.example.org 
--vs=soa.example.org max-bps=3373 max-connections=44838

終了コード

次の終了値が戻されます。

0: コマンドの実行に成功しました。

>0: コマンドの実行時にエラーが発生しました。

終了コードと構文表記の詳細は、helpコマンドを実行してください。