set-request-limit-prop

構文

tadm set-request-limit-prop common_options --config=config_name 
--vs=vs_name --request-limit=request_limit_name (property_name=property_value)+

説明

このコマンドを使用して、仮想サーバーのリクエスト制限のプロパティを設定します。

オプション

common_optionsの詳細は、helpコマンドを実行してください。

--config|-c: リクエスト制限のプロパティを設定する構成の名前を指定します。

--vs|-s: 仮想サーバーの名前を指定します。
--request-limit|-l: リクエスト制限のプロパティの名前を指定します。

オペランド

property-name=property-value

定義する1つ以上のプロパティに対してname=valueペアを指定します。name=valueペアは、スペースで区切る必要があります。

リクエスト制限の次のプロパティを設定できます。

max-rps: 仮想サーバーで1秒当たりに受信するリクエストの最大数を指定します。
値: 0 - 999999999。

max-connections: 同時一致接続の最大数を指定します。
値: 0 - 999999999。

continue-condition: ブロックされたリクエスト・タイプを再度使用可能にする条件を決定します。
値: silenceおよびthreshold。デフォルト: threshold。

error-code: ブロックされたリクエストに対して戻すHTTPステータス・コードを指定します。
値: デフォルト値: 503

monitor-attribute: 監視するリクエスト属性を指定します。
値: 任意の有効な文字列。例: jpeg: $ip。

rps-compute-interval: 平均RPS (リクエスト数/秒)を計算する時間間隔(秒単位)を指定します。
値: デフォルト値: 30

プロパティをデフォルト値にリセットするには、プロパティ値を指定しないでください。
例: property-name=<empty_string>

例

tadm set-request-limit-prop --user=admin --host=admin.example.com --password-file=./admin.passwd --port=8989 
--no-prompt --config=www.example.org --vs=soa.example.org 
--request-limit=rule-request-limit-1 max-rps=2999 max-connections=333999

終了コード

次の終了値が戻されます。

0: コマンドの実行に成功しました。

>0: コマンドの実行時にエラーが発生しました。

終了コードと構文表記の詳細は、helpコマンドを実行してください。