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Oracle® Fusion Middleware Microsoft SharePointのためのOracle WebCenter Contentストレージ・コネクタの管理
11g リリース1 (11.1.1)
E49677-01
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6 ログ情報

この章では、SharePointおよびWebCenter Contentで、ログ情報を表示する方法およびログ設定を更新する方法を説明します。

この章の内容は、次のとおりです。

6.1 SharePointでのログ設定の変更

SharePointでは、デフォルトでトレース・ログおよびイベント・ログを生成します。このログ設定を変更したり、ロギング・レベルを変更することが可能です。SharePointでログ設定を変更する手順は次のとおりです。

  1. SharePoint Central Administrationに管理者としてログオンします。

  2. SharePoint Central Administrationの左側のナビゲーション・ペインで、「Monitoring」をクリックします。「Monitoring」ページが表示されます。

    図6-1 「Monitoring」ページ

    図6-1の説明が続きます
    「図6-1 「Monitoring」ページ」の説明

  3. 「Reporting」の下で、「Configure Diagnostic Logging」をクリックします。「Diagnostic Logging」ページが表示されます。

    図6-2 「Diagnostic Logging」ページ

    図6-2の説明が続きます
    「図6-2 「Diagnostic Logging」ページ」の説明

  4. 「Category」リストから、「WebCenter Content Connector」を選択し、ログ設定を変更するWebCenter Contentコネクタの領域を選択します。

    図6-3 「WebCenter Content Connector」カテゴリ

    図6-3の説明が続きます
    「図6-3 「WebCenter Content Connector」カテゴリ」の説明

  5. 「Least critical event to report to the event log」ドロップダウン・リストから、イベント・ログのレベルを選択します。


    注意:

    イベント・ログはWindowsのログです。SharePointは、デフォルトでは、Warning以上のレベルのイベント・ログを生成します。


  6. 「Least critical event to report to the trace log」ドロップダウン・リストから、トレース・ログのレベルを選択します。


    注意:

    トレース・ログはSharePointのログです。SharePointは、デフォルトでは、High以上のレベルのトレース・ログを生成します。


    次の表で、ログ・レベルについて説明します。

    ログ・レベル 説明

    CriticalおよびUnexpected

    機能中に重大なエラーが発生し、コネクタがそのエラーを処理できない場合、SharePointはCriticalおよびUnexpectedのレベルのログを生成します。

    WarningおよびHigh

    実行中に重大なエラーが発生した場合、コネクタはその機能を続行し、WindowsはWarningおよびHighのレベルのログを生成します。

    Verbose

    これらは情報のメッセージとログです。


6.2 SharePointでのログの表示

構成したレベルで生成されたログを表示できます。

イベント・ログを表示する手順は次のとおりです。

  1. Windowsシステムで、「スタート」をクリックします。

  2. 「プログラムとファイルの検索」フィールドにEvent Viewerを入力し、[Enter]を押します。「イベント ビューアー」ページで、イベント・ログが表示されます。

トレース・ログを表示するには、次のパスにナビゲートします。

C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Web Server Extensions\14\LOGS

6.3 WebCenter Contentでのログ設定の変更

WebCenter Contentでは、デフォルトで、情報レベル以外のすべてのレベルのログを生成します。設定を変更したり、詳細なログを有効にすることが可能です。

WebCenter Contentでログ設定を変更する手順は次のとおりです。

  1. WebCenter Contentに管理者としてログオンします。

  2. コンテンツ・サーバー・ポータルで、「管理」、「システム監査情報」の順に選択します。「システム監査情報」ページが表示されます。

    図6-4 WebCenter Contentホームページ

    図6-4の説明が続きます
    「図6-4 WebCenter Contentホームページ」の説明

  3. (オプション)詳細レベルのログを有効にするには、「トレース・セクション情報」リージョンで「完全な詳細トレース」を選択します。

  4. 「アクティブなセクション」フィールドで、SharePointConnectorを入力し、「更新」をクリックします。変更されたログ設定が保存されます。

    ログ設定の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentの管理』を参照してください。

6.4 WebCenter Contentでのイベント・ログの表示

WebCenter Contentでイベント・ログを表示する手順は次のとおりです。

  1. WebCenter Contentに管理者としてログオンします。

  2. コンテンツ・サーバー・ポータルで、「管理」、「ログ・ファイル」の順に選択し、「システム監査情報」をクリックします。「システム監査情報」ページが表示されます。

    図6-5 「システム監査情報」ページ

    図6-5の説明が続きます
    「図6-5 「システム監査情報」ページ」の説明

  3. 上部のナビゲーション・ペインで、「サーバー出力の表示」をクリックします。ログが表示されます。