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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Content: Desktopの使用
11g リリース1 (11.1.1)
B66697-04
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6 Windowsエクスプローラでの管理対象コンテンツ・ファイルの使用

この項の項目は次のとおりです。

6.1 Windowsエクスプローラとの統合について

Oracle WebCenter Contentサーバー、Oracle Content Databaseまたはその他のWebDAVベースのコンテンツ・サーバーをWindowsエクスプローラに統合すると、使い慣れた作業環境を使用してこれらのサーバー上のファイルを簡単に管理できるようになります。Webブラウザまたはその他の独自のクライアント・インタフェースでコンテンツ・サーバー上のファイルを操作する必要はありません(ただし、このオプションは現在も使用可能です)。かわりに、Windowsエクスプローラのツリー構造を使用して、コンテンツ・サーバーおよびそのファイルと対話できます。

Desktopクライアント・ソフトウェアをWindowsエクスプローラ・インタフェースに統合する方法の詳細は、第5章「Windows Explorer Integrationの理解」を参照してください。

ドキュメント・ライブラリ、コンテンツ・フォルダおよびファイルに関する一般的な情報は、第4章「エンタープライズ・ライブラリ、フォルダおよびファイルの理解」を参照してください。

6.2 エンタープライズ・ライブラリの作成

十分な権限がある場合は、新しいエンタープライズ・ライブラリを作成できます。

WebCenter Contentユーザー・インタフェースを実行しているOracle WebCenter Content 11gR1 (11.1.1.8.0)以上のインスタンスに接続している場合は、エンタープライズ・ライブラリを作成する機能を使用できます。

エンタープライズ・ライブラリを統合階層に追加するには:

  1. Windowsエクスプローラを開き、ナビゲーション・ペインが表示されていることを確認します(第5.13.1項「ナビゲーション・ペインの表示または非表示」を参照)。

  2. WebCenter Contentサーバー・ノードを開きます。

  3. 新しいライブラリを作成するサーバーをクリックします。プロンプトが表示された場合は、そのサーバーのユーザー名とパスワードを入力してログインします。

  4. エンタープライズ・ライブラリを追加するには、統合階層で「エンタープライズ・ライブラリ」を選択します。

  5. マウスのカーソルをコンテンツ・ペイン内の未使用領域(アイテムがリストされていない領域)に移動して右クリックし、「新規ライブラリ」を選択します。

    または、「ファイル」メニューを開き、「新規ライブラリ」を選択することもできます。

  6. 新しいライブラリの名前を入力し、[Enter]キーを押します。

  7. 新しいライブラリが作成され、その情報ページがプレビュー・ペインに開きます。このペインが表示されない場合は、有効にできます(第5.13.2項「プレビュー・ペインの表示または非表示」を参照)。

考慮事項

6.3 コンテンツ・フォルダの作成

コンテンツ・フォルダを統合階層に追加する方法は、フォルダをローカル・コンピュータに追加する方法とほとんど同じです。

コンテンツ・フォルダを統合階層に追加する手順は次のとおりです。

  1. Windowsエクスプローラを開き、ナビゲーション・ペインが表示されていることを確認します(第5.13.1項「ナビゲーション・ペインの表示または非表示」を参照)。

  2. WebCenter Contentサーバー・ノードを開きます。

  3. 新しいコンテンツ・フォルダを作成するサーバーをクリックします。プロンプトが表示された場合は、そのサーバーのユーザー名とパスワードを入力してログインします。

  4. 統合階層で新しいコンテンツ・フォルダを追加する位置を探します。

    特定のノードの下にのみコンテンツ・フォルダを追加できます。コンテンツ・フォルダを追加できない場合、「ファイル」メニューではオプションを使用できません。

  5. マウスのカーソルをコンテンツ・ペイン内の未使用領域(アイテムがリストされていない領域)に移動して右クリックし、「新規フォルダ」を選択します。または、「ファイル」メニューを開き、「新規フォルダ」を選択することもできます。

  6. 新しいフォルダの名前を入力し、[Enter]キーを押します。

  7. 新しいフォルダが作成され、そのフォルダ情報ページがプレビュー・ペインに開きます。このペインが表示されない場合は、有効にできます(第5.13.2項「プレビュー・ペインの表示または非表示」を参照)。

考慮事項

6.4 コンテンツ・ファイルの検索

Desktopクライアント・ソフトウェアでは、Windowsエクスプローラ内でOracle WebCenter Contentサーバー上のファイルを検索する様々な方法が提供されるため、1つ以上のファイルを選択して使用(チェックアウト、コピー、編集など)できます。


注意:

Oracle Content DBサーバーまたはその他のWebDAVサーバーを検索することはできません。これらのサーバー上でファイルを参照して選択する必要があります。第6.6項「コンテンツ・ファイルの参照」を参照してください。


6.4.1 サーバー統合階層からのファイルの検索

Windowsエクスプローラのナビゲーション・ペインでサーバーの統合階層からファイルを検索する手順は次のとおりです。

  1. Windowsエクスプローラを開き、ナビゲーション・ペインが表示されていることを確認します(第5.13.1項「ナビゲーション・ペインの表示または非表示」を参照)。

  2. WebCenter Contentサーバー・ノードを開きます。

  3. 検索するコンテンツが格納されているサーバーの統合階層内の任意の場所に移動します。プロンプトが表示された場合は、そのサーバーのユーザー名とパスワードを入力してログインします。ネイティブ11gユーザー・インタフェースの場合、これはコンテンツ・サーバー全体の検索になります。検索を特定のフォルダ(場合によってはそのサブフォルダ)に限定する場合は、「コンテンツの参照」のフォルダ・ツリーでそのフォルダを選択します。

  4. 右クリックして、コンテキスト・メニューの「検索...」を選択します。または、「ファイル」メニューを開き、「検索...」を選択することもできます。Windows XPでは、ツールバーの検索アイコンを選択することもできます。

    「コンテンツ問合せの取得」ダイアログが開きます。この画面は、基本的には標準のOracle WebCenter Contentサーバー検索フォームです。

  5. 検索条件をフォームに入力し、「検索」をクリックします。検索は、メタデータ(ファイルに関する情報)または全文(実際のファイルに含まれているテキスト)、あるいはその両方の組合せに基づいて実行できます。コンテンツ・プロファイルがサーバーで定義されている場合は、ドロップダウン・リストからコンテンツ・プロファイルを選択して、検索フォームに表示されるメタデータ・フィールドを制限できます。検索フォームの使用方法の詳細は、『Oracle WebCenter Contentの使用』を参照してください。

    コンテンツ・フォルダから検索を実行した場合は、サーバー構成に応じて、検索問合せに現在のフォルダのすべてのサブフォルダを含めるチェック・ボックスが検索フォームに表示されることがあります。それ以外の場合、検索は現在のフォルダ内のコンテンツ・アイテムに限定されます。

検索条件を満たすサーバー上のすべてのコンテンツ・アイテムがコンテンツ・ペインに表示され、そこから直接ファイルを操作できます。選択したファイルを右クリックすると、そのファイルにそのコンテキストで使用できる関連オプションのメニューが表示されます。検索結果リストには、検索条件を満たすコンテンツ・アイテムのみが表示され、コンテンツ・アイテムまたはフォルダ名のショートカットは検索条件を満たす場合でも表示されません。また、検索結果リスト内のアイテムは、コピーやポインタではなく、実際のファイルです。検索結果からファイルを削除すると、そのファイルはすべてのフォルダから削除され、実際のコンテンツ・アイテムがサーバーから削除される場合もあります(これはオプションとして提供される機能です)。

ファイルは、サーバーの統合階層の検索結果ノードにも表示されます。別の問合せを実行するまで、これらの検索結果をすばやく呼び出すことができます。後で使用するために問合せを保存することもできます。第6.5項「保存済検索問合せおよび問合せフォルダの使用」を参照してください。

6.4.2 クイック検索機能を使用したファイルの検索

Windowsエクスプローラでクイック検索機能を使用してファイルを検索する手順は次のとおりです。

  1. Windowsエクスプローラを開きます。

  2. WebCenter Contentサーバー・ノードを開きます。

  3. 検索するコンテンツが格納されているサーバーの統合階層内の任意の場所に移動します。プロンプトが表示された場合は、そのサーバーのユーザー名とパスワードを入力してログインします。

  4. ネイティブの11gユーザー・インタフェースを使用している場合、「クイック検索」パネルが表示されるようにしてください。表示されていない場合は、右クリックして、コンテキスト・メニューの「クイック検索の表示」が選択されていることを確認します。

  5. テキスト入力ボックスに、検索対象を示す文字の一部を入力してください。

    ネイティブの11gユーザー・インタフェースでは、次の検索カテゴリをドロップダウン・リストから選択できます: クイック検索(ファイル名検索)、作成者およびタイトル。

  6. [Enter]を押すか、テキスト入力ボックスの右側にある検索アイコンをクリックします。

検索条件を満たすサーバー上のすべてのコンテンツ・アイテムがコンテンツ・ペインに表示され、そこから直接ファイルを操作できます。選択したファイルを右クリックすると、そのファイルにそのコンテキストで使用できる関連オプションのメニューが表示されます。検索結果リストには、検索条件を満たすコンテンツ・アイテムのみが表示され、コンテンツ・アイテムまたはフォルダ名のショートカットは検索条件を満たす場合でも表示されません。また、検索結果リスト内のアイテムは、コピーやポインタではなく、実際のファイルです。検索結果リストの表示からファイルを削除できますが、ファイルを削除するように選択すると、コンテンツ・サーバーから実際のコンテンツ・アイテムが削除されます。

WebCenter Contentユーザー・インタフェースを使用するサーバーでの検索後、「クイック検索」パネルに「フィルタ検索結果」アイコンが表示されます。このアイコンをクリックすると、検索結果をサブカテゴリにソートして表示および選択できる場合があります。

ファイルは、サーバーの統合階層の検索結果ノードにも表示されます。別の問合せを実行するまで、これらの検索結果をすばやく呼び出すことができます。後で使用するために問合せを保存することもできます。第6.5項「保存済検索問合せおよび問合せフォルダの使用」を参照してください。

「クイック検索」パネルから一般的なメタデータ検索を実行するか、コンテンツ・サーバーで定義した(「コンテンツ・サーバー」の「クイック検索」の下にある)個人用のクイック検索を使用できます。個人用のクイック検索の設定方法については、『Oracle WebCenter Contentの使用』を参照してください。


注意:

Windowsエクスプローラにおけるクイック検索機能の詳細は、第5.9項「クイック検索の統合」を参照してください。


6.4.3 ツールバーを使用したファイルの検索

Windows XPでWindowsエクスプローラのツールバーを使用してファイルを検索する手順は次のとおりです。

  1. Windowsエクスプローラを開きます。

  2. WebCenter Contentサーバー・ノードを開きます。

  3. 検索するコンテンツが格納されているサーバーの統合階層内の任意の場所に移動します。プロンプトが表示された場合は、そのサーバーのユーザー名とパスワードを入力してログインします。これにより、コンテンツ・サーバー全体が検索されます。検索を特定のフォルダ(場合によってはそのサブフォルダ)に限定する場合は、「コンテンツの参照」のフォルダ・ツリーでそのフォルダを選択します。

  4. 「標準のボタン」ツールバーが表示されていることを確認します。表示されていない場合は、「表示」「ツールバー」「標準のボタン」を選択します。

  5. ツールバーの「検索」アイコン(図6-1)をクリックします。

    図6-1 「検索」アイコン

    「検索」アイコン

    「コンテンツ問合せの取得」ダイアログが開きます。この画面は、基本的には標準のOracle WebCenter Contentサーバー検索フォームです。

  6. 検索条件をフォームに入力し、「検索」をクリックします。検索は、メタデータ(ファイルに関する情報)または全文(実際のファイルに含まれているテキスト)、あるいはその両方の組合せに基づいて実行できます。検索フォームの使用方法の詳細は、『Oracle WebCenter Contentの使用』を参照してください。

    コンテンツ・フォルダから検索を実行した場合は、サーバー構成に応じて、検索問合せに現在のフォルダのすべてのサブフォルダを含めるチェック・ボックスが検索フォームに表示されることがあります。それ以外の場合、検索は現在のフォルダ内のコンテンツ・アイテムに限定されます。

検索条件を満たすサーバー上のすべてのコンテンツ・アイテムがコンテンツ・ペインに表示され、そこから直接ファイルを操作できます。選択したファイルを右クリックすると、そのファイルにそのコンテキストで使用できる関連オプションのメニューが表示されます。検索結果リストには、検索条件を満たすコンテンツ・アイテムのみが表示され、コンテンツ・アイテムまたはフォルダ名のショートカットは検索条件を満たす場合でも表示されません。また、検索結果リスト内のアイテムは、コピーやポインタではなく、実際のファイルです。検索結果リストの表示からファイルを削除できますが、ファイルを削除するように選択すると、コンテンツ・サーバーから実際のコンテンツ・アイテムが削除されます。

ファイルは、サーバーの統合階層の検索結果ノードにも表示されます。別の問合せを実行するまで、これらの検索結果をすばやく呼び出すことができます。後で使用するために問合せを保存することもできます。第6.5項「保存済検索問合せおよび問合せフォルダの使用」を参照してください。

6.4.4 Webブラウザからのファイルの検索

Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスに対して、そのサーバー上のファイルをWebブラウザの検索またはアドレス・バーから直接検索できるWebブラウザ・プラグインを使用できる場合があります。検索プラグインがサーバーに対して有効になっているかどうかが不明な場合は、サーバー管理者に確認してください。

Webブラウザの設定手順については第13.2項「WebブラウザでのOracle WebCenter Content検索プロバイダの追加」を、Webブラウザからコンテンツ・アイテムを検索する方法については第13.4項「Webブラウザでの管理対象コンテンツの検索」を参照してください。


注意:

サーバーのWebインタフェースを使用して、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスでコンテンツを検索することもできます。詳細は、『Oracle WebCenter Contentの使用』を参照してください。


6.5 保存済検索問合せおよび問合せフォルダの使用

検索問合せを実行すると、統合階層内の「検索結果」ノードには、検索条件を満たすサーバー上のすべてのコンテンツ・アイテムのうち、アクセス権限のあるコンテンツ・アイテムが表示されます(表示される結果数に設定された制限に従います)。必要な場合は、後で簡単に再実行できるように最新の検索問合せを保存できます。

各保存済問合せおよび問合せ/検索結果フォルダは動的です(これは、問合せを開始した時点で検索条件を満たしているサーバー上のすべてのコンテンツ・アイテムがコンテンツ・ペインに表示されることを意味します)。つまり、保存済問合せおよび問合せ/検索結果フォルダでは常に最新の検索結果が生成されます。

保存済問合せリストまたは問合せ/検索結果フォルダには、検索条件を満たすコンテンツ・アイテムのみが表示され、コンテンツ・アイテムまたはフォルダ名のショートカットは検索条件を満たす場合でも表示されないことに注意してください。

問合せ/検索結果フォルダに表示されるアイテムの数には制限がある場合があります。

保存済問合せリストまたは問合せ/検索結果フォルダは、コピーやポインタではなく、実際のファイルです。検索結果からファイルを削除すると、そのファイルはすべてのフォルダから削除され、実際のコンテンツ・アイテムがサーバーから削除される場合もあります(これはオプションとして提供される機能です)。

ネイティブ11gユーザー・インタフェースを使用したサーバーの保存済検索

最新の検索問合せを保存するには、「検索結果」フォルダを右クリックして「問合せの保存」を選択します。問合せの名前を入力して「OK」をクリックし(または[Enter]キーを押し)、「コンテンツ・サーバー」の下にある「保存済問合せ」に保存します。詳細は、「保存済問合せ」を参照してください。

保存済問合せを右クリックして「問合せ定義の表示」を選択すると、その問合せ定義を表示(および必要に応じて変更)できます。問合せフォーマットの詳細は、『Oracle WebCenter Contentの使用』を参照してください。

([Ctrl]キーを押しながら)最新の検索結果または保存済問合せを「コンテンツの参照」の下にあるコンテンツ・フォルダ・ツリー内の任意の場所にドラッグ・アンド・ドロップすることもできます。これにより、問合せフォルダが作成されるため、このフォルダを開いて、関連する検索問合せをサーバーに対して実行できます。保存済問合せをドラッグ・アンド・ドロップする場合、デフォルトの問合せフォルダ名は元の保存済問合せ名の後に「のコピー」が付いた名前になります。検索結果をドラッグ・アンド・ドロップする場合、デフォルトの問合せフォルダ名は「検索結果」になります。問合せフォルダの名前は、他のフォルダと同じ方法で変更できます(第6.15項「コンテンツ・フォルダおよびファイルの名前の変更」を参照)。統合階層内の問合せフォルダには、特殊なアイコン(図6-2)が表示されます。

図6-2 「問合せフォルダ」アイコン

「問合せフォルダ」アイコン。

WebCenter Contentユーザー・インタフェースを使用したサーバーの保存済検索

最新の検索結果は、統合階層内の任意のライブラリまたはフォルダに([Ctrl]キーを押した状態で)ドラッグ・アンド・ドロップできます。

6.6 コンテンツ・ファイルの参照

ファイルを検索する(第6.4項「コンテンツ・ファイルの検索」を参照)以外に、コンテンツ・サーバー上のファイルを参照し、選択して使用することもできます。ファイルを参照するには、サーバー上のツリー構造を、作業するファイルが見つかるまで下へと移動します。

サーバー上のコンテンツ・ファイルを参照する手順は次のとおりです。

  1. Windowsエクスプローラを開き、ナビゲーション・ペインが表示されていることを確認します(第5.13.1項「ナビゲーション・ペインの表示または非表示」を参照)。

  2. WebCenter Contentサーバー・ノードを開きます。

  3. ツリー構造を参照するサーバーをクリックします。プロンプトが表示された場合は、そのサーバーのユーザー名とパスワードを入力してログインします。

  4. ツリー構造を下へと移動し、作業するファイルを選択します。選択したファイルを右クリックすると、そのファイルにそのコンテキストで使用できる関連オプションのメニューが表示されます。

6.7 新規コンテンツ・ファイルの作成

Windowsエクスプローラから新しい管理対象コンテンツ・ファイルを作成する処理は、基本的にはファイルをコンテンツ・サーバーにコピーまたは保存する処理で構成されます。これにより、ファイルは新しいコンテンツ・アイテムとしてサーバーにチェックインされ、サーバー上の他のユーザーが各自に割り当てられているアクセス権限に従って使用できるようになります。ファイルをサーバーにアップロードして新しいコンテンツ・アイテムとしてチェックインするには、様々な方法があります。

ライブラリは、WebCenter Contentユーザー・インタフェースを使用しているサーバー上で使用できます。コンテンツ・ファイルは、指定されたエンタープライズ・ライブラリ・ノードに直接追加することはできず、その下に作成されたライブラリ・ノードにのみ追加できます。

コンテンツ・サーバー上のターゲット・ライブラリまたはフォルダ・ノードに、そのフォルダにコピーまたは移動するファイルと同じ名前のファイルがすでに格納されている場合、そのファイルは新しいコンテンツ・アイテムとしてサーバーにチェックインされません。Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスでは、ファイルは既存のファイルの新しいリビジョンとしてチェックインされます(これらのファイルがまったく異なるファイルの場合も同様)。Oracle Content Databaseサーバーおよびその他のWebDAVサーバーでは、通常、フォルダ内の既存のファイルが新しいファイルで上書きされます。詳細は、第4.4項「コンテンツ・ファイルのバージョニング」を参照してください。

6.8 既存のコンテンツ・ファイルの変更

既存のコンテンツ・ファイル(つまり、コンテンツ・サーバー上ですでに管理されているファイル)を変更する場合は、最初にそのファイルをサーバーからチェックアウトする必要があります。そのコンテンツ・ファイルのコピーがコンテンツ・サーバーからダウンロードされ、コンピュータ上の一時記憶領域に格納されます(第4.6項「コンテンツ・ファイルのローカル・キャッシュ」を参照)。ファイルはコンテンツ・サーバー上でロックされ、そのファイルを再度チェックインするか、またはそのチェックアウト・ステータスを取り消す(チェックアウトを元に戻す)まで、他のユーザーはそのファイルをチェックアウトできません。詳細は、第6.11項「コンテンツ・ファイルのチェックアウト」を参照してください。ファイルをチェックアウトすると、必要に応じてこれを変更でき、これが完了したら再度サーバーにチェックインできます。第6.12項「コンテンツ・ファイルのチェックイン」を参照してください。

管理対象Officeドキュメントを変更する場合は、関連付けられているOfficeアプリケーションでそのドキュメントを開くことができます。ドキュメントはコンテンツ・サーバーから自動的にチェックアウトされます。編集したドキュメントは、Officeアプリケーションから直接チェックインするか(第10.8項「既存の管理対象ドキュメントの保存とチェックイン」を参照)、またはWindowsエクスプローラからチェックインできます(第6.12項「コンテンツ・ファイルのチェックイン」を参照)。

チェックインした電子メール・メッセージは、チェックアウト、変更およびチェックインして戻すことは意図されていません。電子メール・メッセージは、受信時とまったく同じ状態で保持するという明確な目的のためにコンテンツ・サーバーにチェックインされます。チェックインした電子メール・メッセージをサーバーから開いて、関連付けられている電子メール・アプリケーションで表示できます(必要に応じて変更することもできます)が、サーバーに再度チェックインすることはできません。ただし、メッセージを他のユーザーに送信したり、コピーをローカル・コンピュータに保存することはできます。詳細は、第12.9項「チェックインされた電子メール・メッセージを開く」を参照してください。

6.9 コンテンツ・ファイルの表示

サーバー上のコンテンツ・ファイルを(プレビューではなく)表示しても、ファイルはコンテンツ・サーバーにチェックインされたままの状態であり、一時的なコピーがコンピュータ上にダウンロードされます(第4.6項「コンテンツ・ファイルのローカル・キャッシュ」を参照)。ファイルは、関連付けられているアプリケーションを使用して読取り専用モードで開かれます。アプリケーションでファイルを変更することはできますが、新しいファイル名を付けて新規ファイルとして保存し、新しいコンテンツ・アイテムとしてサーバーにチェックインする必要があります。


注意:

WebCenter Contentユーザー・インタフェースでは、(プレビュー・ペインの「プレビュー」タブを選択することで)ドキュメントの読取り専用プレビューを使用できます。プレビューは、ネイティブ11gユーザー・インタフェースでは使用できません。



注意:

コンテンツの表示、オープンおよびチェックアウトを並べて比較した説明は、第4.7項「ファイルに対するコンテンツ管理アクション」を参照してください。


Windowsエクスプローラでコンテンツ・アイテムを表示する手順は次のとおりです。

  1. Windowsエクスプローラを開きます。

  2. WebCenter Contentサーバー・ノードを開きます。

  3. 表示するファイルが格納されているサーバーを開きます。プロンプトが表示された場合は、そのサーバーのユーザー名とパスワードを入力してログインします。

  4. 表示対象となる、サーバー上のコンテンツ・アイテムを検索して選択します。第6.4項「コンテンツ・ファイルの検索」または第6.6項「コンテンツ・ファイルの参照」を参照してください。

  5. 右クリックして「サーバーからファイルを表示」を選択するか、またはファイルをダブルクリックして、関連付けられているアプリケーションを使用してファイルを読取り専用モードで開きます。(典型的には、ファイルを以前にチェックアウトして編集したが、サーバーに再度チェックインしていないために)そのファイルがローカル・キャッシュにすでに存在している場合は、コンテキスト・メニューに「表示」オプションが表示されます。この場合は、キャッシュされている新しいバージョン(「表示」)またはサーバー上の最新リリース・バージョン(「サーバーからファイルを表示」)のどちらのファイル・バージョンを開くかを選択できます。サーバーからファイルを表示すると、ローカルにキャッシュされたファイル・バージョンには触れられず、使用可能な状態を保ちます。

    「表示」および「サーバーからファイルを表示」オプションも、「ファイル」メニューから使用できます。


注意:

デフォルトでは、サーバーの統合階層のファイルをダブルクリックすると、そのファイルが表示されます。このデフォルトの動作を完全な編集モードでファイルを開く(「表示」ではなく「開く」)ように変更できます。詳細は、第A.1項「Windows Explorer Integrationオプションの設定」を参照してください。


6.10 コンテンツ・ファイルを開く

サーバー上のファイルを開くと、そのファイルはコンテンツ・サーバーからチェックアウトされ、そのコピーがコンピュータ上の一時記憶領域に格納されます(第4.6項「コンテンツ・ファイルのローカル・キャッシュ」を参照)。ファイルはコンテンツ・サーバー上でロックされ、そのファイルを再度チェックインするか、またはそのチェックアウト・ステータスを取り消す(チェックアウトを元に戻す)まで、他のユーザーはそのファイルをチェックアウトできません。ファイルは、関連付けられているアプリケーションを使用して完全な編集モードで開かれます。必要に応じてアプリケーションでファイルを変更し、コンテンツ・アイテムの新しいリビジョンとしてサーバーに再度チェックインできます(第6.12項「コンテンツ・ファイルのチェックイン」を参照)。

管理対象Microsoft Officeドキュメントを関連付けられているアプリケーションで開くと、そのドキュメントはコンテンツ・サーバーから自動的にチェックアウトされます。編集したドキュメントは、アプリケーションから直接チェックインするか(第10.8項「既存の管理対象ドキュメントの保存とチェックイン」を参照)、またはWindowsエクスプローラからチェックインできます(第6.12項「コンテンツ・ファイルのチェックイン」を参照)。


注意:

コンテンツの表示、オープンおよびチェックアウトを並べて比較した説明は、第4.7項「ファイルに対するコンテンツ管理アクション」を参照してください。


Windowsエクスプローラでコンテンツ・アイテムを開く手順は次のとおりです。

  1. Windowsエクスプローラを開きます。

  2. WebCenter Contentサーバー・ノードを開きます。

  3. 開くファイルが格納されているサーバーを開きます。プロンプトが表示された場合は、そのサーバーのユーザー名とパスワードを入力してログインします。

  4. 開く対象となる、サーバー上のコンテンツ・アイテムを検索して選択します。第6.4項「コンテンツ・ファイルの検索」または第6.6項「コンテンツ・ファイルの参照」を参照してください。

  5. 右クリックして「開く」を選択し、関連付けられているアプリケーションを使用してファイルを完全な編集モードで開きます。(典型的には、ファイルを以前にチェックアウトして編集したが、サーバーに再度チェックインしていないために)そのファイルがローカル・キャッシュにすでに存在している場合は、ローカル・キャッシュからファイルが開き、それ以外の場合は、コンテンツ・サーバー上にある最新リリースのリビジョンが開きます。

    (たとえば、「チェックアウト」オプションを使用して)ファイルがすでにチェックアウトされている場合は、「次で開く...」を選択すると、選択したファイルを開くアプリケーション(ファイル・タイプに関連付けられているアプリケーション以外のアプリケーション)を選択できます。使用可能なアプリケーションのリストは、コンピュータ上にある同じファイル・タイプのその他の管理対象外ファイルと同じです。このオプションは、たとえば、管理対象のWebまたはメディア・ファイルをビューア(通常、これらのファイル・タイプに対するデフォルトのアプリケーション)ではなく、エディタで開く場合に役立ちます。必要に応じてファイルを編集した後、サーバーに再度チェックインできます。

    「開く」および「次で開く...」オプションも、「ファイル」メニューから使用できます。


注意:

デフォルトでは、サーバーの統合階層のファイルをダブルクリックすると、そのファイルが表示されます。このデフォルトの動作を完全な編集モードでファイルを開く(「表示」ではなく「開く」)ように変更できます。詳細は、第A.1項「Windows Explorer Integrationオプションの設定」を参照してください。


6.11 コンテンツ・ファイルのチェックアウト

ファイルをコンテンツ・サーバーからチェックアウトすると、そのファイルはサーバーからダウンロードされ、そのコピーがコンピュータ上の一時記憶領域に格納されます(第4.6項「コンテンツ・ファイルのローカル・キャッシュ」を参照)。ファイルはコンテンツ・サーバー上でロックされ、そのファイルを再度チェックインするか、またはそのチェックアウト・ステータスを取り消す(チェックアウトを元に戻す)まで、他のユーザーはそのファイルをチェックアウトできません。

Windowsエクスプローラでチェックアウトしたファイルは、そのファイルに関連付けられているアプリケーションでは開きません。(これがファイルのチェックアウトと、ファイルを開くこととの相違点です。)必要に応じてファイルを処理し、準備が完了した後、サーバーにチェックインできます(第6.12項「コンテンツ・ファイルのチェックイン」を参照)。ファイルがチェックアウトされている間、アプリケーション・アイコンの上に緑のチェック・マークが付いたファイル・アイコンが重ねて表示されて(図6-3)、チェックアウト・ステータスであることが示されます。

図6-3 Microsoft Wordドキュメントのチェックアウト

チェックアウトされているWordドキュメントのアイコン。

注意:

コンテンツの表示、オープンおよびチェックアウトを並べて比較した説明は、第4.7項「ファイルに対するコンテンツ管理アクション」を参照してください。


次の各項では、ファイルのチェックアウトについて詳しく説明します。

6.11.1 ファイルのチェックアウト

Windowsエクスプローラでファイルをチェックアウトする手順は次のとおりです。

  1. Windowsエクスプローラを開きます。

  2. WebCenter Contentサーバー・ノードを開きます。

  3. チェックアウトするファイルが格納されているサーバーを開きます。プロンプトが表示された場合は、そのサーバーのユーザー名とパスワードを入力してログインします。

  4. チェックアウト対象となる、サーバー上のコンテンツ・アイテムを検索して選択します。第6.4項「コンテンツ・ファイルの検索」または第6.6項「コンテンツ・ファイルの参照」を参照してください。

  5. 右クリックして、「チェックアウト」を選択します。または、「ファイル」メニューを開き、「チェックアウト」を選択します。(これらのオプションは、選択したファイルが現在チェックアウトされていない場合にのみ使用できます。)

    ファイルがサーバーからチェックアウトされます。また、ファイルのアプリケーション・アイコンに緑色のチェック・マークが表示されて、ファイルがチェックアウトされていることが示されます。必要に応じてファイルを操作し、終了時にサーバーに再度チェックインできます。

6.11.2 チェックアウトしたファイルを開く

チェックアウトしたファイルは、そのファイル・タイプに関連付けられているアプリケーションまたは別のアプリケーションで次のように簡単に開くことができます。

チェックアウトしたファイルを開く手順は次のとおりです。

  1. Windowsエクスプローラを開きます。

  2. WebCenter Contentサーバー・ノードを開きます。

  3. 開くチェックアウト・ファイルが格納されているサーバーを開きます。プロンプトが表示された場合は、そのサーバーのユーザー名とパスワードを入力してログインします。

  4. 開く対象となる、サーバー上のコンテンツ・アイテムを検索して選択します。第6.4項「コンテンツ・ファイルの検索」または第6.6項「コンテンツ・ファイルの参照」を参照してください。

  5. 右クリックして、次のいずれかのオプションを選択します。

    • 開く: 選択したファイルを、そのファイル・タイプに関連付けられているアプリケーション(たとえば、.docファイルや.docxファイルの場合はMicrosoft Word)で開きます。

    • 次で開く...: 選択したファイルを開くアプリケーション(ファイル・タイプに関連付けられているアプリケーション以外のアプリケーション)を選択できます。使用可能なアプリケーションのリストは、コンピュータ上にある同じファイル・タイプのその他の管理対象外ファイルと同じです。このオプションは、たとえば、管理対象のWebまたはメディア・ファイルをビューア(通常、これらのファイル・タイプに対するデフォルトのアプリケーション)ではなく、エディタで開く場合に役立ちます。

    「開く」および「次で開く...」オプションも、「ファイル」メニューから使用できます。

    ファイルを編集した後は、そのファイルをサーバーに再度チェックインできます。第6.12項「コンテンツ・ファイルのチェックイン」を参照してください。


注意:

コンテキスト・メニューの「開く」を選択すると、ファイルが自動的にチェックアウトされるため、このオプションを選択する前にファイルをチェックアウトする必要はありません。ただし、「次で開く...」オプションを使用する場合は、最初にファイルをチェックアウトする必要があります。


6.11.3 ファイルのチェックアウトの取消し

コンテンツ・ファイルのチェックアウトは元に戻す、つまり、サーバー上のファイルのチェックアウト・ステータスを取り消すことができます。サーバーでファイル・ロックが解除され、他のコンテンツ・サーバー・ユーザーがファイルをチェックアウトできるようになります。ファイルに対して変更は行われません。サーバーに対する管理者権限がないかぎり、自分でチェックアウトしたファイルのチェックアウトのみを元に戻すことができます。

コンテンツ・サーバー上のファイルのチェックアウトを元に戻す手順は次のとおりです。

  1. Windowsエクスプローラを開きます。

  2. WebCenter Contentサーバー・ノードを開きます。

  3. チェックアウトを元に戻すファイルが格納されているサーバーを開きます。プロンプトが表示された場合は、そのサーバーのユーザー名とパスワードを入力してログインします。

  4. チェックアウトを元に戻す、サーバー上のコンテンツ・アイテムを検索して選択します。第6.4項「コンテンツ・ファイルの検索」または第6.6項「コンテンツ・ファイルの参照」を参照してください。

  5. 右クリックし、「チェックアウトを元に戻す」を選択しますまたは、「ファイル」メニューを開き、「チェックアウトを元に戻す」を選択します。(これらのオプションは、選択したファイルが現在チェックアウトされている場合にのみ使用できます。)

    ファイルがチェックアウトされていない状態になり、アプリケーション・アイコンに緑色のチェック・マークが表示されなくなります。サーバー上の他のユーザーがファイルをチェックアウトできるようになります。

6.11.4 チェックアウトしたすべてのファイルの表示

Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスから現在チェックアウトされているすべてのファイルを、1つの便利なリストとして表示できます。このリストでは、ファイル・ステータスの確認、ファイルの処理またはチェックアウト・ステータスの取消しができます。


注意:

Content Server 11gインスタンスに接続している場合のみ使用できます。


コンテンツ・サーバーからチェックアウトされているすべてのファイルのリストを表示する手順は次のとおりです。

  1. Windowsエクスプローラを開き、ナビゲーション・ペインが表示されていることを確認します(第5.13.1項「ナビゲーション・ペインの表示または非表示」を参照)。

  2. WebCenter Contentサーバー・ノードを開きます。

  3. チェックアウトされたすべてのファイルの表示対象サーバーをクリックします。プロンプトが表示された場合は、そのサーバーのユーザー名とパスワードを入力してログインします。

  4. 次のいずれかを実行します。

    • WebCenter Contentユーザー・インタフェースを使用している場合は、「チェックアウト・コンテンツ」ノードを選択します。

    • ネイティブ11gユーザー・インタフェースを使用している場合は、「コンテンツ・サーバー」ノードを開き、「チェックアウト・コンテンツ」をクリックします。

    「チェックアウト・コンテンツ」という名前のノードがないサーバーは、Content Server 11gインスタンスではありません。

    現在のコンテンツ・サーバーから現在チェックアウトされているすべてのファイルが、コンテンツ・ペインに一覧表示されます。すべてのアイテムのアイコンには、チェックアウト・ステータスであることを示す緑のチェック・マーク(図6-4)が付いています。また、表示されるのは、自分でチェックアウトしたファイルのみで、他のユーザーがチェックアウトしたファイルは表示されません。

図6-4 自分でチェックアウトしたWordドキュメント

チェックアウトされているWordドキュメントのアイコン。

リストに表示されているファイルは、他のコンテンツ・ファイルの場合と同様に作業できますが、チェックアウトされているファイルのリストに対してファイルの削除や名前の変更はできません。ファイルをサーバーにチェックインするには、ファイルを右クリックし、「チェックイン」を選択します。ファイルのチェックアウト・ステータスを取り消すには、右クリックし、「チェックアウトを元に戻す」を選択します。

6.12 コンテンツ・ファイルのチェックイン

ファイルをコンテンツ・サーバーにチェックインすると、ファイルはサーバーにアップロードされて保存されます。サーバーの他のユーザーは、各自に割り当てられた権限に応じてそのファイルにアクセスできるようになります。

現在チェックアウトされているファイルをOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスに再度チェックインすると、このファイルは既存のコンテンツ・アイテムの新しいリビジョンとしてチェックインされます。Oracle Content Databaseサーバーおよびその他のWebDAVサーバーでは、通常、チェックインされたファイルによって、サーバー上の既存のファイルが上書きされます。詳細は、第4.4項「コンテンツ・ファイルのバージョニング」を参照してください。

サーバーへのチェックインは、ファイルが自身でチェックアウトしたものである場合、またはサーバーの管理者権限を持っている場合にのみ行うことができます。

チェックアウト後にファイルと変更した場合のみ、ファイルをチェックインできます。ファイルが変更されていない場合、かわりにチェックアウトを元に戻すことができます。


注意:

電子メール・メッセージとその添付ファイルのチェックインの詳細は、第12.5項「電子メールのチェックイン」を参照してください。Microsoft OfficeドキュメントのOfficeアプリケーション内からのチェックインの詳細は、第10.8項「既存の管理対象ドキュメントの保存とチェックイン」を参照してください。


Windowsエクスプローラからファイルをチェックインする場合は、既存のコンテンツ・ファイル(コンテンツ・サーバー上ですでに管理されているファイル)または新しいコンテンツ・ファイル(まだ管理されていないファイル)をチェックインできます。

以前にチェックアウトしたファイルのチェックイン

以前にチェックアウトしたファイル(第6.11.1項「ファイルのチェックアウト」を参照)をチェックインする手順は次のとおりです。

  1. Windowsエクスプローラを開きます。

  2. WebCenter Contentサーバー・ノードを開きます。

  3. サーバーにチェックインする、サーバー上のコンテンツ・アイテムを検索して選択します。第6.4項「コンテンツ・ファイルの検索」または第6.6項「コンテンツ・ファイルの参照」を参照してください。自分でチェックアウトしたすべてのファイルには、そのファイル・アイコンに緑色のチェック・マークが付きます。「チェックアウト・コンテンツ」ノード(使用可能な場合)を開くと、Oracle WebCenter Content Serverインスタンスから現在チェックアウトされているすべてのファイルのリストを確認できます。そのリストから直接ファイルをサーバーにチェックインできます。

  4. 右クリックして「チェックイン」を選択します。または、「ファイル」メニューを開き、「チェックイン」を選択します。(これらのオプションを使用できるのは、選択したファイルが現在チェックアウトされ、チェックアウト後に変更されている場合のみです。)

    ファイルがローカル・キャッシュからサーバーにアップロードされ、再度チェックインされます。ファイルのアプリケーション・アイコンには緑色のチェック・マークが表示されなくなります。これで、サーバー上の他のユーザーがそのファイルを再度チェックアウトできるようになります。

新しいファイルのチェックイン

管理されていない新しいファイルをコンテンツ・サーバーにチェックインし、そのサーバー上の他のユーザーが使用できるようにするには、様々な方法があります。

考慮事項

6.13 ライブラリ、フォルダおよびコンテンツ情報の表示と変更

Oracle WebCenter Content Server 11gインスタンスで保持されているライブラリ、フォルダおよびコンテンツ情報を表示できます。この情報を変更することもできます。WebCenter Contentユーザー・インタフェースが実行されているサーバーでは、コンテンツ情報にはコンテンツのプレビュー(表示可能な場合)が含まれています。


注意:

ライブラリを使用できるのは、WebCenter Contentユーザー・インタフェースが実行されているWebCenter Content Server 11gインスタンスに接続している場合のみです。



注意:

ライブラリ、フォルダまたはファイルのセキュリティ・グループを変更する場合は注意が必要です。フォルダまたはファイルをより制限の厳しいセキュリティ・グループに割り当てると、作成者が自分自身のコンテンツ・アイテムを管理できなくなる場合があります。


ライブラリ、フォルダまたはコンテンツ情報を表示および変更するには:

  1. Windowsエクスプローラを開きます。

  2. WebCenter Contentサーバー・ノードを開きます。

  3. 情報を表示または変更するライブラリ、フォルダまたはファイルが格納されているサーバーを開きます。プロンプトが表示された場合は、そのサーバーのユーザー名とパスワードを入力してログインします。

  4. 情報を表示または変更するライブラリ、フォルダまたはファイルを検索して選択します。

    第6.4項「コンテンツ・ファイルの検索」または第6.6項「コンテンツ・ファイルの参照」を参照してください。

  5. 情報に次のいずれかの方法でアクセスします。

    • プレビュー・ペインで表示します。

      第5.13.2項「プレビュー・ペインの表示または非表示」を参照してください。

    • 情報ページに表示します。

      情報ページを開くには、フォルダまたはファイルを右クリックして「ライブラリ情報」「フォルダ情報」または「コンテンツ情報」を選択します。

      コンテンツ情報とメタデータの詳細は、『Oracle WebCenter Contentの使用』を参照してください。

      ネイティブ11gユーザー・インタフェースでは、情報ページの上部にあるバーに、コンテンツ・フォルダおよびファイルに使用できるアクションが表示されます。

      WebCenter Contentユーザー・インタフェースでは、情報は選択コントロールおよび編集コントロールを持つタブ付きページに分かれて表示されます。

  6. ネイティブ11gユーザー・インタフェースが実行されているサーバーを使用している場合は、次のように情報を変更および保存します。

    1. 情報ページで、「フォルダ・アクション」メニュー(フォルダの場合)か「コンテンツ・アクション」メニュー(ファイルの場合)を開いて、「更新」を選択します。

      ナビゲーション・ペインまたはコンテンツ・ペインでフォルダまたはファイルを右クリックし、「メタデータの更新」を選択することもできます(またはナビゲーション・ペインでフォルダまたはファイルを選択し、「ファイル」メニューから「メタデータの更新」を選択します)。

    2. 情報を変更します。

    3. 変更を保存するには、「更新の送信」をクリックします。

    変更は即時に有効になります。

  7. WebCenter Contentユーザー・インタフェースが実行されているサーバーを使用している場合は、次のように情報を変更および保存します。

    1. プレビュー・ペインまたは情報ウィンドウで、変更する情報を含むタブを選択します。

    2. コンテンツ・ファイルのプロファイル・メタデータを変更する場合は、「編集」ボタンをクリックします。

    3. 情報を変更します。

    4. 「保存」をクリックして、変更を保存します。

    変更は即時に有効になります。

6.14 ライブラリ、フォルダおよびファイルのプロパティの表示と変更

ドキュメント・ライブラリ、コンテンツ・フォルダまたはファイルのプロパティを表示し、その一部を変更できます。


注意:

ライブラリを使用できるのは、WebCenter Contentユーザー・インタフェースが実行されているWebCenter Content Server 11gインスタンスに接続している場合のみです。


6.14.1 ライブラリ、フォルダまたはファイルのプロパティの表示および変更

ライブラリ、フォルダまたはファイルのWindowsプロパティを表示および変更するには:

  1. Windowsエクスプローラを開きます。

  2. WebCenter Contentサーバー・ノードを開きます。

  3. プロパティを表示または変更するライブラリ、フォルダまたはファイルが格納されているサーバーを開きます。プロンプトが表示された場合は、そのサーバーのユーザー名とパスワードを入力してログインします。

  4. プロパティを表示または変更する、サーバー上のフォルダまたはファイルを検索して選択します。第6.4項「コンテンツ・ファイルの検索」または第6.6項「コンテンツ・ファイルの参照」を参照してください。

  5. 右クリックして「プロパティ」を選択します。または、「ファイル」メニューを開き、「プロパティ」を選択します。

    「フォルダ・プロパティ」ダイアログ・ボックスまたは「コンテンツ・アイテム・プロパティ」ダイアログ・ボックスが開きます。これらは基本的に標準のWindowsプロパティ・ダイアログ・ボックスですが、コンテンツ管理情報がいくつか追加されています。

  6. 必要に応じて、「名前」フィールドのフォルダまたはファイル名を変更できます。名前の変更は即時に反映されます。コンテンツ・サーバー上でも名前が変更されるため、そのサーバーを使用していてフォルダまたはファイルを表示するすべてのユーザーが、新しい名前でそのフォルダまたはファイルを参照するようになります。

  7. 終了したら「OK」をクリックします。

6.14.2 フォルダまたはファイルの拡張プロパティの表示および変更

Oracle Content Databaseサーバーのフォルダおよびファイルの詳細プロパティを表示できます。これにより、現在のユーザーに割り当てられているセキュリティ権限に応じて、共有プロパティを確認および管理できます。


注意:

この機能は、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスまたはその他のContent DB以外のWebDAVサーバーでは使用できません。


Oracle Content Databaseサーバーのフォルダまたはファイルの拡張Oracle Content DBプロパティを表示する手順は次のとおりです。

  1. Windowsエクスプローラを開きます。

  2. WebCenter Contentサーバー・ノードを開きます。

  3. 拡張プロパティを表示または変更するフォルダまたはファイルが格納されているOracle Content Databaseサーバーを開きます。プロンプトが表示された場合は、そのサーバーのユーザー名とパスワードを入力してログインします。

  4. 拡張プロパティを表示または変更する、サーバー上のフォルダまたはファイルを検索して選択します。第6.4項「コンテンツ・ファイルの検索」または第6.6項「コンテンツ・ファイルの参照」を参照してください。

  5. 右クリックし、「拡張プロパティ」を選択します。または、「ファイル」メニューを開き、「拡張プロパティ」を選択します。

    フォルダ情報またはコンテンツ情報のウィンドウが開き、選択したフォルダまたはファイルの全般的なOracle Content Databaseプロパティが表示されます。

6.14.3 フォルダまたはファイルの共有プロパティの表示および変更

Oracle Content Databaseサーバー上のフォルダやファイルの共有プロパティを表示できます。これにより、現在のユーザーに割り当てられているセキュリティ権限に応じて、共有プロパティを確認および管理できます。


注意:

この機能は、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスまたはその他のContent DB以外のWebDAVサーバーでは使用できません。


Oracle Content Databaseサーバーのフォルダまたはファイルの共有Oracle Content DBプロパティを表示する手順は次のとおりです。

  1. Windowsエクスプローラを開きます。

  2. WebCenter Contentサーバー・ノードを開きます。

  3. 共有プロパティを表示または変更するフォルダまたはファイルが格納されているOracle Content Databaseサーバーを開きます。プロンプトが表示された場合は、そのサーバーのユーザー名とパスワードを入力してログインします。

  4. 共有プロパティを表示または変更する、サーバー上のフォルダまたはファイルを検索して選択します。第6.4項「コンテンツ・ファイルの検索」または第6.6項「コンテンツ・ファイルの参照」を参照してください。

  5. 右クリックし、「共有」を選択します。または、「ファイル」メニューを開き、「共有」を選択します。

    フォルダ情報またはコンテンツ情報のウィンドウが開き、選択したフォルダまたはファイルの共有Oracle Content Databaseプロパティが表示されます。現在のユーザーに割り当てられているセキュリティ権限に応じて、そのフォルダまたはファイルにアクセスできるユーザーおよびユーザーに付与されているロールを確認できます。

6.15 コンテンツ・フォルダおよびファイルの名前の変更

コンピュータ上の他のフォルダおよびファイルとほとんど同じ方法で、統合階層内のライブラリ、フォルダおよびファイルの名前を変更できます。

指定されたライブラリおよびフォルダ・ノードの名前(チェックアウト・コンテンツなど)は変更できません。

統合階層内で直接のライブラリ、フォルダおよびファイルの名前の変更

統合階層からライブラリ、フォルダまたはファイルの名前を変更するには:

  1. Windowsエクスプローラを開きます。

  2. WebCenter Contentサーバー・ノードを開きます。

  3. 名前を変更するライブラリ、フォルダまたはファイルが格納されているサーバーを開きます。プロンプトが表示された場合は、そのサーバーのユーザー名とパスワードを入力してログインします。

  4. 名前を変更する、サーバー上のライブラリ、フォルダまたはファイルを検索して選択します。第6.4項「コンテンツ・ファイルの検索」または第6.6項「コンテンツ・ファイルの参照」を参照してください。

  5. 右クリックして「名前の変更」を選択します。または、「ファイル」メニューを開き、「名前の変更」を選択します。(キーボードの[F2]を押しても機能する場合があります。)

  6. フォルダまたはファイルの新しい名前を入力し、[Enter]キーを押します。

プロパティ・ダイアログ・ボックスからのライブラリ、フォルダおよびファイルの名前の変更

プロパティ・ダイアログ・ボックスからライブラリ、フォルダまたはファイルの名前を変更するには:

  1. Windowsエクスプローラを開きます。

  2. WebCenter Contentサーバー・ノードを開きます。

  3. 名前を変更するライブラリ、フォルダまたはファイルが格納されているサーバーを開きます。プロンプトが表示された場合は、そのサーバーのユーザー名とパスワードを入力してログインします。

  4. 名前を変更する、サーバー上のライブラリ、フォルダまたはファイルを検索して選択します。第6.4項「コンテンツ・ファイルの検索」または第6.6項「コンテンツ・ファイルの参照」を参照してください。

  5. 右クリックして「プロパティ」を選択します。または、「ファイル」メニューを開き、「プロパティ」を選択します。

    「フォルダ・プロパティ」ダイアログ・ボックスまたはファイル・プロパティ・ダイアログ・ボックスが開きます。

  6. フォルダまたはファイルの新しい名前を入力し、「OK」をクリックします。

情報ページでのライブラリおよびフォルダの名前の変更

情報ページからライブラリまたはフォルダの名前を変更するには:

  1. Windowsエクスプローラを開きます。

  2. WebCenter Contentサーバー・ノードを開きます。

  3. 名前を変更するライブラリまたはフォルダが格納されているサーバーを開きます。プロンプトが表示された場合は、そのサーバーのユーザー名とパスワードを入力してログインします。

  4. コンテンツ・ペインでライブラリまたはフォルダを検索して選択します。

    選択したフォルダの情報ページがプレビュー・ペインに表示されます(プレビュー・ペインが有効な場合)。

  5. ネイティブ11gユーザー・インタフェースが実行されているサーバーを使用している場合:

    1. 「フォルダ・アクション」メニューを開いて「更新」を選択し、「階層フォルダ構成」ページを開きます。

      「フォルダ・アクション」メニューに「更新」オプションがない場合は、サーバーに対してそのアクションを実行する十分な権限がありません。

      または、「編集」メニューを開き、「フォルダ情報」をクリックします。

    2. 「フォルダ名」または「仮想フォルダ名」フィールドに、新しいフォルダ名を入力します。

  6. WebCenter Contentユーザー・インタフェースが実行されているサーバーを使用している場合:

    • プレビュー・ペインの「一般」タブで、新しいライブラリまたはフォルダの名前を指定します。

  7. 完了後に、「保存」または「更新の送信」をクリックして変更内容を保存します。変更は即時に有効になります。

考慮事項

6.16 ライブラリ、フォルダおよびファイルのコピー

コンテンツ・サーバーによって管理されているアイテムは、コンピュータ上のその他のファイルとほとんど同じ方法でコピー・アンド・ペーストできます。コピーするライブラリ、フォルダまたはファイルを選択した後、アイテムをコピーアンド・ペーストするためのWindowsの標準の方法をすべて使用できます。

考慮事項

複数のアイテムのコピー

Windowsの標準の方法(Windowsで許可される範囲内)を使用して複数のアイテム(フォルダやファイル、または両方の組合せ)を選択し、それらのアイテムをすべて同時にコピーできます。コピー操作によって複数のファイルがコンテンツ・サーバーにチェックインされる場合は、それらのファイルのメタデータを指定するダイアログ・ボックスがチェックインの前に開くことがあります。

ソースおよびターゲットのコピー

次のように、様々なソースとターゲット間でアイテムをコピーできます。

6.17 サーバーへの、およびサーバーからのライブラリ、フォルダおよびファイルの移動

アイテムは、コンピュータ上の他のファイルとほとんど同じ方法でコンテンツ・サーバーに移動、およびコンテンツ・サーバーから移動できます。移動するライブラリ、フォルダまたはファイルを選択した後、アイテムを移動するためのWindowsの標準の方法をすべて使用できます。

考慮事項

複数のアイテムの移動

Windowsの標準の方法(Windowsで許可される範囲内)を使用して複数のアイテム(フォルダやファイル、または両方の組合せ)を選択し、それらのアイテムをすべて同時に移動できます。移動操作によって複数のファイルがコンテンツ・サーバーにチェックインされる場合は、チェックインの前にファイルのメタデータを指定できるダイアログ・ボックスが表示される場合があります。これは、ターゲット・サーバーがOracle WebCenter Content Server 11gインスタンスまたはOracle Content DBインスタンスで、フォルダのメタデータ・プロンプトが有効になっている場合に発生します。必要なメタデータが存在しない場合は、メタデータ・プロンプトの設定に関係なく、メタデータの入力を求めるプロンプトが表示されます。

ソースおよびターゲットの移動

管理対象外の場所からコンテンツ・サーバー、または同じサーバー上のフォルダ間でアイテムを移動できます。サーバーからそのサーバーの外部にコンテンツ・アイテムを移動することはできません。

管理対象外の場所(たとえば、統合階層や共有ネットワークの場所の外部にあるローカル・コンピュータ上のフォルダ)から統合階層内のサーバー上のコンテンツ・フォルダにファイルを移動すると、このファイルはそのサーバーにチェックインされます。これにより、ファイルはサーバー上で管理されるコンテンツ・アイテムとなり、そのサーバー上のその他のユーザーがアクセスできるようになります。コンテンツ・サーバーの設定によっては、チェックイン前に、コピーされたファイルのメタデータの入力を求めるプロンプトが表示される場合があります。

フォルダを移動すると、そのフォルダ(サブフォルダを含む)内のすべてのファイルが独自のコンテンツIDを持つ個別のコンテンツ・アイテムとしてサーバーにチェックインされます。フォルダは統合階層に含まれ、適切なアクセス権限を持つユーザーが参照できるようになります。

コンテンツ・アイテムのフォルダの場所の変更

Framework Foldersを実行しているOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスでは、既存のコンテンツ・アイテムを統合階層内の別のフォルダに移動する場合に、そのフォルダの場所(より正確には、コンテンツ・サーバー上のその仮想フォルダとの関連付け)を変更できます。

コンテンツ・アイテムをすでに同じファイル名のコンテンツ・アイテムが存在するサーバー上のフォルダに移動する場合は、この新しいファイルでフォルダ内の既存のファイルを置換するかどうかを確認するプロンプトが表示されます(これは、ファイル・システム上のファイルをコピーまたは移動する場合と同様です)。この処理を確定すると、新しいコンテンツ・アイテムによってフォルダ内の古いコンテンツ・アイテムが置換されます。新しいコンテンツ・アイテムは、古いコンテンツ・アイテムの新規リビジョンとしてはチェックインされません。古いコンテンツ・アイテムは削除されませんが、そのフォルダとの関連付けが失われます(ファイル・システム上のファイルのように上書きされることはありません)。古いコンテンツ・アイテムはコンテンツ・サーバー上に引き続き存在しているため、検索可能です。たとえば、Salesコンテンツ・フォルダに、4つのリビジョンを持つReport 2011.docxというコンテンツ・アイテムが格納されており、Marketingフォルダにも、2つのリビジョンを持つ同じ名前のファイルが格納されているとします。このファイルをSalesフォルダからMarketingフォルダに移動して、ファイルの置換を選択すると、Marketingフォルダには、Salesフォルダから移動された4つのリビジョンを持つファイルのみが格納されます。Marketingフォルダの元のファイルは、このフォルダとの関連付けはなくなりますが、コンテンツ・サーバーには、(2つのリビジョンで)引き続き存在しています。


ヒント:

コンテンツ・アイテムを検索し、「検索結果」ノードから統合階層内のターゲット・コンテンツ・フォルダにドラッグ・アンド・ドロップすることで、コンテンツ・アイテムのフォルダの場所の変更や、未割当てのコンテンツ・アイテムのフォルダへの割当てを簡単に実行できます。


6.18 ライブラリ、フォルダおよびファイルの削除

コンテンツ・サーバーで管理されているアイテムは、コンピュータ上の他のファイルとほとんど同じ方法で削除できます。削除するライブラリ、フォルダまたはファイル、あるいはそのすべてを選択した後、アイテムを削除するためのWindowsの標準の方法をすべて使用できます。

考慮事項

6.19 ライブラリおよびフォルダ・メタデータの伝播

Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンス上のライブラリまたはフォルダのメタデータは、そのすべてのサブライブラリ、サブフォルダおよびファイルにコピーできます。この機能を使用できるのは、コンテンツ・サーバー管理者によってこの機能が有効化され、ユーザーに必要な権限レベルがある場合のみです。メタデータをフォルダ内のコンテンツ・アイテムに伝播するには、そのライブラリまたはフォルダおよびコンテンツ・アイテム自体に対する「書込み」権限が必要です。階層内のライブラリまたはフォルダの下位のライブラリまたはフォルダに伝播するには、それらの下位のライブラリまたはフォルダに対する「削除」権限を持っているか、下位のライブラリまたはフォルダの作成者である必要があり、「書込み」権限が必要です。

アイテムのコンテンツIDおよびタイトルは、常にそのアイテムに固有のプロパティとみなされ、自動的には伝播されません。また、階層フォルダ構成ページで「伝播禁止」プロパティを「True」に設定することで、上位レベルのライブラリまたはフォルダからのメタデータの伝播を除外できます。

ライブラリまたはフォルダのメタデータを基礎となるすべてのライブラリ、フォルダおよびファイルに伝播するには:

  1. Windowsエクスプローラを開きます。

  2. WebCenter Contentサーバー・ノードを開きます。

  3. メタデータを伝播するライブラリまたはフォルダが格納されているOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスを開きます。プロンプトが表示された場合は、そのサーバーのユーザー名とパスワードを入力してログインします。

  4. メタデータを伝播する統合階層のライブラリまたはフォルダを右クリックします。

  5. 「伝播」を選択します。

  6. コンテンツ・サーバーでFramework FoldersまたはWebCenter Contentユーザー・インタフェースを実行している場合は、伝播するメタデータのフィールドと値をプロセスの開始前に指定できるダイアログ・ボックスが開きます。それ以外の場合は、すべてのメタデータのフィールドと値が伝播されます。

    ライブラリまたはフォルダの構成ページでメタデータの伝播が(「伝播禁止」プロパティを使用して)特に除外されていないかぎり、基礎となるすべてのライブラリ、フォルダおよびファイルに、選択したライブラリまたはフォルダ・メタデータがコピーされます。

6.20 未公開コンテンツ・ファイルの表示または非表示

デフォルトでは、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンス上のライブラリまたはフォルダに割り当てられているすべてのコンテンツ・アイテムが、そのリリース状態に関係なく統合階層内に表示されます。これは、未リリース(未公開)のファイル(サーバー上の現在ワークフローにあるコンテンツ・アイテム、完全に変換または索引付けされていないコンテンツ・アイテムまたはリリース日が将来に指定されているコンテンツ・アイテム)がリストに表示される場合があることを意味します。未リリース・ファイルは、コンテンツ・ペインに別の色(通常は緑色)で表示されます(図6-5)。

図6-5 未公開ファイル

図6-5の説明が続きます
「図6-5 未公開ファイル」の説明


注意:

未公開ファイルの色の区別は、Windowsエクスプローラで「暗号化や圧縮されたNTFSファイルをカラーで表示する」オプションが有効になっている場合にのみ使用できます(「ツール」、「フォルダ オプション」、「表示」)。


コンテンツ・サーバーでFramework Foldersを使用してフォルダ機能を提供している場合は、これらの未公開コンテンツ・アイテムを除外するようにリスト表示を変更できます。

リスト表示を変更する手順は次のとおりです。

  1. Windowsエクスプローラを開きます。

  2. WebCenter Contentサーバー・ノードを開きます。

  3. コンテンツを表示するフォルダが格納されているOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスを開きます。プロンプトが表示された場合は、そのサーバーのユーザー名とパスワードを入力してログインします。

  4. 統合階層またはコンテンツ・ペインで、該当するフォルダを選択します。

  5. 右クリックし、「パブリッシュ済のコンテンツのみ表示」を選択し、未リリースのコンテンツ・アイテムをリストに含めるかまたは除外するための表示モードを切り替えます。または、「ファイル」メニューを開き、「パブリッシュ済のコンテンツのみ表示」を選択します。

    現在のフォルダに未公開ファイルがある場合、それらのファイルは別の色(通常は緑色)で表示されるか、リストから消えます。


注意:

この設定は、再度変更するまで、現在のサーバー上のすべてのコンテンツ・フォルダに適用されます。


6.21 コンテンツ・ライブラリ、フォルダおよびファイルへのショートカットの使用

この項の項目は次のとおりです。

6.21.1 コンテンツ・ライブラリ、フォルダおよびファイルへのショートカットについて

頻繁に使用する情報に速やかにアクセスできるように、コンテンツ・サーバー上のライブラリ、フォルダおよびファイルにショートカットを作成できます。2つのタイプのショートカットを作成できます。

  • Oracle WebCenter Contentサーバーのショートカット

  • Windowsの標準的なショートカット

これらのショートカットは作成方法が異なります。ショートカットの動作も若干異なります。

Oracle WebCenter Contentサーバーのショートカット

Windowsの標準的なショートカットとは異なり、Oracle WebCenter Contentサーバーのショートカットはリンク・ファイル(.lnk)ではなく、参照ファイルのコピーです。ショートカットがコンテンツ・サーバーの統合階層にあるかぎり、そのショートカットは参照先のアイテムに緊密にリンクされます。ショートカットのコンテキスト・メニューには、元のアイテムのコンテキスト・メニューとまったく同じオプションが表示されます。これは、たとえばショートカットのコンテキスト・メニューを使用してコンテンツ・ファイルをチェックアウトできることを意味します。また、ファイルのショートカットのアイコンには、元のファイルの現在のコンテンツ管理ステータスが反映されます。たとえば、元のファイルがコンテンツ・サーバーから現在チェックアウトされている場合は、そのファイルのすべてのショートカットにもチェックアウト・アイコンが表示されます(第4.8項「コンテンツ・ファイルのステータス」を参照)。コンテンツ・アイテムへのショートカットは、検索条件を満たす場合でも検索結果リストには含まれません。

統合階層内のコンテンツ・ライブラリ、フォルダまたはファイルへのショートカットを作成すると、そのショートカット名は、元のフォルダ名またはファイル名の後に「へのショートカット」が付いた名前(「Sales Report 2011.docxへのショートカット」など)になります。また、ショートカット・アイコンの左下には、別のアイテムへの参照であることを示す小さい矢印記号が表示されます(図6-6)。(このリンク記号は、標準のWindowsショートカットとは若干異なり、これがDesktopショートカットであることを視覚的に示します。)

ショートカットは、元のアイテムと同じ場所に格納されます。ファイルへのショートカットは、そのショートカットが参照するファイルと同じコンテンツ・フォルダに格納され、フォルダへのショートカットは元のフォルダと同じレベルに(末尾に「へのショートカット」が付いて)表示されます。ショートカット名は必要に応じて変更できます。また、同じサーバーの統合階層内の別の場所または別のサーバーに、ショートカットをコピーすることもできます(第6.21.4項「ライブラリ、フォルダおよびファイルのショートカットのコピー」を参照)。


重要:

ショートカットをOracle WebCenter Contentサーバー階層以外の場所(たとえば、デスクトップ)にコピーまたは移動すると、コンテンツ・サーバーの構成によっては、ショートカットの元のアイテムに対するリンクが消失する可能性があります。また、ファイルを開くと、そのファイルを既存のコンテンツ・アイテムの新規リビジョンとしてサーバーにチェックインして戻すことはできなくなります。


図6-6 元のファイルとショートカット

Windowsエクスプローラでのファイルとそのファイルへのショートカット。

コンテンツ・ライブラリまたはフォルダへのショートカットをダブルクリックすると、そのコンテンツが表示されます。コンテンツ・ファイルへのショートカットをダブルクリックすると、(該当するファイルが使用可能で、チェックアウトする権限がある場合は)コンテンツ・サーバーからチェックアウトされ、関連付けられているアプリケーションで開きます(第6.9項「コンテンツ・ファイルの表示」を参照)。

マウスのカーソルをOracle WebCenter Contentサーバーのショートカット上に重ねると、関連付けられているアイテムのコンテンツ情報(コンテンツID、ファイル・サイズなど)が表示されます。

Windowsの標準的なショートカット

Oracle WebCenter Contentサーバーの特別なショートカットに加え、サーバー上のコンテンツ・ライブラリ、フォルダおよびファイルへのWindowsの標準的なショートカットも作成できます。この場合、ショートカットは、参照ファイルまたは参照フォルダの完全なURLを指すリンク・ファイル(.lnk)になります。マウスのカーソルをWindowsの標準的なショートカット上に重ねると、参照アイテムのURLが表示されます。

コンテンツ・ライブラリまたはフォルダへのショートカットをダブルクリックすると、そのコンテンツが表示されます。コンテンツ・ファイルへのショートカットをダブルクリックすると、関連付けられているアプリケーションで表示モードでファイルが開きます。デフォルトでは、ファイルを元のコンテンツ・アイテムの新規リビジョンとしてサーバーにチェックインして戻すことはできません。

6.21.2 コンテンツ・ライブラリ、フォルダおよびファイルへのショートカットの作成

コンテンツ・ライブラリ、フォルダまたはファイルのショートカットは、複数の方法で作成できます。

Oracle WebCenter Contentサーバーの特別なショートカット

Oracle WebCenter Contentサーバーの特別なショートカットを作成するには、次のいずれかを実行します。

  • コンテンツ・サーバーのライブラリ、フォルダまたはファイルを選択して右クリックし、「ショートカットの作成」を選択します。

  • コンテンツ・サーバー上のファイルを選択し、「ファイル」メニューを開いて「ショートカットの作成」を選択します。

どちらの方法でも、Oracle WebCenter Contentサーバーのショートカットが元のアイテムと同じ場所に(末尾に「へのショートカット」が付いた名前で)作成されます。これらの特別なショートカットを、WebCenter Contentサーバー階層内の他の場所(最も重要なドキュメントに簡単にアクセスできる単一のフォルダなど)にコピーまたは移動できます。ただし、これらの特別なショートカットをWebCenter Contentサーバー階層の外部の場所(デスクトップなど)に移動すると、特別なショートカットのように動作しなくなる可能性があります。

Windowsの標準的なショートカット

Windowsの標準的なショートカットを作成するには:

  1. WebCenter Contentサーバー階層内で、ショートカットを作成するライブラリ、フォルダまたはファイルを選択します。

  2. 「編集」メニューから「コピー」を選択します。

  3. WebCenter Contentサーバー階層以外の場所(たとえば、デスクトップ)で、右クリックして「ショートカットの貼り付け」を選択します。

この手順によりWindowsの標準的なショートカットが作成され、そのショートカットから次の操作を使用できます。

  • コンテンツ・アイテムの場合

    ダブルクリック(またはコンテキスト・メニューから「サーバーからファイルを表示」を選択)して、関連するアプリケーションで管理対象アイテムのローカル・コピーとしてコンテンツ・アイテムを開きます。

    コンテキスト・メニューからファイルの場所を開くを選択して、コンテンツ・ペインでコンテンツ・アイテムが強調表示されている状態でWindowsエクスプローラを開きます。

  • ライブラリおよびフォルダの場合

    ダブルクリック(またはコンテキスト・メニューから「開く」を選択)して、フォルダ・ペインでサーバー・ノードが強調表示されている状態でWindowsエクスプローラを開きます。

    コンテキスト・メニューからフォルダの場所を開くを選択して、コンテンツ・ペインでライブラリまたはフォルダが強調表示されている状態でWindowsエクスプローラを開きます。

6.21.3 ライブラリ、フォルダおよびファイルのショートカットの名前変更

WebCenter Contentサーバー階層内でアイテムへの特別なショートカットの名前を変更できます。ショートカットを選択し、[F2]を押すか、右クリックして「名前の変更」を選択します。特別なショートカットの名前を変更しても、元のファイルの名前には影響しません。逆の場合も同様です。

管理対象コンテンツ・アイテムから作成されたWindowsの標準的なショートカットの名前は変更できません。

6.21.4 ライブラリ、フォルダおよびファイルのショートカットのコピー

WebCenter Contentサーバー階層内のアイテムへの特別なショートカットをコピーして貼り付けることができます。コピーするショートカットを選択した後は、ショートカットをコピーして貼り付けるための次のWindowsの標準的な方法を使用できます。

  • 右クリックして「コピー」を選択します。次に、コピー先またはペースト先で右クリックして「貼り付け」を選択します。

  • キーボードで[Ctrl]+[C]キーを押します。次に、コピー先またはペースト先で[Ctrl]+[V]キーを押します。

  • 「編集」メニューから「コピー」を選択します。次に、コピー先またはペースト先で、「編集」メニューから「貼り付け」を選択します。(これは、Windowsエクスプローラでのみサポートされており、電子メール・アプリケーションではサポートされていません。)

  • 選択したフォルダまたはファイル、あるいはその両方をコピー先またはペースト先にドラッグ・アンド・ドロップします。

WebCenter Contentサーバー階層以外の場所(たとえば、デスクトップ)にOracle WebCenter Contentサーバーのショートカットをコピーすると、コピーしたアイテムはショートカットではなく実際のファイルとなり、元のファイルへのリンクは消失します。つまり、ファイルを元のファイルの新しいリビジョンとしてサーバーに再度チェックインできません。

6.21.5 コンテンツ・フォルダおよびファイルのショートカットの削除

WebCenter Contentサーバー階層内のアイテムへの特別なショートカットを削除できます。削除するショートカットを選択した後は、ショートカットを削除するための次のWindowsの標準的な方法を使用できます。

  • 右クリックし、「削除」を選択します。

  • キーボードの[Del]を押します。

  • コンテンツ・アイテムへのショートカットの場合、「ファイル」メニューから「削除」を選択します。(これは、Windowsエクスプローラでのみサポートされており、電子メール・アプリケーションではサポートされていません。)


注意:

ショートカットを削除すると、ショートカットのみが削除されます。ショートカットが指していたコンテンツ・サーバーのフォルダまたはファイルはそのまま保持されます。


6.22 個人フォルダの使用


注意:

この項は、ネイティブ11gユーザー・インタフェースを実行するWebCenter Content Serverインスタンスにのみ適用されます。


Oracle WebCenter ContentサーバーでFramework Foldersを実行している場合は、コンテンツ・サーバーに対するすべての認証済ユーザーに独自の個人フォルダがあるため、サーバー上のコンテンツ・アイテムまたはフォルダにお気に入りを設定できます。階層内のその他のフォルダを操作する場合と同じ方法で、個人フォルダにサブフォルダを作成してコンテンツ・アイテムを追加できます。個人フォルダ・ツリーに問合せフォルダを格納することもできます。


注意:

サーバーに対するすべての認証済ユーザーに独自の個人フォルダがありますが、管理者権限がないかぎり、表示できるのは自分の個人フォルダのみです。


Desktop統合階層では、次の2つの場所に個人フォルダがあります。

これらの場所にある個人フォルダのツリーは同じで、どちらの場所からもフォルダ内のコンテンツを操作できます。

個人フォルダ内のすべてのコンテンツ・アイテムは、コピーやポインタではなく、実際のファイルです。個人フォルダ内のコンテンツ・アイテムは、サーバー上の他のコンテンツ・アイテムと同様に操作できます。個人フォルダからファイルを削除すると、コンテンツ・サーバーから実際のコンテンツ・アイテムが削除されます。

6.23 コンテンツ・ファイルのリンクのコピー

サーバー上の1つ以上のコンテンツ・アイテムへのURLリンクをWindowsのクリップボードにコピーして、その情報を電子メール・メッセージ、テキスト・エディタ、Officeドキュメントまたはその他のビジネス・ドキュメントに貼り付けることができます。Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンス上のファイルでは、各コンテンツ・アイテムに対して3つのURLリンクがコピーされます。それらは、Webで表示可能なファイル、ネイティブ・ファイルおよびコンテンツ情報ページへのリンクです。Oracle Content Databaseまたはその他のWebDAVサーバー上のファイルでは、サーバー上のファイルのURLへのリンク1つのみがコピーされます。

コンテンツ・ファイルのリンクをコピーするには、統合階層で1つ以上のファイルを選択し、右クリックして、コンテキスト・メニューで「リンクのコピー」をクリックします。または、単一ファイルの場合、「ファイル」メニューを開き、「リンクのコピー」を選択します。リンク情報がWindowsのクリップボードにコピーされるため、他のファイルやアプリケーションに簡単に貼り付けることができます。


注意:

コンテンツ・ファイルのリンクを電子メール・メッセージに含める方法は、第12.6項「サーバー上のコンテンツ・ファイルへのリンクの電子メールへの挿入」を参照してください。


6.24 お気に入りコンテンツ・アイテムのリストの作成

WebCenter Contentユーザー・インタフェースを実行するOracle WebCenter Content Server 11gR1 (11.1.1.8.0)以上のインスタンスには、コンテンツのお気に入りのためのノードが含まれています。

特定のコンテンツ・アイテムに頻繁にアクセスし、それらを使用するたびに統合階層を検索しない場合は、「お気に入り」ノードの下にひとまとめにできます。

「お気に入り」ノードにライブラリまたはフォルダを追加した場合、そのライブラリまたはフォルダとその中のすべてのコンテンツ・アイテムが追加されます。

「チェックアウト・コンテンツ」ノード、「新規チェックイン」ノードまたは「その他のフォルダ」ノードは、お気に入りに追加できません。

ライブラリ、フォルダまたはファイルを「お気に入り」ノードに追加するには、ライブラリ、フォルダまたはファイルを右クリックして「お気に入り」を選択します。(「お気に入り」ノードからアイテムを削除するには、選択を繰り返します。)