Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築 11gリリース1 (11.1.1.9.0) E50013-05 |
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この章では、ポータル・ブラウザ・タスク・フローをページに追加する方法と、そのタスク・フローの使用方法について説明します。
この章の内容は、次のとおりです。
権限: この章のタスクを実行するには、ポータルレベルの権限Basic Services: Edit Page Access, Structure, and Content (標準権限)またはPages: Edit Pages (アドバンスト権限)が必要です。ポータル・モデレータは、デフォルトでこの権限を持っています。
権限の詳細は、第29.1項「ポータルのロールと権限について」を参照してください。 |
WebCenter Portalには、ページへの追加が可能な次の2つのポータル・タスク・フローが用意されています。
「ポータル・メンバー」タスク・フロー: ポータル・メンバーを表示し、新しいメンバーの追加や、すべてのメンバーへのメール・メッセージの送信、ロールによるリストのフィルタリング、メンバーの検索を制御できます。このタスク・フローの詳細は、第31章「「メンバー」タスク・フローの使用」を参照してください。
「ポータル・ブラウザ」タスク・フロー(図11-1): まったく同じ機能の領域をホーム・ポータルの「ポータル」ページ(ポータル・ブラウザ)に追加し、そのページのポータルをユーザーが使用できるようにすることで、「ポータル」ページへの移動がなくなります。このタスク・フローでの作業の詳細は、Oracle WebCenter Portalの使用の使用可能なポータルの表示およびアクセスに関する項を参照してください。
ポータル・ブラウザ・タスク・フローをページに追加する手順は、その他のコンポーネントをページに追加する手順と同じです。第14.2項「ページへのコンポーネントの追加」を参照してください。
注意: WebCenter Portalに用意されているデフォルトのポータル・カタログでは、「ポータル・ブラウザ」タスク・フローを使用できないため、ページで使用できるようにしたカスタム・リソース・カタログにそれを追加した場合は、そのエントリのみが表示されます。詳細は、第23.5.1項「リソース・カタログへのリソースの追加」を参照してください(「リソース・カタログ・アイテムの追加」ダイアログで「タスク・フロー」、「デザインタイム」、「ポータル・ブラウザ」の順に選択します)。ポータル・ページの編集のためにカスタム・リソース・カタログを使用するには、それが「使用可能」であることを確認してから、ポータルのページで使用するように設定します。詳細は、第7.3.5項「ポータルのページおよびページ・テンプレートのリソース・カタログの変更」を参照してください。 |
「ポータル・ブラウザ」タスク・フローには関連プロパティがあります。十分な権限があるユーザーは、これらのプロパティに、コンポーザの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログ(図11-2)からアクセスできます。
「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第14.3項「コンポーネント・プロパティの変更」を参照してください。
次の項では、「ポータル・ブラウザ」タスク・フローのプロパティについての情報を提供し、「パラメータ」タブのプロパティについて説明します。
デフォルトのタスク・フロー・コンテンツは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブ上のプロパティによって制御されます。このタブのパラメータの詳細は、第11.3.2項「ポータル・ブラウザ・タスク・フローのパラメータ」を参照してください。一部のタスク・フローでは、このタブのパラメータにより、ページ・パラメータやページ定義変数へのタスク・フローの結付けが容易になります。詳細は、第19章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびADFコンポーネントの結付け」を参照してください。
「表示オプション」タブ、「スタイル」タブおよび「コンテンツ・スタイル」タブのプロパティを変更すると、すべてのユーザーのタスク・フローの外観と動作に影響します。これらのプロパティは、すべてのタスク・フローに共通しています。詳細は、第14.3.4項「コンポーネントの表示オプションの使用」および第14.3.6項「スタイル・プロパティおよびコンテンツ・スタイル・プロパティの使用」を参照してください。
「イベント」タブの内容は、タスク・フローでサポートされているイベントによって異なります。詳細は、第14.3.7項「コンポーネントのコンテキスト・イベントの使用」を参照してください。
「パラメータ」タブと「表示オプション」タブのすべてのプロパティから式言語(EL)エディタにアクセスできます。ELエディタを使用すると、定数値のかわりに変数値を選択または指定できます。プロパティの横にあるアイコンをクリックし、「式ビルダー」を選択してエディタを開きます。
注意: 汎用の「表示オプション」ダイアログにELを入力する際、閉じ大カッコがないなど無効な構文が検出された場合にのみ、パーサーはエラーを報告します。検証は構文に対してのみ行われ、式の値に対しては行われません。汎用の表示オプションとは、表14-1「表示オプション・プロパティ」に掲載されているオプションです。汎用以外の表示オプションには、ELの検証は行われません。 |
EL式に関してサポートが必要な場合、アプリケーション開発者がEL式を提供できます。詳細は、Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発の式言語式に関する付録を参照してください。
表11-1は、ポータル・ブラウザ・タスク・フローに固有のパラメータについて説明しています。
表11-1 「ポータル・ブラウザ」タスク・フローのプロパティ: 「パラメータ」タブ
パラメータ | 説明 |
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カスタム基準に基づいてポータルのリストを取得するためのEL式を指定します。 この式には、選択対象となる母集団、 例:
注意: 取得したデータをフィルタリングする場合は、拡張問合せで使用されるEL式に必要なフィルタリングを含める必要があります。
その他の例については、「式エディタ」で「ポータル情報」を選択し、次に例のリストから選択して関連するEL式を表示します。式を使用する場合は、それを囲んでいる EL式に関してサポートが必要な場合、アプリケーション開発者がEL式を提供できます。詳細は、Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発の式言語式に関する付録および |
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ツールバーを表示するかどうか指定します。
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「ポータル・ブラウザ」でポータルを表示する際のレイアウトのタイプを指定します。
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「ポータル・ブラウザ」タスク・フローで表示するポータルを指定します。
注意: |
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「ポータル・ブラウザ」タスク・フローでポータルを選択した場合に、そのポータルに移動するかどうかを指定します。
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