Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic ServerにおけるWebサーバー1.1プラグインの使用 11g リリース1 (11.1.1) B61009-08 |
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次の項では、Microsoft Internet Information Serverプラグインをインストールして構成する方法を説明します。
Microsoft Internet Information Serverプラグインをインストールするには:
第1.2項「バージョン1.1プラグインの入手方法」の説明に従って、Microsoft Internet Information Serverプラグインをダウンロードします。zipファイルには、次に示すファイルが含まれています。
IISからアクセス可能な使用しやすいディレクトリにiisproxy.dllファイルをコピーします。このディレクトリには、手順6で作成するiisproxy.ini
ファイルも格納する必要があります。
iisproxy.dll
ファイル用のユーザーの権限を設定し、IISを実行するユーザーの名前を含めます。これを行う方法の1つとして、iisproxy.dll
ファイル上で右クリックして権限を選択し、IISを実行する人のユーザー名を追加するやり方があります。
ファイル拡張子(MIMEタイプ)によるプロキシを構成する場合は、次の手順を実行してください。(MIMEタイプによる構成に加えて、あるいはそのかわりに、パスによるプロキシを構成できます。手順5を参照してください。)
「スタート」メニューからInternet Information Serviceマネージャーを選択して起動します。
「サービス・マネージャ」の左側のパネルでWebサイトを選択します(デフォルトは「デフォルトWebサイト」です)。
ツールバーの「再生」矢印をクリックして起動します。
左側のパネルにあるWebサイトの選択を右クリックしプロパティを選択して、Webサイトのプロパティを開きます。
「プロパティ」パネルで、「ホーム・ディレクトリ」タブを選択し、「アプリケーションの設定」セクションの「構成」ボタンをクリックします。
マッピングタブの「追加」ボタンをクリックして、ファイル・タイプを追加し、それらがWebLogic Serverにプロキシされるように構成します。
「追加」ダイアログ・ボックスを参照してiisproxy.dll
ファイルを探します。
拡張子を、WebLogic Serverにプロキシするファイルのタイプに設定します。
IIS 6.0以降を構成している場合は、「ファイルの存在を確認する」チェック・ボックスの選択を解除します。この確認の動作は、以前のバージョンのIISから変更されています。以前は、iisproxy.dllファイルの存在が確認されていましたが、プロキシからリクエストされたファイルがWebサーバーのルート・ディレクトリに存在するかどうかが確認されるようになりました。この確認でファイルが見つからなかった場合は、iisproxy.dllファイルではWebLogic Serverにリクエストをプロキシできません。
安全なインストールを作成するために、「ディレクトリ セキュリティ」タブで、必要に応じてメソッド除外を設定します。
完了したら、「OK」をクリックして構成を保存します。この手順を、WebLogicにプロキシするファイル・タイプごとに繰り返します。
ファイル・タイプの構成が完了したら、「OK」ボタンをクリックして「プロパティ」パネルを閉じます。
注意: URL内のサーバーとポートの後に追加したパス情報は、WebLogic Serverにそのまま渡されます。たとえば、IISから次のURLでファイルをリクエストする場合、
これは |
注意: アウト・オブ・プロセス・エラーを避けるため、必ず「ISAPIアプリケーションのキャッシュ」を選択してください。 |
パスによるプロキシを構成する場合は、第5.4項「ワイルドカード・アプリケーション・マッピングを使用したパスによるプロキシ」を参照してください。
WebLogic Serverで、iisproxy.ini
ファイルを作成します。
iisproxy.ini
ファイルには、プラグインの構成パラメータを定義する名前=値
ペアが格納されます。そのパラメータは、第7.1項「Webサーバー・プラグインの一般パラメータ」にリストされています。
第5.5.1項「iisproxy.iniファイルのサンプル」で示しているiisproxy.ini
ファイルの例を、iisproxy.ini
ファイルを作成するためのテンプレートとして使用します。
注意: 「IIS Admin Service」(コントロール・パネルの「サービス」にあります)を再起動するまで、パラメータの変更は有効になりません。 |
iisproxy.ini
ファイルをiisproxy.dll
ファイルと同じディレクトリに配置することをお薦めします。他の場所に配置することも可能です。他のディレクトリに配置した場合、次のディレクトリにおいて次の順序でiisproxy.ini
が検索されます。
isproxy.dll
が配置されているディレクトリ。
Windowsレジストリで参照される最新バージョンのWebLogic Serverのホーム・ディレクトリ(ホーム・ディレクトリでiisproxy.ini
ファイルが見つからない場合、WebLogic Serverは、WindowsレジストリでWebLogic Serverの旧バージョンを調べ、古いインストール環境のホーム・ディレクトリでiisproxy.ini
ファイルを探します。)
c:\weblogic
ディレクトリ(存在する場合)。
Microsoft Internet Information Serverプラグインがリクエストをプロキシする、Oracle WebLogic Serverのホストおよびポート番号を定義します。ホストおよびポートを定義するには、構成に応じて次の2つの方法があります。
1つのWebLogic Serverにリクエストをプロキシする場合は、iisproxy.ini
ファイルでWebLogicHostパラメータとWebLogicPortパラメータを定義します。次にその例を示します。
WebLogicHost=localhost WebLogicPort=7001
WebLogic Serverのクラスタにリクエストをプロキシする場合は、iisproxy.ini
ファイルでWebLogicClusterパラメータを定義します。次にその例を示します。
WebLogicCluster=myweblogic.com:7001,yourweblogic.com:7001
myweblogic.comとyourweblogic.comは、クラスタ内で動作するOracle WebLogic Serverのインスタンスです。
必要な場合は、パスによるプロキシの手順(第5.4項「ワイルドカード・アプリケーション・マッピングを使用したパスによるプロキシ」を参照)に従ってHTTPトンネリングを有効にし、HTTPトンネリング・リクエストを処理するWebLogic Serverホスト名とWebLogic Serverポート番号、またはWebLogicクラスタの名前を置き換えることもできます。
iisproxy.ini
ファイルに追加パラメータを設定します。パラメータの詳細なリストは、第7.1項「Webサーバー・プラグインの一般パラメータ」(付録)で参照できます。
パスによるプロキシではなく、IISからWebLogic Serverにサーブレットをプロキシする場合は、第5.4項「ワイルドカード・アプリケーション・マッピングを使用したパスによるプロキシ」を参照してください。
初期設定でインストールされているバージョンのIISでは、iisproxy.dll
は許可されていません。IISマネージャー・コンソールを使用して、次のようにプラグインを有効にしてください。
IISマネージャー・コンソールを開きます。
「Web サービス拡張」を選択します。
「すべての不明な ISAPI 拡張」を「許可」に設定します。
次の例では、バックエンドWebLogic Server(WLS)にリクエストをプロキシするようIISプラグイン設定する方法を示します。
%PLUGIN_HOME%\lib\にiisproxy.iniファイルを作成します。次の行を追加してください。
WebLogicHost=wls-host WebLogicPort=wls-port Debug=ALL WLLogFile=C:\Temp\wl-proxy.log
%PLUGIN_HOME%\libがシステムPATHに含まれていることを確認します(「コントロール パネル」→「システム」→「システムのプロパティ」→「環境変数」→「システムのプロパティ」→「PATH」)。
IISマネージャーを開き、「既定の Web サイト」を使用するか、新しいWebサイトを作成します。サイトをクリックして「ハンドラ・マッピング」を開き、スクリプト・マップを追加します(「拡張子」を*.jspや*などに、「実行可能ファイル」を%PLUGIN_HOME%\lib\iisproxy.dllに設定し、「名前」を割り当てます)。
IISを起動します。
ブラウザからhttp://iis-host:iis-port/mywebapp/my.jsp
にリクエストを送信します。レスポンスを確認します。
この項では、Microsoft Internet Information Server IIS 7.0プラグインの設定方法の差異について説明します。
IIS 7.0用のMicrosoft Internet Information Serverプラグインを設定するには、次の手順を実行します。
IISマネージャーで、「Web サイト」を右クリックして「Web サイトの追加」を選択し、Webアプリケーションを作成します。
「Web サイト名」に、Webアプリケーションに付ける名前(たとえば、MyApp
)を入力します。Webアプリケーションのポート(現在使用中でない任意の有効なポート番号)の物理パスを選択します。
「OK」をクリックしてWebアプリケーションを作成します。
「Web サイト」の下にそのアプリケーションの名前が表示されていれば、アプリケーションが作成され、実行が開始されています。図5-5のように、MyAppアプリケーションに関するすべての設定(変更可能)を表示するには、「Web サイト」の下にあるMyAppノードをクリックします。
「ハンドラー マッピング」をクリックして、特定のMIMEタイプのハンドラへのマッピングを設定します。
「StaticFile」をクリックし、「要求パス」を*から*.*に変更します。「OK」をクリックします。
「MyApp」をクリックして、右側のメニュー・オプションの「スクリプト マップの追加」をクリックします。「要求パス」に*を入力します。
iisproxy.dll
ファイルを参照し、実行ファイルとして追加します。proxy
という名前を付けます。
「要求の制限」をクリックし、「要求のマップ先が次の場合のみハンドラーを呼び出す」の選択を解除します。
「OK」をクリックして、このハンドラ・マッピングを追加します。「スクリプト マップの追加」ダイアログ・ボックスで「はい」をクリックします。
パスによるプロキシを構成する場合は、第5.4項「ワイルドカード・アプリケーション・マッピングを使用したパスによるプロキシ」を参照してください。
IISマネージャーのツリーのルート・ノードをクリックし、「ISAPI および CGI の制限」をクリックします。必ず「特定できない ISAPI モジュールを許可する」を選択してください。
次の内容のiisproxy.ini
というファイルを作成し、プラグインのあるディレクトリに置きます。
WebLogicHost= @hostname@ WebLogicPort= @port@ ConnectRetrySecs=5 ConnectTimeoutSecs=25 Debug=ALL DebugConfigInfo=ON KeepAliveEnabled=true WLLogFile=@Log file name@ SecureProxy=OFF
Internet Explorerブラウザを開き、http://<hostname>:<port>
を入力します。Oracle WebLogic ServerからMedrecサンプル・アプリケーションを表示できるはずです。
SSLモードでプラグインを実行する場合、WeblogicPort
の値をアプリケーションのSSLポートに変更し、SecureProxy
の値をONに変更します。
WebLogic Serverによって提供される予定のWebアプリケーションに含めることができるすべての静的コンテンツをIIS 7.5が提供できるようにするには、次の手順を実行してください。
第5.1項の説明に従って、IIS 7.5 Webサーバー上でWebLogic Serverプラグイン1.1を設定することでアプリケーションを構成します。
オラクル社のドキュメントで説明されているとおりに、proxyという名前のハンドラ・マッパーを作成してあると想定します。
重要: プロキシ設定では、WLEXCLUDEPATHORMIMETYPE プロパティを使用しないでください。これは、必要でも役立つこともなく、手順がわかりにくくなる可能性があるだけです。 |
IISマネージャーで、手順1で作成した仮想ディレクトリまたはアプリケーションをクリックしてホーム・ページを表示します。
「Handling Mappers」をダブルクリックし、右側のペインで「順序指定された一覧の表示」をクリックします。ハンドラ・マッピングの順序指定された一覧が表示されます。
proxyを選択して、StaticFileハンドラ・マッピングの下にドラッグします(つまり、StaticFileハンドラ・マッピングがproxyハンドラ・マッピングの上に表示される必要があります)。
静的ファイルを編集し、要求パスを*.jpgに変更します。ファイルを保存します。
IIS 7.5でPNG、GIF、CSSなどの種類の静的ファイルを提供できるようにするには、次の手順を実行します。
IISマネージャーで、手順1で作成した仮想ディレクトリまたはアプリケーションをクリックしてホーム・ページを表示します。
ここで、「Handling Mappers」をダブルクリックし、右側のペインで「モジュール マップの追加」をクリックします。
必要なタイプの「要求パス」を選択します(PNGの場合は*.png、GIFの場合は*.gifなど)。「モジュール」には「StaticFileModule」を選択し、名前を入力して「OK」をクリックします。
手順4で説明しているように、新しく作成したハンドラ・マッピングの順序が、手順1で定義したproxyハンドラ・マッピングより前になるようにしてください。
「Installing Wildcard Application Mappings (IIS 6.0)」(http://www.microsoft.com/technet/prodtechnol/WindowsServer2003/Library/IIS/5c5ae5e0-f4f9-44b0-a743-f4c3a5ff68ec.mspx?mfr=true
)およびIIS 7.5用の「Add a Wildcard Script Map」(http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc754606(WS.10).aspx
)で説明されているように、リクエストされたファイルの拡張子に関係なく、Webサイトまたは仮想ディレクトリへの各リクエストの最初にInternet Server API (ISAPI)アプリケーションを実行するよう、そのWebサイトまたは仮想ディレクトリを構成できます。この機能を使用して、iisproxy.dll
にマッピングを挿入し、リクエストをWebLogic Serverへとパスによってプロキシできます。
次に示す手順は、「Installing Wildcard Application Mappings (IIS 6.0)」(http://www.microsoft.com/technet/prodtechnol/WindowsServer2003/Library/IIS/5c5ae5e0-f4f9-44b0-a743-f4c3a5ff68ec.mspx?mfr=true
)で説明されている、IIS 6.0でWebサーバーまたはWebサイトにワイルドカード・アプリケーション・マッピングを追加する方法をまとめたものです。
IISマネージャーで、ローカル・コンピュータ、「Web サイト」フォルダの順に開き、使用するWebサイトまたは仮想ディレクトリを右クリックして「プロパティ」をクリックします。
適切なタブ(「ホーム ディレクトリ」、「仮想ディレクトリ」または「ディレクトリ」)をクリックします。
「アプリケーション設定」領域で「構成」→「マッピング」タブをクリックします。
ワイルドカード・アプリケーション・マップをインストールするには、次の手順を実行します。
「マッピング」タブで「挿入」をクリックします。
「実行可能ファイル」テキスト・ボックスでiisproxy.dll
DLLへのパスを入力するか、「参照」をクリックしてその場所に移動します。
「OK」をクリックします。
次に示す手順は、IIS 7.5向けの「Add a Wildcard Script Map」(http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc754606(WS.10).aspx
)で説明されている、IIS 7.5でワイルドカード・スクリプト・マップを追加し、ISAPIを使用してパスによってプロキシする方法をまとめたものです。
IISマネージャーを開き、管理するレベルに移動します。IISマネージャーを開く方法の詳細は、http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc770472(WS.10).aspx
の「Open IIS Manager」を参照してください。UIでの場所移動の詳細は、http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc732920(WS.10).aspx
の「Navigation in IIS Manager」を参照してください。
サーバー、サイトまたはアプリケーション・ホームページの機能ビューでハンドラのマッピングをダブルクリックします。
「ハンドラー マッピング」ページの「操作」ペインで、「ワイルドカード スクリプト マップの追加」をクリックします。
「実行ファイル」ボックスに完全なパスを入力するか、リクエストを処理するiisproxy.dll
を参照します。たとえば、systemroot\system32\inetsrv\iisproxy.dll
と入力します。
「名前」ボックスにハンドラ・マッピングのわかりやすい名前を入力します。
「OK」をクリックします。
必要に応じて、「ハンドラー マッピング」ページでハンドラを選択してそれをロックまたはロック解除することもできます。ハンドラ・マッピングをロックすると、それを構成内の下位レベルでオーバーライドできなくなります。リストからハンドラ・マッピングを選択し、「アクション」ペインの「ロックまたはロック解除」をクリックします。
ワイルドカード・スクリプト・マップを追加した後、実行可能ファイルを「ISAPI および CGI の制限」リストに追加して、実行できるようにする必要があります。ISAPIおよびCGIの制限の詳細は、http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc730912(WS.10).aspx
の「Configuring ISAPI and CGI Restrictions in IIS 7」を参照してください。
複数のWebサイト(IISで仮想ディレクトリとして定義済)からWebLogic Serverへリクエストをプロキシするには:
仮想ディレクトリ用に新しいディレクトリを作成します。このディレクトリには、プロキシを定義するために使用する.dll
および.ini
ファイルが格納されます。
プラグインの.zipファイルをディレクトリに解凍します。
構成した各仮想ディレクトリについて、手順1で作成したディレクトリに、プラグインの\lib
フォルダの内容をコピーします。
第1.1.2項「リクエストのプロキシ」の説明に従って、仮想Webサイトのためのiisproxy.ini
ファイルを作成します。このiispoxy.ini
ファイルをステップ1で作成したディレクトリにコピーします。
ステップ1で作成したディレクトリにiisproxy.dll
をコピーします。
仮想ディレクトリごとに別個のアプリケーション・プールを作成します。
「Creating Application Pools (IIS 6)」(http://www.microsoft.com/technet/prodtechnol/WindowsServer2003/Library/IIS/93275ef2-2f85-4eb1-8b92-a67545be11b4.mspx?mfr=true
)で説明されているように、様々なWebアプリケーションまたはWebサイトを、アプリケーション・プールと呼ばれるプールに隔離できます。アプリケーション・プールでは、プロセス境界によって各ワーカー・プロセスが他のワーカー・プロセスから分離され、アプリケーションが1つのアプリケーション・プールにルーティングされる場合に、別のアプリケーション・プールのアプリケーションがそのアプリケーションに影響を及ぼすことはありません。
次に、クラスタ化されていない1つのWebLogic Serverで使用するサンプルiisproxy.ini
ファイルを示します。先頭に「#」が付いた行はコメントです。
# This file contains initialization name/value pairs # for the IIS/WebLogic plug-in. WebLogicHost=localhost WebLogicPort=7001 ConnectTimeoutSecs=20 ConnectRetrySecs=2
次に、クラスタ化されたWebLogic Serverで使用するサンプルiisproxy.ini
ファイルを示します。先頭に「#」が付いた行はコメントです。
# This file contains initialization name/value pairs # for the IIS/WebLogic plug-in. WebLogicCluster=myweblogic.com:7001,yourweblogic.com:7001 ConnectTimeoutSecs=20 ConnectRetrySecs=2
注意: プラグインとWebLogic Serverとの間でSSLを使用する場合は、ポート番号をSSLリスニング・ポートとして定義する必要があります。 |
ACLは、IISからAuthorizationヘッダーが渡されない場合はMicrosoft IISプラグインでは機能しません。次の情報を参考にして、IISによって必ずAuthorizationヘッダーが渡されるようにしてください。
基本認証を使用する場合、ユーザーはローカルのログオン権限でログオンします。基本認証を使用できるようにするには、IISサーバー上で各ユーザー・アカウントに「ローカル・ログオン」ユーザー権限を付与します。基本認証でローカル・ログオンを使用する場合は、次の2つの問題が発生する可能性があります。
ユーザーにローカル・ログオン権限がない場合は、FrontPage、IISおよびWindows NTが正しく構成されているように見えるとしても、基本認証は機能しません。
ローカル・ログオン権限があり、IISを実行するホスト・コンピュータに実際にアクセスできるユーザーが、コンソールで対話型セッションを開始できます。
基本認証を有効にするには、コンソールの「ディレクトリ・セキュリティ」タブで、「匿名を許可」がオン、それ以外のオプションがすべてオフになっていることを確認してください。
Microsoft IISプラグインをインストールして構成した後は、次の手順に従ってデプロイメントとテストを行います。
WebLogic ServerとIISが実行されていることを確認します。
JSPファイルをデフォルトWebアプリケーションのドキュメント・ルートに保存します。
ブラウザを開き、次の例のように、IISとfilename.jspへのURLを設定します。
http://myii.server.com/filename.jsp
filename.jspがブラウザに表示されれば、プラグインは正常に機能しています。