受給者データについて

グローバル ペイロールでは、職務データ、個人データ、銀行情報、スケジュールなど、HR で定義されている受給者データを使用します。

グローバル ペイロールには、以下の 3 つの受給者タイプがあります。

  • 従業員。

  • 非従業員。

  • 職務を持つ関係者。

これら全ての受給者タイプに対し、グローバル ペイロールで給与を支給することができます。

「個人情報の追加」 (PeopleSoft ヒューマン リソース管理人事・労務管理) を参照してください。

職務データ コンポーネントで HR に受給者を追加する際に、その受給者の給与計算システムとしてグローバル ペイロールを指定し、その受給者を支給グループに割り当てます。この支給グループにより受給者に対するデフォルト処理が定義されますが、これは上書きすることができます。

グローバル ペイロールで定義されているエレメントを使用すると、処理中に HR から受給者固有の情報を取得することができます。たとえば、給与レート コード エレメントを使って、複数の給与コンポーネントで使用される情報を HR から取得することができます。

HR とグローバル ペイロールで統合されている部分には、職務データや個人データを扱う部分など、国別に異なるものがあります。これらのトピックの詳細については、HR およびグローバル ペイロールの対応する国別機能のドキュメンテーションを参照してください。

注: グローバル ペイロールには、ユーザーが照会できる受給者を制限する、受給者レベル セキュリティが用意されています。