Microsoft Outlook による休暇リクエストの入力

このトピックでは、Microsoft Outlook の予定表との統合を介して休暇リクエストを入力する方法について説明します。

Outlook の予定表から休暇リクエストを入力するのは、PeopleSoft を使用してセルフサービス休暇リクエストを入力するのと同じように簡単ですが、システムにログインする必要がありません。統合により、従業員は Outlook の予定表から休暇欠勤をリクエストでき、その休暇欠勤は自動的に PeopleSoft 休暇管理で更新されます。その後、ユーザーは Outlook で承認プロセスを追跡できます。

提供されている統合では、シングル サインオンを使用して認証し、従業員がリクエスト可能な休暇欠勤タイプを簡素化することによりユーザー エクスペリエンスをパーソナル設定して、組織における従業員のプロファイルやロールに応じた全ての編集を適用します。PeopleSoft セルフサービス設定で定義された、全ての既存設定および事前定義された編集が使用されます。

注: 従業員が Microsoft Outlook を使用して休暇リクエストを入力した場合は、予測を使用できません。

Microsoft Outlook で休暇リクエストを入力するには、次の手順に従います。

  1. Microsoft Outlook で予定表を開きます。

  2. [新規作成] ボタンをクリックして、新しいイベントを開きます。

  3. [動的表示] ボタンをクリックして、PeopleSoft 動的表示ペインを開きます。

  4. 動的表示ペインに、「従業員セルフ サービス ページの管理」 (PeopleSoft 休暇管理) で行うのと同様に休暇リクエストを入力します。

    画像: Microsoft Outlook での休暇リクエストの例

    次は、Microsoft Outlook での休暇リクエストの例です。

    Microsoft Outlook での休暇リクエストの例
  5. 送信済休暇リクエストを閉じ、1 か月全体の予定表を表示します。

    画像: Microsoft Outlook での月間予定表表示

    次は、Microsoft Outlook での月間予定表表示の例です。

    Microsoft Outlook での月間予定表表示

    休暇管理と Microsoft Outlook との統合により、仕事上のイベント、個人的なイベントおよび休暇欠勤のイベント全てを単一の予定表で管理できます。

管理者は、[休暇リクエスト] 管理者セルフサービス コンポーネントを使用して、Microsoft Outlook で入力された休暇リクエストをその他の休暇リクエストと同じように承認します。

画像: Microsoft Outlook で入力された休暇リクエストのリクエスト詳細ページ

次の例では、Microsoft Outlook で入力された休暇リクエストのリクエスト詳細ページを説明します。

Microsoft Outlook で入力された休暇リクエストのリクエスト詳細ページ

管理者は、このページを使用してリクエストの承認、却下、または承認プロセスの前のステップへの差戻し ([差戻し] ボタンをクリック) を行います。承認者は、[承認者のコメント] フィールドに情報を入力することで、変更を提示したり、その他のコメントを入力したりすることができます。

Microsoft Outlook で休暇リクエストを入力した従業員は、PeopleSoft 休暇管理に直接ログインせずに、Microsoft Outlook でその休暇リクエストのステータスをモニターできます。Microsoft Outlook で入力された休暇リクエストをモニターするには、次の手順に従います。

  1. Microsoft Outlook で予定表を開きます。

  2. 予定表で入力した休暇リクエストを開きます。

  3. [動的表示] ボタンをクリックして、PeopleSoft 動的表示ペインを開きます。

  4. 休暇リクエストのステータスを表示します。

    画像: Microsoft Outlook での承認済休暇リクエストの例

    次は、Microsoft Outlook での承認済休暇リクエストの例です。

    Microsoft Outlook での承認済休暇リクエストの例