給与計算実行または休暇欠勤処理実行の最終決定
給与計算実行または休暇欠勤実行を最終決定すると、それ以降の変更はできません。カレンダー グループのカレンダーは、実行の最終決定後にのみ、それ以降に実行される他のカレンダー グループの遡及処理で使用できるようになります。
給与計算サイクルの最後に実行全体を最終決定する前に、エラーを全て解決し全ての調整を行います。最終決定フェーズを実行すると、以下のことが行われます。
各支給の計算ステータスが [最終決定] に設定されます。
全ての警告、エラー メッセージ、エレメント変換チェーン、処理済みの遡及トリガ、および未処理も含む反復トリガが削除されます。ポジティブ入力、分割トリガ、および未処理遡及トリガは削除されません。
カレンダー グループ ID ページで参照できるようにタイムスタンプ (処理の開始時間と終了時間) が挿入されます。
カレンダー グループ ID が [最終決定] とマークされ、[オープン] インジケータの選択が解除されます。
このトピックでは、給与計算実行または休暇欠勤実行を最終決定する方法について説明します。
重要 最終決定フェーズは取り消しできません。
給与計算実行または休暇欠勤実行を最終決定するには、次の手順に従います。
以下の条件を満たすことを確認します。
以下のいずれかの条件を満たしていない場合、バッチ処理は異常終了します。ログ ファイルをチェックすることで、満たされていない条件を確認できます。
条件
チェック箇所
支給がエラーや確認ステータスになっていないこと。
そのカレンダー グループ ID の処理統計コンポーネント。
受給者が [ユーザーによる一時停止] または [システムによる一時停止] になっていないこと。
そのカレンダー グループ ID の処理統計コンポーネント。
そのカレンダー グループに対してストリーム処理が使用されている場合は、全てのストリームの処理を終えていること。
処理統計コンポーネント。ストリーム番号が不明の場合、ストリーム ページをチェックします。
全ての [処理インジケータ] が [正常] に設定されていること。
受給者ステータス ページ。
全ての反復トリガが削除されるので、その前に反復トリガ - CalGrp ID ページを参照して別の実行で対処する必要のある未処理のトリガがあるかどうかを調べることができます。
「反復トリガ確認ページ」を参照してください。
同じラン コントロール ID で "休暇欠勤計算/給与計算" の休暇欠勤/給与計算ページにアクセスして、[最終決定] チェック ボックスをオンにします。
処理統計 - カレンダー グループ別ページを確認して、最終決定された数と合計の数が一致するかを確認します。