給与計算データのレポート

ページ名

定義名

用途

給与計算結果ページ

GP_RGST_RC

指定されたカレンダー グループまたは期間における給与計算結果を含むレポートを作成します。

給与計算結果ページでは、カレンダー グループ別または期間別に給与計算結果を作成できます。ラン コントロール ページには、作成された結果をフィルタするいくつかのフィールドがあります。

ラン コントロール ページによって以下のアプリケーションとプログラムが起動されます。

  1. GP_RGST_EXT アプリケーション エンジン プログラム。このプログラムは、指定されたラン コントロールのオプションと設定に基づいて給与計算結果を抽出するレポート データ用のパラメータを準備します。

  2. GP000001 SQR プログラム。このプログラムは、給与計算結果を出力します。このプログラムは、給与計算結果ラン コントロール ページからパラメータを読み取って、指定されたリスト セットに対して定義されているパラメータを使用してレポートを出力します。

給与計算結果ページ (GP_RGST_RC) を使用して、指定されたカレンダー グループまたは期間における給与計算結果を含むレポートを作成します。

画像: 給与計算結果ページ (1/2)

次の例では、給与計算結果ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

給与計算結果ページ (1/2)

画像: 給与計算結果ページ (2/2)

次の例では、給与計算結果ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

給与計算結果 (2/2)

レポート パラメータ

フィールドまたはコントロール

定義

レポート実行単位

レポートを [カレンダー グループ] または [期間] のいずれで作成するかを指定します。

[カレンダー グループ] を選択すると、[期間情報] グループ ボックスのフィールドは使用できなくなります。[期間] を選択すると、[カレンダー グループ ID] フィールドは使用できなくなります。

注: 書込可能アレイ "GP WA GUIDE" を含んだセクションが、選択したカレンダー グループまたは期間に 1 つ以上関連付けられていることを確認します。関連付けられていない場合、GP_RGST_EXT アプリケーション エンジンは結果を正しく抽出できません。

レポート タイプ

作成するレポートのタイプを選択します。有効値は以下のとおりです。

  • [従業員詳細]: このレポートには各従業員のセグメント詳細が表示されます。また、支給/控除セクションと累計/延滞セクションの両方が含まれています。

  • [従業員サマリ]: このレポートには、全てのセグメントの要約が表示されます。累計/延滞セクションは含まれません。

  • [組織サマリ]: このレポートには、従業員の詳細は表示されません。このレポートには、組織内での支給額と控除額の総額が表示されます。

カレンダー グループ ID

給与計算結果を作成するカレンダー グループ ID を入力します。

期間情報

フィールドまたはコントロール

定義

日付タイプ

給与計算結果を作成する日付のタイプを入力します。有効値は以下のとおりです。

  • [支給日範囲]: [開始日] フィールドおよび [終了日] フィールドに指定した範囲に含まれる全支給日を対象とした給与計算結果が作成されます。

  • [期間開始日範囲]: [開始日] フィールドおよび [終了日] フィールドに指定した範囲に含まれる全開始日を対象とした給与計算結果が作成されます。

  • [期間終了日範囲]: [開始日] フィールドおよび [終了日] フィールドに指定した範囲に含まれる全終了日を対象とした給与計算結果が作成されます。

  • [年度と四半期]: [年度] フィールドおよび [四半期] フィールドに年度と四半期を対象とした給与計算結果が作成されます。

開始日終了日

給与計算結果を作成する支給日、開始日または終了日の範囲を入力します。

年度四半期

給与計算結果を作成する年度と四半期を入力します。

リスト セット

給与計算結果レポートでは、リスト セットを選択する必要があります。リスト セットでは、特定のアプリケーションに関連付けられている、エレメントおよび対応するエレメント属性のグループを表します。選択したリスト セットによって、給与計算結果として出力するレポート データの抽出に使用される支給、控除および累計が決まります。また、出力したレポートのセクションとタイトルも決まります。

アプリケーションとリスト セットについて」を参照してください。

フィールドまたはコントロール

定義

ここで選択した国によって、選択できるリスト セットが決まります。

エレメント リスト セット作成

リスト セット定義ページに追加モードでアクセスします。

リスト セット

レポートで使用するリスト セットを選択します。リスト セットを選択すると、[リスト セット] フィールドの横にリンクが表示され、リスト セット定義ページで選択したリスト セットに更新/表示モードでアクセスできます。

ソート基準

9 つのソート基準フィールドがあり、1 つのレポート定義に対して最大 7 つのソート基準フィールドを定義できます。レポートの給与計算結果をソートするフィールド別に数値を入力します。空白のフィールドまたは値がゼロのフィールドは、レポートでは使用されません。

フィールドまたはコントロール

定義

従業員レベルのソート基準

従業員を [従業員名と雇用レコード番号] または [従業員 ID と雇用レコード番号] のいずれを基準にしてソートするかを選択します。

受給者グループ

フィールドまたはコントロール

定義

対象グループ選択方法

レポート内の従業員のフィルタ方法を選択します。有効値は以下のとおりです。

  • [全ての受給者]: 指定された条件を満たす全ての受給者を含める場合に選択します。この値を選択する場合は、[受給者グループ] グループ ボックスの残りのフィールドに値を入力しないでください。

  • [グローバル ペイロール グループ リスト]: 特定のグローバル ペイロール グループ リストの全ての受給者を含める場合に選択します。この値を選択する場合は、[グループ リスト ID] フィールドに対象とするグループ リストを入力します。

  • [HR グループ ビルド]: 特定のグループ ビルドから全ての受給者を含める場合に選択します。この値を選択する場合は、[グループ ID] フィールドに対象とするグループ ビルドを入力します。レポートに含めるグループのメンバーを決めるには、[グループ指定日] フィールドおよび [絞込日] フィールドを使用します。

  • [受給者]: [受給者] グループ ボックスに指定した受給者のみを含める場合に選択します。

グループ ID

[対象グループ選択方法] フィールドで [HR グループ ビルド] を選択すると、入力したグループ ID のメンバーである受給者がレポートに含まれます。

グループ指定日

レポートには、この日付または [絞込日] フィールドに指定した日付の時点で、指定されたグループ ID に属しているメンバーが含まれます。

このフィールドを空白のままにしておくと、現在のシステム日付が [グループ指定日] で使用されます。

絞込日

選択したグループ ID の定義に有効日が付いたレコードが含まれている場合、実行するレコードの日付を入力します。たとえば、有効日が 2002 年 1 月 1 日のグループを実行する場合に、2006 年 2 月 15 日時点でそのグループに含まれる有効日の付いた行を実行するとします。この場合、グループ指定日に 2002 年 1 月 1 日を選択し、絞込日に 2006 年 2 月 15 日を選択します。このフィールドを空白のままにしておくと、現在の日付でグループが実行されます。

グループ リスト ID

[対象グループ選択方法] フィールドで [グローバル ペイロール グループ リスト] を選択すると、入力したグループ ID のメンバーである受給者がレポートに含まれます。

受給者

[対象グループ選択方法] フィールドで [受給者] を選択した場合は、レポートに含める受給者の従業員 ID を入力します。

組織選択

[選択] フィールドおよび [選択値] フィールドを使用して、組織条件に基づいてレポートに含める受給者を決定します。以下の条件に基づいて受給者を選択できます。

  • 会社

  • 部門

  • 事業所

  • 所在地

  • 支給元

  • 支給グループ