汎用レポートの実行
受給者データのサマリまたは詳細、ソート オプション、開始日、終了日などのランタイム パラメータを選択してから、レポートを実行してください。
ラン コントロール ページによって以下のアプリケーションとプログラムが起動されます。
GP_GENRPT アプリケーション エンジン プログラム。このプログラムではレポート データのパラメータが準備されます。これにより、指定されたラン コントロール オプションと設定に基づいて GPGENRPT SQR プロセスの結果が抽出されます。
GPGENRPT SQR プログラム。このプログラムでは抽出されたレポート データの結果から給与計算結果が読み込まれ、レポートの書式が設定されます。
「汎用レポートについて」を参照してください。
リスト レポートまたはサマリ レポートでの受給者と期間の選択
リスト レポートとサマリ レポートでは、複数の期間を対象にすることができます。期間 ID によって、日付と受給者のパラメータが設定されます。次に、一致する期間 ID のセグメント レコードを持つ全ての受給者が選択され、レポートが作成されます。リスト レポートで複数の期間が選択されると、選択した全てのセグメントの値が合計されます。
累計レポートでの受給者と期間の選択
累計レポートは 1 つの期間のみを対象とします。カレンダー グループ ID によって、日付と受給者のパラメータが設定されます。カレンダー グループ ID には、1 つの期間しか含めることができません。ただし、カレンダー グループに遡及処理が行われた場合は、レポートに追加の行が表示される場合があります。したがって、遡及処理行が識別できるように、[カレンダー ID を印刷] チェック ボックスをオンにすることをお勧めします。
ページ名 |
定義名 |
用途 |
---|---|---|
汎用レポート作成 |
GP_GENRPT_RC |
汎用レポートを実行します。 |
汎用レポート作成ページ (GP_GENRPT_RC) を使用して、汎用レポートを実行します。
ナビゲーション
画像: 汎用レポート作成ページ
次の例では、汎用レポート作成ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

レポートを実行するには、レポートに含めるカレンダーをまず指定する必要があります。そのためには、リスト レポートとサマリ レポートで [開始日] と [終了日] に期間 ID を入力し、累計レポートではカレンダー グループ ID を入力します。リスト レポートとサマリ レポートは複数の期間を対象にできるので、期間 ID を入力することになります。
フィールドまたはコントロール |
定義 |
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レポート タイプ |
このフィールドは、同じページのその他のフィールドに影響します。 |
開始日 |
[終了日] フィールドとの組み合わせによってレポートの期間枠を設定します。これらの日付で定義される期間は、定義された支給期間の日付と一致している必要があります。レポート タイプによっては、開始日と終了日の代わりにグループ ID が使用されます。 |
終了日 |
[開始日] フィールドとの組み合わせによってレポートの期間枠を設定します。これらの日付で定義される期間は、定義された支給期間の日付と一致している必要があります。レポート タイプによっては、開始日と終了日の代わりにグループ ID が使用されます。 |
ソート オプション |
このフィールドには、汎用レポート - 定義ページで定義されたソート オプションが表示されます。この値は上書き可能です。 |
通貨 |
このフィールドには、汎用レポート - 定義ページで定義された通貨が表示されます。この値は上書き可能です。 |
受給者の詳細 |
各受給者の詳細をレポートする場合にこのチェック ボックスをオンにします。このチェック ボックスがオフになっている場合、分割レベル別のサマリのみがレポートに出力されます。分割レベルが定義されていないレポートの場合、このチェック ボックスは使用不可になります。 |
グループ ID |
[グループ ID] セクションを使用して、特定のグループ ID を入力することにより、受給者の一部を選択できます。このグループ ID は、PeopleSoft HR のグループ ビルド ページで定義されます。 |
指定日 |
レポートするグループの有効日を指定します。 |
絞込日 |
グループ定義に有効日が設定されたレコードが含まれている場合、実行するレコードの日付を入力します。たとえば、1990/1/1 という有効日が付いているグループを実行し、そのグループ内にある 1998/2/15 の有効日の付いた行を実行する場合、[指定日] に 1990/1/1、[絞込日] に 1998/2/15 をそれぞれ選択します。 このフィールドを空白のままにしておくと、現在の日付でグループが実行されます。 |
グループの再作成 |
汎用レポートを実行する前にグループを再作成する場合にこのチェック ボックスをオンにします。 |
レポート タイプがサマリの場合のみ、[行/列] グループ ボックスが表示されます。[レポート ID] グループ ボックスで定義するレポート期間のうち、最初の 12 か月間について列のセットが作成されます。各月の最初の日付と最後の日付が開始日列と終了日列に入力されます。独自のサマリ レポート用に異なる列を最大 12 列まで手動で定義することができます。