国別銀行処理の設定
ページ名 |
定義名 |
用途 |
---|---|---|
GP_APP_PKG_SETUP |
国のアプリケーション パッケージを定義します。 |
|
GP_SQL_SETUP |
バンキング準備 SQL を生成および更新します。 |
|
GP_SQL_STATEMENT |
バンキング準備 SQL ステートメントを確認します。 |
|
GP_INSTALLATION |
支給処理の設定を定義します。 |
バンキング国別設定ページ (GP_APP_PKG_SETUP) を使用して、国のアプリケーション パッケージを定義します。
ナビゲーション
画像: バンキング国別設定ページ
次の例では、バンキング国別設定ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

このページを使用して、支払準備処理中に GP_PAYMENT_FG レコードに入力するために実行される追加の国別アプリケーション パッケージを定義します。国のこのページにエントリが存在しない場合、または国に対して [ステータス] フィールドが [非アクティブ] に設定されている場合、その国の支払準備は国別アプリケーション パッケージを使用せずに通常どおり処理されます。
PS 配布/管理 (PeopleSoft 配布/管理)
このグループ ボックスは編集には使用できず、デフォルトの CORE_BANK:SQL アプリケーション パッケージまたは関連付けられた国別拡張機能によってデフォルトとして開発されたアプリケーション パッケージの定義が表示されます。
顧客管理
このグループ ボックス内のフィールドを使用して、国の GP_PAYMENT_FG レコードをロードするためにシステムで使用する国別アプリケーション パッケージのコンポーネントを定義します。このグループ ボックス内のフィールドを空白のままにした場合、[PS 配布/管理] グループ ボックスで定義されたデフォルトのアプリケーション パッケージが GP_PAYMENT_FG レコードをロードするために使用されます。
フィールドまたはコントロール |
定義 |
---|---|
ルート パッケージ ID |
アプリケーション パッケージのルート パッケージ ID コンポーネントを入力します。 |
完全修飾パッケージ/クラス パス |
アプリケーション パッケージの完全修飾パッケージまたはクラス パス コンポーネントを入力します。 |
アプリケーション クラス ID |
アプリケーション パッケージのアプリケーション クラス ID コンポーネントを入力します。 |
注: このページで表示されているデフォルトの CORE_BANK:SQL アプリケーション パッケージを使用する場合は、バンキング準備定義ページで国の SQL を定義する必要があります。
『PeopleTools: PeopleCode Developer's Guide』製品ドキュメントの「Creating Application Packages and Classes」、「Creating Application Package Definitions」を参照してください。
バンキング準備定義ページ (GP_SQL_SETUP) を使用して、バンキング準備 SQL を生成および更新します。
ナビゲーション
画像: バンキング準備定義ページ
次の例では、バンキング準備定義ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

このページを使用して、支払準備処理中に GP_PAYMENT_FG レコードに入力するために使用される SQL を生成および格納します。
注: デフォルト (バンキング国別設定ページの CORE_BANK:SQL) 以外の国のアプリケーション パッケージを選択した場合は、このページで国の SQL を生成する必要はありません。
フィールドまたはコントロール |
定義 |
---|---|
連番 |
国の SQL の複数の連番を作成できます。たとえば、異なる支給タイプに別々にデータを生成する場合があります。これを行うには、[定義] スクロール領域で複数の行を作成します。 各行の [連番] フィールドに数値を入力します。これらの行は連番によって昇順で処理されます。 |
オーナー |
連番のオーナーが [顧客] か [Oracle] かを示します。 |
名称 |
連番の名称を入力します。 |
フォーマット |
支払レイアウトを選択します。ファイナンシャル ゲートウェイで提供されている全ての支払レイアウトを使用できます。 製品ドキュメントの『PeopleSoft FSCM: Financial Gateway』を参照してください。 |
SQL 作成 |
ページを保存し、グリッドのフィールド定義に基づいて SQL ステートメントを生成する場合にクリックします。 |
SQL 作成済 |
このチェック ボックスは、SQL が正常に生成された場合にオンになります。 |
SQL の表示 |
生成された SQL ステートメントを確認して調整できる SQL SEPA ステートメント ページにアクセスする場合にクリックします。 |
生成 SQL 変更済 |
このチェック ボックスは、SQL ステートメントが最初に生成された後で SQL SEPA ステートメント ページで変更された場合にオンになります。 注: SQL ステートメントの変更後に [SQL 作成] ボタンをクリックした場合、変更は SQL 生成処理によって上書きされます。 |
GP_PAYMENT_FG への挿入 |
この列には、SQL によって値が挿入される GP_PAYMENT_FG レコードの全てのフィールドの行が表示されます。 次のフィールドの行はありません。これらはグローバル ペイロール銀行振込処理 (GP_PMT_PREP) アプリケーション エンジン プロセスによって制御されます。
|
入力タイプ |
入力タイプを選択して、GP_PAYMENT_FG の関連フィールドに入力するために使用されるものを決定します。有効値は以下のとおりです。 [文字]: フィールドの文字値を入力する場合に選択します。この値を選択すると [文字値] が編集可能になります。 [日付]: フィールドの日付値を入力する場合に選択します。この値を選択すると [日付値] フィールドが編集可能になります。 [GP_PAYMENT レコード]: この値を選択した場合、GP_PAYMENT_FG フィールドには GP_PAYMENT レコードのフィールドから値が入力されます。この値を選択すると、[GP_PAYMENT から選択]、[集計関数] および [グループ単位] フィールドが編集可能になります。 [数値]: フィールドの数値を入力する場合に選択します。この値を選択すると [数値] フィールドが編集可能になります。 [他のレコード.フィールド]: GP_PAYMENT 以外のデータベース内のレコードのフィールドに基づいてフィールドに値を割り当てる場合に選択します。この値を選択すると、[他のレコード ラベル.フィールド]、[集計関数] および [グループ単位] フィールドが編集可能になります。 注: フィールドの入力タイプを空白のままにした場合、GP_PAYMENT_FG フィールドにはフィールド タイプに応じて空白またはゼロ値がロードされます。 |
GP_PAYMENT から選択 |
GP_PAYMENT_FG フィールドにロードする元になる GP_PAYMENT フィールドを入力します。GP_PAYMENT レコードに同等のフィールドがある場合、このフィールドのデフォルト値は [GP_PAYMENT_FG への挿入] フィールドの値と同じです。 |
文字値 |
GP_PAYMENT_FG フィールドへのロードに使用される文字値を入力します。 |
日付値 |
GP_PAYMENT_FG フィールドへのロードに使用される日付値を入力します。 |
数値 |
GP_PAYMENT_FG フィールドへのロードに使用される数値を入力します。 |
他のレコード ラベル.フィールド |
GP_PAYMENT_FG フィールドにロードする元になるレコードおよびフィールドを入力します。 たとえば、GP_PAYMENT_FG フィールドの値を従業員の出生地にする場合は、このフィールドに PERS.BIRTHPLACE を入力します。また、[From/Where 句] フィールドの値を次のように調整する必要もあります。 FROM PS_GP_PAYMENT PMT, PS_PERSON PERS WHERE PMT.CAL_RUN_ID = :1 AND PMT.EMPLID BETWEEN :2 AND :3 AND PMT.EMPLID = PERS.EMPLID 注: [他のレコード ラベル.フィールド] の全てのキーが GP_PAYMENT に適切に関連付けられるように [From/Where 句] フィールドを設定する必要があります。 |
集計関数 |
このフィールドは、入力タイプが [GP_PAYMENT レコード] または [他のレコード.フィールド] である場合にのみ使用できます。有効値は、[AVG] (平均)、[COUNT]、[MAX] (最大)、[MIN] (最小) および [SUM] です。 このフィールドで値を選択すると、生成される SQL で、対応する GP_PAYMENT フィールド値または他のレコード フィールド値は、選択した集計関数で囲まれます。 たとえば、集計関数 SUM を GP_PMT_AMT に対して選択した場合、GP_PMT_AMT は GP_PAYMENT からの選択リストに SUM(PMT.GP_PMT_AMT) としてリストされます。 |
グループ単位 |
このフィールドは、入力タイプが [GP_PAYMENT レコード] または [他のレコード.フィールド] である場合にのみ使用できます。 対応するフィールド値を、生成される SQL ステートメントの GROUP BY リストに含める場合に選択します。 注: フィールドをグループ化する場合、集計関数を使用して集計されない SELECT リストに表示されるフィールドも、GROUP BY リストに含める必要があることに注意してください。そうしないと、SQL ステートメントは無効になり、それを使用するグローバル ペイロール銀行振込処理 (GP_PMT_PREP) は "GROUP BY の式ではない" というエラーになります。 |
From/Where 句 |
このフィールドのデフォルトのステートメントは次のとおりです。 FROM PS_GP_PAYMENT PMT WHERE PMT.CAL_RUN_ID = :1 AND PMT.EMPLID BETWEEN :2 AND :3 入力タイプ [他のレコード.フィールド] を使用して 1 つ以上のフィールドを定義していない限り、このデフォルトのステートメントを変更する必要はありません。[From/Where 句] フィールドの変更の詳細は、[他のレコード ラベル.フィールド] フィールドの定義を参照してください。 |
Having 条件 |
このフィールドを [グループ単位] フィールドと共に使用して、Group By を指定した SELECT ステートメントによって返される結果をフィルタします。 注: このフィールドは常に [グループ単位] フィールドと共に使用されるため、GROUP BY リストに含まれる必要があるフィールドに関する同じ制約の対象となります。 |
注: 単一ユーロ決済圏 (SEPA) のフォーマットおよび標準に準拠するために、PeopleSoft グローバル ペイロール (フランス)、PeopleSoft グローバル ペイロール (スペイン) および PeopleSoft グローバル ペイロール (スイス) では、国別 SQL シーケンスが提供されています。「SEPA 支給の処理 (フランス)」 (PeopleSoft グローバル ペイロール (フランス))、「SEPA 支給の処理 (スペイン)」 (PeopleSoft グローバル ペイロール (スペイン)) および 「海外銀行振込処理の実行 (SEPA)」 (PeopleSoft グローバル ペイロール (スイス)) を参照してください。
SEPA SQL ステートメント ページ (GP_SQL_STATEMENT) を使用して、バンキング準備 SQL ステートメントを確認します。
ナビゲーション
バンキング準備定義ページで [SQL の表示] ボタンをクリックします。
画像: SEPA SQL ステートメント ページ
次の例では、SEPA SQL ステートメント ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

このページを使用すると、バンキング準備定義ページで [SQL 作成] ボタンをクリックしたときに生成された SQL ステートメントを表示および編集できます。SQL ステートメントを変更して [OK] をクリックすると、[生成 SQL 変更済] チェック ボックスがオンになります。
インストール設定ページ (GP_INSTALLATION) を使用して、支払処理の設定を定義します。
ナビゲーション
画像: インストール設定ページ
次の例では、インストール設定ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

支払処理
このグループ ボックスを使用して、データベース固有の支払処理の設定を定義します。
フィールドまたはコントロール |
定義 |
---|---|
DB ID |
ファイナンシャル ゲートウェイに送信される支払メッセージに追加される固有の英数字の ID を入力します。これにより、複数の HCM ノードから単一のファイナンシャル ゲートウェイ ノードに送信されるメッセージをシステムで区別できます。 |
支払件数 |
システムで支払メッセージごとに一緒にまとめる支払の数を入力します。たとえば、ここに 3000 と入力した場合、3000 行の支払データごとに個別の支払メッセージが作成されてパブリッシュされます。 |