ツールバーについて
このセクションでは、以下の事項について説明します。
ツールバーの構成要素
提供されるツールバー
提供されるツールバー ボタン
ツールバーは次の部分で構成されています。
タイトル領域
ボタン バー
コンポーネント固有のデータ
ツールバー フッター
タイトル領域
設定に応じて、タイトル領域には次のうち 1 つ以上のコントロールが含まれます。
ページ タイトル。これが有効な場合は、ツールバー ボタンの上部に左寄せで表示されます。
日時。これが有効な場合は、ツールバー ボタンの上部に右寄せで表示されます。
「ツールバー定義 - 説明ページ」を参照してください。
ボタン バー
ボタン バーは、ブラウザのツールバーに似ています。次の要素が含まれています。
PeopleTools アクション
[保存]、[リフレッシュ]、[追加]、[リストの次アイテム]、[リストの前アイテム]、[検索に戻る]、[更新/表示] などのボタンがあります。これらは、PeopleTools で定義された、対応するボタン (ページの下部で使用可能) にマッピングされます。
カスタム アクション
これには、アプリケーション固有のアクション (ケースのコピーなど) を実行するボタンが含まれます。通常は、カスタム ボタンをクリックすると、アクションを実行するページが表示されます。
パーソナル アクション
これを使用すると、ユーザーはボタン バー上のボタンを再設定できます。
表示するツールバー要素を選択できる他、PeopleTools アクションやカスタム アクションについては表示順序を定義できます。ツールバーのボタンには、主ボタンと副ボタンの 2 種類があります。主ボタンは、テキスト ラベルが付いたオレンジ色の四角形のボタンです。このボタンは常にツールバーの左側に表示され、ユーザーのパーソナル設定で非表示にすることはできません。一方、副ボタンについては、ボタン アイコンのみの表示、テキスト ラベルの表示、またはその両方が表示されるように設定できます。エンド ユーザーは、パーソナル設定を使用して副ボタンを非表示にすることができます (ツールバー定義でこの機能がサポートされるようにボタンが設定されている場合)。
提供されているツールバー ボタンの定義を変更したり、アプリケーション クラスを使用して新しいツールバー ボタンを作成することもできます。
「ツールバー定義 - ボタン ページ」を参照してください。
コンポーネント固有のデータ
ボタン バーの下では、ツールバーに表示オブジェクトのサマリ情報が表示されます。たとえば、[人材募集の管理] ツールバーには、最新の人材募集に関するサマリ情報が表示されます。この情報を利用可能にするには、基盤となるコンポーネントの PeopleCode を使用します。
ツールバーを設定する際は、表示するサマリ データとその表示方法を選択します。
「ツールバー定義 - コンテンツ ページ」を参照してください。
ツールバー フッター
単一のブラウザ ウィンドウに表示するにはページが長すぎ、スクロールしないとページ全体を表示できない場合は、ツールバー フッターを追加します。これにより、ページの下部を表示しているときにもツールバー ボタンを使用できます。ツールバー フッターは、ページ上部のツールバー ボタン領域と同じです。唯一の違いは、フッターには、ヘッダーにある [パーソナル設定] リンク ではなく、[ページの先頭] リンクが表示される点です。右矢印または左矢印をクリックをして、どちらかの方向にある他のボタンを表示しようとすると、同時に他のツールバーも移動します。
システムで提供されるツールバーのリストを取得し、それらを使用するコンポーネントやページを特定するには、ツールバー定義コンポーネント (
) に移動し、検索条件を入力せずに [検索] をクリックします。提供されている全てのツールバーが検索結果リストに表示されます。ツールバーで使用できるボタンや表示アイテムを確認するには、選択したツールバーの「ツールバー定義 - ボタン ページ」および「ツールバー定義 - コンテンツ ページ」にアクセスしてください。
システムで提供されるツールバー ボタンのリストを取得するには、[ツールバー ボタン定義] コンポーネント (
) に移動し、検索条件を入力せずに [検索] をクリックします。提供されている全てのツールバー ボタンが検索結果リストに表示されます。コンポーネントのツールバーにカスタム ボタンを追加する前に、ボタンが実行するアクションをサポートする PeopleCode がそのコンポーネントにあることを確認してください。たとえば、コピー機能をサポートするために必要なコードがないコンポーネントのツールバーには、[コピー] ボタンを含めないでください。