Clairvia を使用したインテグレーション ブローカーとエンタープライズ コンポーネントの管理
PeopleSoft インテグレーション ブローカーによって、PeopleSoft とサードパーティ システムとのインテグレーションが容易になります。サービス指向のアーキテクチャが考慮され、PeopleSoft およびサードパーティ システムに対して PeopleSoft のビジネス ロジックをサービスとして示すことができます。別の PeopleSoft やサードパーティ システムからサービスを利用したり呼び出すこともできます。PeopleSoft インテグレーション ブローカーは、メッセージの構造、メッセージ コンテンツ、およびシステム間でのトランスポートの不均衡を管理します。
このトピックでは、インテグレーション ブローカーで PeopleSoft アプリケーションと Clairvia 間のメッセージを送信するために必要な設定のみを説明します。
『PeopleTools Integration Broker Administration』を参照してください。
次の各トピックでは、Clairvia を使用したインテグレーション ブローカーとエンタープライズ コンポーネントの管理方法について説明します。
ページ名 |
定義名 |
用途 |
---|---|---|
EOIU_SOPUBFULL |
ルールをメッセージに関連付けて、ルールを特徴づけます。 |
|
EO_FULLDATAPUB |
フル データ パブリッシュ ユーティリティのラン コントロールを作成します。 |
フル テーブル パブリッシュ ルール ページ (EOIU_SOPUBFULL) を使用して、ルールをメッセージに関連付けて、ルールを特徴づけます。
ナビゲーション
画像: フル テーブル パブリッシュ ルール ページ
次の例では、フル テーブル パブリッシュ ルール ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

全ての PeopleSoft アプリケーションでは、共通の集中管理されたテーブルおよびページを使用して、フル テーブル メッセージをパブリッシュする方法を定義します。パブリッシュ ユーティリティでは、フル テーブル パブリッシュ ルールを使用してデータを処理します。Clairvia とのインテグレーションでは、次のメッセージの [ルール定義のパブリッシュ] ステータスを [アクティブ] に設定する必要があります。
PERSON_BASIC_CV_FULLSYNC_EFF
JPM_JP_CV_FULLSYNC_EFF
WORKFORCE_CV_FULLSYNC
『PeopleTools: Portal Technology』を参照してください。
フル データ パブリッシュ ページ (EO_FULLDATAPUB) を使用して、フル データ パブリッシュ ユーティリティのラン コントロールを作成します。
ナビゲーション
画像: フル データ パブリッシュ ページ
次の例では、フル データ パブリッシュ ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

Clairvia との最初のインテグレーションでは、フル データ パブリッシュ プロセスを 2 回実行する必要があります。
このプロセスは、DEPT_FULLSYNC、JOBCODE_FULLSYNC、JPM_CAT_FULLSYNC、および POSITION_FULLSYNC のメッセージに対して実行します。
従業員データを入力し、Clairvia と統合する従業員を指定した後、PERSON_BASIC_CV_FULLSYNC_EFF、WORKFORCE_CV_FULLSYNC、および JPM_JP_CV_FULLSYNC_EFF メッセージに対して、このプロセスを再度実行します。
「PeopleSoft ヒューマン リソース管理と Clairvia とのインテグレーションの管理」を参照してください。