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周期 ID と国別デフォルトの定義

周期 ID と国別デフォルトを定義するには、周期テーブル コンポーネント (FREQUENCY_TBL) と 国別デフォルト周期コンポーネント (DFLT_FREQUENCY) を使用します。

次の各トピックでは、周期情報について説明します。

ページ名

定義名

用途

周期テーブル ページ

FREQUENCY_TBL

周期 ID、周期タイプ、年次化係数などを定義します。

国別デフォルト周期ページ

DFLT_FREQUENCY

国別のデフォルト周期を国別に指定します。

周期テーブル ページ (FREQUENCY_TBL) を使用して、周期 ID、周期タイプ、年次化係数などを定義します。

画像: 周期テーブル ページ

次の例では、周期テーブル ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

周期テーブル ページ

フィールドまたはコントロール

定義

管理責任

管理責任を選択します。値は以下のとおりです。

  • C (顧客): ユーザーが周期 ID を定義します。ユーザーがこの周期コードの更新管理の責任を負います。

  • P (PeopleSoft): PeopleSoft が周期を定義し、その更新管理の責任を負います。この値が選択されている場合、このページの他のフィールドは無効になります。

周期タイプ

周期タイプを選択します。値は以下のとおりです。

  • 年次

  • 隔週

  • 契約

  • 日次

  • 4 週毎

  • 時間: この値を選択すると、[年次化で標準勤務時間を使用] チェック ボックスが選択可能になります。

  • 月次

  • 四半期

  • 半月毎

  • 週次

年次化で標準勤務時間を使用

このチェック ボックスをオンにすると、周期年次化係数ではなく職務の標準勤務時間を使って年次化が行われます。この場合、周期年次化係数には 0 (ゼロ) が設定され、フィールドには入力できなくなります。

注: PeopleSoft ヒューマン リソース管理、PeopleSoft Payroll for North America、および PeopleSoft グローバル ペイロールでは、標準勤務時間を使って給与および支給周期の年次化を行う [時間] の周期タイプのみ使用できます。

周期年次化係数

1 年間に周期が生じる回数を定義します。

例:

  • 給与周期が日次で、年間の勤務日数が 260 日の場合、値は 260 になります。

  • W53 という名称の周期に [週次] の周期タイプ、および年次化係数 53 を定義することができます。

重要 既存の周期の有効ステータス、周期タイプ、年次化係数などを変更すると、その周期を使用した過去の計算値には新しい値が反映されないことを警告するメッセージが表示されます。

国別デフォルト周期ページ (DFLT_FREQUENCY) を使用して、国別のデフォルト周期を国別に指定します。

画像: 国別デフォルト周期ページ

次の例では、国別デフォルト周期ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

国別デフォルト周期ページ

指定した国のデフォルト値として設定する 4 つの周期を選択します。この 4 つのデフォルト周期は、"職務データ - 給与" ページにある [給与レート] グループ ボックス内で表示される給与レートの計算に使用されます。このページで周期をリストした順番で、[給与レート] グループ ボックス内の給与レートが表示されます。

たとえば、カナダの場合は、[第 1 周期] に A (年次)、[第 2 周期] に M (月次)、[第 3 周期] に D (日次)、[第 4 周期] に H (時間毎) を指定します。カナダの従業員の場合、[給与レート] グループ ボックス内には、年次、月次、日次、時間毎の順に給与レートが表示されます。このトピックで前述した標準計算式を使用して、給与レートがデフォルト周期に換算されます。