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国別機能のセキュリティ設定

次の各トピックでは、国別機能のセキュリティの概要および設定方法について説明します。

ページ名

定義名

用途

グローバル セキュリティの設定ページ

SCRTY_TBL_GBL

プライマリ権限リストがグローバル コンポーネントでアクセスできる国別機能を選択します。

除外コンポーネント ページ

SCRTY_GBL_SEC

選択したコンポーネントの国別機能へのアクセスを制限します。

国別機能とは、国に特有の機能を指します。グローバル コンポーネント内の国別機能は、折りたたみセクションにあり、各国の国旗マークが付けられています。国別コンポーネントへのアクセスを許可するには、コンポーネント権限を使います。グローバル コンポーネント内の国別機能へのアクセスを許可するには、コンポーネント権限に加えてグローバル セキュリティの設定ページを使います。

ユーザーにグローバル メニューの国別機能へのアクセスを許可するには、次の手順に従います。

  1. [国別指定] の [国別機能インストール] (INSTALLATION_SEC) ページを使って、PeopleSoft HCM システムの一部としてインストールする国別機能を指定します。

    ここで指定されていない国の国別機能にはアクセスすることができません。

  2. グローバル セキュリティの設定ページを使って、プライマリ権限リストに国別機能へのアクセスを許可します。

  3. "ユーザー プロファイル - 一般" ページで、必要とされる国へのアクセス権を持つプライマリ権限リストを、ユーザーに対して割り当てます。

『PeopleTools: Security Administration』を参照してください

グローバル セキュリティの設定ページ (SCRTY_TBL_GBL) を使用して、プライマリ権限リストがグローバル コンポーネントでアクセスできる国別機能を選択します。

画像: グローバル セキュリティの設定ページ

次の例では、グローバル セキュリティの設定ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

グローバル セキュリティの設定ページ

フィールドまたはコントロール

定義

プライマリ権限リスト

この権限リストを割り当てられたユーザーは、グローバル コンポーネントで、このページで指定された国の国別機能にアクセスすることができます。

プライマリ権限リストは、権限リスト コンポーネントで定義します。ユーザーには、"ユーザー プロファイル - 一般" ページでプライマリ権限リストが割り当てられます。

フィールドまたはコントロール

定義

国を (場合によっては複数) 選択すると、このプライマリ権限リストに割り当てられたユーザーは、その国の国別機能にグローバル コンポーネントからアクセスできます。

アクセス禁止コンポーネント

[アクセス禁止コンポーネント] リンクをクリックすると、除外コンポーネント ページが表示されます。このページを使って、選択したコンポーネントの国別機能へのアクセスを制限することができます。

たとえば、個人データ コンポーネントを除いて、全てのグローバル コンポーネントのイタリア用セクションに対するアクセス権を権限リストに与えることができます。

プライマリ権限リストの基本設定」を参照してください。

除外コンポーネント ページ (SCRTY_GBL_SEC) を使用して、選択したコンポーネントの国別機能へのアクセスを制限します。

画像: 除外コンポーネント ページ

次の例では、除外コンポーネント ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

除外コンポーネント ページ

フィールドまたはコントロール

定義

コンポーネント名

選択したコンポーネントでは、この国の国別機能が制限されます。たとえば、個人データ コンポーネントでイタリアの国別機能へのアクセス権を制限する場合は、個人データ コンポーネントのシステム名を選択します。