ナビゲーションに戻る

記入票の作成について

このセクションでは、以下の事項について説明します。

記入票の作成により評価プロセスが開始されます。記入票の作成プロセスは、記入票を作成しているユーザーのロールによって異なります。このプロセスは、記入票の作成に使用されるテンプレート定義ルールに基づいた記入票の作成で完了します。

画像: このプロセスにおける人事部門担当者、管理者および従業員とシステムとの一般的な対話を示す記入票作成の図

この図は、人事部門担当者、管理者および従業員の記入票の作成プロセスを示しています。

このプロセスにおける人事部門担当者、管理者および従業員とシステムとの一般的な対話を示す記入票作成の図

3 つのロールのいずれも記入票を作成できますが、それぞれ方法が多少異なります。

  • 人事部門担当者は、バックグラウンド処理のスケジュールを設定し、1 人以上の従業員または 1 つ以上の従業員グループを選択します。ユーザーが記入票を作成するときに移入される、デフォルト値 (記入票タイプと評価期間) を定義することもできます。

  • 管理者は、直属の従業員のグループを 1 つ選択してそのグループから 1 人以上の従業員を選択するか、または 1 人以上の直属の従業員を直接選択することができます。

  • 従業員は、自分自身の記入票のみを作成できます。

プロセスの開始者は、記入票を作成する対象者を指定したら、記入票のパラメータを選択する必要があります。パラメータには、記入票タイプ、記入票テンプレート、および対象となる評価期間が含まれます。インストール設定によっては、言語コードが必要となる場合もあります。従業員による記入票作成では、その従業員が複数の職務を兼務する場合、職務名が必要となります。記入票タイプに指定されている場合には、従業員は記入票の管理者/メンターも選択しなければならない場合もあります。

ユーザーがパラメータを入力すると、以下のように、記入票タイプと記入票テンプレートに関連付けられたルールがチェックされます。

  • "評価要素の定義" は有効か。

  • "進捗追跡" は有効か。

  • "評価者の指名" は有効か。

記入票タイプと記入票テンプレートによって設定されたルールに基づいて、評価プロセスで使用される記入票が作成されます。この記入票は、ワークセンター フレームワークを使用して表されます。このフレームワークは、ユーザーのクリック回数を減らし、パフォーマンス プロセスへの洞察を改善し、ユーザーが作業している現在のパフォーマンス記入票を終了せずに他のパフォーマンス情報に簡単にアクセスできるようにします。

ePerformance ワークセンターについて」を参照してください。

記入票の作成を容易にするために、ePerformance では、管理者と従業員は記入票のステータスを問わず、既存の記入票をコピーすることができます。この機能は、記入票が広範囲にわたって変更される場合や複数の従業員に同じ変更を適用する場合に役立ちます。

コピー機能を有効にするには、記入票タイプ ページで [管理者] チェック ボックスと [従業員] チェック ボックスのいずれかまたは両方をオンにします。これにより、パフォーマンス記入票の作成ページとキャリア開発記入票の作成ページに [コピー元の記入票] フィールドが表示されます。

管理者が記入票をコピーする場合は、コピー元として使用する直属部下の記入票を 1 つ選択します。従業員が記入票をコピーする場合は、コピー元として使用する自分の記入票を 1 つ選択します。選択した記入票の構造が新規記入票のベースとして使用されますが、評価レベルの情報は使用されません。

記入票に含まれる評価要素やコンテンツ アイテムは、関連付けられたテンプレートによって決まります。テンプレート定義 - 構成ページの [項目] タブでユーザー ロールに対しての [追加] チェック ボックスがオンになっている場合は、新規の項目とテキスト入力項目を記入票 (ドラフト) または評価記入票に追加できます。テキスト入力項目の場合は、[テキスト入力] チェック ボックスもオンに設定されている必要があります。

テンプレート定義 - 構成ページで [プロファイルからロード] がオンの場合は、記入票を作成するときに、従業員の職務情報に関連付けられた非個人プロファイルに基づいて、記入票に追加する項目が存在するかどうかがチェックされます。

[プロファイルからロード] がオンの場合は、次の処理が行われます。

  1. テンプレート定義 - 構成ページで [プロファイル管理] グループ ボックスの [プロファイル タイプ] フィールドに入力されたプロファイル タイプが識別されます。

  2. プロファイル タイプに関連付けられた全てのプロファイル ID が識別されます。

  3. プロファイル ID に関連付けられた全てのプロファイル識別タイプとキーが識別されます。

  4. プロファイル識別タイプの設定ページで定義された順序に従ってプロファイル識別タイプのリストが作成されます。

  5. 従業員の職務情報レコードが特定されます。

  6. 連番付けされたリストの最初のプロファイル識別タイプが参照され、従業員の職務情報レコードでキーに一致する該当項目のデータが存在するかどうかが確認されます。

    1. 一致するデータがある場合は、関連するコンテンツ アイテム (項目) がプロファイル ID から記入票に追加されます。

    2. 一致するデータがない場合は、連番付きリストの次のプロファイル識別タイプがチェックされます。

    3. 連番付きリストの最後になると、処理が停止されます。

項目がプロファイルからロードされるときの ePerformance と任務プロファイル マネージャ (JPM) の間のマッピングは、次のとおりです。

ePerformance のフィールド ラベル

任務プロファイル マネージャのフィールド ラベル

項目 ID

JPM_CAT_ITEM_ID

評価モデル

RATING_MODEL

目標評価レベル

JPM_RATING1

加重

JPM_PCT_1

最低加重

JPM_PCT_1

期日

JPM_DATE_1

警告日

JPM_DATE_2

必須

JPM_MANDATORY

重要

JPM_YN_2

注: テンプレート定義 - 構成ページで、[テキスト入力] チェック ボックスをオンにして、記入票に表示する項目を選択することにより、テキスト入力項目を追加できます。テンプレート定義 - コンテンツ ページで [プロファイルからコンテンツをロード] リンクをクリックして、コンテンツ アイテムを追加することもできます。作成プロセスを開始すると、これらの項目が記入票のセクションにロードされます。