記入票へのアクセス
このトピックでは、ePerformance ワークセンターの概要と記入票へのアクセスについて説明します。
ページ名 |
定義名 |
用途 |
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最新のパフォーマンス記入票ページまたは最新のキャリア開発記入票ページ、あるいはパフォーマンス記入票ページまたはキャリア開発記入票ページ |
EP_APPR_SELECT |
表示あるいは編集するパフォーマンス記入票またはキャリア開発記入票を選択します。 関連アクションは、管理者ダッシュボード、タレント サマリ、会社ディレクトリ、PeopleSoft 検索結果、およびその他の関連アクションをサポートする管理者セルフサービスのトランザクション ページから参照できます。 |
EP_APPR_BASE1 |
記入票の評価要素の定義または進捗追跡のビジネス プロセスに固有のビジネス プロセス タスクを実行します。 |
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EP_APPR_NOM_BUILD |
記入票に評価者の指名を追加します。 |
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EP_APPR_NOM_TRACK |
記入票のため提出した評価者の指名を追跡します。 |
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EP_APPR_MAIN1 |
記入票を評価します。 |
ユーザーが作業中の記入票を終了せずにパフォーマンス処理を深く理解し、情報に簡単にアクセスできるようにするため、ePerformance ではワークセンター フレームワーク機能を利用してパフォーマンス記入票をガイド付きのステータスに基づく方法で表示します。ワークセンター アプローチは次の 2 つの部分で構成されます。
左側のページレットはユーザーのアクティビティ センターとして機能し、ユーザーが現在処理中であり、そのステータスに応じて実行中または実行前のステップとタスクを示します。
右側のトランザクション領域にあるコンポーネント ページはユーザーの現在のステップに対応しており、左側のページレットで反転表示されます。
ユーザーは評価の進行中に、このページで情報を表示し、更新できます。ページのタイトルは、対応する左のページレットのステップと、そこでユーザーが実行できるアクション (テンプレート定義でページ タイトルの連結オプションが有効な場合) を示しており、ユーザーの現在のステップと次に何をすべきかがわかるようになっています。
ワークセンターを介して、従業員、管理者および人事部門担当者は、パフォーマンスとキャリア開発の両方の最新の記入票と記入票履歴を更新および表示できます。このサンプル スクリーンショットでは、パフォーマンス処理の評価要素の確定ステップが、ワークセンター フレームワークにどのように表示されるかを示しています。
画像: ワークセンターに表示される評価要素の確定
この例では、ワークセンターに表示される評価要素の確定を示しています。

(左) ステップとタスク ページレット
このページレットには、現在開いている記入票のタイプに含まれる全てのステップが表示されます。ページレットの上部には、エンドユーザーがワークセンターの処理をパーソナル設定および設定する標準のワークセンター オプションが含まれています。
次に、評価に固有の情報が表示されます。これには基本情報 (従業員、記入票タイプ、評価期間) とユーザーが評価を完了するために必要なステップおよびサブステップが含まれています。ユーザーが記入票を開くと、そのプロセスの現在のステップと、ユーザーが実行する必要のあるアクションが反転表示されます。ユーザーは [概要] リンクをクリックして、プロセスに含まれるステップのリスト、およびそのそれぞれの高レベルの説明を表示できます。
(右) コンポーネント ページを表示するトランザクション領域
ここに表示されるページは、現在のステップでユーザーがクリックしたアクション リンクに対応しています。使用可能なページには、記入票を表示しているユーザーと、記入票テンプレートで使用可能なビジネス プロセスに応じて、評価要素の定義、チェックポイント <#>、評価要素の確定、評価者指名、評価者評価の確認、自己評価の入力または確認、および管理者評価の入力のページがあります。
コンポーネント ページには次の情報とページ コントロールが含まれています。
ヘッダー領域:
現在開いている記入票のタイプ。
ユーザーが実行するステップ名とアクションを示すページ タイトル。
ページ タイトルを連結するオプションが有効な場合、ページ タイトルにはステップとアクションの両方が表示されます。オプションが無効な場合、ステップのみ表示されます。
ホバーオーバーしたときの従業員名には、その従業員の基本職務と連絡先情報を示すポップアップ ページが表示されます。
その従業員が使用可能な関連アクション。[アクション] フィールドをクリックすると関連アクション メニューが表示され、その従業員が、1 つの場所から使用できる主なセルフサービス トランザクションへ迅速にアクセスできます。
従業員の写真。
『Application Fundamentals』「HCM Options Page」[英語版] で [セルフサービスで表示] オプションが有効な場合、記入票のヘッダーに従業員の写真が表示されます。表示には、HR システムから使用可能な写真を使用します。写真がない場合は、ダミーの写真を使用します。
[従業員が写真をアップロード可能] オプションも HCM オプション ページで有効な場合、個人情報サマリ ページ[英語版] または 組織図ビューア - 写真の更新ページで従業員が選択した表示オプション (従業員自身の写真、HR 写真、または写真なし) に基づいて写真が表示されます。
現在のステップに関連した [主要アクション] ボタン (保存、承認、従業員と共有、完了)。
これらのアクションは通常、記入票ステータスを変更して、ユーザーを次のステップに進めます。いずれかの [主要アクション] ボタンをクリックすると、確認メッセージが表示され、ユーザーはアクションが実行される前に確認する必要があります。
ここで生じるステータス関連の変更によってページレットが更新されるため、ページレットには常に最新の記入票ステータスと、ユーザーが次に実行するアクションが表示されます。
共通のページ アクション (記入票の印刷、通知、エクスポート)。
これらのアクションは通常、パフォーマンス記入票とキャリア開発記入票で共通しています。
評価に関するサマリ情報。
セクション領域:
その記入票に関連する 2 次アクション ボタン。その外観は設定、記入票ステータス、および記入票にアクセスするユーザーのロール (たとえば、表現チェック、評価レベル計算、記入票のキャンセル、全て展開、全て折りたたみ、TAB フォーマットおよびロング フォーマット (タブ付きおよび詳細表示をサポートする設定の場合) に基づいています。
セクションレベルのアクション ([コンピテンシーの追加]、[同僚の追加]、[目標の追加]、[コンピテンシーの展開]、[コンピテンシーの折りたたみ]、[ビジネス目標] リンクなど)。
項目レベルのアクション (サブ コンピテンシーの追加)。
記入票テンプレートの設定に応じて、記入票のセクションはタブ付きフォーマットまたはロング フォーマットのいずれかで表示されます。
ePerformance ではワークセンターの設計を利用して、これらのナビゲーションからアクセスできる記入票を表示します。
[管理者セルフサービス]、[パフォーマンス管理]、[記入票]、[最新の記入票]。
[管理者セルフサービス]、[パフォーマンス管理]、[記入票]、[記入票履歴]。
[管理者セルフサービス]、[パフォーマンス管理]、[記入票]、[記入票の表示 (参照のみ)]。
[セルフサービス]、[パフォーマンス管理]、[自分の記入票]、[最新の記入票]。
[セルフサービス]、[パフォーマンス管理]、[自分の記入票]、[記入票履歴]。
[人材開発]、[パフォーマンス管理]、[パフォーマンス記入票]、[記入票の表示]。
[管理者セルフサービス]、[パフォーマンス管理]、[キャリア開発記入票]、[最新の記入票]。
[管理者セルフサービス]、[パフォーマンス管理]、[キャリア開発記入票]、[記入票履歴]。
[管理者セルフサービス]、[パフォーマンス管理]、[キャリア開発記入票]、[記入票の表示 (参照のみ)]。
[セルフサービス]、[パフォーマンス管理]、[自分のキャリア開発記入票]、[最新の記入票]。
[セルフサービス]、[パフォーマンス管理]、[自分のキャリア開発記入票]、[記入票履歴]。
[人材開発]、[パフォーマンス管理]、[キャリア開発記入票]、[記入票の表示]。
タレント サマリ。個人を検索します。個人の [アクション] リストから、[パフォーマンス管理] を選択し、次に、[パフォーマンス記入票の作成] または [キャリア開発記入票の作成] を選択します。
管理者ダッシュボード。直属部下の [アクション] リストをクリックして展開し、[パフォーマンス管理] を選択し、次に、[パフォーマンス記入票の作成] または [キャリア開発記入票の作成] を選択します。
管理者ダッシュボード。ePerformance から発生した警告をクリックして開きます。
会社ディレクトリ。個人を検索します。個人の [アクション] リストから、[パフォーマンス管理] を選択し、[パフォーマンス記入票の作成] または [キャリア開発記入票の作成]、あるいは [自分のパフォーマンス記入票の作成] または [自分のキャリア開発記入票の作成] を選択します。
PeopleSoft 検索。PeopleSoft 検索結果から [パフォーマンス管理] を選択し、次に [パフォーマンス記入票の作成] または [キャリア開発記入票の作成] を選択します。
注: 管理者および人事部門担当者は、"後任計画の管理"、"後任 360"、"記入票の承認" などのコンポーネントからパフォーマンス記入票にアクセスすることもできます。記入票は読み取り専用モードであり、ワークセンターには表示されません。
ワークセンターを設定する一般的な方法の詳細については、『Enterprise Components』「Setting Up Pagelets for WorkCenters and Dashboards as a System Administrator」[英語版]のドキュメントを参照してください。
最新のパフォーマンス記入票ページまたは最新のキャリア開発記入票ページ、あるいはパフォーマンス記入票ページまたはキャリア開発記入票ページ (EP_APPR_SELECT) を使用して、表示または編集するパフォーマンス記入票とキャリア開発記入票のどちらかを選択します。
ナビゲーション
(関連アクション)
(関連アクション)
画像: 最新のパフォーマンス記入票ページまたは最新のキャリア開発記入票ページ
次の例では、最新のパフォーマンス記入票ページまたは最新のキャリア開発記入票ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

このスクリーンショットは、[管理者セルフサービス] メニューからアクセスできる最新のパフォーマンス記入票ページの例を示しています。
このページは、関連アクションとしてアクセスすると、パフォーマンス記入票と名前が変わります。従業員が既に特定されているため、このページでは [フィルタ条件] セクションは使用できません。
フィルタ条件
このセクションは、[管理者セルフサービス] からアクセスできる全ての記入票選択ページで使用できます。フィルタ機能によって、管理者は更新または表示する必要のある記入票を、結果のグリッドで下にスクロールしたり、ソートせずに簡単に検索し、開くことができます。
[パフォーマンス記入票] または [キャリア開発記入票]
このグリッドに表示される情報は、どのナビゲーション パスを使用してページにアクセスしたかによって異なります。
[セルフサービス] メニューからこのページにアクセスした場合は、自分自身の最新の記入票のみが表示されます。従業員名の列は表示されませんが、グリッドには各記入票の管理者の列が追加されています。
[管理者セルフサービス] メニューからこのページにアクセスした場合は、追加の列が表示されます ([従業員] および [記入票ステータス])。グリッドには、自分が管理者である、完了またはキャンセルではないステータスの記入票が全てリストされます。完了ステータスの記入票は記入票履歴ページにリストされます。記入票は氏名、記入票タイプ、記入票ステータス、および考課期間でフィルタできます。
キャリア開発記入票でも同様です。
評価要素の定義ページ (EP_APPR_BASE1) を使用して、記入票の評価要素の定義ビジネス プロセスに固有のビジネス プロセス タスクを実行します。
ナビゲーション
最新のパフォーマンス記入票ページまたは最新のキャリア開発記入票ページで、評価要素の定義ステータスの記入票をクリックします。
画像: 評価要素の定義ページ
次の例では、評価要素の定義ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

重要 記入票テンプレート レベルで有効なビジネス プロセス、および記入票の現在のステータスに応じて、表示される記入票のランディング ページが異なります。たとえば、評価要素の定義ビジネス プロセスが有効ではなく、進捗追跡ビジネス プロセスが有効であり、2 つの予定チェックポイントがある場合、作成した記入票を最初にクリックしたときに、ランディング ページとしてチェックポイント 1 ページが表示されます。
このスクリーンショットは、評価要素の定義ビジネス プロセスのランディング ページの例を示しています。
フィールドまたはコントロール |
定義 |
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アクション |
クリックして従業員が使用可能な関連アクションのリストを表示します。関連アクションでは、ユーザーは従来のメニュー ナビゲーションではなく、1 つのページから主なセルフサービス トランザクションに迅速にアクセスできます。 『PeopleSoft eProfile Manager Desktop』「Understanding Related Actions and Self Service Transactions」[英語版] |
![]() |
[最新検索結果] アイコンをクリックすると、検索のページに戻らずにワークセンター内の次の記入票にアクセスできます。 このアイコンは、PeopleSoft クラシック ユーザー インターフェイスの上部のページ ナビゲーションに表示されます。 |
ステップとタスク
このページに表示される情報は、記入票テンプレート、ページにアクセスしたロール、および各ステップのステータスによって異なります。
ステップを展開すると、ユーザーが実行できる全ての関連アクションがリンク形式で表示されます。たとえば、完了したステップの表示リンクをクリックすると、新規ブラウザ ウィンドウが開き、完了したステップに関する情報が読み取り専用モードで表示されます。同様に、評価要素の確定ステップの再オープン リンクをクリックすると、評価要素の確定 (記入票) を表示する右側のコンポーネント ページがリフレッシュされ、ここでユーザーはこれを再オープンし、ステップのステータスを 完了から処理中に戻し、追加更新することができます。
フィールドまたはコントロール |
定義 |
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概要 |
モーダル ページをクリックして開き、このプロセスに含まれるステップと、関連しているユーザーが各ステップで想定されているプロセスの詳細の完全なリストを表示します。 |
<ステップ リンク> |
クリックしてステップを展開または折りたたみます。これはステップの左側にある [サブステップの展開] アイコンと [サブステップの折りたたみ] アイコンをクリックしても実行できます。 |
<ステータス アイコン> |
対応するステップのステータスを表示します。アイコンをクリックして、ステップの現在のステータスを代替テキストで表示します。 |
![]() |
対応するステップが完了したことを示します。 |
![]() |
対応するステップが処理中であることを示します。 |
![]() |
対応するステップが開始していないことを示します。 |
![]() |
対応するステップがキャンセルされたことを示します。 |
<ステップ内のアクション リンク> |
このボタンをクリックすると、次の処理が実行されます。
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トランザクション領域
詳細については、次を参照してください。
評価要素の定義のステップについては、「評価基準の修正について」を参照してください。
チェックポイントと評価要素の確定のステップについては、「期間途中のチェックポイントについて」を参照してください。
評価者の指名ステップについては、「指名と追跡プロセスについて」を参照してください。
自己評価 (従業員用)、管理者評価、および評価者の評価のステップについては、「記入票データの入力について」を参照してください。