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システム設定の定義

ePerformance のシステム設定を定義するには、ePerformance コンポーネント (EP_INSTALLATION) を使用します。

このトピックでは、ePerformance のシステム設定の概要、およびシステム設定の定義方法について説明します。

ページ名

定義名

用途

ePerformance ページ

EP_INSTALLATION

システム設定を定義します。

ある種の処理オプションは、システム設定により制御されています。以下のシステム設定は事前定義されていますが、それぞれのビジネス要件に合わせて変更することができます。

  • 基本言語以外の言語による記入票の作成。

  • デバッグ設定。

  • 作成する記入票 ID の開始番号。

  • 記入票選択ページに表示させるフィールド。

  • 自動作成される電子メール通知。

ePerformance ページ (EP_INSTALLATION) を使用してシステム設定を定義します。

画像: ePerformance ページ (1/2)

次の例では、ePerformance ページ (1/2) のフィールドおよびコントロールを説明します。

ePerformance ページ (1/2)

画像: ePerformance ページ (2/2)

次の例では、ePerformance ページ (2/2) のフィールドおよびコントロールを説明します。

ePerformance ページ (2/2)

フィールドまたはコントロール

定義

最終記入票 ID

作成する記入票 ID の開始番号を入力します。最終記入票 ID に 1 を追加した値が、自動作成される記入票 ID になります。

警告 このフィールドに表示されている値より小さい番号を入力すると、予期しない結果が生じる可能性があります。

評価レベル自動計算のデバッグ

このチェック ボックスをオンにすると、記入票で評価レベルが計算されるたびに、デバッグ/トレース ログが生成されます。ePerformance 人事部門担当者は、デバッグ/トレース結果ページを使用して、記入票に対する各計算結果を確認することができます。

作成したテンプレートを使用した場合に予想外の計算結果が生じないかテンプレートの設定をテストする場合に、このログを利用できます。

警告 デバッグ/トレース ログの生成は、システム パフォーマンスに大きな負担を与えます。このチェック ボックスをオンにするのは、ePerformance の設定をテストしたり、問題がありそうな計算をデバッグしたりする場合だけにしてください。

評価実施言語で上書き

このチェック ボックスをオンにすると、システムの基本言語以外の言語で記入票を作成できるようになります。このチェック ボックスをオフにすると、記入票は全てシステムの基本言語で作成されます。

基本言語は、PeopleTools の言語のインストール ページで定義します。

PS 検証可

このチェック ボックスをオンにして、詳細項目履歴のオーディットを有効にします。

使用したいオーディットをオンにするには、このチェック ボックスをオンにするだけでなく、アプリケーション デザイナも使用する必要があります。EP_APPR_B_ITEM オブジェクトの [レコード フィールド プロパティ] ダイアログ ボックスで [オーディット] フィールドを選択します。

このオーディットが有効になっている場合、条件データの設定に使用する記入票ページに [修正履歴] リンクが表示されます。ユーザーはこのリンクをクリックして、修正履歴ページ (EP_ITEM_MOD_HISTRY) にアクセスできます。ここには、フィールド名別に前後の値が表示されます。出荷時は詳細項目履歴のオーディットはオフになっています。このオーディットはデータベース トリガによって制御されます。

『PeopleTools: Application Designer Developer's Guide』のトピック「Setting Record Field Use Properties」を参照してください。

自動保存の有効化

このチェック ボックスをオンにして、ePerformance の自動保存機能を有効にします。

注: 自動保存機能が正常に機能するように、ブラウザのポップアップ ブロッカを必ず無効にしてください。

セキュリティのために、PeopleTools で非アクティブ状態の警告をユーザーに表示し、特定のタイムフレーム内にユーザーが警告メッセージに応答しない場合はブラウザ セッションをタイムアウトする機能を設定できます。自動保存機能がオンになっている場合、記入票はブラウザ セッションがタイムアウトする前に自動的に保存され、非アクティブ状態が原因でユーザーの未保存のデータが失われることが回避されます。

自動保存機能がオンになっている場合、この機能は EP_APPR_BASE および EP_APPR_MAIN コンポーネントの全てのパフォーマンスおよびキャリア開発記入票ページ (モーダル ページを含む) に適用されます。これらは、評価基準の定義、期間途中の進捗の追跡、自己評価、管理者の評価、および同僚の (または他のロールベースの) 評価の入力に使用します。

この機能は、評価メモではサポートされていません。

電子メール通知の設定

通知の自動生成と送信の対象とするイベント タイプの横にあるチェック ボックスをオンにします。イベント タイプは、構成を明確化するために、[記入票作成][評価要素の定義および進捗追跡][指名][評価]、および[管理タスク] のカテゴリに分類されます。

いくつかのイベント タイプは通知受信者が管理者または従業員に設定されています。これは、イベントを実行するロールによって受信者が決定されることを意味します。たとえば、管理者が評価基準記入票を承認し、評価基準の承認イベント タイプが有効になっている場合、記入票の従業員に通知が送信されます。

記入票選択ページに表示するフィールド

セルフサービスでユーザーが選択する記入票のリストに表示させるフィールドを指定します。

記入票へのアクセス」を参照してください。

Microsoft Outlook インテグレーション

フィールドまたはコントロール

定義

ePerformance Notes との電子メール統合

選択すると、ユーザーが Microsoft Outlook から電子メール内容を直接評価メモに挿入できる機能が有効になります

Outlook タスクに統合

選択すると、Microsoft Outlook にタスクを作成する機能が有効になり、ユーザーはパフォーマンス記入票およびキャリア開発記入票で期日を管理できるようになります。

タスク期日以前のリマインダ日数

タスク リマインダを設定する期日以前の日数を入力します。[Outlook タスクに統合] フィールドが選択されている場合、この情報を入力します。

雇用終了時に記入票をキャンセル

フィールドまたはコントロール

定義

雇用終了時に記入票をキャンセル

選択すると、HR システムで雇用終了した従業員の進行中の記入票を自動的にキャンセルする機能が有効になります。

デフォルトでは、このオプションはオフになっており、後続フィールドは表示されません。

全ての記入票タイプ

選択すると、雇用終了した従業員の全ての記入票タイプの現在の記入票がプロセスによってキャンセルされます。

[選択した記入票タイプ] および [記入票タイプ]

選択すると、特定の記入票タイプに関連付けられている現在の記入票がプロセスによってキャンセルされます。

選択されているとき、[記入票タイプ] セクションで記入票タイプを追加します。