職務データの変更
個人の職務データを更新するには、[人事・労務管理] メニューにある 3 つの更新用コンポーネントの 1 つを使用します。これらの更新用コンポーネントは、さまざまな状況で個人のレコードの更新が簡単にできるように設計されています。次の表で、各コンポーネントとそのナビゲーションについて説明します。
コンポーネント |
コンポーネントの各ページ |
用途 |
---|---|---|
職務データ
|
勤務地 (JOB_DATA1) 職務情報 (JOB_DATA_JOBCODE) 労働組合情報 (JOB_LABOR) 給与計算 (JOB_DATA2) 給与プラン (JOB_DATA_SALPLAN) 給与データ (JOB_DATA3) 雇用情報 (EMPLOYMENT_DTA1) 支給配分 (JOB_DATA_ERNDIST) 福利厚生プログラム (JOB_DATA_BENPRG) |
個人の有効日付き職務データの履歴 (過去、現在、将来の職務データ) を処理します。 |
現在の職務
|
勤務地 (JOB_DATA1) 職務情報 (JOB_DATA_JOBCODE) 労働組合情報 (JOB_LABOR) 給与計算 (JOB_DATA2) 給与プラン (JOB_DATA_SALPLAN) 給与データ (JOB_DATA3) 雇用情報 (EMPLOYMENT_DTA1) 支給配分 (JOB_DATA_ERNDIST) 福利厚生プログラム (JOB_DATA_BENPRG) |
個人の最新の職務データ レコードのみ更新します。このコンポーネントを使用すると、処理時間の短縮とパフォーマンスの向上を図ることができます。現在の有効日を持つ行を新しく職務データのレコードに追加することはできますが、職務データ レコードの履歴を表示または追加することはできません。 |
給与レートの変更
|
従業員プロファイル (PAY_RT_CHANGE1) 給与プラン (PAY_RT_CHG_SALPLAN) 給与データ (PAY_RT_CHANGE2) 支給配分 (PAY_RT_CHANGE3) |
職務データは変更せずに、個人の給与レートを変更します。 |
更新用コンポーネントを使用しない給与パッケージの更新
たとえばデータを初めてロードする場合や、ユーザー自身の手で作成したプロセスを使用する場合など、更新用コンポーネントを使用しないで職務レコードのデータを更新するときには、職務レコード上の計算されたフィールドは更新されません。計算されたフィールドを更新するには、従業員給与プロセスを実行します。いずれかの更新用コンポーネント、または更新用コンポーネントにアクセスするように作成されたコンポーネント インターフェイスを使用して職務レコードのデータを更新する場合には、その更新用コンポーネントが (計算されたフィールドの更新も含めて) オンラインで実行される全ての PeopleCode を実行するため、従業員給与プロセスを実行する必要はありません。この方法では全てのビジネス ロジックが実行されるため、更新用コンポーネントを使用することが、職務テーブルを更新する最適な方法です。
『PeopleSoft Human Resources Administer Compensation』「Refreshing Worker Compensation Packages」[英語版] を参照してください。