試用期間終了の自動アクションの管理
通常、最初に従業員を採用するとき、機関では試用期間を設定し、新しい通常の連邦政府職員の多くは 1 年間の試用期間があります。監督者または管理者の従業員および上級管理者 (SES) の従業員には、多くの場合、異なる試用期間が設けられ、個別に追跡されます。
他の自動アクションと同様に、試用期間終了の自動アクションで、60 日以内に試用期間の終了日に達する従業員が識別されます。ワークフローをアクティブ化した後、自動アクションを処理するように指定された監督者従業員にメッセージが送信されます。監督者が試用期間終了を承認した後は、雇用レコードに対する実際の変更を実行するプロセスを実行して、従業員の試用期間を空白にし、試用期間を完了したことを示します。最後に、指定した監督者のワークリストに、完了した試用期間に関する通知を送信できます。
このトピックでは、試用期間終了の自動アクションの実行方法について説明します。
試用期間終了の自動アクションを実行するには、次の手順に従います。
試用期間終了の自動処理に必要な全てのデータを確認します。
HR リクエスト メニューからアクセスする雇用 2 ページで、従業員の試用待機期間 (試用期間) と従業員の報告先ポジション (直属上司のポジション) を確認します。
複数のデータ行がある従業員については、現在の行のみを確認します。
無給データ ページで、従業員の試用期間終了の日付に影響する累積無給時間を確認します。
自動アクションの処理 USF ページから、60 日試用期間終了通知プロセスを実行します。
このプロセスでは、以下の機能が実行されます。
今後 60 日以内に試用期間が終了する従業員を識別して、監督者への通知を作成します。監督者は、通知が作成された後、試用期間終了日まで、試用期間の延長を要求できます。監督者が期間内に対応しない場合は、試用期間終了が処理されます。
従業員 ID、雇用レコード番号、自動アクションのタイプ、および自動アクションの日付を記録する、自動アクションのコントロール テーブル (GVT_AUTO_ACTN) に行を追加します。
試用期間終了は、標準、監督者、および SES の 3 つのタイプに区別されます。また、このテーブルで、通知が指定されたワークリストに送信されたかどうか、アクションが処理されたかどうか、および処理されたアクションの通知が指定されたワークリストに送信されたかどうかが示されます。
自動アクションの処理 USF ページから、試用期間終了の処理プロセスを実行します。
監督者が試用期間を延長していない限り、自動アクション処理により、60 日試用期間終了通知プロセスで以前に識別された全ての従業員のレコードが更新されます。試用期間終了の自動アクションにより、試用期間の終了日に次の機能が実行されます。
自動アクションのコントロール テーブル (GVT_AUTO_ACTN) の該当する行が編集されて、試用期間終了が処理されたことが示されます。
この行は 60 日試用期間終了通知プロセスで作成されています。
従業員の現在の雇用 2 ページで試用期間が選択解除されます。
試用期間終了が処理されたことを示す監督者への通知が作成されます。
60 日試用期間終了ページで、今後の試用期間の終了に関する通知を表示します。
監督者と人事部門担当者は 60 日通知をオンラインで表示できます。試用期間の終了が近いことを示すこれらのオンライン メッセージを表示した後、その従業員が、指定された日付までに、機関の全ての要件を満たすことを確認する必要があります。試用期間を延長するには、監督者が人事異動を要求して、従業員の雇用 2 ページの試用期間を変更する必要があります。従業員の試用期間が変更されない場合は、指定された日付で試用期間が終了します。