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ERE イベントの影響を受ける従業員の定義

ERE 従業員データ ESP (ERE_EMPL_DTA_ESP) コンポーネントのページを使用すると、どの従業員が無期限、停職、および勤務スケジュールの短縮 (ERE) の影響を受けるかを判断できます。

次の各トピックでは、ERE イベントの影響を受ける従業員を定義する方法について説明します。

ページ名

定義名

用途

ERE 従業員データ ESP - 無期限 ERE ページ

ERE_PERM_EE_ESP

無期限 ERE の影響を受ける従業員を選択します。

無期限 ERE 従業員データ ページ

ERE_PERM_EE_X_ESP

無期限 ERE の影響を受ける従業員の追加詳細を入力します。

停職 ERE ページ

ERE_SUSP_EE_ESP

停職 ERE の影響を受ける従業員を選択します。

停職 ERE 従業員データ ページ

ERE_SUSP_EE_X_ESP

停職 ERE の影響を受ける従業員の追加詳細を入力します。

勤務短縮ERE ページ

ERE_WSRD_EE_ESP

勤務スケジュールの短縮 (ERE) の影響を受ける従業員を選択します。

勤務短縮従業員データ ページ

ERE_WSRD_EE_X_ESP

勤務スケジュールの短縮 (ERE) の影響を受ける従業員の追加詳細を入力します。

スケジュール短縮配分ページ

ERE_WSRD_SEC_ESP

短縮期間および対応するスケジュールを入力します。

無期限 ERE ページ (ERE_PERM_EE_ESP) を使用して、無期限 ERE の影響を受ける従業員を選択します。

画像: 無期限 ERE ページ

次の例では、無期限 ERE ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

無期限 ERE ページ

このページを使用して、ERE イベントの一部として無期限に雇用が終了する従業員を選択します。このコンポーネントに対してこのページが表示されるのは、ERE イベントの ERE データ ESP - 定義ページで [無期限] チェック ボックスをオンにした場合のみです。

注: ERE データ処理 (ERE_UDTA_ESP) プロセスを実行すると、このページのフィールドは編集できなくなります。

フィールドまたはコントロール

定義

[従業員 ID] および [名前]

無期限 ERE で雇用終了する従業員の ID を入力します。従業員 ID を選択すると、[名前] フィールドに自動的にデータがロードされます。

雇用レコード

従業員に複数の雇用レコードがある場合は、無期限 ERE に追加する雇用レコードを入力します。

トランザクション

従業員の ERE イベントの作成、更新、削除のいずれを実行するかを選択します。使用可能な値は次のとおりです。

  • 新規: 従業員の行を新規に追加すると、このフィールドにデフォルト値として [新規] が表示されます。

  • 更新: ERE データ処理を実行する前に、[トランザクション] フィールド値を [更新] に手動で変更できます。一方、ERE データ処理を実行した後、[訂正] ボタンをクリックして詳細を編集した場合は、[トランザクション] フィールドが [更新] に自動的に変更されます。

  • 削除: エントリを削除する場合にこの値を選択します。

雇用終了日

ERE イベントに関連付けられた雇用終了が有効になる日付を入力します。デフォルトでは、ERE イベントの ERE データ ESP - 定義ページで入力した値がこのフィールドに入力されます。

最新配属開始日

最新の労使関係の開始日を入力します。

退職年/日数

給与計算プロセスが無期限 ERE の影響を受ける従業員の退職金額を計算するときに使用する勤続年/日数を入力します。

ERE イベントの ERE データ ESP - 定義ページで [退職年/日数] フィールドに値を入力した場合は、その値がデフォルトでこのフィールドに表示されます。

退職最大期間数

給与計算プロセスが無期限 ERE の影響を受ける従業員の退職金額を計算するときに使用する最大期間数を入力します。

ERE イベントの ERE データ ESP - 定義ページで [最大期間数] フィールドに値を入力した場合は、その値がデフォルトでこのフィールドに表示されます。

[詳細] ボタン

[詳細] アイコンをクリックすると、無期限 ERE 従業員データ ページにアクセスできます。

[訂正] ボタン

ERE データ処理 (ERE_UDTA_ESP) プロセスを実行した後、[訂正] アイコンをクリックすると、従業員のフィールド値が更新されます。

注: ERE データ処理 (ERE_UDTA_ESP) プロセスは、複数のコンポーネントの従業員データを更新します。このプロセスによって加えられた全てのデータ変更を手動で元に戻す必要があります。

無期限 ERE 従業員データ ページ (ERE_PERM_EE_X_ESP) を使用して、無期限 ERE の影響を受ける従業員の追加詳細を入力します。

画像: 無期限 ERE 従業員データ ページ

次の例では、無期限 ERE 従業員データ ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

無期限 ERE 従業員データ ページ

フィールドまたはコントロール

定義

従業員ステータス

従業員の従業員ステータスを選択します。

職務コード CNO

従業員の公式の職業コードを入力します。

雇用事務所

従業員の助成金を管理する職業安定所を入力します。

口座 ID

従業員の銀行口座 ID を入力します。

福利厚生タイプ

従業員の福利厚生がフルか一部かを選択します。

福利厚生理由

福利厚生の理由を選択します。値は [拠出福利厚生] および [福利厚生付与の補充] です。

福利厚生申請日

福利厚生が申請された日付を入力します。

参照日

拠出失業手当の最高上限および最低上限を計算するために使用される日付を入力します。

[福利厚生開始日] および [福利厚生終了日]

福利厚生の日付範囲を入力します。

一般的偶発事故ベース

過去 180 日 (負担日数) の一般的偶発事故ベースの合計を表示します。

PeopleSoft グローバル ペイロールをインストール済の顧客の場合、ERE データ処理 (ERE_UDTA_ESP) プロセスを実行すると、このフィールドの値が計算されてロードされます。

拠出期間

日次法定ベースの計算に使用される負担日数を表示します。

PeopleSoft グローバル ペイロールをインストール済の顧客の場合、ERE データ処理 (ERE_UDTA_ESP) プロセスを実行すると、このフィールドの値が計算されてロードされます。

日次法定ベース

過去 180 日 (負担日数) の専門職偶発事故ベース (超過勤務なし) から導出される日次法定ベースを表示します。

PeopleSoft グローバル ペイロールをインストール済の顧客の場合、ERE データ処理 (ERE_UDTA_ESP) プロセスを実行すると、このフィールドの値が計算されてロードされます。

日数

従業員が以前の ERE イベントの一部として使用した失業日数を入力します。

ERE データ処理 (ERE_UDTA_ESP) プロセスでは、休暇欠勤イベント入力詳細ページで [10 進数 4] フィールドが更新され、給与計算プロセスでこれらの日数が考慮されます。

FTE 平均

過去 180 日の平均 FTE を表示します。ERE データ処理 (ERE_UDTA_ESP) プロセスを実行すると、値が自動的に計算されます。ただし、手動で更新することもできます。

XML 福利厚生ステータス

従業員の福利厚生登録のステータスを表示します。

  • 未通信

  • XML 生成済

  • XML 送信確認済

XML プロシージャ ステータス

XML の従業員 ERE レポートのステータスを選択します。値は次のとおりです。

値は次のとおりです。

  • 未通信

  • XML 生成済

停職 ERE ページ (ERE_SUSP_EE_ESP) を使用して、停職 ERE の影響を受ける従業員を選択します。

画像: 停職 ERE ページ

次の例では、停職 ERE ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

停職 ERE ページ

このページを使用して、ERE イベントの一環として停職する従業員を選択します。このコンポーネントに対してこのページが表示されるのは、ERE イベントの ERE データ ESP - 定義ページで [停職] チェック ボックスをオンにした場合のみです。

注: ERE データ処理 (ERE_UDTA_ESP) プロセスを実行すると、このページのフィールドは編集できなくなります。

フィールドまたはコントロール

定義

[従業員 ID] および [名前]

停職にする従業員の ID を入力します。従業員 ID を選択すると、[名前] フィールドに従業員名が自動的にロードされます。

雇用レコード

従業員に複数の雇用レコードがある場合は、停職 ERE に追加する雇用レコードを入力します。

トランザクション

従業員の ERE イベントの作成、更新、削除のいずれを実行するかを選択します。

使用可能な値は次のとおりです。

  • 新規: 従業員の行を新規に追加すると、このフィールドにデフォルト値として [新規] が表示されます。

  • 更新: ERE データ処理を実行する前に、[トランザクション] フィールド値を [更新] に手動で変更できます。一方、ERE データ処理を実行した後、[訂正] ボタンをクリックして詳細を編集した場合は、[トランザクション] フィールド値が [更新] に自動的に変更されます。

  • 削除: エントリを削除する場合にこの値を選択します。

[開始日] および [終了日]

従業員の停職の日付範囲を入力します。デフォルトでは、ERE データ ESP - 定義ページの [開始日] フィールドと [終了日] フィールドの値を使用して、これらのフィールドにデータがロードされます。

福利厚生資格

従業員の福利厚生資格を選択します。値は [福利厚生なし][標準福利厚生]、および [特別助成金] です。デフォルトでは、このフィールドの値は [標準福利厚生] です。

最新配属開始日

最新の労使関係の開始日を入力します。

[詳細] ボタン

[詳細] アイコンをクリックすると、停職 ERE 従業員データ ページにアクセスできます。

[訂正] ボタン

ERE データ処理 (ERE_UDTA_ESP) プロセスを実行した後、[訂正] アイコンをクリックすると、従業員のフィールド値が更新されます。

注: ERE データ処理 (ERE_UDTA_ESP) プロセスは、複数のコンポーネントの従業員データを更新します。このプロセスによって加えられた全てのデータ変更を手動で元に戻す必要があります。

停職 ERE 従業員データ ページ (ERE_SUSP_EE_X_ESP) を使用して、停職 ERE の影響を受ける従業員の追加詳細を入力します。

画像: 停職 ERE 従業員データ ページ

次の例では、停職 ERE 従業員データ ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

停職 ERE 従業員データ ページ

このページのフィールドは、無期限 ERE 従業員データ ページのものと同じです。

勤務短縮 ERE ページ (ERE_WSRD_EE_ESP) を使用して、勤務スケジュールの短縮 (ERE) の影響を受ける従業員を選択します。

画像: 勤務短縮ERE ページ (1/2)

次の例では、勤務短縮 ERE ページ (1/2) のフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

勤務短縮ERE ページ: [福利厚生] タブ

画像: 勤務短縮ERE ページ (2/2)

次の例では、勤務短縮 ERE ページ (2/2) のフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

勤務短縮ERE ページ: [勤務スケジュール] タブ

このページを使用して、ERE イベントの一環として勤務スケジュールが短縮される従業員を選択します。このコンポーネントに対してこのページが表示されるのは、ERE イベントの ERE データ ESP - 定義ページで [勤務スケジュール短縮] チェック ボックスをオンにした場合のみです。

注: ERE データ処理 (ERE_UDTA_ESP) プロセスを実行すると、このページのフィールドは編集できなくなります。

フィールドまたはコントロール

定義

[従業員 ID] および [名前]

勤務スケジュールを短縮する従業員の ID を入力します。従業員 ID を選択すると、[名前] フィールドに従業員名が自動的にロードされます。

雇用レコード

従業員に複数の雇用レコードがある場合は、勤務短縮 ERE に追加する雇用レコードを選択します。

トランザクション

従業員の ERE イベントの作成、更新、削除のいずれを実行するかを選択します。

使用可能な値は次のとおりです。

  • 新規: 従業員の行を新規に追加すると、このフィールドにデフォルト値として [新規] が表示されます。

  • 更新: ERE データ処理を実行する前に、[トランザクション] フィールド値を [更新] に手動で変更できます。一方、ERE データ処理を実行した後、[訂正] ボタンをクリックして詳細を編集した場合は、[トランザクション] フィールド値が [更新] に自動的に変更されます。

  • 削除: エントリを削除する場合にこの値を選択します。

[開始日] および [終了日]

従業員の勤務スケジュール短縮の日付範囲を入力します。デフォルトでは、ERE データ ESP - 定義ページの [開始日] フィールドと [終了日] フィールドの値を使用して、これらのフィールドにデータがロードされます。

福利厚生資格

従業員の福利厚生資格を選択します。値は [福利厚生なし][標準福利厚生]、および [特別助成金] です。デフォルトでは、このフィールドの値は [標準福利厚生] です。

最新配属開始日

最新の労使関係の開始日を入力します。

[勤務スケジュール] タブ

フィールドまたはコントロール

定義

[従業員 ID] および [名前]

勤務スケジュールを短縮する従業員の ID を入力します。従業員 ID を選択すると、[名前] フィールドに従業員名が自動的にロードされます。

雇用レコード

従業員に複数の雇用レコードがある場合は、勤務短縮 ERE に追加する雇用レコードを選択します。

勤務スケジュール配分

勤務スケジュールの短縮が、勤務時間短縮と勤務日短縮のいずれであるかを選択します。[勤務時間短縮] を選択した場合は、[時間指定] フィールドが使用可能になります。[勤務日短縮] を選択した場合は、[スケジュールの表示] リンクが使用可能になります。

デフォルトでは、このフィールドの値は ERE データ ESP - 定義ページの [勤務スケジュール配分] フィールドで選択した値に一致します。

時間指定

従業員の勤務時間短縮に関連付けられた時間指定を入力します。

短縮周期

短縮を適用する必要がある周期を選択します。有効な値は次のとおりです。

  • 毎年

  • 日次

  • 月次

  • 週次

スケジュールの表示

クリックすると、勤務スケジュールの割当ページにアクセスし、ERE の影響を受ける期間中の勤務日数を指定する代替の勤務スケジュールを入力できます。

注: このリンクは、レコードの [勤務日短縮] を選択すると有効になります。

[詳細] ボタン

[詳細] アイコンをクリックすると、勤務短縮従業員データ ページにアクセスできます。

[訂正] ボタン

ERE データ処理 (ERE_UDTA_ESP) プロセスを実行した後、[訂正] アイコンをクリックすると、従業員のフィールド値が更新されます。

注: ERE データ処理 (ERE_UDTA_ESP) プロセスは、複数のコンポーネントの従業員データを更新します。このプロセスによって加えられた全てのデータ変更を手動で元に戻す必要があります。

勤務短縮従業員データ ページ (ERE_WSRD_EE_X_ESP) を使用して、勤務スケジュールの短縮 (ERE) の影響を受ける従業員の追加詳細を入力します。

画像: 勤務短縮従業員データ ページ

次の例では、勤務短縮従業員データ ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

勤務短縮従業員データ ページ

フィールドまたはコントロール

定義

スケジュール配分

このリンクをクリックすると、スケジュール短縮配分ページが開きます。ここには、従業員ごとに短縮期間および勤務スケジュールを入力します。

従業員ステータス

従業員の従業員ステータスを選択します。

職務コード CNO

従業員の公式の職業コードを入力します。

雇用事務所

従業員の助成金を管理する職業安定所を入力します。

口座 ID

従業員の銀行口座 ID を入力します。

スケジュール短縮理由

スケジュール短縮の理由を選択します。

勤務短縮パーセント

一時 ERE 中の勤務スケジュール短縮パーセントを表示します。

福利厚生タイプ

従業員の福利厚生がフルか一部かを選択します。

福利厚生理由

福利厚生の理由を選択します。値は [拠出福利厚生] および [福利厚生付与の補充] です。

福利厚生申請日

福利厚生が申請された日付を入力します。

参照日

拠出失業手当の最高上限および最低上限を計算するために使用される日付を入力します。

[福利厚生開始日] および [福利厚生終了日]

福利厚生の日付範囲を入力します。

一般的偶発事故ベース

過去 180 日 (負担日数) の一般的偶発事故ベースの合計を表示します。

PeopleSoft グローバル ペイロールをインストール済の顧客の場合、ERE データ処理 (ERE_UDTA_ESP) プロセスを実行すると、このフィールドの値が計算されてロードされます。

拠出期間

日次法定ベースの計算に使用される負担日数を表示します。

PeopleSoft グローバル ペイロールをインストール済の顧客の場合、ERE データ処理 (ERE_UDTA_ESP) プロセスを実行すると、このフィールドの値が計算されてロードされます。

日次法定ベース

過去 180 日 (負担日数) の専門職偶発事故ベース (超過勤務なし) から導出される日次法定ベースを表示します。

PeopleSoft グローバル ペイロールをインストール済の顧客の場合、ERE データ処理 (ERE_UDTA_ESP) プロセスを実行すると、このフィールドの値が計算されてロードされます。

日数

従業員が以前の ERE イベントの一部として使用した失業日数を入力します。

ERE データ処理 (ERE_UDTA_ESP) プロセスでは、休暇欠勤イベント入力詳細ページで [10 進数 4] フィールドが更新され、給与計算プロセスでこれらの日数が考慮されます。

FTE 平均

過去 180 日の平均 FTE を表示します。ERE データ処理 (ERE_UDTA_ESP) プロセスを実行すると、値が自動的に計算されます。ただし、手動で更新することもできます。

XML 福利厚生ステータス

従業員の福利厚生登録のステータスを表示します。

  • 未通信

  • XML 生成済

  • XML 送信確認済

XML プロシージャ ステータス

従業員の XML ERE レポートのステータスを選択します。値は次のとおりです。

値は次のとおりです。

  • 未通信

  • XML 生成済

勤務短縮 ERE の場合、スケジュール短縮配分ページ (ERE_WSRD_SEC_ESP) を使用して、短縮期間および対応するスケジュール (勤務部分) を入力します。

画像: スケジュール短縮配分ページ

次の例では、スケジュール短縮配分ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

スケジュール短縮配分ページ

フィールドまたはコントロール

定義

[期間開始日] および [期間終了日]

勤務短縮期間の開始日と終了日を選択します。

連番

短縮期間内のスケジュールを定義する順番を入力します。

開始時刻 および 終了時刻

短縮期間内のスケジュールごとに開始時刻と終了時刻を入力します。