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組織図ビューアの設定

組織図ビューア テーブルを設定するには、職務ツリー ビルダ (HR_TREEBLD_RNCTL)、フォルダ/コンテンツ参照 (PORTAL_FLDR_ADM)、Web プロファイル設定 (WEB_PROFILE.)、チャートとプロファイル フィールド マップ (HRCD_SETUP_FLD_MAP)、追加連絡先タイプ (HRCD_ADDTL_CNTCT)、チャートとプロファイル設定 (HRCD_SETUP) およびマトリックス チーム (HRMH_MATRIX_SETUP) の各コンポーネントを使用します。

次の各トピックでは、組織図ビューア機能、階層レポート構造、関連アクションとセルフサービス トランザクション、権限リストとロール、組織図ビューアの設定手順、PeopleSoft モバイル会社ディレクトリ アプリケーション用の Web プロファイルとロゴの概要について説明し、マトリックス チームを示して共通の用語とエレメントをリストし、組織図ビューアの設定方法について説明します。

ページ名

定義名

用途

ツリー ビルダ ラン コントロール ページ

HR_TREEBLD_RNCTL

職務ツリー ビルダ プロセスを実行して、ツリー全体の作成または再作成、特定のノードで開始するツリーの一部更新、または既存のツリーを変更せずにツリーのソース データ テーブルの更新を行います。

フォルダ管理ページ

PORTAL_FLDR_ADM

会社ディレクトリのポータル フォルダ定義を更新します。

Web プロファイル設定 - セキュリティ ページ

WEB_PROF_SECURITY

PeopleSoft モバイル アプリケーションへのパブリック アクセスを無効にします。

チャートとプロファイル フィールド マップ ページ

HRCD_SETUP_FLD_MAP

組織図およびプロファイル フィールド ページのマッピングを定義します。組織図ビューアの組織図およびプロファイルの各ページで使用可能にする必要があるフィールドを管理したり、さらに追加します。

組織のマッピング表示ページ

HRCD_FLDMAP_SEC

このフィールドを使用可能な組織ビュー タイプを選択します。

追加連絡先タイプ ページ

HRCD_ADDTL_CNTCT

ユーザーが、会社ディレクトリのプロファイル ページや追加連絡先の編集ページで使用できる追加連絡先タイプを定義します。

チャートとプロファイル設定 - 一般設定ページ

HRCD_SETUP_GENERAL

組織ビュー タイプごとに、デフォルトの開始ページのコンテンツとレイアウト設定を定義します。

チャートとプロファイル設定 - プロファイル コンテンツ ページ

HRCD_SETUP_PROFILE

各組織ビュー タイプについてプロファイル ページに表示される連絡先情報、HR 詳細および従業員パーソナル設定フィールド オプションを選択します。

組織図コンテンツ ページ

HRCD_SETUP_OC_NODE

各組織ビュー タイプについて組織図ページに表示される組織図のフィールド オプションを選択します。

マトリックス チーム ページ

HRMH_MATRIX_DEFN

マトリックス ID、有効日、ステータスおよび説明などのマトリックス チーム詳細を定義します。チームについて独自の所属関係を作成するか、または既存の所属関係を使用します。

アクション割当ページ

HRMH_TRAN_ASSIGN

マトリックス オーナー、その他の管理者またはマトリックス所属関係に含まれるリードに、管理者セルフサービス トランザクションを関連付けます。

トランザクション アクセスの割当ページ

HRMH_TRAN_LEAD_ASN

マトリックス オーナーおよびリードに、トランザクション アクセスを割り当てます。

同一トランザクション アクセスの割当ページ

HRMH_TRN_ASN_MULT

マトリックス オーナーおよびリードに、複数コンポーネントを対象とした同じトランザクション アクセスを割り当てます。このページ設定は、トランザクション アクセスの割当ページと同じです。

このページでは、トランザクション アクセスの割当ページと同じ設定を使用します。

組織図ビューアを使用すると、従業員および管理者は、組織全体で個人を検索して、定義済の階層構造に基づいて組織を視覚的に表示でき、表示からセルフサービス アクションを実行できます。ユーザーは、電子メール、インスタント メッセージ (IM)、電話のオプション、ソーシャル ネットワークへのリンク、自由形式のテキスト フィールドなど、組織内で使用可能なコミュニケーション方法を選択して同僚と協同で作業でき、その他の個人情報を追加できます。また、ユーザーは、外出中に簡単にアプリケーションを起動できるように、タブレットやスマートフォンのホーム画面に会社ディレクトリ アプリケーションを追加することもできます。

この組織の視覚化とナビゲーション ディレクトリは、直属部下チェーンと関連部下チェーンを識別して従業員のコラボレーションをサポートし、ユーザーが従業員および管理者のセルフサービス トランザクションを組織ビューから開始できるようにすることで、一般的な組織図を超える機能を提供します。

組織図ビューアの使い方」を参照してください。

組織図ビューア コンポーネント構造

画像: 組織図ビューアのフォルダ タブとページ構造

組織図ビューア コンポーネントには 3 つの主要な組織ビュー タイプがあり、これらはコンポーネントの上部にフォルダ タブ (会社ディレクトリ、直属部下およびマトリックス部下の各ページ) として横並びに表示されます。これらの最上位レベルの各フォルダ タブは、親フォルダ タブに対応する 2 つのサブ ページ (タブ) で構成されています。

次の例では、組織図ビューア コンポーネントのタブ組織を説明します。このページの組織ビュー タイプ タブのタイプの定義は後で説明します。

組織図ビューアのフォルダ タブとページ構造

次の表に、さまざまな組織ビュー タイプの説明を示します。

組織ビュー タイプ

用途

会社ディレクトリ

組織の階層構造を含みます。組織図ビューアの会社ディレクトリ ページ (最初のタブ) を使用して、この組織ビュー タイプ情報にアクセスします。このページは、全ての従業員と管理者が使用できます。

直属部下

該当のユーザーに直属する、およびその下位の直属関係のある従業員を含みます。組織図ビューアの直属部下ページ (使用可能な場合、通常は 2 番目のタブ) を使用して、この組織ビュー タイプ情報にアクセスします。このページには、直属部下のある管理者用のコンテンツが表示されます。このタブは、直属部下のない個人は使用できない場合があります。

マトリックス部下

<マトリックス チーム名>

従来型の直属部下関係ではない部下チェーンまたは階層を示し、関連部下またはチームと呼ばれる場合もあります。組織図ビューア コンポーネントに表示可能なこれ以降のタブ (全ての組織ビュー タイプが使用可能な場合、通常は 3 番目以降のタブ) を使用して、この組織ビュー タイプ情報にアクセスします。各タブ名には、マトリックス チーム名が反映されます。

マトリックス チーム タブは、ユーザーが関連付けられるマトリックス チームごとに、組織図ビューア コンポーネントの上部に表示されます。ユーザーがいずれのチームにも関連付けられていない場合、[マトリックス部下] タブは、組織図ビューア コンポーネントの上部には表示されません。

注: これらのページにアクセスするには、組織図ビューア コンポーネントへのアクセス権が、ユーザーに付与されている必要があります。ロールは、組織ビューア ユーザー - 従業員および組織ビューア ユーザー - 管理者です。モバイル会社ディレクトリへのアクセス権を付与するには、ロールおよび権限リスト [会社ディレクトリ モバイル ユーザー] を使用します。

セキュリティ アクセス権の付与の詳細については、『PeopleTools: Security Administration』の製品ドキュメントを参照してください。

画像: [会社ディレクトリ]、[直属部下] および複数のチーム マトリックス フォルダ タブへのアクセス権がユーザーに付与された、組織図ビューア コンポーネントの例。

次の例では、各種全てのフォルダ タブに対するアクセス権がユーザーに付与された組織図ビューア コンポーネントを説明します。

[会社ディレクトリ]、[直属部下] および複数のチーム マトリックス フォルダ タブへのアクセス権がユーザーに付与された、組織図ビューア コンポーネントの例。

組織図ビューアの各組織ビュー タイプ フォルダ タブ内には、2 つのページ タブ ビューもあります。

各組織ビュー タイプ内のページ

用途

組織図

3 階層でグラフィカル表示したレポート構造の中で個人を示します。アクセス タイプまたはツリーを使用して、組織図にレンダリングされる階層を手動で作成できます。組織図では、個人とレポート構造内での個人の位置がフォーカスされます。

プロファイル

フォーカス個人に関する情報を表示します。ページには、情報のグループ ボックスが最大で 5 つ (左側に 2 つの会社関連グループ ボックス、右側に 3 つの個人グループ ボックス) 表示されます。プロファイル ページでは、個人に関する詳細情報 (職務の詳細など) が提供され、その個人に関連している他のメンバー (直属の部下、同僚、管理者など) へのリンクが表示されます。また、従業員が追加の連絡先詳細、個人的なリンクおよび自由形式のテキストを入力できる個人セクションがあります。

組織図ビューアでは、個人をグループ化したり、階層レポート構造を作成するために、さまざまな方法が使用されます。次の表に、組織図ビューア ページ内で、ユーザーがグループを作成または表示できる方法を示します。

組織ビュー タイプ

グループ化またはレポート構造

会社ディレクトリ

ツリーベースの階層 (COMPANY_DIRECTORY ツリー ストラクチャ)

直属部下

アクセス タイプ (直属部下 API を使用)

マトリックス部下 (チーム)

  • 手動 (この場合、オーナーがノードの最上位になります)

  • アクセス タイプ (直属部下 API を使用)

    • 部門管理者 ID 別

    • 部門セキュリティ ツリー別

    • グループ ID 別

    • 部門管理者 ID 別 - 一部ポジション管理

    • 監督者 ID 別 - 一部ポジション管理

    • 直属上司のポジション別

    • 監督者 ID 別

  • ツリーベースの階層 (MATRIX_BY_JOB ツリー ストラクチャ)

次の各トピックでは、以下の項目について説明します。

  • ツリーベースの階層。

  • ツリーベース以外の階層。

ツリーベースの階層

ツリー マネージャのツリーでは、ツリーを使用して構成された会社ディレクトリおよびマトリックス チームについて、階層構造が使用されます。検索結果、直属部下および同僚は、会社ディレクトリ ツリーから取得されます。ツリー マネージャを使用して、手動でツリーを作成または変更できます。または、職務ツリー ビルダ (直属部下 API を利用する、提供されている PeopleSoft のバッチ処理) を使用すると、職務データに基づいて自動的に個人のツリーが作成されます。

次のことができます。

  • 組織図ビューア ページ経由で表示する階層の各バージョンで有効日を使用します。

  • ツリーの設定を介して、事前に決定した厳密な階層が適用されます。

  • 実行時のパフォーマンスが向上し、所属関係を取得するためにトランザクション テーブル (主として PS_JOB) からデータをフェッチする必要がなくなります。ツリーを使用すると、階層がデータベースにあらかじめ存在しているため、実行時にトランザクション データから取得する必要がありません。

注: 会社ディレクトリでは、ツリー ストラクチャ ID が COMPANY_DIRECTORY のツリーのみが使用されます。マトリックス チームでは、ツリー ストラクチャ ID が MATRIX_BY_JOB のツリーのみが使用されます。

注: 会社ディレクトリのモバイル バージョンでは、デスクトップ バージョンと同じツリーが利用され、どちらの場合も、会社ディレクトリ フォルダに割り当てられたツリーが使用されます。

ツリーベース以外の階層

直属部下の UI/API に応じて、アクセス タイプで定義される直属部下組織ビュー タイプおよびマトリックス チームに対する個人の階層構造が決定されます。また、直属部下 API により、ページおよび組織図の上部に水平に表示される SmartNavigation も生成されます。

直属部下 API は一般的な HCM データ サービスで、特定の従業員職務またはポジション番号に直属の従業員 (非従業員、関係者を含む) のリストを取得する際に使用されます。このデータ サービスは、特定の従業員職務に対する管理者のセキュリティを決定し、選択した従業員 (職務) に基づいて組織図をレンダリングするためのデータ ソースとして主に利用されます。

パフォーマンス改善のために、PeopleSoft アプリケーションには、レポート構造のフラット ビューを作成して、簡単にアクセスできるようにするためのフレームワークとして、直属部下テーブルの作成が用意されています。各アクセス タイプには、検索や管理に必要なデータを含む独自のテーブルが存在します。これらのテーブルは、イベント マネージャおよび夜間プロセスを使用して、最新の将来日付の行を更新することで、最新の状態に保たれます。

詳細については、『PeopleTools: Tree Manager』『PeopleTools: Portal Technology』および『PeopleTools: Applications User's Guide』の製品ドキュメントを参照してください。

個人が自分のコンテンツを表示する場合、組織図ビューア ページ内の組織図タブまたはプロファイル タブのいずれから表示するかに関係なく、[アクション] メニュー ドロップダウン リストを使用して、HCM 関連のセルフサービス トランザクションにアクセスできます。また、管理者は、自分の部下を対象とした [アクション] メニュー リンクを使用して、HCM 関連の管理者セルフサービス トランザクションにアクセスすることもできます。

PeopleSoft では、各種モジュールについて、管理者セルフサービスおよび従業員セルフサービスの関連アクションを多数提供しています。これらの関連アクションの全てまたはサブセットは、組織図ビューア、管理者ダッシュボード、タレント サマリおよびアプリケーション検索から開始されます。

『PeopleTools: PeopleTools Portal Technologies』の「Developing and Configuring Related Content Services」を参照してください。

次の表に、従業員および管理者用に提供されている、組織図ビューアのアクションを示します。

セルフサービス メニュー

従業員セルフサービス アクション

管理者セルフサービス アクション

勤務時間レポートまたは勤務時間管理

勤務時間レポート

  • 休暇リクエスト

  • 休暇残数の表示

  • 休暇欠勤履歴の表示

  • 休暇延長のリクエスト

  • 休暇延長履歴の表示

  • 休暇付与

  • 休暇付与受取

  • 未使用の休暇の返却

  • プログラムへの加入終了

  • 休暇振替リクエスト履歴の表示

  • タイムシート

  • 超過勤務リクエスト

  • 勤務時間一括入力

  • 月次スケジュールの表示

  • 給与支給対象時間サマリ

  • 例外の表示

  • 給与支給対象時間詳細の表示

  • 超過勤務時間の表示

  • 勤務管理記録シートの表示

  • 勤務管理のユーザー基本設定

勤務時間管理

  • 休暇リクエスト

  • 休暇残数の表示

  • 休暇欠勤履歴の表示

職務/個人情報

  • 個人情報サマリの表示

  • 自宅/郵送先住所の更新

  • 緊急連絡先の更新

  • 婚姻区分の更新

  • 氏名変更

  • 民族詳細の確認

  • 従業員個人情報の表示

  • 管理者変更リクエスト

  • 従業員の転属処理

  • 従業員の昇進・昇格

  • 勤務地変更リクエスト

  • 常勤/パートタイム ステータスの変更

  • 従業員の退職処理

  • 従業員の雇用終了処理

報酬およびストック

  • 対価合計の表示

  • 報酬履歴の表示

  • ストック オプション サマリの表示

  • アドホック給与変更リクエスト

  • 対価合計の表示

  • 報酬履歴の表示

  • 従業員ストック オプション サマリの表示

給与計算

  • 給与小切手の表示

  • 自動振込の管理

  • W-4 税情報の変更

  • 任意控除の管理

  • W-2/W-2c 合意の指定

  • T4/T4A 合意の指定

  • W-2/W-2c フォームの表示

  • T4/T4A スリップの表示

  • W-2 再発行リクエスト

  • 給与明細書の表示

  • 給与明細書の表示 UK

  • 個人銀行口座の管理

  • 純支給額配分の管理

  • 年末調整データの更新 JPN

該当なし

福利厚生

  • 福利厚生サマリの表示

  • 扶養家族/受益者情報の表示

該当なし

能力開発

  • 現在のマイ プロファイルの表示

  • マイ履歴プロファイルの表示

  • マイ任務プロファイルの表示

  • 希望任務リストの表示

  • 現在のチーム プロファイルの表示

  • チーム履歴プロファイルの表示

  • チームの希望任務リストの表示

パフォーマンス管理

  • 自分のパフォーマンス記入票の作成

  • 自分のキャリア開発記入票の作成

  • 自分の最新のパフォーマンス記入票

  • 自分の最新のキャリア開発記入票

  • パフォーマンス記入票の作成

  • キャリア開発記入票の作成

  • パフォーマンス記入票を開く

  • キャリア開発記入票を開く

キャリア プラン

マイ キャリア進捗チャートの表示

  • キャリア プランの管理

  • キャリア進捗チャートの表示

後任計画

該当なし

  • 後任計画の管理

  • 後任 360 の表示

注: セキュリティ アクセス権が付与されている場合、管理者は、直属または間接的部下のアクションを表示する際に [タレント サマリ表示] リスト アイテムを選択することもできます。また、アクセス権を持つ管理者は、直属部下組織ビュー タイプ ページの上部にある [管理者ダッシュボード] リンクを使用して、一連の管理関連ページレットを表示することもでき、これにより、管理者は、1 つのページから必要に応じてすばやく簡単に人事情報を表示および更新できます。

PeopleSoft HCM アプリケーションでは、組織図ビューア タブ ページへのアクセス権を付与するために、次の権限リストが提供されています。

権限リスト

用途

HCCPSS2215 - 組織ビューア会社ディレクトリ

[会社ディレクトリ] タブおよび組織図ビューア内のページへのユーザー アクセスを提供します。

HCCPSS2220 - 組織ビューア直属

[直属部下] タブおよび組織図ビューア内のページへのユーザー アクセスを提供します。

注: ユーザーにセキュリティ アクセス権を付与できても、[直属部下] タブが表示されない場合があります。たとえば、そのユーザーに、コンポーネント HRCD_CO_DIRECTORY の [直属部下関連 UI の設定] で定義されたアクセス タイプの直属部下がいない場合、この状況が発生する可能性があります。

HCCPSS2225 - 組織ビューア関連

[マトリックス] タブおよび組織図ビューア内のページへのユーザー アクセスを提供します。

注: ユーザーにセキュリティ アクセス権を付与できても、特定のマトリックス タブ フォルダが表示されない場合があります。たとえば、ユーザーがそのマトリックスのメンバーやオーナーではない場合、マトリックス定義が非アクティブである場合、またはそのマトリックスが表示可能でない場合です。

次のコンテンツ参照は、select [関連コンテンツ フレームワーク], then select [関連コンテンツ サービスの管理] コンポーネントに関連付けられます。

  • PeopleTools 8.51: HC_HRCD_TREE_DTL_GBL (会社ディレクトリ ツリー詳細)

  • PeopleTools 8.52 以上: 関連コンテンツは、CREF HC_HRCD_CO_DIRECTORY_GBL (会社ディレクトリ) によって関連付けられます。

組織図ビューア機能を使用するには、次のタスクを実行する必要があります。

  1. 直属部下テーブルの作成[英語版]プロセスを実行し、現在の情報で管理者に対する直属部下を更新します。

  2. 職務ツリーを作成します。

    システム管理者は、適切なツリー ストラクチャを使用して、手動でまたは職務ツリーの作成ラン コントロール ページを介して、ツリーを作成する必要があります。これによって、職務情報に従って各人の階層を表示する組織図がサポートされます。

    注: ツリーを手動で作成する場合は、さらに [作成アクション][処理テーブルのみ更新] に設定された職務ツリー ビルダを実行する必要があります。

    組織図ビューアの設定手順について」を参照してください。

    ツリー ビルダ ラン コントロール ページ」を参照してください。

  3. 会社ディレクトリ (HC_COMPANY_DIRECTORY) フォルダ定義を更新して、ツリー名が、ステップ 1 で作成したツリーと同じ名前になるようにします。この情報は、組織図ビューアの会社ディレクトリ フォルダに使用されます。

    注: このステップは、ツリー名が変更されるたびに実行する必要があります。

    フォルダ管理ページ」を参照してください。

    PeopleSoft HCM Portal Pack[英語版]を参照してください。

  4. 組織図ビューア ページを設定します。

    組織図とプロファイルは組織図ビューア ページの全てに表示されるため、システム管理者は、これら両方についてルールを設定する必要があります。

    1. (提供されるフィールドが多数のため、省略可) 組織図およびプロファイル ページにフィールドをマッピングします。

      チャートとプロファイル フィールド マップ ページ」を参照してください。

    2. (提供される連絡先タイプが多数のため、省略可) 追加の連絡先タイプを定義します。

      追加連絡先タイプ ページ」を参照してください。

    3. 会社ディレクトリ直属部下マトリックス部下会社ディレクトリ - モバイルおよび会社ディレクトリ - タブレットの各組織ビュー タイプについて、組織図とプロファイルの設定を行います。

      チャートとプロファイル設定ページ」を参照してください。

  5. HRCD_CO_DIRECTORY コンポーネントの [アクセス タイプ] 値を設定して、[直属部下] タブに階層を設定します。これを行うには、select [HCM 基本設定], then select [共通定義], then select [直属部下], then select [直属部下関連 UI の設定] の順に移動します。

  6. マトリックス チームを作成します。

    マトリックス チーム ページ」を参照してください。

一体化された設定ページを使用すると、各ページに表示する階層および情報を設定できます。

職務ツリーを作成する手順について

このトピックでは、職務ツリーを作成する手順を示します。

  1. 組織を分析します。

    1. 対象グループを決定します。

      職務ツリーを作成する最初の手順は、ツリーに表示する従業員の対象グループを決定することです。たとえば、会社全体を表示するか、特定の事業部のみを表示するかを決定します。これは、職務ツリーのルート (最上位ノード) にする個人 (職務) を決定するための手掛かりになります。

    2. 所属関係を決定します。

      次に、組織のレポート構造 (階層) を理解する必要があります。つまり、組織の職務が相互にどのように関連しているかを理解する必要があります。また、所属関係がどのように定義されているかを理解する必要があります。たとえば、組織では、レポート構造どおりのポジション管理で直属上司のポジションを使用する場合も、監督者の ID を個人の職務データ レコードに直接入力する場合もあります。

    3. 適切な有効日を決定します。

      最後に、これらの職務関係を取得する時期を決定します。階層が常に現在の情報に基づいていることを確認します。将来の関係を取得する必要性を確認します。さらに、ツリーが過去の職務関係を表現していることを確認します。

  2. ツリーを作成します。

    職務ツリーに表現する組織について理解した後は、ツリーを作成します。ツリーの作成に使用するアプローチは、組織のレポート構造が、いずれかの [作成方法] タイプにどの程度一致しているかによって異なります。

    - 部門管理者 ID 別

    - 部門セキュリティ ツリー別

    - 部門管理者 ID 別-一部ポジション管理

    - 監督者 ID 別 - 一部ポジション管理

    - 直属上司のポジション別 (番号)

    - 監督者 ID 別

    組織のレポート構造が、前述のいずれかのタイプと正確に一致する場合は、職務ツリー ビルダを使用してツリーを自動的に作成できます。

    組織のレポート構造が、前述のいずれかのタイプとほぼ一致する場合は、職務ツリー ビルダを使用してツリーの初期バージョンを作成した後、ツリー マネージャを使用してツリーを手動で更新 (ノードを追加、移動または削除) できます。職務ツリー ビルダでは、作成アクション [既存のツリー元ノードを更新] を使用して、既存のツリーに対する部分的な更新もサポートしています。これにより、[作成方法] の異なる値を使用して、ツリーの選択したセクションを作成できます。

    組織のレポート構造が、いずれの作成方法ともあまり一致しない場合は、次の 2 つの手順を使用して職務ツリーを作成します。

    1. ソース ツリー データのロード

      最初に、システム日付現在においてアクティブな職務と、将来アクティブになる職務の全てを示すデータをテーブルにロードする必要があります。この手順の一部として、ツリー マネージャと互換性のある新しいキー値が職務データに割り当てられます。この手順は、[作成アクション] のいずれかの値を使用して、職務ツリー ビルダによって実行されます。この手順のみを実行する場合は、[作成アクション] オプションとして [処理テーブルのみ更新] を選択します。

    2. ツリーとツリー ノードの作成

      この手順では、前の手順で作成したデータを使用して、ツリーを作成します。組織のレポート構造が、提供されているいずれかの作成方法に対してどの程度正確に一致するかによって、この手順に職務ツリー ビルダを使用するか、作成はツリー マネージャでの手作業となるかが決まります。

    ツリー ビルダ ラン コントロール ページ」を参照してください。

  3. ツリー マネージャでツリーを確認します。

    ツリーを作成した後は、そのツリーが組織のレポート構造を適切に表現していることを確認するために、ツリー マネージャを使用してツリーを点検する必要があります。必要に応じて、ツリー マネージャでツリーに直接変更を加えたり、職務ツリー ビルダを使用してツリーまたはツリーの一部をリフレッシュできます。ツリー マネージャのツリーには有効日が設定されているため、ドラフト ツリーとして保存することも、非アクティブにすることもできます。

    『PeopleTools: PeopleSoft Tree Manager』を参照してください

  4. 更新頻度を決定します。

    PeopleSoft のツリーは、有効日が設定された静的なツリーです。職務ツリーには、指定した時点での直属部下の階層が表示されます。従業員職務データへの変更は、職務ツリーには自動的には反映されません。これは、ツリーの更新頻度と手段を組織で決定する必要があることを意味します。たとえば、職務ツリー ビルダの定期実行で毎晩ツリーを更新するかどうかを決定します。手動による更新が必要かどうかを判断します。職務ツリー ビルダは、標準ラン コントロール ページであるため、定義した頻度に従ったツリーのリフレッシュまたは部分的な更新の計画に使用できます。手動による大量の更新がツリーに含まれている場合、そのツリーのリフレッシュは慎重に計画する必要があります。

    職務ツリーを更新する頻度や手段に関係なく、処理テーブルのみ更新の作成アクション プロセスは、組織で定期的に計画されたプロセスを使用して実行することをお勧めします。これにより、新規にアクティブになった全ての職務 (新規採用など) が、ツリーのソース データ テーブルで確実に使用できるようになります。

詳細については、『PeopleTools: PeopleTools Portal Technologies』の製品ドキュメントで「Working With Navigation Pages」を参照してください。

Fluid 会社ディレクトリで使用する設定の多くは、ワークステーションまたはモバイル デバイスで会社ディレクトリをサポートするために使用する設定と同じです (「組織図ビューアの設定手順について」を参照)。Fluid 会社ディレクトリ機能を利用する場合は、これらの重要な手順を忘れないようにしてください。

  1. 直属部下テーブルの作成プロセスを実行します ([HCM 基本設定]、[共通定義]、[直属部下]、[直属部下テーブルの作成])。

  2. ツリー ビルダ コンポーネントを使用してツリーを作成します ([HCM 基本設定]、[共通定義]、[組織図ビューア]、[ツリー ビルダ])

  3. HC_HR_COMPANY_DIRECTORY1 検索用索引を作成します ([PeopleTools]、[検索フレームワーク]、[管理]、[オブジェクトと PeopleTools のデプロイ/削除]、[検索フレームワーク]、[管理]、[検索用索引のスケジューリング])。

    検索定義は、テキスト検索に使用可能なビジネス オブジェクトです。各検索定義は、検索に必要なビジネス コンテキスト データを取得するクエリーに関連付けられています。検索定義により、システムで検索結果 (検索対象記入票) を作成できるようにするために検索フレームワークで必要となる情報が指定されます。詳細については、Application Fundamentals』「Understanding PeopleSoft Search Framework Implementation for HCM[英語版] を参照してください。

マトリックス チーム コンポーネントを使用して、マトリックス (関連) 階層およびチームを定義します。これにより、従業員の所属関係を指定したり、必要に応じて、これらのマトリックス間で管理者およびリードに管理者セルフサービス トランザクション権限を割り当てます。マトリックスの関係は、既存の直属部下アクセス タイプに関連付けられたツリー (これらのツリーのサブセットも含まれます) を使用して自動的に、または手動で作成できます。

マトリックス部下またはチームは、2 つの方法により組織図ビューア コンポーネント内で使用できます。マトリックス チームは、以下のいずれかのフォーマットでユーザーに表示されます。

  • <マトリックス部下名> フォルダまたはタブ

    マトリックス チームに関連付けられ、適切なアクセス権を付与されたユーザーに対し、組織図ビューアの上部またはメニュー ドロップダウン ナビゲーションに表示されます。

  • [チーム] または [その他チーム] ドロップダウン メニュー リンク アイテムとして

    これらのリンクは、プロファイル ページまたは組織図ページ ノードに表示され、有効化されている場合、個人に関連付けられるチームが表示されます。これらのチームは、全てのユーザーに表示されます。

アクセス権の付与

マトリックスを組織図ビューア ページで使用できるようにするには、次の手順を実行する必要があります。

  1. マトリックス チームを作成する際には、マトリックス ID ステータスをアクティブに変更します。

    マトリックス チーム ページ」を参照してください。

  2. [表示オプション] グループ ボックス内の適切な [組織ビュー タイプ] チェック ボックスをオンにして、特定の機能内でマトリックスをパブリックに設定します。

    マトリックス チーム ページ」を参照してください。

  3. このマトリックス ID を表示する必要がある組織ビュー タイプごとに、一般設定ページで [マトリックス チームの表示] チェック ボックスをオンにします。

    チャートとプロファイル設定 - 一般設定ページ」を参照してください。

オーナーと全てのチーム メンバーへのマトリックス チーム フォルダの表示

マトリックス チーム設定ページの [オーナーのみビューアで表示] チェック ボックスを使用して、全てのチーム メンバーおよびオーナーにマトリックス チーム フォルダへのアクセス権を付与するか、オーナーにのみチーム フォルダへのアクセス権を付与するかを決定します。

[オーナーのみビューアで表示] チェック ボックスの選択により、特定のマトリックス チーム フォルダへのアクセス権を付与する対象が決まります。

  • オンの場合 - ユーザーが定義するマトリックス チームのオーナーにのみ、<マトリックス チーム名> フォルダ タブおよび SmartNavigation が表示されます。

  • オフの場合 - ユーザーが定義する全てのチーム メンバーとマトリックス チームのオーナーに、<マトリックス チーム名> フォルダ タブおよび SmartNavigation が表示されます。

マトリックス チーム ページ」を参照してください。

組織ビュー タイプ ページ内での全てのユーザーに対する個人のチームの表示

全ユーザー向けの [チーム] または [その他チーム] の各メニュー リンクの下で、マトリックス チーム設定ページにある [機能全体の表示を許可] チェック ボックスの 3 つの選択肢に基づいて、個人のマトリックス チームがいつどこにリストされるかを次の表に示します。

個人のチームを全てのユーザーに表示する組織ビュー タイプ ページ

[会社ディレクトリ]

チェック ボックス

[直属部下]

チェック ボックス

[マトリックス部下]

チェック ボックス

いずれの組織図ビューア ページでも使用不可

     

会社ディレクトリ

オン

   

会社ディレクトリ

直属部下。

オン

オン

 

会社ディレクトリ

直属部下

マトリックス部下

オン

オン

オン

会社ディレクトリ

マトリックス部下

オン

 

オン

直属部下

 

オン

 

直属部下

マトリックス部下

 

オン

オン

マトリックス部下

   

オン

マトリックス チーム ページ」を参照してください。

モバイル会社ディレクトリ機能は、デスクトップ バージョンの PeopleSoft 会社ディレクトリに類似しています。このため、会社ディレクトリ ページを設定する場合と同じ設定ページを使用します。モバイル会社ディレクトリを使用する場合、モバイル サインイン ページを実装することもでき、このページを使用すると、Web プロファイルの表示内容や文字を設定したり、アプリケーションのヘッダーにロゴを追加できます。

Web プロファイルの実装

Web サインイン ページを実装するには、Web プロファイル設定 - 外観と操作性ページ (select [PeopleTools], then select [Web プロファイル], then select [Web プロファイル設定], then select [外観と操作性]) にアクセスして、必要な変更を行います。

注: モバイル サインイン ページの使用は任意であり、ユーザーがモバイル サインイン ページを使用する必要はありません。標準のサインイン ページを使用して、モバイル アプリケーションを実行できます。このため、外観と操作性ページで、Web プロファイルを変更する必要はありません。

『PeopleTools Portal Technologies』の「Configuring the Portal Environment」を参照してください。

ホーム ページ ロゴのカスタマイズ

モバイル会社ディレクトリを使用すると、アプリケーションのヘッダーにイメージ定義 (ロゴ) を追加できます。

画像: ヘッダーの会社ロゴの例

次の例では、アプリケーションのヘッダーでの会社ロゴの使用を説明します。

ヘッダーの会社ロゴの例

イメージ定義とは、PeopleSoft アプリケーション デザイナを使用してインポート、保存および管理するイメージ ファイルのことです。イメージ定義を作成した後、これらのイメージをページ コントロールに関連付けたり、必要に応じて何度でもコードで参照できます。

会社ディレクトリ ホーム ページの上部に表示されるロゴをカスタマイズするには、次の手順に従います。

  1. PeopleSoft アプリケーション デザイナでイメージ (134 × 29 ピクセル) を作成します。

  2. 次に示すようにアプリケーション クラス内のコードを変更して、イメージ名 PS_ORACLE_WHITE を新しいイメージ名に置き換えます。

画像: モバイル会社ディレクトリのロゴ コードの変更

次の例では、モバイル会社ディレクトリのロゴ コードの変更方法を説明します。

モバイル会社ディレクトリのロゴ コードの変更

会社ディレクトリ ホーム ページの上部に表示されるロゴを作成または更新する方法の詳細については、『PeopleTools: PeopleSoft Application Designer Developer's Guide』の「Creating Image Definitions」を参照してください。

フィールドまたはコントロール

定義

アクセス タイプ

ユーザーの組織図ビューアで使用する所属関係を定義するために使用され、直属部下 API で設定されます。直属部下 API は一般的な HCM データ サービスで、特定の従業員職務またはポジション番号に直属の従業員 (非従業員、関係者を含む) のリストを取得します。このデータ サービスにより、個々の従業員に対する管理者の行レベル セキュリティが決定され、ユーザーに従業員へのセキュリティ アクセス権が付与されていることが検証されます。

Application Fundamentals』「Configuring Direct Reports Functionality[英語版] を参照してください。

Application Fundamentals』「Setting Up Access to Direct Reports Data[英語版] を参照してください。

組織ビュー タイプ

組織図ビューアでユーザーに表示される組織ビューのタイプを示します。これらのビューは会社ディレクトリ、直属部下およびマトリックス チームです。

IM (インスタント メッセージング)

個人が共有クライアントを使用して相互に行うリアルタイムの直接テキストベース通信の一種です。

マトリックス部下またはマトリックス チーム

従来型の直属部下関係ではない部下チェーンまたは階層。関連部下関係と呼ばれる場合もあります。

マトリックス オーナー

マトリックス チームの責任者である個人。これには、チーム組織図の最上位ノードにある個人や、そのチームを管理する必要がある個人が該当すると考えられます。

マトリックス管理者またはリード

関連部下を持つ従業員。これらは、マトリックス チームの作成時に定義されます。

ツリー ビルダ ラン コントロール ページ (HR_TREEBLD_RNCTL) を使用して職務ツリー ビルダ プロセスを実行し、ツリー全体の作成または再作成、特定のノードで開始するツリーの一部更新、または既存のツリーを変更せずにツリーのソース データ テーブルの更新を行います。

画像: ツリー ビルダ ラン コントロール ページ

次の例では、ツリー ビルダ ラン コントロール ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

ツリー ビルダ ラン コントロール ページ

職務ツリー ビルダ (HR_TREEBLD_RNCTL) コンポーネントを使用して、ツリーを作成します。ツリーを使用するよう構成された会社ディレクトリおよびマトリックス チームについて、ツリーを使用してレポート構造を定義できます。

職務ツリー ビルダ ラン コントロール ページでは、HR_TREEBLD アプリケーション エンジン プロセスを実行します。このプロセスにより、選択した [作成方法] オプションを使用して、職務のツリーが作成されます。

警告 URL での使用に不適切な特定の文字は、使用するツリーの名前に含めないでください。

これらの文字のリストについては、『PeopleTools: PeopleSoft Tree Manager』の「Creating Trees」で、ツリーを作成する手順、ツリー名で使用しない文字、セット ID、セット コントロール値およびツリー ブランチに関する説明を参照してください。

組織図ビューアの設定手順について」を参照してください。

フィールドまたはコントロール

定義

作成アクション

ツリー全体を作成または再作成するか、ツリーの特定のノードまたは位置から開始するツリーの一部を更新するか、あるいは既存のツリーを変更せずにツリーのソース データ テーブルを更新するかを指定します。有効値は次のとおりです。

  • ツリーの作成/置換

    新規にツリーを作成するか、このページに入力したツリー定義パラメータのツリーが存在する場合は、そのツリーを削除して再作成します。

  • 既存のツリー元ノードを更新

    [開始ノード] フィールドに指定したツリー ノードから、既存のツリーを更新します。既存のツリーのルート ノードは、開始ノードにはできません。選択したツリー ノードの下の全ノードが、選択した階層の [作成方法] に従ってリフレッシュされます。

  • 処理テーブルのみ更新

    ツリー処理は行われません。ターゲット テーブルが更新され、この処理によってツリーに追加された新しい職務は、ツリー マネージャを使用して手動で追加できます。

次の表に、[作成アクション] で選択する値に従って使用可能になる各グループ ボックス内のフィールドを示します。

グループ ボックス

ツリーの作成/置換

既存のツリー元ノードを更新

処理テーブルのみ更新

ツリー定義

  • セット ID

  • セット コントロール値

  • ツリー名

  • ツリー有効日

  • ツリー説明

  • カテゴリ

  • 名前を付けてドラフト保存

  • セット ID

  • セット コントロール値

  • ツリー名

  • ツリー有効日

  • 名前を付けてドラフト保存

該当なし

階層ソース情報

作成方法

作成方法

該当なし

ルート ノード定義

  • 従業員 ID

  • 雇用レコード

該当なし

該当なし

開始ノード

該当なし

開始ノード

該当なし

注: "該当なし" は、この方法とグループ ボックスの組合せでは、使用可能になるフィールドがないことを示します。

フィールドまたはコントロール

定義

ツリー ストラクチャ ID

ツリー ストラクチャ ID を選択します。[ツリー ストラクチャ ID] フィールドで選択した値によって、ツリーを一意に識別するために必要なフィールドが決まり、処理の実行時に作成するツリーのタイプが特定されます。

たとえば、マトリックス チームでは MATRIX_BY_JOB ツリー ストラクチャ ID が使用され、会社ディレクトリ ツリーでは COMPANY_DIRECTORY ツリー ストラクチャ ID が使用されます。

注: 会社ディレクトリまたはマトリックス チームの職務ツリーを作成する場合は、対応する [ツリー ストラクチャ ID] 値を入力する必要があります。

システムでは、HR_JOBTREE_META テーブルを使用してツリー ストラクチャ ID から メタデータが取得され、このページの [セット ID][ツリー名][ツリー有効日][ツリー説明][カテゴリ][ターゲット レコード] および [例外テーブル] の各フィールドが自動的にロードされます。また、ツリー ストラクチャ ID によって、[ツリー定義] グループ ボックスに必要なフィールドが決定されます。

ツリー定義

このグループ ボックスの多くのフィールドは、[作成アクション] の値 [ツリーの作成/置換] および [既存のツリー元ノードを更新] を選択した場合に使用できます。

フィールドまたはコントロール

定義

[セット ID] および [セット コントロール値]

必要に応じて、ツリーのセット ID およびセット コントロール値を入力します。このフィールドを使用できるかどうかは、ツリー ストラクチャ ID の設定によって異なります。

たとえば、これらのフィールドは、組織図ビューア、会社ディレクトリまたはマトリックス チームの各機能に必要な COMPANY_DIRECTORY または MATRIX_BY_JOB ツリー ストラクチャを使用している場合には使用できません。

ツリー名

ツリーの名前を入力します。

このフィールドは、[ツリーの作成/置換] および [既存のツリー元ノードを更新][作成オプション] の値として選択されている場合に使用できます。

注: 会社ディレクトリが正しく機能するためには、ここで指定した名前と同じツリー名を使用するようにポータル定義を更新する必要があります。

[ツリー有効日]

このツリーの有効日を入力します。日付を指定しなかった場合は、ツリーを作成するときにシステム日付が使用されます。この場合は、フィールドを空白にしておき、ラン コントロールを定期プロセスとして設定できます。

このフィールドは、[既存のツリー元ノードを更新] 作成アクションでは必須です。既存のツリーを更新する場合は、処理に対して一意のツリーを指し示す必要があるため、有効日は必須です。作成アクションに [既存のツリー元ノードを更新] オプションを選択した場合は、このページに入力した [セット ID][セット コントロール値] および [ツリー名] フィールドの値が、このフィールドに基づいて現在のツリーにデフォルトで提供されます。[セット ID] および [セット コントロール値] フィールドの値は、全てのツリー ストラクチャ ID に必要とは限りません。

このフィールドは、[作成アクション] の値 [ツリーの作成/置換] および [既存のツリー元ノードを更新] を選択した場合に使用できます。

ツリー説明

ツリーの説明を入力します。

このフィールドは、[作成アクション] の値 [ツリーの作成/置換] を選択した場合に使用できます。

カテゴリ

ツリーのツリー カテゴリを入力します。

このフィールドは、[作成アクション] の値 [ツリーの作成/置換] を選択した場合に使用できます。

名前を付けてドラフト保存

ツリーをドラフト モードで保存する場合は、このチェック ボックスをオンにします。ツリーのステータスを変更するには、[名前を付けてドラフト保存] チェック ボックスをオフにして再度プロセスを実行するか、ツリー マネージャを介してドラフトを有効なツリーとして保存します。

このフィールドは、[作成アクション] の値 [ツリーの作成/置換] および [既存のツリー元ノードを更新] を選択した場合に使用できます。

階層ソース情報

このグループ ボックスを使用して、ツリーの階層構造の定義方法を指定します。このグループ ボックスのフィールドは、[作成アクション] の値 [ツリーの作成/置換] および [既存のツリー元ノードを更新] を選択した場合に使用できます。

フィールドまたはコントロール

定義

作成方法

職務データに基づいて所属関係を取得するためにシステムで使用される方法を選択します。

このフィールドは、[作成アクション] の値 [ツリーの作成/置換] および [既存のツリー元ノードを更新] を選択した場合に使用できます。

有効な [作成方法] オプションは、次のとおりです。

  • 部門管理者 ID 別

  • 部門管理者 ID 別 - 一部ポジション管理

  • 監督者 ID 別 - 一部ポジション管理

  • 直属上司のポジション別 (番号)

  • 監督者 ID 別

    ここにリストされている先頭から 5 つの作成方法の場合、職務ツリー ビルダ プロセスでは、既存の直属部下 API データ サービスを使用して、職務ツリーを作成するためのレポート構造が判断されます。このデータ サービスでは、組織構造にアクセスしたり、特定の管理者に直属する従業員のリストを返すことができます。

    また、これらの作成方法では、ツリー ビルダ ラン コントロール ページで入力した従業員 ID/従業員レコードを使用して職務ツリーのルート ノードが設定されます。次に、ラン コントロール ページで入力した [作成方法][従業員 ID と従業員レコード] および [ツリー有効日] を使用して直属部下 API データ サービスへのリクエストを作成することで、ルート ノードに直属している職務が判断されます。データ サービスから返る全ての職務について、ノードが作成されます。このプロセスは、階層の全ての職務を対象として、部下チェーンの下に向かって繰り返されます。

    Application Fundamentals』「Understanding Direct Reports Functionality[英語版] を参照してください。

  • 部門セキュリティ ツリー別

    この方法は、[ツリーの作成/置換] の作成アクションの場合にのみ使用できます。

    この作成方法では、レポート構造を判断する際に直属部下 API が使用されません。この作成方法では、代わりに部門セキュリティ ツリーと部門の管理者情報を使用して、レポート構造が判断されます。

    職務ツリーを作成するために、指定された部門ノードで開始する指定の部門セキュリティ ツリーがトラバースされます。部門セキュリティ ツリーの部門ごとに、ノードの管理者が判断され、各部門管理者のツリー ノードが作成されます。各管理者ノードについて、適切な部門管理者の直属部下である部門メンバーのノードが作成されます。従業員が、アクティブな管理者に割り当てられていない部門に直属するようになっている場合は、ツリーの上に向かって次の管理者にその従業員が割り当てられます。

    部門には、[管理者 ID] や [管理者のポジション] の管理者タイプを指定できます。管理者を割り当てない指定も可能です。

    ポジション管理を使用している場合は、アクティブな複数の現職者に関連付けられている管理者ポジションに、部門を割り当てることができます。

    Application Fundamentals』「Maintaining Departments[英語版] を参照してください。

    注: [部門セキュリティ ツリー別] を使用してツリーを作成している場合は、無効なレベル番号を修正するために、ソース部門セキュリティ ツリーを調査し、ソース部門セキュリティ ツリーに対してツリーの修復ユーティリティを実行することをお勧めします。この作成方法の場合、職務ツリー ビルダでは、ノードのレベル番号が正しいことを前提としています。

    ツリーの修復ユーティリティの詳細については、『PeopleTools: PeopleSoft Tree Manager』の「Auditing and Repairing Trees」を参照してください。

[部門セット ID] および [部門 ID]

[作成方法][部門セキュリティ ツリー別] のオプションを選択する場合は、部門セット ID と部門コードを入力します。バッチ処理は、部門セキュリティ ツリーのこの部門から開始され、該当するノードから下に向かって処理されます。

[部門セット ID] の値を入力または変更すると、[部門 ID] フィールドには、部門セキュリティ ツリーのルート ノードがデフォルト値として設定され、[ルート ノード定義] フィールドは、ルート ノードの部門に関連付けられている従業員 ID にデフォルト設定されます。部門が管理者ポジションに割り当てられると、[従業員 ID] フィールドには、そのポジションのアクティブな現職者の最も小さい従業員 ID がデフォルト設定されます。

複数職務を含める

主要職務と非主要職務の両方のノードをツリーに表示するかどうかを示します。このフィールドが選択されていない場合、ツリーには、アクティブな主要職務のノードのみが表示されます。

ツリー ストラクチャ ID が COMPANY_DIRECTORY の場合、この値は、チャートとプロファイル設定 - 一般設定ページに基づいて指定され、このページのチェック ボックスは使用不可になります。

注: ツリー ストラクチャ ID が COMPANY_DIRECTORY の場合は、チャートとプロファイル設定 - 一般設定ページの [複数職務の表示] チェック ボックスをオンにすると、これらの職務がツリーに表示されている場合にのみ追加職務を検索できるようになります。したがって、チャートとプロファイル設定 - 一般設定ページの [複数職務の表示] 設定を変更する場合は、全ての職務がツリーに表示されるように、職務ツリー ビルダ プロセスを実行する必要があります。

非従業員を除外

直属部下を持たない非従業員を除外する場合にオンにします。

注: 階層の整合性を保つために、アクティブな直属部下を持つ非従業員は、このチェック ボックスがオンかオフかに関係なく、常にツリーに含まれます。

ルート ノード定義

このグループ ボックスのフィールドは、[作成アクション] の値に [ツリーの作成/置換] を選択した場合に使用できます。

フィールドまたはコントロール

定義

[従業員 ID] および [雇用レコード] (雇用レコード番号)

ツリーの最上位ノード (ルート ノード) として機能する従業員 ID とその従業員レコード番号を入力します。

開始ノード

このグループ ボックスのフィールドは、[作成オプション] の値に [既存のツリー元ノードを更新] を選択した場合に使用できます。

フィールドまたはコントロール

定義

開始ノード

ページの [ツリー定義] グループ ボックスで指定されたツリーから、ノードを選択します。

職務ツリー ビルダ プロセスによって、指定した開始ノードに直接または間接的に所属するノードが全て削除されます。その後、選択した [作成方法] の値に基づいて、ノードが作成されます。

注: 既存のツリーの作成方法によっては、既存のツリーで、1 人の従業員に複数のノードが指定される場合があります。この状況は、たとえば次のような場合に発生します。

- 従業員に複数の職務がある (あった) 場合。

- 従業員の報告先ポジションに複数の現職者がいる (いた) 場合

- 従業員が複数の管理者がいる部門に割り当てられている (いた) 場合 (複数の現職者を使用したポジション管理)。プロンプト リストで同じ個人に複数のノードが表示される場合は、適切な開始ノードが確実に選択されているように、ツリー マネージャでツリーを確認します。

処理テーブル

[ターゲット レコード] フィールドのみが表示されます。このフィールドには、[ツリー ストラクチャ ID] の値に基づいてデータがロードされます。ターゲット レコードは、選択した [ツリー ストラクチャ ID] を使用して作成された全てのツリーのソース データが含まれているテーブルを参照します。

会社ディレクトリ ツリー ノード クエリーの定義

PeopleSoft には、次の会社ディレクトリ クエリーが用意されています。これらのクエリーを使用して、ツリーのノードやデータを分析できます。

クエリー名

目的

ツリーにアクティブな従業員なし

(HRCD_ACTIVE_EMPS_NOT_IN_TREE)

クエリーの実行対象ツリー名に含まれていないアクティブな従業員 (ビジネス ユニットで) のリストが表示されます。

注: 結果は、従業員データに対するユーザーの行レベルのセキュリティ設定によって異なります。

主要職務以外に直属するノード

(HRCD_JOB_RPT_TO_NON_PRIM_JOBS)

非主要 (追加の) 職務ノードに直属する職務を表すノードのリストをツリーで返します。

非アクティブ職務のノード

(HRCD_NODES_WITH_INACTIVE_JOBS)

指定したツリー名と日付で、現在非アクティブな職務を表すノードを返します。これらのノードは、ツリー マネージャを使用してツリーが手動で更新されるまで、または職務ツリー ビルダを使用してツリーがリフレッシュされるまで、ツリーにそのまま残ります。

注: このクエリーでレポートされるノードには、それらのノードに直属するその他 (子) のノードが存在している可能性があります。

注: 表示される結果は、従業員データに対するユーザーの行レベルのセキュリティ設定によって異なります。

全非主要職務ノード

(HRCD_NON_PRIMARY_JOBS_IN_TREE)

非主要 (追加の) 職務を表す全ノードのリストをツリーで返します。

フォルダ管理ページ (PORTAL_FLDR_ADM) を使用して、会社ディレクトリのポータル フォルダ定義を更新します。

ツリー名 COMPANY_DIRECTORY を使用するために、ポータル フォルダ HC_COMPANY_DIRECTORY が用意されています。組織で別の名前を使用する場合は、会社ディレクトリが正しく機能するために、ツリーの作成時に入力したツリー名と一致するようにポータル フォルダ定義を更新する必要があります。

画像: 会社ディレクトリのフォルダ管理ページ

次の例では、フォルダ管理ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページの会社ディレクトリに関連するフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

会社ディレクトリのフォルダ管理ページ

フィールドまたはコントロール

定義

エレメント定義

会社ディレクトリのツリーの作成時に使用したツリー名を入力します。これによって、ポータル パスおよび組織図の構造を検索する場所が、会社ディレクトリに伝達されます。

COMPANY_DIRECTORY のツリー ストラクチャ ID に基づいているツリーの場合は、必須の [ツリー名] フィールドを使用してツリーが一意に識別されます。提供されているフィールド値は COMPANY_DIRECTORY です。ただし、COMPANY_DIRECTORY ツリー ストラクチャ ID に基づいてツリーを作成している場合は、どのようなツリー名でも会社ディレクトリは正しく機能します。

有効日

(省略可) ツリーの有効日を入力します。

このフィールドにデータがロードされている場合、会社ディレクトリでは、フォルダ管理ページで指定した [ツリー名] の値の有効日が使用されます。

このフィールドが空白の場合、会社ディレクトリでは、[ツリー名] フィールドに指定されている現在の有効日付きツリーが使用されます。

このフィールドを空白にしておくと、ツリーの新しい有効日付きバージョンを作成する夜間プロセスを実行できます。[有効日] フィールドを空白にしておくと、会社ディレクトリでは常に現在のツリーが使用されることになるため、フォルダ管理ページに変更を加える必要はありません。

設定およびポータル フォルダの操作の詳細については、『PeopleTools: PeopleTools Portal Technologies』の「Administering Portals」のフォルダ管理および SmartNavigation に関する説明を参照してください。

Web プロファイル設定 - セキュリティ ページ (WEB_PROF_SECURITY) を使用して、PeopleSoft モバイル アプリケーションへのパブリック アクセスを無効にします。

画像: Web プロファイル設定 - セキュリティ ページ

次の例では、Web プロファイル設定 - セキュリティ ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのモバイル会社ディレクトリへのパブリック アクセスの無効化に関連するフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

Web プロファイル設定 - セキュリティ ページ

フィールドまたはコントロール

定義

パブリック アクセスを許可

ユーザーがページへのダイレクト リンクを選択した場合に、サインオンを促すプロンプトが表示されるようにするには、このチェック ボックスをオフにします。ユーザーは、[ユーザー ID] および [パスワード] フィールドに指定された値によって認証されます。パブリック アクセス ユーザーは、サインイン ページで ID とパスワードを指定しなかったユーザーとして定義されます。

チャートとプロファイル フィールド マップ ページ (HRCD_SETUP_FLD_MAP) を使用して、組織図およびプロファイル フィールド ページのマッピングを定義します。

組織図ビューアの組織図およびプロファイルの各ページで使用可能にする必要があるフィールドを管理したり、さらに追加します。

画像: チャートとプロファイル フィールド マップ ページ: [マッピング] タブ

次の例では、チャートとプロファイル フィールド マップ ページ: [マッピング] タブのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

チャートとプロファイル フィールド マップ ページ: [マッピング] タブ

チャートとプロファイル フィールド マップ コンポーネントを使用して、チャートとプロファイル設定ページおよびタレント サマリ設定ページで設定されたデータ エレメントを定義します。このコンポーネントには 4 つのタブがあり、これらのタブを使用して、各データ エレメントのフェッチおよび表示のルールを定義します。

[マッピング] タブ

このタブを使用して、データ エレメントをマッピングします。

このタブに表示される提供データは、ステータス、説明および略称以外は変更できません。

フィールドまたはコントロール

定義

セクション

このフィールドをマッピングする必要がある各種ページ上のセクションを入力します。有効な値は、[プロファイル - HR 詳細][プロファイル - 連絡先情報][一般] および [組織チャート - ノード属性] です。

注: [一般] フィールド オプションは、タレント サマリ機能に使用されます。

割当先機能

このリンクをクリックして組織のマッピング表示ページを開き、このフィールドを使用するためのアクセス権を付与する組織ビュー タイプを指定します。組織ビュー タイプが選択されていない場合、このフィールドをチャートとプロファイル設定コンポーネントで使用することはできません。

ステータス

このフィールドが [アクティブ][非アクティブ] かを指定します。[非アクティブ] に指定したフィールドは、設定ページで選択できなくなります。

[説明] および [略称]

設定ページのドロップダウン リストに表示されるフィールド説明を入力します。[ラベル] タブでどちらを使用するかを選択します。

表示タイプ

組織図ビューア ページで使用する必要があるフィールド フォーマットを指定します。値は次のとおりです。

  • アクション ボタン

  • ドロップダウン

  • 電子メール リンク

  • HTML

  • ハイパーリンク

  • テキスト

  • テキスト/ラベル

次の値は、システム データ行についてのみ固有です。

  • アクション ボタン

  • ドロップダウン

[データ ソース] タブ

このタブを使用して、データ エレメントに固有のソース レコード情報を指定します。

画像: チャートとプロファイル フィールド マップ ページ: [データ ソース] タブ

次の例では、チャートとプロファイル フィールド マップ ページ: [データ ソース] タブのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

チャートとプロファイル フィールド マップ ページ: [データ ソース] タブ

このタブ内で提供されているデータは変更できません。

フィールドまたはコントロール

定義

ソース レコード

フィールド エレメントを取得するレコードを指定します。

ソース フィールド名

フィールド エレメント値を取得するソース レコードのフィールド名を指定します。

親レコード名

各データ エレメント クラスによって表示されるデータを組織図ビューアから取得するために必要な、中間レコードを指定します。これは、ソース レコードの親レコードである必要はありません。

Xlat として表示

ソース フィールドがトランスレート テーブルを使用するよう定義されている場合、フィールドに名称または略称を表示する必要があるかどうかを指定します。

[ラベル] タブ

組織図ビューアに表示されるデータ エレメントのラベル情報を設定します。

画像: チャートとプロファイル フィールド マップ ページ: [ラベル] タブ

次の例では、チャートとプロファイル フィールド マップ ページ: [ラベル] タブのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

チャートとプロファイル フィールド マップ ページ: [ラベル] タブ

このタブに表示される提供データは変更できます。

フィールドまたはコントロール

定義

フィールド ラベル ID

組織図ビューア ページでの表示に使用する必要があるフィールド ラベル ID を入力します。たとえば、PHONE_CELL フィールドでは、勤務先電話などの他の電話番号タイプと区別するために、電話フィールド ラベル ID MOBILE を使用する場合があります。

[ラベル メッセージ セット番号] および [ラベル メッセージ番号]

このフィールド マッピングには、メッセージ番号を入力します。組織図ビューア ページのフィールドに使用する必要があるラベルを識別する番号を入力します。

[フィールド ラベル ID] フィールドに値を入力した場合は、これらのフィールドを使用しないでください。

値が存在しない場合にラベルを表示

表示する値が存在しなくてもフィールド ラベルを表示する場合に、オンにします。たとえば、従業員に同僚が存在しない場合、プロファイル ページでは、同僚ラベルがその後に名前がリストされない状態で引き続き表示されます。

[フェッチ方法] タブ

このタブを使用して、データ エレメントのフェッチおよび表示に使用されるコードを割り当てます。

画像: チャートとプロファイル フィールド マップ ページ: [フェッチ方法] タブ

次の例では、チャートとプロファイル フィールド マップ ページ: [フェッチ方法] タブのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

チャートとプロファイル フィールド マップ ページ: [フェッチ方法] タブ

このタブ内で提供されているデータは変更できませんが、新規行は追加できます。

フィールドまたはコントロール

定義

完全修飾パッケージ/クラス パス

フィールド マッピング エレメント値を解決するルート パッケージ ID に、完全修飾パッケージ/クラスを表示します。

アプリケーション クラス ID

フィールド マッピング エレメント値を解決する完全修飾パッケージ/クラス パスに、アプリケーション クラス ID を表示します。

注: ここで割り当てる全てのクラスは、HRCD_COMPANY_DIRECTORY:DATA_ELEMENTS: DataElementBase から継承される必要があります。

メソッド名

フィールド マッピング エレメント値を解決するアプリケーション クラス ID に、メソッド名を表示します。

注: メソッド名 getElement を使用するように設定されたフィールド マッピング ID は、基本クラスから継承されたロジックを使用します。

エクスポート メソッド名

フィールド マッピング エレメントのエクスポート データを解決するアプリケーション クラス ID に、メソッド名を表示します。エクスポート メソッドは、メソッド名に割り当てられたクラス内のロジックにもエクスポートとの互換性がない場合にのみ必要となります。

追加連絡先タイプ ページ (HRCD_ADDTL_CNTCT) を使用して、ユーザーが、会社ディレクトリのプロファイル ページや追加連絡先の編集ページで使用できる追加連絡先タイプを定義します。

画像: 追加連絡先タイプ ページ

次の例では、追加連絡先タイプ ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

追加連絡先タイプ ページ

フィールドまたはコントロール

定義

選択

ユーザーが組織図ビューアのプロファイル ページで個人の追加連絡先情報を更新するときに、追加連絡先の編集ページでそのユーザーが使用できる必要がある連絡先タイプを選択します。オプションをオフにすると、ユーザーはこの連絡先タイプを使用できなくなります。

次の連絡先タイプはオンの状態で提供されています。

  • EMOT - その他電子メール

  • EMPE - 個人電子メール

  • PHHM - 自宅電話

  • PHHO - 自宅オフィス電話

  • PHMO - 携帯電話

  • PHOT - その他電話

  • USER - その他

連絡先タイプ

連絡先タイプを識別するための、一意の 4 文字のコードを入力します。このページでは、コード別に連絡先タイプがソートされます。ただし、組織図ビューアのプロファイル ページからアクセス可能な追加連絡先の編集ページでは、ラベル名別にソートされます。

ラベル

このタイプの連絡先の名前を入力します。この値は、[連絡先タイプ] ドロップダウン リストに表示され、追加連絡先の編集ページではラベル名として表示されます。このラベルは、ユーザーがこの連絡先タイプの値を選択および入力すると、組織図ビューアのプロファイル ページに表示されます。

システムで提供されているテキストまたは電子メールの連絡先タイプは、次のとおりです。

  • BPHO - 会社電話番号

  • EMOT - その他電子メール

  • EMPE - 個人電子メール

  • PHHM - 自宅電話

  • PHHO - 自宅オフィス電話

  • PHMO - 携帯電話

  • PHOT - その他電話

  • USER - その他

システムで提供されているインスタント メッセージング連絡先タイプは、次のとおりです。

  • IMGT - インスタント メッセージ GTALK

  • IMMS - インスタント メッセージ MSN

  • IMXP - インスタント メッセージ XMPP

  • IMYH - インスタント メッセージ YAHOO

[その他] フィールド以外のこれらのラベルは、表示専用です。会社ディレクトリのユーザーは、[その他] の連絡先タイプを使用して、連絡先タイプの独自のラベルまたはフィールド名称を入力できます。

値フォーマット

このフィールドに使用されるフォーマットを選択します。オプションは [電子メール][インスタント メッセージ][テキスト] および [テキストまたは電子メール] です。

インスタント メッセージング プロトコル

この IM 連絡先タイプに関連付ける必要がある IM プロトコルを指定します。有効な値は GTALKMSNXMPPYAHOO などです。このフィールドは、[値フォーマット] フィールドから [インスタント メッセージ] を選択した場合に使用できます。

提供されている IM 連絡先タイプについて、関連付けられた IM プロトコル タイプがフィールドに表示されます。

行の追加

[従業員オプション] グループ ボックスに追加連絡先タイプを追加する場合は、このボタンをクリックします。自由形式のテキスト フィールドが開きます。管理者は、このフィールドにフィールド ラベルを入力し、ユーザーに対して使用可能にする値フォーマットを決定できます。

チャートとプロファイル設定検索ページを使用して、ページ設定の組織ビュー タイプを選択します。

画像: チャートとプロファイル設定検索ページ

次の例では、チャートとプロファイル設定検索ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

チャートとプロファイル設定検索ページ

チャートとプロファイル設定コンポーネントを使用して、各組織ビュー タイプ (モバイル会社ディレクトリなど) に組織図ビューアのページを設定します。

デスクトップ組織図ビューア コンポーネントは、最大 3 つの組織ビュー タイプで構成されます (ユーザーにはフォルダおよびタブとして表示されます)。PeopleSoft アプリケーションでは、次のデスクトップ組織ビュー タイプが提供されています。

  • 会社ディレクトリ — 会社ディレクトリのビュー。

  • 直属部下 — ユーザーの直属部下のビュー。

  • マトリックス部下 — ユーザーに関連付けられるマトリックス チームのビュー。

PeopleSoft Fluid ユーザー インターフェイスの設定を定義することもできます。このユーザー インターフェイスはモバイル デバイスで使用するように設計されていますが、ラップトップおよびデスクトップでも使用できます。このために、PeopleSoft アプリケーションには、会社ディレクトリ Fluid 組織ビュー タイプが用意されています。

PeopleSoft アプリケーションでは、次のモバイル会社ディレクトリ組織ビュー タイプが提供されています。

  • 会社ディレクトリ - 電話

  • 会社ディレクトリ - タブレット

全ての組織ビュー タイプで同じ設定フォーマットが使用されます。チャートとプロファイル設定コンポーネントには、最大 3 つのページ (一般設定、プロファイル コンテンツおよび組織図コンテンツの各ページ) を含めることができますが、選択する組織ビュー タイプに応じて一部のフィールドおよびページは非表示となります。

フィールドまたはコントロール

定義

組織ビュー タイプ

有効な値のリストからいずれかを選択して、特定の組織ビュー タイプについて設定を定義します。デスクトップ バージョンの組織図ビューアに有効な値は、[会社ディレクトリ][直属部下] または [マトリックス部下] です。PeopleSoft Fluid ユーザー インターフェイスに有効な値は、[会社ディレクトリ Fluid] です。モバイル会社ディレクトリに有効な値は、[会社ディレクトリ - 電話] および [会社ディレクトリ - タブレット] です。

一般設定ページ (HRCD_SETUP_GENERAL) を使用して、組織ビュー タイプごとに、デフォルトの開始ページのコンテンツとレイアウト設定を定義します。

画像: 会社ディレクトリ組織ビュー タイプの、チャートとプロファイル設定 - 一般設定ページ

次の例では、チャートとプロファイル設定 - 一般設定ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

会社ディレクトリ組織ビュー タイプのチャートとプロファイル設定 - 一般設定ページ

一般設定ページにおける組織ビュー タイプ別使用可能フィールド

次の表に、選択する組織ビュー タイプ値に応じて、チャートとプロファイル設定 - 一般設定ページで使用可能なフィールド エレメントを示します。

前述の組織ビュー タイプに対するページの上部で使用可能なフィールド エレメントは、次のとおりです。

ページ エレメント

会社ディレクトリ

直属部下

マトリックス部下

会社ディレクトリ Fluid

会社ディレクトリ - タブレット

会社ディレクトリ - 電話

複数職務の表示

あり

該当なし

該当なし

あり

(表示専用)

あり

(表示専用)

あり

(表示専用)

電子メール内でドメイン名を表示

あり

あり

あり

該当なし

該当なし

該当なし

マトリックス チームの表示

あり

あり

あり

該当なし

該当なし

該当なし

前述の組織ビュー タイプに対する [開始ページ コンテンツ] グループ ボックスで使用可能なフィールド エレメントは、次のとおりです。

ページ エレメント

会社ディレクトリ

検索ボックスのみ

あり

ユーザー情報の表示

あり

その他個人の情報の表示

あり

前述の組織ビュー タイプに対する [レイアウト] グループ ボックスで使用可能なフィールド エレメントは、次のとおりです。

ページ エレメント

会社ディレクトリ

直属部下

マトリックス部下

最初にプロファイル

あり

あり

あり

最初に組織チャート

あり

あり

あり

前述の組織ビュー タイプに対する [データ エクスポート] グループ ボックスで使用可能なフィールド エレメントは、次のとおりです。

ページ エレメント

会社ディレクトリ

直属部下

マトリックス部下

MS Excel へのエクスポート可 - 組織図

あり

あり

あり

MS Excel へのエクスポート可 - プロファイル

あり

あり

あり

MS Visio へのエクスポート可 - 組織図

あり

あり

あり

一般設定

一般設定ページにある最初の複数のチェック ボックスを使用して、個人に関する表示内容の詳細を指定します。

フィールドまたはコントロール

定義

複数職務の表示

このフィールドは、会社ディレクトリ組織ビュー タイプについて選択可能です。

会社ディレクトリ検索機能で、個人について複数の職務全てまたは追加職務の行を返すようにする場合はオンにします。個人の主要職務のみが表示されるようにする場合は、このオプションをオフにします。

注: 会社ディレクトリ Fluid会社ディレクトリ - 電話および会社ディレクトリ - タブレットの各組織ビュー タイプの場合、このフィールドは表示専用であり、会社ディレクトリ組織ビュー タイプに対して選択された設定からロードされます。

このチェック ボックスをオンにすると、プロファイル コンテンツ ページおよび組織図コンテンツ ページの [職務名] フィールドが自動的に選択されます。会社ディレクトリ - プロファイル ページでは、[HR 詳細] グループ ボックスに [追加職務] フィールドも表示されます。

注: [複数職務の表示] チェック ボックスをオンにすると、これらの職務がツリーに表示されている場合にのみ追加職務を検索できるようになります。職務ツリー ビルダ コンポーネントを使用してツリーをリフレッシュするか、ツリー マネージャでツリーを手動で更新することが必要な場合があります。

ツリー ビルダ ラン コントロール ページ」を参照してください。

電子メール内でドメイン名を表示

このフィールドは、デスクトップ組織ビュー タイプに使用できます。

個人の電子メールにドメイン名を表示する場合は、このチェック ボックスをオンにします。ドメイン名は、電子メール アドレスの @ 記号の後に表示されるテキストです。

ドメイン名を表示しない場合は、このチェック ボックスをオフにします。全ての従業員のビジネス電子メール アドレスが同じドメイン名の場合など、このチェック ボックスをオフにすることで、ページ上のスペースが確保され、冗長が回避されます。このオプションをオフにした場合でも、ユーザーが電子メール アドレス フィールド上にマウス ポインタを重ねると、完全な電子メール アドレスが表示されます。

注: ここでの選択は、エンドユーザーがプロファイル ページの [追加連絡先情報] グループ ボックスに入力した電子メール アドレスに影響を与えません。

マトリックス チームの表示

このフィールド エレメントは、デスクトップ組織ビュー タイプに使用できます。

マトリックス チームの階層内の所属詳細をユーザーが表示またはエクスポートできるようにするには、このチェック ボックスをオンにします。このページの [データ エクスポート] グループ ボックスに関する説明を参照してください。

開始ページ コンテンツ

会社ディレクトリ組織ビュー タイプについては、次のフィールドを使用できます。

このグループ ボックスを使用して、会社ディレクトリの開始ページのデフォルト設定を指定します。これらのオプションのいずれかから選択して、ユーザーが最初に会社ディレクトリにアクセスする際に表示される情報を定義します。ユーザーは、独自の設定を定義して、このデフォルトの設定を上書きできます。

フィールドまたはコントロール

定義

検索ボックスのみ

検索フィールドのみを表示する場合は、このオプションをオンにします。検索フィールドを使用すると、システム内のアクティブな個人を名前、職務名、部門または電子メールで検索できます。詳細検索を使用するオプションもあります。この検索では、詳細な検索条件を入力できます。

ユーザー情報の表示

組織図ビューア ページにアクセスしているユーザーの情報を表示する場合は、このオプションをオンにします。ユーザーは、選択したレイアウト設定に従って、ノードまたはプロファイル ページのフォーカスとして表示されます。

このオプションをオンにすると、ページ上部の検索フィールドも使用可能になります。

その他個人の情報の表示

このオプションをオンにして、付随するフィールドに個人の従業員 ID を入力し、この従業員の情報が開始ページに表示されるようにします。指定された個人は、選択したレイアウト設定に従って、ノードまたはプロファイル ページのフォーカスとして表示されます。

注: このフィールドにデータをロードするには、ツリーを事前に作成しておく必要があります。ツリー名は、ポータル フォルダ定義 HC_COMPANY_DIRECTORY のツリー名と一致している必要があります。

詳細については、『PeopleTools: PeopleTools Portal Technologies』の「Administering Portals」のポータル オブジェクトの管理に関する説明を参照してください。

組織図ビューア - 基本設定ページ」を参照してください。

レイアウト

デスクトップ組織ビュー タイプについては、次のフィールドを使用できます。

このグループ ボックスを使用して、組織図ビューア ページの中で最初に表示されるページを定義します。ここで選択する値によって、ページ順序が決まります。ユーザーは、個人の設定を定義して、これらのデフォルトの設定を上書きできます。

フィールドまたはコントロール

定義

最初にプロファイル

フォーカス個人のプロファイル ページが表示されるようにする場合は、このオプションをオンにします。プロファイル ページには、連絡先情報、HR 詳細、パーソナル リンクやパーソナル情報など、個人に関する詳細な情報が表示されます。また、このオプションをオンにすると、プロファイル ページがコンポーネントの最初のページとして表示されます。

最初に組織チャート

組織図ページが表示されるようにする場合は、このオプションをオンにします。組織図ページには、フォーカス個人のレポート構造や、この個人に関する高水準な詳細が、複数のレベルでグラフィカルに表示されます。また、このオプションをオンにすると、組織図ページがコンポーネントの最初のページとして表示されます。

組織図ビューア - 基本設定ページ」を参照してください。

データ エクスポート

デスクトップ組織ビュー タイプについては、次のフィールド エレメントを使用できます。

このグループ ボックスを使用して、ユーザーのエクスポート オプションを有効化します。

フィールドまたはコントロール

定義

MS Excel へのエクスポート可 (Microsoft Excel へのエクスポート可) - 組織図およびプロファイル

プロファイルまたは組織図情報を Microsoft Excel のスプレッドシートにエクスポートできるようにするには、これらのチェック ボックスをオンにします。

ユーザーがエクスポート可能な階層内の所属詳細は、次のとおりです。

  • フォーカス ノードの管理者。

  • フォーカス ノード。

  • フォーカス ノードの兄弟 (組織図のタブ設定で兄弟が表示されるよう選択されている場合)。

  • フォーカス ノード (フォーカス ノードから下位) の階層。つまり、管理者の直属または関連 (マトリックス) 部下の全て、および管理者の間接的部下。

MS Visio へのエクスポート可 - 組織図

組織図情報を Microsoft Visio の描画にエクスポートできるようにするには、このチェック ボックスをオンにします。

プロファイル コンテンツ ページ (HRCD_SETUP_PROFILE) を使用して、各組織ビュー タイプについてプロファイル ページに表示される連絡先情報、HR 詳細および従業員パーソナル設定フィールド オプションを選択します。

画像: 直属部下組織ビュー タイプの、チャートとプロファイル設定 - プロファイル コンテンツ ページ (1/2)

次の例では、チャートとプロファイル設定 - プロファイル コンテンツ ページ (1/2) のフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

直属部下組織ビュー タイプの、チャートとプロファイル設定 - プロファイル コンテンツ ページ (1/2)

画像: 直属部下組織ビュー タイプの、チャートとプロファイル設定 - プロファイル コンテンツ ページ (2/2)

次の例では、チャートとプロファイル設定 - プロファイル コンテンツ ページ (2/2) のフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

直属部下組織ビュー タイプの、チャートとプロファイル設定 - プロファイル コンテンツ ページ (2/2)

組織図ビューア コンポーネントのプロファイル ページおよびモバイル会社ディレクトリ内のプロファイル ページには、個々の組織ビュー タイプについてこのページで選択したフィールドを使用して、個人に関する詳細な情報が表示されます。フィールド コンテンツは組織ビュー タイプに固有です。

このページのフィールド エレメントは、特に指定のない限り、全ての組織ビュー タイプについて使用できます。

プロファイル表示オプション

フィールドまたはコントロール

定義

初期化

クリックすると、会社ディレクトリ組織ビュー タイプに設定したのと同じ設定がデフォルトで指定されます。

このフィールド エレメントは、直属部下およびマトリックス部下の各組織ビュー タイプに使用できます。

[インスタント メッセージ] フィールド エレメントは、会社ディレクトリ - 電話および会社ディレクトリ - タブレットの各組織ビュー タイプには使用できません。

フィールドまたはコントロール

定義

インスタント メッセージ在席状態アイコン

プロファイル ページに個人の IM アドレスが存在する場合に、その個人の IM アイコンが表示されるようにするには、このチェック ボックスをオンにします。個人のインスタント メッセージ ID は、HR の個人データの連絡先情報ページに保存されます。

IM プロトコル (インスタント メッセージング プロトコル)

IM アイコンを表示する際に使用する IM プロトコルを設定します。有効な値は GTALKMSNXMPPYAHOO などです。個人が個人データでこの IM プロトコル タイプを定義していない場合、この個人のアイコンは表示されません。このフィールドは、[インスタント メッセージ在席状態アイコン] チェック ボックスをオンにした場合に使用できます。

IM ドメイン

全てのプロトコルについて選択した XMPP 以外の IM プロトコルに関連付けられるインスタント メッセージ ドメインが表示されます。XMPP については、組織で定義されている XMPP サーバーの値を選択する必要があります。

『PeopleTools: PeopleSoft MultiChannel Framework』の「Configuring Instant Messaging in PeopleSoft MultiChannel Framework」を参照してください。

連絡先と組織コンテンツ

プロファイル ページに表示するフィールドをこのグループ ボックスで選択します。この情報は HR テーブルからロードされます。このグループ ボックスのフィールド エレメントは、特に指定のない限り、全ての組織ビュー タイプについて使用できます。

フィールドまたはコントロール

定義

連絡先情報

個人プロファイル データとしてプロファイル ページ、連絡先情報ページ (タブレット) または詳細ページ (電話) の [連絡先情報] グループ ボックスに表示される、連絡先関連フィールドを選択します。ページには、このページで選択した順にフィールドが表示されます。有効値は次のとおりです。

  • 名前

    このフィールド表示は常に選択された状態であり、行番号 1 としてリストされます。

  • 職務名

    会社ディレクトリ組織ビュー タイプの場合、[職務名] は、一般設定ページで [複数職務の表示] がオンになっていると、常に、行番号 2 として選択されます。[複数職務の表示] がオフになっている場合は、[職務名] を選択することも、このフィールドを空白にしておくこともできます。

    その他の組織ビュー タイプについては、[職務名] は常に選択されています。

  • アクション メニュー

    [アクション メニュー] は、行番号 9 に使用可能な唯一のフィールド表示オプションであり、モバイル会社ディレクトリ組織ビュー タイプには使用できません。

    住所や氏名の変更など、ユーザーが自分のプロファイルからセルフサービス トランザクションを実行したり、直属または間接的な部下について実行できるようにするには、このフィールド表示オプションを選択します。

    アクション メニューの値は、PeopleSoft 関連のコンテンツ サービスを介して設定されます。開発者および案件の専門家は、このフレームワークを使用して、アプリケーション ページを状況的に関連するコラボレーティブ コンテンツにリンクできます。詳細については、『PeopleTools: PeopleTools Portal Technologies』の「Developing and Configuring Related Content」を参照してください。

  • 部門

    [部門] は、[会社ディレクトリ] 組織タイプについて、行番号 3 として常に選択されています。

残りの行番号として使用可能なオプションは、次のとおりです。

  • 住所 - 勤務先

    モバイル会社ディレクトリ組織ビュー タイプについてこのフィールドを選択すると、連絡先情報ページ (タブレット) には住所の地図が表示され、詳細ページ (電話) には [地図情報表示] ボタンが表示されます。

    注: モバイル会社ディレクトリ組織ビュー タイプのリストに、最後のフィールドとして [住所 - 勤務先] フィールドの値を含めることをお勧めします。アプリケーションでは、このページの連絡先情報セクションの最後のエントリとして、所在地に対応する地図または [地図情報表示] ボタンが表示されます。住所を最後にリストすることで、マップまたはボタンが住所のすぐ下に表示されます。

  • 建物

  • 電子メール - 勤務先

  • 階数

  • 所在地 (モバイル会社ディレクトリ組織ビュー タイプには使用できません)

  • 電話 - 勤務先

  • 電話 - 携帯

直属部下およびマトリックス部下の各組織ビュー タイプに固有の追加の値は、次のとおりです。

  • キャリア準備期間 *

  • 給与レート *

  • 採用日

  • 流出時の影響 *

  • 雇用形態

  • 不在時のリスク *

  • タレント カテゴリ *

注: * これらのフィールド エレメントは、機密データと見なされます。機密データは、従業員がサインイン ユーザーの直属の部下である場合にのみ表示されるため、この情報は、ユーザーの部下のもののみが表示されます。

職務詳細

プロファイル ページの [職務詳細] グループ ボックスやパネル、職務詳細ページ (タブレット)、または詳細ページ (電話) の [管理者][直属] セクションに、個人プロファイル データとして表示される職務詳細フィールドを選択します。

ページには、このページで選択した順にフィールドが表示されます。

[会社ディレクトリ - 電話] 組織ビュー タイプに使用できるのは、次の 2 つのフィールドのみです。これらは表示専用であり、変更はまた削除できません。

  • 直属上司

  • 直属部下

残りの全ての組織ビュー タイプには、次の有効値から選択します。

  • ビジネス ユニット

  • 会社

  • コスト センター

  • 部門 (会社ディレクトリ - タブレット組織ビュー タイプの連絡先情報として選択します)

  • 直属部下 (タブレット ユーザー用のページとして指定します)

  • 関連上司 (ポジション別) (モバイルの会社ディレクトリ - タブレット組織ビュー タイプには使用できません)

  • 職務系列

  • 職種

  • 管理者レベル

  • 雇用形態

  • 同僚 (タブレット ユーザー用のページとして指定します)

  • 従業員 ID

  • 正規/臨時

  • 直属上司 (モバイルの会社ディレクトリ - タブレット組織ビュー タイプには使用できません)

  • 標準勤務時間

  • 標準勤務周期

  • 組合

  • 勤続年数

会社ディレクトリ組織ビュー タイプに固有の値は、[追加職務] です。

会社ディレクトリおよび直属部下の各組織ビュー タイプに固有の値は、[チーム] です。

直属部下組織ビュー タイプに固有の値は、[給与プラン/等級/ステップ] です。

注: [給与プラン/等級/ステップ] は機密データと見なされます。機密データは、従業員がユーザーの直属の部下である場合にのみ表示されるため、ユーザーにこの情報が表示されるのは、自分の部下についてのみです。

直属部下およびマトリックス部下の各組織ビュー タイプに固有の値は、[部下数 -合計] です。

マトリックス部下組織ビュー タイプに固有の値は、次のとおりです。

  • その他チーム

  • チーム直属

  • チーム同僚

  • チーム直属上司

  • チーム合計部下

空のポジションがあるときには、次の値のみが表示されます (選択した場合)。

  • 直属部下

  • 関連上司 (ポジション別)

  • 職務系列

  • 職種

  • 管理者レベル

  • 同僚

  • 直属上司

  • 組合

会社ディレクトリ Fluid 組織ビュー タイプに固有の値は、[住所 - 所在地][建物][従業員 ID] および [所在地] です。

エクスポート可

このフィールド コンテンツをエクスポートするには、このチェック ボックスをオンにします。

これらのページ エレメントは、会社ディレクトリ Fluid会社ディレクトリ - 電話または会社ディレクトリ - タブレットの各組織ビュー タイプには使用できません。

[選択][追加] および [削除]

フィールドを削除してタブレットの HR 詳細ページに表示されないようにするには、フィールドの後に続くチェック ボックスをオンにして [削除] ボタンを使用します。グリッドの中央にある行を削除した場合、行番号の連番が自動的に再設定されます。

タブレットの HR 詳細ページに表示する追加フィールドを設定するには、[追加] ボタンを選択します。

これらのページ エレメントは、会社ディレクトリ Fluid および会社ディレクトリ - 電話の各組織ビュー タイプには使用できません。

従業員パーソナル設定

このグループ ボックスは、[会社ディレクトリ - タブレット] または [会社ディレクトリ - 電話] 組織ビュー タイプには使用できません。

このグループ ボックス内の情報を使用して、プロファイル ページの右側に表示するパーソナル設定グループ ボックスを決定します。

フィールドまたはコントロール

定義

追加連絡先の表示

[追加連絡先情報] グループ ボックスをプロファイル ページで使用できるようにするには、このオプションをオンにします。このオプションがオンの場合、ユーザーは、追加連絡先タイプ ページで指定した各種連絡先タイプから選択できます。

このオプションをオフにすると、[追加連絡先情報] グループ ボックスはプロファイル ページで使用できなくなります。

[追加連絡先タイプの定義] に移動

追加連絡先タイプ ページにアクセスして連絡先タイプを追加または確認するには、このリンクをクリックします。

追加連絡先タイプ ページ」を参照してください。

マイ プロファイル リンク

[マイ プロファイル リンク] グループ ボックスをプロファイル ページで使用できるようにするには、このオプションをオンにします。ユーザーは、プロファイル リンクを使用して、他の Web サイトへのショートカットを定義できます。

このオプションをオンにすると、このページの [マイ リンク ショートカット アイコンの表示] チェック ボックスが選択できるようになります。

このオプションをオフにすると、[マイ プロファイル リンク] グループ ボックスはプロファイル ページで使用できなくなります。

マイ リンク ショートカット アイコンの表示

ユーザーが入力したラベルの横にターゲット Web アドレスに関連付けられているショートカット アイコンを表示する場合は、このチェック ボックスをオンにします。サイトによって、デフォルトのショートカット アイコンがある場合とない場合があります。たとえば、このチェック ボックスをオンにして、ユーザーがオラクル社の Web アドレス (http://oracle.com) を入力すると、次のアイコンがラベル名の横に表示されます。

このオプションは、[マイ プロファイル リンクの表示] チェック ボックスをオンにした場合に使用できます。

個人説明

プロファイル ページで [個人説明] グループ ボックスを使用できるようにするには、このオプションをオンにします。これによって、ユーザーは個人 テキストを入力できるようになります。個人説明は、リッチ テキスト エディタを使用して更新できます。

『PeopleTools: Using PeopleSoft Applications』の「Using PeopleSoft Application Pages」のリッチ テキスト エディタの操作に関する説明を参照してください。

このオプションをオフにすると、[個人説明報] グループ ボックスはプロファイル ページで使用できなくなります。

組織図コンテンツ ページ (HRCD_SETUP_OC_NODE) を使用して、各組織ビュー タイプについて組織図ページに表示される組織図のフィールド オプションを選択します。

画像: 組織図コンテンツ ページ

次の例では、組織図コンテンツ ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

組織図コンテンツ ページ

注: このページは、会社ディレクトリ - 電話組織ビュー タイプには使用できません。

ノード表示オプション

フィールドまたはコントロール

定義

初期化

このボタンをクリックすると、会社ディレクトリ組織ビュー タイプに設定したのと同じ設定がデフォルトで指定されます。

このフィールド エレメントは、直属部下およびマトリックス部下の各組織ビュー タイプに使用できます。

フォーカス ノードの兄弟を表示

フォーカス個人と同じレポート構造レベルの同僚が表示されるようにする場合は、このチェック ボックスをオンにします。組織図の中間レベルでフォーカス個人のみが表示されるようにするには、このチェック ボックスをオフにします。この個人の直属上司および部下のノードがある場合は、そのまま表示されます。

イメージ高さ (ピクセル)

ノード内に表示する従業員の写真の高さのサイズを入力します。このオプションは、[写真を表示] チェック ボックスが、インストール テーブルの Application Fundamentals』「HCM Options Page[英語版] でオンになっている場合に使用できます。

このフィールド エレメントは、会社ディレクトリ - タブレット組織ビュー タイプには使用できません。

[インスタント メッセージ] フィールド エレメントは、会社ディレクトリ Fluid および会社ディレクトリ - タブレットの各組織ビュー タイプには使用できません。

フィールドまたはコントロール

定義

インスタント メッセージ在席状態アイコン

HR 個人モデルに IM 情報が存在する場合に、個人の IM アイコンが組織図ノードに表示されるようにするには、このチェック ボックスをオンにします。個人のインスタント メッセージ ID は、HR の個人データの連絡先情報ページに保存できます。

IM プロトコル (インスタント メッセージング プロトコル)

IM アイコンを表示する際に使用する IM プロトコルを設定します。有効な値は GTALKMSNXMPPYAHOO などです。個人が個人データで IM プロトコル タイプを定義していない場合、この個人のアイコンは表示されません。このフィールドは、[インスタント メッセージ在席状態アイコン] チェック ボックスをオンにした場合に使用できます。

IM ドメイン

全てのプロトコルについて選択した XMPP 以外の IM プロトコルに関連付けられるインスタント メッセージ ドメインが表示されます。XMPP については、組織で定義されている XMPP サーバーの値を選択する必要があります。

『PeopleTools: PeopleSoft MultiChannel Framework』の「Configuring Instant Messaging in PeopleSoft MultiChannel Framework」を参照してください。

組織図ノード属性

フィールドまたはコントロール

定義

組織チャート ノード属性

組織図ページのチャートの個々のノードに表示するフィールド属性を選択します。ノード内の各フィールドは、属性の行番号の順に表示されます。行番号に有効な値は、次のとおりです。

  • 名前

    このフィールドは常に選択された状態であり、行番号 1 としてリストされます。

  • 職務名

    会社ディレクトリ組織ビュー タイプの場合、[職務名] は、一般設定ページで [複数職務の表示] がオンになっていると、常に、行番号 2 として選択されます。[複数職務の表示] がオフになっている場合は、[職務名] を選択することも、このフィールドを空白にしておくこともできます。

    その他の組織ビュー タイプについては、[職務名] は常に選択されています。

会社ディレクトリ Fluid 組織ビュー タイプについて選択可能な値は、次のとおりです。

  • 電子メール

  • 電話 - 携帯

  • 電話

  • 部下数 - 直属/合計 - このフィールド属性は、常に、行番号 6 として選択されています。

会社ディレクトリ - タブレット組織ビュー タイプについて選択可能な値は、次のとおりです。

  • 電子メール - 勤務先

  • 電話 - 勤務先

  • 電話 - 携帯

  • 部下数 - 直属/合計 - このフィールド属性は、常に、行番号 6 として選択されています。

    この属性により、個人の直属部下数をリストする [直属] フィールド、および個人の直属部下と間接的部下の合計数をリストする [合計] フィールドが表示されます。

ここで説明する次の残りのフィールド選択は、特に指定のない限り、会社ディレクトリ直属部下およびマトリックス部下の各組織ビュー タイプに適用されます。

  • 組織チャート アイコン/リンクに再フォーカス

    このフィールドは常に選択された状態であり、行番号 3 としてリストされます。このリンクは組織図の各ノードに表示され、このリンクを使用して、フォーカス ノードを別の個人に変更できます。

  • アクション メニュー

    [アクション メニュー] は、行番号 7 に使用可能な唯一のフィールド表示オプションです。

    住所や氏名の変更など、ユーザーが自分のプロファイルからセルフサービス トランザクションを実行したり、直属または間接的な部下についてこれらのトランザクションを実行できるようにするには、このフィールド表示オプションを選択します。

    アクション メニューの値は、PeopleSoft 関連のコンテンツ サービスを介して設定されます。開発者および案件の専門家は、このフレームワークを使用して、アプリケーション ページを状況的に関連するコラボレーティブ コンテンツにリンクできます。

    詳細については、『PeopleTools: PeopleTools Portal Technologies』の「Developing and Configuring Related Content」を参照してください

残りの行番号として使用可能な値は、次のとおりです。

  • 建物

  • ビジネス ユニット

  • 会社

  • コスト センター

  • 部門

  • 関連上司

  • 電子メール - 勤務先

  • 階数

  • 職務系列

  • 職種

  • 所在地

  • 管理者レベル

  • 正規/臨時

  • 部下数 - 直属

    [部下数 - 直属] オプションには、この個人の直属部下である従業員数が表示されます。

  • 標準勤務時間

  • 標準勤務周期

  • 電話 - 勤務先

  • 電話 - 携帯

  • 組合

  • 勤続年数

会社ディレクトリ組織ビュー タイプに固有のオプションは、次のとおりです。

  • 部下数 - 直属/合計

    [部下数 - 直属/合計] オプションには、この個人の直属部下である従業員数と、この個人の間接的な部下の合計数が表示されます。

  • 部下数 -合計

    [部下数 -合計] オプションには、この個人を介して所属する部下の合計数が表示されます。

直属部下およびマトリックス部下の各組織ビュー タイプに固有の値は、次のとおりです。

  • キャリア準備期間 *

  • 給与レート *

  • 従業員 ID

  • 流出時の影響 *

  • 雇用形態

  • 不在時のリスク *

  • 給与プラン/等級/ステップ *

    注: * これらのフィールド エレメントは、機密データと見なされます。機密データは、従業員がサインイン ユーザーの直属の部下である場合にのみ表示されるため、この情報は、ユーザーの部下のもののみが表示されます。

空のポジションがあるときには、次の値のみが表示されます (選択した場合)。

  • 関連上司 (ポジション別)

  • 職務系列

  • 職種

  • 管理者レベル

  • 部下数 - 直属

  • 部下数 - 直属/合計

  • 部下数 -合計

属性番号 8 を使用すると、[チーム] または [その他チーム] のいずれかのリンクをマトリックス チームのメンバーである個人のノードに表示できます。個人がマトリックス チームのメンバーでない場合、このリンクはノードに表示されません。有効値は次のとおりです。

  • チーム

  • その他チーム

エクスポート可

このフィールド コンテンツをエクスポートするには、このチェック ボックスをオンにします。このオプションは、会社ディレクトリ Fluid または会社ディレクトリ - タブレットの各組織ビュー タイプには使用できません。

マトリックス チーム ページ (HRMH_MATRIX_DEFN) を使用して、マトリックス ID、有効日、ステータスおよび説明などのマトリックス チーム詳細を定義します。

チームについて独自の所属関係を作成するか、または既存の所属関係を使用します。

画像: マトリックス チーム ページ (1/2)

次の例では、マトリックス チーム ページ (1/2) のフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

マトリックス チーム ページ (1/2)

画像: マトリックス チーム ページ (2/2)

次の例では、マトリックス チーム ページ (2/2) のフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

マトリックス チーム ページ (2/2)

マトリックス詳細

フィールドまたはコントロール

定義

オーナー

このマトリックス チームのオーナーである個人の従業員 ID を選択します。オーナーとは、手動マトリックス チームの作成時に、マトリックス チームや組織図の最上位に位置するノードまたは個人です。マトリックス チームを既存の階層から作成する場合、このページの [オーナーが階層の最上位] チェック ボックスをオンにして、そのオーナーが最上位ノードに表示されるようにする必要があります。

注: オーナーには、組織図ビューア ページの [アクション] リンクを使用して、関連部下全てについて管理者セルフサービス トランザクションを管理するためのアクセス権が付与される場合と付与されない場合があります。これは、トランザクション割当定義によって異なります。

トランザクション アクセスの割当ページ」を参照してください。

オーナー タイトル

[オーナー] フィールドに入力した個人の職務名が表示されます。この個人が複数の職務を持つ場合、主要職務の職務名が表示されます。この個人がポジションに関連付けられている場合、ページにはポジション名が表示されます。タイトルは変更できますが、この情報が [職務データ] または [ポジション管理] に反映されて書き込まれることはありません。

オーナーのみビューアで表示

組織図ビューアの <マトリックス部下名> タブ フォルダとして、このマトリックス チームをこのマトリックスのオーナーにのみ表示可能にする場合にオンにします。このオプションがオンの場合、このフォルダ タブは、このマトリックス チームの他のメンバーには表示されません。

マトリックス チームの理解と表示」を参照してください。

表示オプション - 機能全体の表示を許可

フィールドまたはコントロール

定義

アクセスの許可

ユーザーがこのマトリックス チームにアクセスして表示できる、組織ビュー タイプを選択します。チェック ボックスをオンにすると、マトリックスは、[チーム] または [その他チーム] の各フィールドを介してその他のユーザーに対してパブリックとなります。[アクセスの許可] チェック ボックスをオンにした組織ビュー タイプのフォルダ ページについてのみ、フィールドにマトリックス チーム名が表示されます。該当する組織ビュー タイプ フォルダ内でマトリックス チームをプライベートな状態に保つには、このオプションをオフにします。

注: このマトリックス ID を表示する必要がある組織ビュー タイプごとに、チャートとプロファイル設定 - 一般設定ページで、[マトリックス チームの表示] チェック ボックスをオンにする必要もあります。

たとえば、ここで [会社ディレクトリ] を選択し、かつ、(チャートとプロファイル設定 - 一般設定ページで) チームが表示されるように [会社ディレクトリ] 組織ビュー タイプが設定されている場合、このマトリックス チームは、このチームに関連付けられる従業員の会社ディレクトリ ページの [チーム] メニュー ドロップダウン リストに表示されます。また、会社ディレクトリ内で、このマトリックス チームを検索することも可能な場合があります。

マトリックス チームの理解と表示」を参照してください。

チャートとプロファイル設定 - プロファイル コンテンツ ページ」を参照してください。

組織図コンテンツ ページ」を参照してください。

階層定義

フィールドまたはコントロール

定義

手動で作成

[所属関係] グループ ボックスを表示し、チーム マトリックスに手動で従業員名を入力するには、このオプションをオンにします。

既存階層を使用して作成

[ソース (既存階層)] グループ ボックスを表示するには、このオプションをオンにします。これにより、マトリックス階層の基準としてアクセス タイプまたはツリーを選択できます。

非従業員を除外

[既存階層を使用して作成] がオンになっている場合にのみ表示されます。

直属部下を持たない非従業員を除外する場合にオンにします。

注: 階層の整合性を保つために、アクティブな直属部下を持つ非従業員は、このチェック ボックスがオンかオフかに関係なく、常に階層に含まれます。

所属関係

このグループ ボックスは、階層定義として [手動で作成] がオンになっている場合に使用できます。自分に直属する部下を持つ従業員はリードと見なされ、ユーザーがアクション割当ページを介して管理者やリードにトランザクションを割り当てる際に利用できます。

フィールドまたはコントロール

定義

[従業員 ID][名前] および [タイトル]

このマトリックス チームに含める対象の従業員 ID を入力します。名前とタイトルが表示されます。従業員の職務コードから、デフォルトで職務名が指定されます。職務名は上書きできますが、これにより、HR におけるこの個人の職務データ情報が更新されることはありません。

[リード] および [名前]

そのマトリックス オーナーに関連する部下を持つ個人の従業員 ID を入力します。このフィールドに入力された個人は、自分に直属する部下が存在することから、管理者またはリードと見なされます。このフィールドの有効値は、このマトリックス チームに関連付けられる他の従業員 ID からロードされます。このフィールドで従業員を利用できるようにするには、その従業員 ID を [従業員 ID] または [オーナー] フィールドに追加します。

注: 管理者またはリードには、組織図ビューア ページの [アクション] リンクを使用して、関連部下全てについて管理者セルフサービス トランザクションを管理するためのアクセス権が付与される場合と付与されない場合があります。これは、トランザクション割当定義によって異なります。

トランザクション アクセスの割当ページ」を参照してください。

ソース (既存階層)

このグループ ボックスは、階層定義として [既存階層を使用して作成] がオンになっている場合に使用できます。

画像: [既存階層を使用して作成] がオンの状態の [階層定義] グループ ボックスが表示されたマトリックス チーム ページ

次の例では、[既存階層を使用して作成] がオンの状態のマトリックス チーム ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

[既存階層を使用して作成] がオンの状態の [階層定義] グループ ボックスが表示されたマトリックス チーム ページ

マトリックス定義は、実行時に動的に作成されます。自分に直属する部下を持つ従業員は管理者またはリードと見なされ、ユーザーがアクション割当ページを介して管理者やリードにトランザクションを割り当てる際に利用できます。

フィールドまたはコントロール

定義

オーナーが階層の最上位

このマトリックス チームのオーナーを階層の最上位に配置する必要がある場合に、オンにします。

このオプションは、アクセス タイプに [グループ ID 別] または [部門セキュリティ ツリー別] を選択した場合、自動的にオンになります。

アクセス タイプを使用

マトリックス階層の基準としてアクセス タイプを選択するには、このオプションをオンにします。

アクセス タイプ

このフィールドは、[アクセス タイプを使用] オプションをオンにした場合に使用できます。有効なオプションは以下のとおりです。

  • 部門管理者 ID 別

  • 部門セキュリティ ツリー別

  • グループ ID 別

  • 部門管理者 ID 別 - 一部ポジション管理

  • 監督者 ID 別 - 一部ポジション管理

  • 直属上司のポジション別

  • 監督者 ID 別

組織図ビューアの操作に使用する共通の用語とエレメント」を参照してください。

注: インストール テーブル設定 (ポジション管理など) と一致しないタイプを選択してアクセスした場合、警告メッセージが表示されます。

グループ ID

このフィールドは、アクセス タイプとして [グループ ID 別] を選択した場合に使用できます。グループは、グループ ビルド機能を使用して定義されます。グループは、グループ定義を介して管理者セルフサービスに使用できる必要があり、グループ ビルド セキュリティによってマトリックス チーム (HRMH_MATRIX_SETUP) コンポーネントへのアクセスが割り当てられている必要があります。

Application Fundamentals』「Understanding Group Build[英語版] を参照してください。

非従業員を除外

直属部下を持たない非従業員を除外する場合にオンにします。

注: 階層の整合性を保つために、アクティブな直属部下を持つ非従業員は、このチェック ボックスがオンかオフかに関係なく、常にツリーに含まれます。

強制グループ リフレッシュ

このフィールドは、[アクセス タイプ] 値として [グループ ID 別] を選択し、グループ ID を入力した場合に使用できます。これにより、ユーザーはマトリックス レベルでグループをリフレッシュできます。

開始従業員 ID

このフィールドは、[アクセス タイプを使用] オプションを選択して、[グループ ID 別] 以外の任意の [アクセス タイプ] 値を指定した場合に使用できます。現在アクティブな全ての従業員が表示されます。

開始ポジション番号

このフィールドは、ポジション管理関連のアクセス タイプ [部門管理者 ID 別 - 一部ポジション管理][監督者 ID 別 - 一部ポジション管理] または [直属上司のポジション別] のいずれかを選択した場合に使用できます。

ツリーを使用

MATRIX BY JOB ツリー ストラクチャに割り当てられている既存のツリーを使用するには、このオプションをオンにします。

ツリー ビルダ ラン コントロール ページ」を参照してください。

ツリー名

マトリックス チームの基準として機能するツリー名を入力します。ここで入力するツリーでは、MATRIX_BY_JOB ツリー ストラクチャを使用する必要があります。

開始ツリー ノード

ツリーからノードを選択します。このノードは、選択したツリー内であればどの部分でもかまいません。

注: マトリックスは、次の状況においては無効となります。

- 手動で作成されたマトリックスの従業員の HR におけるステータスが非アクティブである場合。

- 開始従業員 ID が、事前に作成された既存階層のメンバーではなくなった場合。

- 開始従業員 ID、ポジション番号またはツリー ノードが、外部の階層変更が原因でリードではなくなり、このリードに、マトリックスを介したトランザクションへのアクセスが割り当てられている場合。

- 定義されたトランザクションが、コンテンツ サービスを介して使用できなくなった場合。

- アクション割当ページでの承認上書きトランザクションと承認ワークフロー内のコンポーネントとの関連付けが解除された場合。

- アクション割当ページでの承認上書きプロセス定義と承認ワークフロー内のトランザクションとの関連付けが解除され、これにより、コンポーネントとの関連付けも解除された場合。

オーナー、管理者またはリードには、組織図ビューア ページの [アクション] リンクを使用して、関連部下全てについて管理者セルフサービス トランザクションを管理するためのアクセス権が付与される場合と付与されない場合があります。これは、トランザクション割当定義によって異なります。

マトリックス チームの理解と表示」、「トランザクション アクセスの割当ページ」を参照してください。

アクション割当ページ (HRMH_TRAN_ASSIGN) を使用して、マトリックス オーナー、その他の管理者またはマトリックス所属関係に含まれるリードに、管理者セルフサービス トランザクションを関連付けます。

画像: アクション割当ページ

次の例では、アクション割当ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

アクション割当ページ

このページは、マトリックス チーム内のマトリックス オーナーまたはリードが、関連部下全てについて管理者セルフサービス トランザクションを管理できる必要がある場合に使用します。

フィールドまたはコントロール

定義

[コンポーネント名] および [サービス ラベル]

このマトリックス チームに使用可能にする必要がある管理者セルフサービス トランザクションを入力します。ページに、トランザクションの名前が表示されます。

承認サポート

トランザクションで承認プロセスが使用される場合、このフィールドに [はい] が表示されます。これらのトランザクションは、コンテンツ サービス ID を持つように承認ワークフローで定義されます。この情報にアクセスするには、select [HCM 基本設定], then select [共通定義], then select [承認], then select [ワークフロー トランザクション] の順に移動します。コンテンツ サービスは、[組織ビューア サービス ID] 列の承認トランザクションについて、[詳細 2] タブで定義されます。提供されている承認済コンポーネントは、次のとおりです。

  • GP_ABS_MGRSS_REQ - 休暇リクエスト

  • HR_MGR_REPORT_CHNG - 管理者変更リクエスト

  • HR_PROMOTE_MGR - 従業員の昇進・昇格

  • HR_TRANSFER_MGR - 従業員の転属処理

  • JPM_PERS_PTSEL_MGR - 現在のチーム プロファイル

Approval Framework』「Defining the Setup Process Definitions Component[英語版] を参照してください。

承認ワークフローの上書き

このフィールドは、トランザクションが複数のプロセス定義に関連付けられている場合に使用できます。

注: 標準のトランザクション レジストリ定義の完全なリストを参照するには、select [HCM 基本設定], then select [共通定義], then select [承認], then select [承認設定センター], then select [トランザクション登録] の順に移動して、トランザクション登録コンポーネントにアクセスします。

承認の詳細については、Approval Framework』「Understanding the Approval Framework Feature[英語版] を参照してください。

[承認トランザクション][承認定義 ID] および [定義説明]

該当する場合、このコンポーネントに関連付けられる承認トランザクションが表示されます。このトランザクションに関連付けられるコンポーネントは、リクエストが承認または却下される場所です。承認プロセスを定義するには、select [HCM 基本設定], then select [共通定義], then select [承認], then select [承認プロセス設定] の順に移動します。

[承認ワークフローの上書き] チェック ボックスをオンにすると、このフィールドで別の承認トランザクションを選択できるようになります。

割当の表示/編集

ボタンをクリックして、トランザクション アクセスの割当ページにアクセスし、マトリックス チーム内のオーナーまたはリードにトランザクション アクセスを割り当てます。

同アクセス割当

複数のコンポーネントを選択してこのボタンをクリックし、同一トランザクション アクセスの割当ページにアクセスします。

トランザクション アクセスの割当ページ (HRMH_TRAN_LEAD_ASN) を使用して、マトリックス オーナーおよびリードにトランザクション アクセスを割り当てます。

画像: トランザクション アクセスの割当ページ

次の例では、トランザクション アクセスの割当ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

トランザクション アクセスの割当ページ

フィールドまたはコントロール

定義

オーナー アクセスの許可

マトリックス チームのオーナーにトランザクションを割当可能にする場合に、オンにします。

リード アクセス

トランザクション アクセスを割り当てる必要があるマトリックス チーム リードを指定します。オプションは、次のとおりです。

  • リードのアクセスなし - リードにトランザクション割当を許可しません。

  • 全てのリードにアクセスを許可 - このマトリックス内の全てのリードにトランザクション割当を許可します。

  • リード アクセスを手動で追加 - このオプションを使用すると、トランザクションを割り当てる必要があるリードをこのマトリックスから手動で選択できます。

全リードの追加

クリックすると、このトランザクションへのアクセス権を持つ全てのリードが自動的にリストされます。このボタンは、[リード アクセスを手動で追加] を選択した場合に使用できます。このリストに含める必要のない個人を削除するには、[削除] ボタンを使用します。

従業員 ID

このトランザクションへのアクセス権を付与する必要があるリードを入力します。有効な値は、このマトリックスのマトリックス チーム ページから取得され、部下を持つ従業員となります。

注: 同一トランザクション アクセスの割当ページ設定はこのページと同じですが、同時に複数のコンポーネント トランザクションにアクセス権を割り当てることができます。同一トランザクション アクセスの割当ページにアクセスするには、アクション割当ページで複数のコンポーネントを選択して、[同アクセス割当] をクリックします。