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組織レコードと雇用レコードの関係の更新

次の各トピックでは、組織レコードと雇用レコードの関係の概要と組織レコードと雇用レコードの関係の更新方法について説明します。

ページ名

定義名

用途

勤務地ページ

JOB_DATA1

このページに新しい行を入力して、組織レコードと雇用レコードの関係を変更します。

組織レコードの分割ページ

RUNCTL_OC_PRO_ASG

複数の従業員の組織レコードの分割をバッチ処理します。

"組織レコードの分割" - 詳細ページ

HCR_OC_PRO_ASG_SEC

コンポーネント インターフェイスから返されたエラーと警告を確認します。

雇用レコードの移管ページ

HCR_OC_CHG_ASGN

追加雇用レコードを別の組織レコードに移管します。

組織レコードの統合ページ

HCR_OC_CHG_ASGN

主雇用レコードを別の組織レコードの追加雇用レコードに変更します。組織レコードに追加雇用レコードがない場合にのみ、組織レコードを統合できます。

雇用レコードが別の組織レコードの補助レコードでなくなるように分割する場合は、追加雇用レコードを固有の組織レコードに移管します。たとえば、主雇用レコードは終了するが追加雇用レコードは管理する場合などがあります。追加雇用レコードが主雇用レコードの補助レコードである場合、これらのレコードは同じ組織レコード番号を共有し、追加職務は主雇用レコードを終了したときに自動的に終了します。1 人の従業員の組織レコードをオンラインで分割するには、職務データ コンポーネントの勤務地ページに新しい行を追加します。複数の従業員の組織レコードの分割をバッチ プロセスで実行するには、組織レコードの分割ページを使用します。

主雇用レコードを別の組織レコードの追加雇用レコードにするには、組織レコードの統合ページを使用します。組織レコードを統合するには、主雇用レコードに追加雇用レコードがあってはなりません。

追加雇用レコードを別の組織レコードに移管するには、雇用レコードの移管ページを使用します。これは、エラーの修正に役立ちます。たとえば、主雇用レコードとして間違った雇用レコード番号を選択した場合などに役立ちます。

以下の制限は、組織レコードと雇用レコードの関係の変更に適用されます。

  • これらの異動区分は、従業員と非従業員に対してのみ有効です。関係者は対象になりません。

  • これらの異動区分は、日本の兼務と臨時職務に対しては無効です。

  • 赴任先の職務が終了し、異動区分が ASG (赴任) または ASC (赴任終了) の将来日付の職務行がない場合にのみ、赴任先の雇用レコードを別の新規の組織レコードに移管できます。

  • 異動区分が ADL (追加職務) の将来行がある雇用レコードは対象外です。

  • これらの異動区分を確定した後は、行を変更または削除できません。

これらの異動区分について行に入力される処置コードは次のとおりです。

  • OCA - 組織レコードの分割。

  • OCI - 組織レコードの統合。

  • OCM - 雇用レコードの移管。

このコンポーネントを使用する前に、提供されている異動区分 OCA、OCI および OCM に対応する異動理由を定義する必要があります。

複数の従業員の組織レコードの分割をバッチ処理するには、組織レコードの分割ページ (RUNCTL_OC_PRO_ASG) を使用します。

画像: 組織レコードの分割ページ

次の例では、組織レコードの分割ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

組織レコードの分割ページ

フィールドまたはコントロール

定義

雇用形態

雇用形態です。有効な値は、従業員を表す EMP と非従業員を表す CWR です。

組織レコード

実際の組織レコードです。

新規有効日

新規有効日は、デフォルトでは今日の日付になります。

ステータス

有効な値は、[実行可][エラー][成功] および [キャンセル] です。全ての行についてデフォルト値は [実行可] です。

プロセスの実行が完了した後で、ステータスを確認できます。なんらかの理由でトランザクションがレコードにロードされていない場合、行のステータスは [エラー] に設定されます。それ以外の場合、ステータスは成功になります。トランザクションが [エラー] で終了した理由を判断し、ステータスを実行可またはキャンセルに戻してからプロセスを再実行する必要があります。

詳細

リンクをクリックして、詳細ページを開きます。このページを使用して、コンポーネント インターフェイスから返されたエラーと警告を確認します。

実行

プロセスは、[ステータス][実行可] に設定され、[実行] チェック ボックスがオンになっている行のみロードします。

[詳細] リンクをクリックして、組織レコードの分割の詳細ページにアクセスします。

画像: "組織レコードの分割" - 詳細ページ

次の例では、"組織レコードの分割" - 詳細ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

"組織レコードの分割" - 詳細ページ

フィールドまたはコントロール

定義

変更前の組織レコード情報

この情報は表示専用です。

担当職務データ

このグリッドには、選択した雇用レコードの職務データが有効日の昇順に表示されます。

追加雇用レコードを別の組織レコードに移管するには、雇用レコードの移管ページ (HCR_OC_CHG_ASGN) を使用します。

画像: 雇用レコードの移管ページ

次の例では、雇用レコードの移管ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

雇用レコードの移管ページ

フィールドまたはコントロール

定義

担当職務データ

このグリッドには、選択した雇用レコードの職務データが有効日の昇順に表示されます。

新規組織レコードの選択

このグリッドには、この従業員の全ての組織レコードが雇用形態ごとに一覧表示されます。開始日が組織レコードの初回採用日よりも前の雇用レコードを選択した場合は、その組織レコードを選択できません。雇用レコードの有効日が組織レコードの日付と一致する場合にのみ、雇用レコードを組織レコードに移管できます。

新規職務データ

職務の有効日、職務の有効日連番、異動の理由を入力します。異動区分はデフォルトで OCM (雇用レコードを別の組織レコードに移管) になり、変更はできません。

職務にロード

このボタンをクリックして、新規職務データを職務レコードに挿入します。

更新済職務データの確認

このボタンは、新規職務データのロード プロセスが正常に実行された後で表示されます。[更新済職務データの確認] ボタンをクリックして、更新された職務データを確認します。プロセスが正常に実行されなかった場合は、エラーを表示する [エラーおよび警告] グリッドが表示されます。

主雇用レコードを別の組織レコードの追加雇用レコードに変更するには、"組織レコードの統合" (HCR_OC_CHG_ASGN) ページを使用します。

組織レコードに追加雇用レコードがない場合にのみ、組織レコードを統合できます。

画像: 組織レコードの統合ページ

次の例では、組織レコードの統合ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

組織レコードの統合ページ

フィールドまたはコントロール

定義

変更前の組織レコード情報

この情報は表示専用です。

現在の職務データ

このグリッドには、選択した雇用レコードの職務データが有効日の昇順に表示されます。

新規組織レコードの選択

このグリッドには、この従業員の全ての組織レコードが雇用形態ごとに一覧表示されます。開始日が組織レコードの初回採用日よりも前の雇用レコードを選択した場合は、その組織レコードを選択できません。雇用レコードの有効日が組織レコードの日付と一致する場合にのみ、雇用レコードを組織レコードに移管できます。

新規職務データ

職務の有効日、職務の有効日連番、異動の理由を入力します。異動区分はデフォルトで OCI (組織レコードの統合) になり、変更できません。

職務にロード

このボタンをクリックして、新規職務データを職務レコードに挿入します。

更新済職務データの確認

このボタンは、新規職務データのロード プロセスが正常に実行された後で表示されます。このボタンをクリックして、更新された職務データを確認します。プロセスが正常に実行されなかった場合は、エラーを表示する [エラーおよび警告] グリッドが表示されます。