労働保険レポートの実行
この項では、労働保険レポートの概要と前提条件について説明します。
ページ名 |
定義名 |
用途 |
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GPJP_RC_LA01 |
雇用保険免除者一覧表 (GPJPLA01) を実行します。このレポートには、年齢のために労働保険料の支払いを免除される従業員がリスト出力されます。 |
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GPJP_RC_LA01 |
概算・確定保険料申告書基礎資料 (GPJPLA02) を実行します。このレポートには、毎年 5 月に提出義務のある概算・増加概算・確定保険料申告書の作成に必要とされる労災保険および雇用保険の賃金情報が出力されます。 |
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GPJP_RC_LA_PYE_RPT |
雇用保険資格取得届ファイル (GPJPLA03)、データ ファイル、サマリ ログ ファイルおよび詳細ログ ファイルの作成を実行します。 |
このレポートでは、ラン コントロール ページで選択した対象年度の 4 月 1 日時点で 64 歳以上になっている従業員がリスト出力されます。このレポートには、従業員 ID、部門、役職、生年月日および性別が記載されます。また、パラメータで部門や労働保険事業所を指定すると、指定した部門や事業所ごとの免除者の合計人数もリスト出力されます。
このレポートに出力される従業員の中に高年齢継続被保険者の従業員がいる場合は、「労働保険データ管理 JPN」ページで「高年齢継続被保険者」チェック ボックスを選択します。
このレポートは、毎年 5 月に提出する必要のある概算・増加概算・確定保険料申告書の作成に役立ちます。このレポートを実行する前に、保険年度 (4 月 1 日から 3 月 31 日) 内のすべての月で給与計算を実行し、確定しておく必要があります。
労災保険および雇用保険の両方について、加入している従業員数、給与および賞与に含まれる賃金、保険区分 (常用労働者、役員で労働者など) ごとの加入人数合計などを一覧にしたものが出力されます。また、高年齢継続被保険者を含めた加入者合計と、高年齢継続被保険者を除外した加入者合計も記載されます。
このレポートには、ラン コントロール ページで選択した対象年度の前年の 4 月 1 日から、選択した年の 3 月 31 日までのデータが一覧表示されます。
雇用保険資格取得届ファイル作成を実行すると、次のファイルが作成されます。
PDF 形式の雇用保険資格取得届ファイル (GPJPLA03)。
サマリ ログ ファイル (GPJP_LA03_sum.csv)。
このファイルには、労働保険事業所の詳細データ、ファイル作成日付、データ ファイル内の従業員数、およびデータ ファイル内で検出されたエラーの数が出力されます。
データ ファイル (shutoku.csv)。
このファイルには、ラン コントロール日付時点で新しく資格を取得している従業員の詳細データが出力されます。
詳細ログ ファイル (GPJP_LA03_dtl.csv)。
このファイルには、従業員 ID、氏名、エラーのあるフィールドおよびエラーの詳細が出力されます。
公共職業安定所に資格取得データを提出するには、「労働保険レポート データの管理」ページで作成した資格取得届データを転記して、従業員ごとに個別の紙のレポートを作成します。このレポートのかわりに、csv 形式のデータ ファイル、雇用保険資格取得届 (GPJPLA03) およびサマリ レポートの 3 つを提出することもできます。サマリ レポートを作成するには、公共職業安定所から提供される、書式があらかじめ印刷されている用紙にサマリ ログ ファイルからデータを転記します。
雇用保険資格取得届ファイル作成を実行する前に、ファイル ハンドルを作成する必要があります。ファイル ハンドルの作成時にはファイル名を入力する必要がありますが、ファイルを作成する場合は、このファイル名は使用されません。次の表で記述されている名称指定規則が適用されます。
ファイル |
名称指定規則 |
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データ ファイル |
shutoku + (ジョブ インスタンス) +.csv |
サマリ ログ ファイル |
gpjp_la03_sum_ + (ジョブ インスタンス) +.csv |
詳細ログ ファイル |
gpjp_la03_dtl_ + (ジョブ インスタンス) +.csv |