従業員プロファイルの適合性

次の各トピックでは、前提条件を示し、従業員プロファイルの適合性を分析する方法について説明します。

ページ名

定義名

用途

「従業員プロファイル適合 - サマリ」ページ

CM_PROFILE_SUMM

比較する従業員、従業員プロファイル タイプおよび非個人プロファイルを指定し、従業員の適合性の分析を表示します。

「従業員プロファイル適合 - コンピテンシーの適合性」ページ

CM_PROFILE_MATCH

コンピテンシーの適合性を表示して、従業員が特定の非個人プロファイルに必要な個々のコンピテンシーにどの程度適合するかの分析を表示します。

「コンピテンシー適合性詳細」ページ

CM_PROF_MATCH_SEC

非個人プロファイルに割り当てられたコンピテンシーごとに従業員の評価のコンピテンシーの適合性詳細を表示します。

「コンピテンシー養成研修」ページ

CM_COMP_TRAIN_SEC

選択したコンピテンシーに対応する研修コースを表示します。

「従業員プロファイル適合 - その他アイテムの適合」ページ

CM_PROFILE_MATCH2

従業員の他のプロファイル アイテム適合性を分析します。従業員が特定の非個人プロファイルの個々のコンテンツにどの程度適合するかを確認します。

「従業員プロファイル適合 - 適合性差異の測定」ページ

CM_PROFILE_MATCH3

必要な各コンピテンシーについて、従業員のレベルと非プロファイルに要求されるレベルとを比較し、差異をパーセントで表示します。パーセントの合計によって、要件への従業員の全体的な適合性を判定できます。

従業員とプロファイルの適合性分析を使用する前に、次のものを設定します。

  • 個人使用のプロファイル タイプを使用する従業員のプロファイル。このプロファイル タイプには、「能力レベル」フィールドを JPM_RATING1 として、コンピテンシーを設定しておきます。標準のプロファイル タイプ PERSON は、このように設定されています。

  • 非個人使用のプロファイル タイプを使用する任務のプロファイル。このプロファイル タイプには、「能力レベル」フィールドを JPM_RATING1「重要度」フィールドを JPM_IMPORTANCE として、コンピテンシーを設定しておきます。標準のプロファイル タイプ ROLE は、このように設定されています。

  • 検索対象となる個人のユーザー ID に対して、どの評価を適合性分析に使用するかを決定する適合性評価タイプ。

比較する従業員、従業員プロファイル タイプおよび非個人プロファイルを指定し、従業員の適合性の分析を表示するには、「従業員プロファイル適合 - サマリ」ページ (CM_PROFILE_SUMM) を使用します。

画像: 「従業員プロファイル適合 - サマリ」ページ

次の例では、「従業員プロファイル適合 - サマリ」ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

「従業員プロファイル適合 - サマリ」ページ

フィールドまたはコントロール

定義

従業員プロファイル ID

分析する従業員プロファイルを選択します。従業員のプロファイル ID がわからない場合は、検索ボタンを選択して検索ページにアクセスし、従業員プロファイルの場所を特定するための追加情報を入力できます。

このページでは、従業員プロファイル ID を入力すると、その従業員のプロファイルに関連付けられた個人の名前およびプロファイル タイプが表示されます。

「プロファイル ID」および「プロファイルの検索」

比較し、従業員との評価に使用する非個人プロファイルの ID を入力します。「プロファイルの検索」ボタンを選択して検索ページにアクセスし、プロファイル識別タイプ、プロファイル グループまたは名称でプロファイルを検索します。

このページでは、ID を入力すると、名称およびプロファイル タイプが表示されます。

適合性の計算

従業員プロファイルおよび非個人プロファイルを選択した後、適合性を計算する場合は、このボタンを選択します。従業員のプロファイル コンテンツが非個人プロファイルのコンテンツと比較され、分析の結果が表示されます。

適合性分析

フィールドまたはコントロール

定義

「合計適合点数」および「有効点数合計」

非個人プロファイルと比較した最大点数のうち従業員が獲得した点数が表示されます。この計算には、すべてのコンテンツ アイテム (コンピテンシー アイテムと非コンピテンシー アイテムの両方) の点数が含まれています。

この合計には、非個人プロファイルに割り当てられた各コンテンツ アイテムの重要度に応じて加重値が設定されます。

「コンピテンシー適合点数」および「コンピテンシーの有効点数」

従業員の適合点のうち何点がコンピテンシーによる得点か、およびコンピテンシーの適合点の有効点数が示されます。これらの点数は、適合点合計と有効点数合計に加算されます。

「その他アイテム適合点数」および「その他アイテムの有効点数」

従業員の点数のうち何点が非コンピテンシー コンテンツ アイテムによる得点か、および非コンピテンシー コンテンツ アイテムの適合点の有効点数が示されます。これらの点数は、適合点合計と有効点数合計に加算されます。

コンピテンシーの適合性を表示して、従業員が特定の非個人プロファイルに必要な個々のコンピテンシーにどの程度適合するかの分析を表示するには、「従業員プロファイル適合 - コンピテンシーの適合性」ページ (CM_PROFILE_MATCH) を使用します。

画像: 「従業員プロファイル適合 - コンピテンシーの適合性」ページ

次の例では、「従業員プロファイル適合 - コンピテンシーの適合性」ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

「従業員プロファイル適合 - コンピテンシーの適合性」ページ

適合性分析

フィールドまたはコントロール

定義

「従業員適合点数」および「コンピテンシーの適合点」

非個人プロファイルによって要求されるコンピテンシー適合点の有効点数合計のうちの、従業員が獲得した点数が表示されます。

「従業員コンピテンシー適合性」および「コンピテンシー合計」

従業員の適合コンピテンシー数が、非個人プロファイルに必要なコンピテンシーの数との対比で表示されます。たとえば、任務に 15 のコンピテンシーが定義されていて、従業員がこのうちの 7 つしか持っていないことが示されます。

未評価のコンピテンシー

任務に必要だが従業員の評価には含まれていないコンピテンシーの数を示します。

コンピテンシー適合性詳細

「コンピテンシー適合性詳細」ページを開き、各コンピテンシーの詳細と、コンピテンシーとプロファイルとの適合性を確認する場合にクリックします。

コンピテンシー

フィールドまたはコントロール

定義

コンピテンシー

非個人プロファイルに割り当てられたコンピテンシーが重要度の高い方から低い方へ順にリストされます。

重要度

非個人プロファイルのコンピテンシーに割り当てられている重要度レベルが表示されます。

適合要件

このフィールドには、個人がコンピテンシーにどのように適合するかを表す適切なテキストおよびアイコンが表示されます。値には、「資格範囲外」「適合」「一部適合」「不一致」があります。個人プロファイルのアイテムが非プロファイルに指定されていない場合、そのアイテムのイメージは表示されません。

研修受講予定

従業員にこのコンピテンシーの研修がすでに予定されているかどうかが表示されます。

コンピテンシー養成研修

「コンピテンシー養成研修」ページを開き、参加可能な研修コースの中にそのコンピテンシーの獲得を目的としたものがあるかどうかを確認する場合は、このリンクを選択します。

非個人プロファイルに割り当てられたコンピテンシーごとに従業員の評価のコンピテンシーの適合性詳細を表示するには、「コンピテンシー適合性詳細」ページ (CM_PROF_MATCH_SEC) を使用します。

画像: 「コンピテンシー適合性詳細」ページ

次の例では、「コンピテンシー適合性詳細」ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

「コンピテンシー適合性詳細」ページ

フィールドまたはコントロール

定義

必須点数

評価モデルの各レベルには、点数が関連付けられています。必須点数は、指定された任務のコンピテンシーに割り当てられたレベル (レベルを点数に換算したもの) に基づいています。「評価モデル」ページの「点数」フィールドを使用して、各レベルの点数を設定します。

従業員の点数

各コンピテンシーについて、従業員の点数が表示されます。従業員評価点数は、そのコンピテンシーに対して従業員に付与されたレベルを点数換算したもので、この点数は「評価モデル」ページの「点数」フィールドを使用して各レベルに設定されます。

重要度の適合

従業員が必要なコンピテンシーの要求レベルに達している場合、このコンピテンシーの重要度に基づいて点数が従業員に付与されます。

従業員の他のプロファイル アイテム適合性を分析するには、「従業員プロファイル適合 - その他アイテムの適合」ページ (CM_PROFILE_MATCH2) を使用します。従業員が特定の非個人プロファイルの個々のコンテンツにどの程度適合するかを確認します。

画像: 「従業員プロファイル適合 - その他アイテムの適合」ページ

次の例では、「従業員プロファイル適合 - その他アイテムの適合」ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

「従業員プロファイル適合 - その他アイテムの適合」ページ

適合性分析

フィールドまたはコントロール

定義

従業員適合点数

従業員と非個人プロファイル間のプロファイル アイテムの適合性を表す従業員重要度の点数が示されます。

その他アイテムの有効点数

プロファイル アイテムの重要度の有効な点数の合計が示されます。

従業員その他アイテムの適合

非個人プロファイルに必要なプロファイル アイテムに適合するコンピテンシー以外の従業員プロファイル アイテムの数を表示します。

その他コンテンツ アイテム合計

非個人プロファイルに必要なプロファイル アイテム合計の数が表示されます。

その他アイテム

フィールドまたはコントロール

定義

コンテンツ タイプ

非個人プロファイルに割り当てられたコンテンツ アイテムの各コンテンツ タイプが重要度の高い方から低い方へ順にリストされます。

名称

非個人プロファイルの各プロファイル アイテムの名称が重要度の高い方から低い方へ順にリストされます。

重要度

非個人プロファイルのプロファイル アイテムに割り当てられた重要度が表示されます。

全て達成

従業員がコンテンツ アイテムを達成したかどうかが示されます。

必要な各コンピテンシーについて、従業員のレベルと任務に要求されるレベルとを比較し、差異をパーセントで表示するには、「従業員プロファイル適合 - 適合性差異の測定」ページ (CM_PROFILE_MATCH3) を使用します。

パーセントの合計によって、要件への従業員の全体的な適合性を判定できます。

画像: 「従業員プロファイル適合 - 適合性差異の測定」ページ

次の例では、「従業員プロファイル適合 - 適合性差異の測定」ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

「従業員プロファイル適合 - 適合性差異の測定」ページ

適合性分析

フィールドまたはコントロール

定義

従業員技能点数

従業員がコンピテンシーに対して獲得している重要度の点数が示されます。

必要点数合計

非個人プロファイルに対して有効なコンピテンシーの重要度の点数が示されます。

コンピテンシー合計

非個人プロファイルに割り当てられているコンピテンシーの数が表示されます。

適合率 (能力適合率)

有効点数合計に対する従業員の点数の比率が表示されます。この計算に含まれるのは、コンピテンシーに関連付けられた点数のみです。

たとえば、従業員の点数が 5 でその非個人プロファイルの有効点数合計が 20 の場合、適合率は 25% になります。

適合性差異分析

フィールドまたはコントロール

定義

従業員評価点数 (従業員評価点数)

各コンピテンシーについて、従業員の技能点数が表示されます。たとえば、PSCM 評価モデルを使用する場合、レベル 5 は点数値 5 に関連付けられています。

必須点数

評価モデルの各レベルには、点数が関連付けられています。点数は、指定された任務のコンピテンシーに割り当てられたレベル (レベルを点数に換算したもの) に基づいています。「評価モデル」ページの「点数」フィールドを使用して、各レベルの点数を設定します。

能力度 (%) (能力度)

任務に求められるレベルに対する従業員のレベルがパーセントが表示されます。従業員評価点数を必須点数で割った値がパーセントに変換されます。たとえば、従業員評価点数が 3 でその任務の必須点数が 4 の場合、能力度 (%) の値は 75% になります。

従業員のレベルが求められるレベルとちょうど同じなら、能力度 (%) の値は 100% になります。100% 未満の場合は従業員が必要なレベルに達していないことを示し、100% を超えている場合は従業員のレベルが任務に求められるレベルより上であることを示します。