PeopleSoft サプライヤ契約管理でのデータ移行ワークベンチについて
開発環境、テスト環境および最終的には本稼動環境間でデータを移行するために、PeopleSoft サプライヤ契約管理でアプリケーション データ セット (ADS) を使用できます。
次の表には、PeopleSoft サプライヤ契約管理設定データの移行をサポートする、提供済の ADS 定義 (データ セット デザイナで提供) がリストされています。データ セット デザイナの詳細については、「アプリケーション データ セットを使用したデータ移行」のトピックを参照してください。
PeopleSoft サプライヤ契約管理設定をサポートする提供済 ADS |
依存対象 |
アプリケーション データ セット (ADS) の使用方法 |
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ドキュメントのフォーマットとオプション - CS_DOC_FORMAT |
なし |
このデータ セットには、条項コンテンツ、セクション コンテンツおよびパラグラフ スタイルを作成してプレビューするために使用される、デフォルトの Word テンプレートを定義するレコードが含まれます。 注: ドキュメントのテンプレートとスタイル内のデータは、このデータ セットからデータを複製する前に、ターゲット データベース上で手動で更新する必要があります。 |
ドキュメント コンフィギュレータ タイプ - CS_DOCUMENT_CONFIG_TYPE |
なし |
このデータ セットには、ドキュメント コンフィギュレータで使用される要件を定義するレコードが含まれます。 |
ライブラリ - CS_LIBRARIES |
なし |
このデータ セットには、条項ライブラリを定義するレコードが含まれます。 |
承認タイプ - CS_APPROVAL_TYPE |
なし |
このデータ セットには、ロール別のリスク レベルおよび承認設定を示す承認タイプを定義するレコードが含まれます。 注: ロールがターゲット データベース内に存在しない場合は、検証エラーが発生する可能性があります。承認タイプをコピーする前に、ロール定義をコピーする必要があります。 |
クラス - CS_CLASSES |
承認タイプ 注: クラスの承認者タイプはオプションです。これに関連する場合、承認者タイプを移行に含める必要があるかどうかを確認するプロンプトが、データ移行ワークベンチに表示されます。 |
このデータ セットには、クラスおよびマッピング先承認タイプを定義するレコードが含まれます。 |
ユーザー定義フィールド - CS_USER_DEFINED_FIELDS |
バインド 注: これに関連する場合、ユーザー定義フィールドで使用される任意のバインドにデータを挿入するかどうかを確認するプロンプトが、データ移行ワークベンチに表示されます。 |
このデータ セットには、文字、日付、整数および小数のデータ タイプのユーザー定義フィールドを定義するレコードが含まれます。これらのフィールドをバインド変数に関連付けて、ドキュメントの検索に使用できます。 |
ウィザード プロンプト テーブル - CS_WIZARD_PROMPTS |
なし |
このデータ セットには、バインド定義で使用されるプロンプト テーブルを定義するレコードが含まれます。 |
バインド - CS_BINDS |
ウィザード プロンプト テーブル 注: これに関連する場合、バインド変数のデータ コンテンツで使用されるウィザード プロンプト テーブルを含めるかどうかを確認するプロンプトが、データ移行ワークベンチに表示されます。 |
このデータ セットには、条項、セクション、ルールおよびサプライヤ契約ドキュメントで使用されるバインド変数を定義するレコードが含まれます。 |
バインド マッピング - CS_BIND_MAPPINGS |
バインド 注: これに関連する場合、データ コンテンツで使用されるバインド変数を含めるかどうかを確認するプロンプトが、データ移行ワークベンチに表示されます。 |
このデータ セットには、トランザクション タイプのバインド変数間でのマッピングを定義するレコードが含まれます。 |
マイ ドキュメント設定:
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ユーザー定義およびロール |
このデータ セットには、デフォルト内部コラボレータおよびドキュメントに対するロール レベルの表示権限を定義するレコードが含まれます。転送対象データを含む 2 つのレコードには関連性がないため、2 つのデータ セットが必要となります。 コラボレータとロール アクセスのデータをコピーする必要がある場合、データ移行ワークベンチで、両方のデータ セットがプロジェクトに含まれている必要があります。 コラボレータとロール アクセスのデータをコピーする必要がない場合、データ変更のある方を含めます。たとえば、デフォルト コラボレータにのみ変更を行う必要がある場合は、CS_DOCPREF_COLLABORATORS のみをコピーします。 |
ユーザー基本設定 - CS_USER_PREFERENCES |
ユーザー定義およびロール |
このデータ セットには、作成ドキュメントのドキュメント権限と管理者権限を定義するレコードが含まれます。 注: ユーザー プロファイルがターゲット データベース内に存在しない場合は、検証エラーが発生する可能性があります。ユーザー基本設定をコピーする前に、ユーザー プロファイルをコピーする必要があります。 |
ルール - CS_RULES |
バインド、条項およびセクション 注: これに関連する場合、データ コンテンツで使用されるバインド変数を含めるかどうかを確認するプロンプトが、データ移行ワークベンチに表示されます。 |
このデータ セットには、条項、セクションおよびドキュメント コンフィギュレータで使用されるルールを定義するレコードが含まれます。 |
条項とセクション - CS_CLAUSES_SECTIONS |
バインド、ルールおよび条項 承認タイプに関連する場合、データ移行ワークベンチには、条項に使用される承認タイプが含まれます。 バインドに関連する場合、データ移行ワークベンチには、条項、セクションまたはその両方に使用されるバインド変数が含まれます。 クラスに関連する場合、データ移行ワークベンチには、条項に使用されるクラスが含まれます。 条項に関連する場合、関連条項として使用される条項およびセクションを含めるかどうかを確認するプロンプトが、データ移行ワークベンチに表示されます。 代替条項に関連する場合、代替条項として使用される条項を含めるかどうかを確認するプロンプトが、データ移行ワークベンチに表示されます。 ライブラリに関連する場合、条項に使用される条項を含めるかどうかを確認するプロンプトが、データ移行ワークベンチに表示されます。 ロールに関連する場合、代替条項で使用されるルールを含めるかどうかを確認するプロンプトが、データ移行ワークベンチに表示されます。 |
このデータ セットには、次のものを定義するレコードが含まれます。
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条項グループ - CS_GROUPS |
条項 クラスに関連する場合、データ移行ワークベンチにより、ユーザー定義フィールドに使用されるバインド データが挿入されます。 |
このデータ セットには、条項を構成および分類するグループを定義するレコードが含まれます。 |
契約合意書 - CS_CONTRACT_AGREEMENT |
条項とユーザー定義 |
このデータ セットには、購買契約で使用される契約合意書コードを定義するレコードが含まれており、作成ドキュメントのバインドとして使用できます。 |
質問グループ - CS_QUESTION_GROUPS |
バインド |
このデータ セットには、質問グループおよびナビゲーション機能を定義するレコードが含まれます。 |
ウィザード - CS_WIZARDS |
質問グループ |
このデータ セットには、事前定義された質問グループを含むウィザードを定義するレコードが含まれており、ドキュメント コンフィギュレータで使用されます。 |
ドキュメント コンフィギュレータ - CS_DOC_CONFIGURATORS |
ルール、条項およびセクション |
このデータ セットには、条項、セクションおよびソース ドキュメント作成ルールを使用するコンフィギュレータまたはテンプレートを定義するレコードが含まれます。 |
ドキュメント コンフィギュレータ グループ - CS_DOC_CONFIG_GROUP |
ドキュメント コンフィギュレータ |
このデータ セットには、特定の契約要件または組織ニーズに基づいたドキュメント コンフィギュレータ グループを定義するレコードが含まれます。 |
ドキュメント タイプ - CS_DOC_TYPE |
ドキュメント コンフィギュレータおよびユーザー定義フィールド。 |
このデータ セットには、作成ドキュメントをソース トランザクション別に分類および設定するために使用できるドキュメント タイプを定義するレコードが含まれます。 |
データ移行ワークベンチを使用したデータ セットの移行に関連する手順を理解するには、「データ移行ワークベンチを使用する場合のサンプル ステップ」のトピックを参照してください。
各データ セットの詳細については、『PeopleSoft Supplier Contract Management』「Understanding PeopleSoft Supplier Contract Management Setup」[英語版] を参照してください。