この章では、Oracle Database Applianceの機能について説明します。Oracle Database Applianceには4つのバージョンがあり、このドキュメントでは4つのすべてのバージョンについて説明します。
Oracle Database Appliance X5-2
Oracle Database Appliance X4-2
Oracle Database Appliance X3-2
Oracle Database Applianceオリジナル・バージョン(「バージョン1」または「V1」とも呼ばれる)
Oracle Database Applianceの機能の詳細は、次のとおりです。
次の表は、Oracle Database Applianceのコンポーネントおよび機能を示しています。
コンポーネント | ODA (オリジナル・バージョン) | ODA X3-2 | ODA X4-2 | ODA X5-2 |
---|---|---|---|---|
サーバー・ノード |
シャーシごとに2つのサーバー・ノード。各サーバー・ノードは、他方のサーバー・ノードから独立して動作します。下のサーバー・ノードはSN0で、上のサーバー・ノードはSN1です。 |
シャーシごとに2つのサーバー・ノード。各サーバー・ノードは、他方のサーバー・ノードから独立して動作します。下側のサーバー・ノードはノード0 (SN0)です。上側のサーバー・ノードはノード1 (SN1)です。 |
シャーシごとに2つのサーバー・ノード。各サーバー・ノードは、他方のサーバー・ノードから独立して動作します。下側のサーバー・ノードはノード0 (SN0)です。上側のサーバー・ノードはノード1 (SN1)です。 |
シャーシごとに2つのサーバー・ノード。各サーバー・ノードは、他方のサーバー・ノードから独立して動作します。下側のサーバー・ノードはノード0 (SN0)です。上側のサーバー・ノードはノード1 (SN1)です。 |
CPU |
各サーバー・ノードに2個の6-コア3.06 GHz Intel Xeon® X5675プロセッサ。 |
各サーバー・ノードに2個の8-コア2.9 GHz Intel Xeon® E5-2690プロセッサ。 |
各サーバー・ノードに2個の12-コア2.7 GHz Intel Xeon® E5-2697 v2プロセッサ。 |
各サーバー・ノードに2個の18-コア2.3 GHz Intel Xeon® E5-2699 v3プロセッサ。 |
メモリー |
各サーバー・ノードに96 GB。各サーバー・ノードに6個の8 GB低電圧DDR3 RDIMM (シングル・ランクまたはデュアル・ランク) (1333-MHz)。
注意 - クァッドランクDIMMはサポートされません。 |
各サーバー・ノードに256 GB。各サーバー・ノードに16個の16 GB低電圧DDR3 RDIMM (1600 MHz)。 |
各サーバー・ノードに256 GB。各サーバー・ノードに16個の16 GB低電圧DDR3 RDIMM (1600 MHz)。 |
各サーバー・ノードに256 GB。各サーバー・ノードに8個の32 GB低電圧DDR4 LRDIMM (2133 MHz)。
注意 - 512GBまたは768GBへのオプションのメモリー拡張。2つのサーバー・ノードに同容量のメモリーを設置する必要があります。「オプションのコンポーネントの設置」を参照してください。 |
ストレージ・デバイス |
サーバー・ノードごとに、次のとおりです。
|
サーバー・ノードごとに、次のとおりです。
ストレージ・シェルフおよびオプションのストレージ拡張シェルフにはそれぞれ次のものが含まれます。
|
サーバー・ノードごとに、次のとおりです。
ストレージ・シェルフおよびオプションのストレージ拡張シェルフにはそれぞれ次のものが含まれます。
|
サーバー・ノードごとに、次のとおりです。
ストレージ・シェルフおよびオプションのストレージ拡張シェルフにはそれぞれ次のものが含まれます。
|
USB 2.0ポート |
各サーバー・ノードに背面に2つ、内部に1つ。 |
各サーバー・ノードに合計6つ(前面に2つ、背面に2つおよび内部に2つ)。 |
各サーバー・ノードに合計6つ(前面に2つ、背面に2つおよび内部に2つ)。 |
各サーバー・ノードに合計6つ(前面に2つ、背面に2つおよび内部に2つ)。 |
PCI Express (PCIe) I/Oスロット |
各サーバー・ノードに3つの外部ロープロファイルPCIe Gen2スロット(x8)。
デュアルポート内部6Gb/秒SAS2ホスト・バス・アダプタ付きの内部ロープロファイルPCIe Gen-2スロット(x8) 1個 |
各サーバー・ノードに3つの外部および1つの内部ロープロファイルPCIe Gen3スロット。次のものが含まれます。
|
各サーバー・ノードに3つの外部および1つの内部ロープロファイルPCIe Gen3スロット。次のものが含まれます。
|
各サーバー・ノードに3つの外部および1つの内部ロープロファイルPCIe Gen3スロット。次のものが含まれます。
|
クラスタ・デバイス |
ノードとノードを接続した1つの統合クラスタ・デバイスが各サーバー・ノードに用意されています。各統合クラスタ・デバイスは、2つの内部1 GbEネットワーク・インタフェース・ポートおよび2つの内部デュアルポートUARTポートを用意しています。 |
ノードとノードを相互接続した1つの統合クラスタ・デバイスが、RJ-45接続のある2つの10 GbEネットワーク・インタフェース・ポートを通して各サーバー・ノードに用意されています。 |
ノードとノードを相互接続した1つの統合クラスタ・デバイスが、デュアルレートSFP+接続のある2つの10 GbEネットワーク・インタフェース・ポートを通して各サーバー・ノードに用意されています。 または、各サーバー・ノードのRJ-45接続のある4つの10 GbEネットワーク・インタフェース・ポートの2つを使用して、ノードとノードの相互接続を作成することもできます。詳細は、『Oracle Database Applianceスタート・ガイド』を参照してください。
|
ノードとノードを相互接続した1つの統合クラスタ・デバイスが、QSFP+接続のある2つのInfiBandポートを通して各サーバー・ノードに用意されています。 または、各サーバー・ノードのRJ-45接続のある4つの10 GbEネットワーク・インタフェース・ポートの2つを使用して、ノードとノードの相互接続を作成することもできます。詳細は、『Oracle Database Applianceスタート・ガイド』を参照してください。
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SASポート |
N/A |
各サーバー・ノードに2つの内部SAS2および4つの外部SAS2ポート。 ストレージ・シェルフに6つのSAS2ポート。 ストレージ拡張シェルフに6つのSAS2ポート。 |
各サーバー・ノードに2つの内部SAS2および4つの外部SAS2ポート。 ストレージ・シェルフに6つのSAS2ポート。 ストレージ拡張シェルフに6つのSAS2ポート。 |
各サーバー・ノードに2つの内部SAS3および4つの外部SAS3ポート。 ストレージ・シェルフに6つのSAS2ポート。 ストレージ拡張シェルフに6つのSAS2ポート。 |
オンボード・イーサネット・ポート |
各サーバー・ノードの背面パネルにあるRJ-45コネクタ付きの2つの1 GbEネットワーク・インタフェース・ポート。 |
各サーバー・ノードの背面にあるRJ-45コネクタ付きの4つの10 GbEネットワーク・インタフェース・ポート。 |
各サーバー・ノードの背面にあるRJ-45コネクタ付きの4つの10 GbEネットワーク・インタフェース・ポート。 |
各サーバー・ノードの背面にあるRJ-45コネクタ付きの4つの10 GbEネットワーク・インタフェース・ポート。
注意 - データ・センターまたはパブリック・ネットワークへのイーサネット・ファイバ接続が必要な場合は、オプションで、標準のInfiniBandアダプタのかわりとしてSun Dual 10GbE SFP+ PCIe 2.0ロープロファイル・アダプタを購入できます。「オプションのコンポーネントの設置」を参照してください。 |
ネットワーク管理(NET MGT)ポート |
各サーバー・ノードの背面パネルにRJ-45コネクタ付きサービス・プロセッサ(SP)専用の1つの10/100Base-Tネットワーク・インタフェース・ポート。 |
各サーバー・ノードの背面パネルにRJ-45コネクタ付きサービス・プロセッサ(SP)専用の1つの10/100Base-Tネットワーク・インタフェース・ポート。 |
各サーバー・ノードの背面パネルにRJ-45コネクタ付きサービス・プロセッサ(SP)専用の1つの10/100Base-Tネットワーク・インタフェース・ポート。 |
各サーバー・ノードの背面パネルにRJ-45コネクタ付きサービス・プロセッサ(SP)専用の1つの10/100/1000Base-Tネットワーク・インタフェース・ポート。 |
シリアル管理(SER MGT)ポート |
サーバー・ノードごとに背面パネルに1個のRS-232 RJ-45シリアル・ポート。 |
サーバー・ノードごとに背面パネルに1個のRS-232 RJ-45シリアル・ポート。 |
サーバー・ノードごとに背面パネルに1個のRS-232 RJ-45シリアル・ポート。 |
サーバー・ノードごとに背面パネルに1個のRS-232 RJ-45シリアル・ポート。 |
VGAポート |
サーバー・ノードごとに背面パネルに1個の高密度HD-15ビデオ・ポート。 |
サーバー・ノードごとに背面パネルに1個の高密度HD-15ビデオ・ポート。 |
サーバー・ノードごとに背面パネルに1個の高密度HD-15ビデオ・ポート。 |
サーバー・ノードごとに背面パネルに1個の高密度HD-15ビデオ・ポート。 |
サービス・プロセッサ(SP) |
各サーバー・ノードには、次の機能を持つサービス・プロセッサがあります。
|
各サーバー・ノードには、次の機能を持つサービス・プロセッサがあります。
|
各サーバー・ノードには、次の機能を持つサービス・プロセッサがあります。
|
各サーバー・ノードには、次の機能を持つサービス・プロセッサがあります。
|
電源 |
シャーシごとに2つのホットスワップ可能な電源。 |
サーバー・ノードおよびストレージ・シェルフごとの2つのホット・スワップ可能な電源。 |
サーバー・ノードおよびストレージ・シェルフごとの2つのホット・スワップ可能な電源。 |
サーバー・ノードおよびストレージ・シェルフごとの2つのホット・スワップ可能な電源。 |
冷却ファン |
サーバー・ノードごとに2個の冗長するホットスワップ可能なファン・モジュール。 |
サーバー・ノードごとに、ホットスワップ可能な、シャーシ冷却用の4個の40mmファン・モジュール。各ファン・モジュールには、逆回転ファンのペアが2個が内蔵されています(計4個のローター)。 各電源(サーバー・ノードおよびストレージ・シェルフ)に固有の冷却ファンがあります。 |
サーバー・ノードごとに、ホットスワップ可能な、シャーシ冷却用の4個の40mmファン・モジュール。各ファン・モジュールには、逆回転ファンのペアが2個が内蔵されています(計4個のローター)。 各電源(サーバー・ノードおよびストレージ・シェルフ)に固有の冷却ファンがあります。 |
サーバー・ノードごとに、ホットスワップ可能な、シャーシ冷却用の4個の40mmファン・モジュール。各ファン・モジュールには、逆回転ファンのペアが2個が内蔵されています(計4個のローター)。 各電源(サーバー・ノードおよびストレージ・シェルフ)に固有の冷却ファンがあります。 |
オペレーティング・システム |
Oracle Linux。 |
Oracle Linux。 |
Oracle Linux。 |
Oracle Linux。 |
管理ソフトウェア |
Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.0。 |
Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.1。 |
Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.1。 |
Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.2.X。 |
この項では、Oracle Database Appliance X5-2のフロント・パネルおよびバック・パネルについて説明します。Oracle Database Appliance X3-2またはOracle Database Appliance X4-2がある場合、「Oracle Database Appliance X3-2/X4-2のフロント・パネルおよびバック・パネル」を参照してください。Oracle Database Appliance (オリジナル・バージョン)がある場合、「Oracle Database Appliance (オリジナル・バージョン)のフロント・パネルおよびバック・パネル」を参照してください。
Oracle Database Appliance X5-2には、2つのサーバー・ノード(Oracle Server X5-2が2つ)およびOracle DE2–24Cストレージ・シェルフが含まれています。ユニット全体で6RUです。オプションのストレージ拡張シェルフには、追加で4RUが必要で、合計で10RUに増加します。
次の図は、オプションのストレージ拡張シェルフを含むOracle Database Appliance X5-2の前面を示しています。
コールアウト | 説明 |
---|---|
1 |
サーバー・ノード1 |
2 |
サーバー・ノード0 |
3 |
ストレージ・シェルフ(DE2-24C) |
4 |
オプションのストレージ拡張シェルフ(DE2-24C) |
次の図は、 ODA X5-2サーバー・ノードのフロント・パネルのコンポーネントを示しています。
コールアウト | 説明 | コールアウト | 説明 |
---|---|---|---|
1 |
製品シリアル番号(PSN)ラベルとラジオ周波識別(RFID)タグ |
8 |
ファン障害LED: オレンジ色 |
2 |
位置特定LED/ボタン: 白色 |
9 |
電源(PS)障害LED: オレンジ色 |
3 |
USB 2.0コネクタ(2) |
10 |
システム過熱警告LED: オレンジ色 |
4 |
SP OK LED: 緑色 |
11 |
HDD 0 |
5 |
保守要求LED: オレンジ色 |
12 |
HDD 1 |
6 |
電源/OK LED: 緑色 |
13 - 18 |
HDDフィラー |
7 |
電源ボタン |
19 |
DVDフィラー |
注意:
Oracleサポート・サービスに連絡する場合、シリアル番号のかわりに最上位レベル識別子(TLI)を使用します。いずれかのサーバー・ノードの上部を見るか、ストレージ・シェルフの上部で、TLIを確認できます。詳細は、「テクニカル・サポート」を参照してください。次の図は、ODA X5-2ストレージ・シェルフのフロント・パネルの機能を示しています。
コールアウト | 説明 |
---|---|
1 |
システム電源インジケータ |
2 |
モジュール障害インジケータ |
3 |
位置特定インジケータ |
4 |
ドライブの電源/アクティビティ・インジケータ |
5 |
ドライブ障害インジケータ |
この項では、Oracle Database Appliance X5-2のバック・パネルの機能について説明します。次の図は、Oracle Database Appliance X5-2を示しています。
コールアウト | 説明 |
---|---|
1 |
サーバー・ノード1 |
2 |
サーバー・ノード0 |
3 |
ストレージ・シェルフ(DE2-24C) |
4 |
オプションのストレージ拡張シェルフ(DE2-24C) |
次の図は、ODA X5-2サーバー・ノードのバック・パネルのコンポーネントを示しています。
コールアウト | 説明 | コールアウト | 説明 |
---|---|---|---|
1 |
ファン・モジュール付き電源(PS) 0 |
9 |
NET MGTポート。Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM)との接続に使用するRJ-45コネクタ付きのサービス・プロセッサ10/100/1000Base-Tネットワーク・インタフェース・ポート
注意 - 管理ポートは、サービス・エンジニアのみが使用します。
|
2 |
電源(PS) 0ステータス・インジケータ: 保守要求LED: オレンジ色、AC OK LED: 緑色 |
10 |
SER MGTポート。Oracle ILOMとの接続に使用するサービス・プロセッサRJ-45シリアル・ポート
注意 - 管理ポートは、サービス・エンジニアのみが使用します。
|
3 |
ファン・モジュール付き電源(PS) 1 |
11 |
RJ-45コネクタ付きの10 GbEネットワーク・インタフェース・ポート |
4 |
電源(PS) 1ステータス・インジケータ: 保守要求LED: オレンジ色、AC OK LED: 緑色 |
12 |
RJ-45コネクタ付きの10 GbEネットワーク・インタフェース・ポート |
5 |
システムのステータス・インジケータ。位置特定LED: 白色、保守要求LED: オレンジ色、電源/OK LED: 緑色 |
13 |
RJ-45コネクタ付きの10 GbEネットワーク・インタフェース・ポート |
6 |
PCIeカード・スロット1。QSFP+接続を持つ2個のInfiBandネットワーク・インタフェース・ポートがサーバー・ノード間のプライベート・クラスタ相互接続用に提供されます。 または、各サーバー・ノードのRJ-45接続のある4つの10 GbEネットワーク・インタフェース・ポートの2つを使用して、ノードとノードの相互接続を作成することもできます。詳細は、『Oracle Database Applianceスタート・ガイド』を参照してください。
|
14 |
RJ-45コネクタ付きの10 GbEネットワーク・インタフェース・ポート |
7 |
PCIeカード・スロット2。サーバーをストレージ・シェルフおよびストレージ・エクスパンション・シェルフに接続するのに使用される2個のSAS3コネクタが提供されます。 |
15 |
USB 2.0コネクタ(2) |
8 |
PCIeカード・スロット3。サーバーをストレージ・シェルフおよびストレージ・エクスパンション・シェルフに接続するのに使用される2個のSAS3コネクタが提供されます。 |
16 |
DB-15ビデオ・コネクタ |
次の図は、ODA X5-2ストレージ・シェルフのバック・パネルの機能を示しています。
注意:
ストレージ・シェルフのネットワーク・ポートは、サービス・エンジニアのみが使用します。コールアウト | 説明 |
---|---|
1 |
AC電源障害インジケータ |
2 |
電源装置のステータス・インジケータ |
3 |
ファン障害インジケータ |
4 |
DC電源障害インジケータ |
5 |
ファン・モジュール2付き電源 |
6 |
SAS I/Oモジュール1 |
7 |
SAS I/Oモジュール0 |
8 |
ファン・モジュール1付き電源 |
この項では、Oracle Database Appliance X3-2/X4-2のフロント・パネルおよびバック・パネルについて説明します。Oracle Database Appliance X5-2がある場合、「Oracle Database Appliance X5-2のフロント・パネルおよびバック・パネル」を参照してください。Oracle Database Appliance (オリジナル・バージョン)がある場合、「Oracle Database Appliance (オリジナル・バージョン)のフロント・パネルおよびバック・パネル」を参照してください。
Oracle Database Appliance X3-2/X4-2には、2つのサーバー・ノード(Sun Server X3-2のノードが2つか、Sun Server X4-2のノードが2つのいずれか)および1つのOracle DE2–24Pストレージ・シェルフが含まれます。ユニット全体で4RUです。オプションのDE2-24Pストレージ拡張シェルフには、追加で2RUが必要で、合計で6RUに増加します。
次の図は、オプションのストレージ拡張シェルフを含むOracle Database Appliance X3-2の前面を示しています。製品のラベルを除いて、Oracle Database Appliance X4-2の外観も同じです。
コールアウト | 説明 |
---|---|
1 |
サーバー・ノード1 |
2 |
サーバー・ノード0 |
3 |
ストレージ・シェルフ(DE2-24P) |
4 |
オプションのストレージ拡張シェルフ(DE2-24P) |
次の図は、 ODA X3-2/X4-2サーバー・ノードのフロント・パネルのコンポーネントを示しています。
コールアウト | 説明 | コールアウト | 説明 |
---|---|---|---|
1 |
製品シリアル番号(PSN)ラベルとラジオ周波識別(RFID)タグ |
10 |
システム過熱警告LED: オレンジ色 |
2 |
位置特定LED/ボタン: 白色 |
11 |
HDD 0 |
3 |
USB 2.0コネクタ(2) |
12 |
HDD 1 |
4 |
SP OK LED: 緑色 |
13 |
HDDフィラー |
5 |
保守要求LED: オレンジ色 |
14 |
HDDフィラー |
6 |
電源/OK LED: 緑色 |
15 |
HDDフィラー |
7 |
電源ボタン |
16 |
HDDフィラー |
8 |
ファン障害LED: オレンジ色 |
17 |
HDDフィラー |
9 |
電源(PS)障害LED: オレンジ色 |
18 |
HDDフィラー |
注意:
Oracleサポート・サービスに連絡する場合、シリアル番号のかわりに最上位レベル識別子(TLI)を使用します。いずれかのサーバー・ノードの上部を見るか、ストレージ・シェルフの上部で、TLIを確認できます。詳細は、「テクニカル・サポート」を参照してください。次の図は、ODA X3-2/X4-2ストレージ・シェルフのフロント・パネルの機能を示しています。
コールアウト | 説明 |
---|---|
1 |
システム電源インジケータ |
2 |
モジュール障害インジケータ |
3 |
位置特定インジケータ |
4 |
ドライブ障害インジケータ |
5 |
ドライブの電源/アクティビティ・インジケータ |
この項では、Oracle Database Appliance X3-2/X4-2のバック・パネルの機能について説明します。次の図は、Oracle Database Appliance X4-2を示しています。Oracle Database Appliance X3-2とOracle Database Appliance X4-2は、PCIeスロット1のネットワーク・カードを除いて同じです(「サーバー・ノードのバック・パネルの機能」を参照してください)。
コールアウト | 説明 |
---|---|
1 |
サーバー・ノード1 |
2 |
サーバー・ノード0 |
3 |
ストレージ・シェルフ(DE2-24P) |
4 |
オプションのストレージ拡張シェルフ(DE2-24P) |
次の図は、サーバー・ノードのバック・パネルのコンポーネントを示しています。
コールアウト | 説明 | コールアウト | 説明 |
---|---|---|---|
1 |
ファン・モジュール付き電源(PS) 0 |
9 |
NET MGTポート。Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM)との接続に使用するRJ-45コネクタ付きのサービス・プロセッサ10/100BASE-Tネットワーク・インタフェース・ポート
注意 - 管理ポートは、サービス・エンジニアのみが使用します。
|
2 |
電源(PS) 0ステータス・インジケータ: 保守要求LED: オレンジ色、AC OK LED: 緑色 |
10 |
SER MGTポート。Oracle ILOMとの接続に使用するサービス・プロセッサRJ-45シリアル・ポート
注意 - 管理ポートは、サービス・エンジニアのみが使用します。
|
3 |
ファン・モジュール付き電源(PS) 1 |
11 |
RJ-45コネクタ付きの10 GbEネットワーク・インタフェース・ポート |
4 |
電源(PS) 1ステータス・インジケータ: 保守要求LED: オレンジ色、AC OK LED: 緑色 |
12 |
RJ-45コネクタ付きの10 GbEネットワーク・インタフェース・ポート |
5 |
システムのステータス・インジケータ。位置特定LED: 白色、保守要求LED: オレンジ色、電源/OK LED: 緑色 |
13 |
RJ-45コネクタ付きの10 GbEネットワーク・インタフェース・ポート |
6 |
ODA X4-2: PCIeカード・スロット1。2個の10 GbEデュアルレートSFP+ポートがサーバー・ノード間のプライベート・クラスタ相互接続用に提供されます。
または、各サーバー・ノードのRJ-45接続のある4つの10 GbEネットワーク・インタフェース・ポートの2つを使用して、ノードとノードの相互接続を作成することもできます。詳細は、『Oracle Database Applianceスタート・ガイド』を参照してください。
ODA X3-2: PCIeカード・スロット1。RJ-45コネクタ付きの2個の10 GbEネットワーク・インタフェース・ポートがサーバー・ノード間のプライベート・クラスタ相互接続用に提供されます。
|
14 |
RJ-45コネクタ付きの10 GbEネットワーク・インタフェース・ポート |
7 |
PCIeカード・スロット2。サーバーをストレージ・シェルフおよびストレージ・エクスパンション・シェルフに接続するのに使用される2個のSAS2コネクタが提供されます。 |
15 |
USB 2.0コネクタ(2) |
8 |
PCIeカード・スロット3。サーバーをストレージ・シェルフおよびストレージ・エクスパンション・シェルフに接続するのに使用される2個のSAS2コネクタが提供されます。 |
16 |
DB-15ビデオ・コネクタ |
次の図は、ODA X3-2/X4-2ストレージ・シェルフのバック・パネルの機能を示しています。
注意:
ストレージ・シェルフのネットワーク・ポートは、サービス・エンジニアのみが使用します。コールアウト | 説明 |
---|---|
1 |
AC電源障害インジケータ |
2 |
電源装置のステータス・インジケータ |
3 |
ファン障害インジケータ |
4 |
DC電源障害インジケータ |
5 |
ファン・モジュール0付き電源 |
6 |
SAS I/Oモジュール1 |
7 |
SAS I/Oモジュール0 |
8 |
ファン・モジュール1付き電源 |
この項では、Oracle Database Appliance (オリジナル・バージョン)のフロント・パネルおよびバック・パネルについて説明します。Oracle Database Appliance X5-2がある場合、「Oracle Database Appliance X5-2のフロント・パネルおよびバック・パネル」を参照してください。Oracle Database Appliance X3-2またはOracle Database Appliance X4-2がある場合、「Oracle Database Appliance X3-2/X4-2のフロント・パネルおよびバック・パネル」を参照してください。
Oracle Database Appliance(オリジナル・バージョン)には、2つのサーバー・ノード(SN0とSN1)が含まれています。SN0が下でSN1が上です。サーバー・ノードは、システム・コントローラとも呼ばれます。
次の図は、Oracle Database Applianceのフロント・パネルおよびそのコンポーネントを示しています。
注意:
システムには、アイテム1から8がそれぞれ 2つ(サーバー・ノードごとに1つ)あります。RFID、製品シリアル番号タグ、ドライブ・マップは1つしかありません。コールアウト | 説明 |
---|---|
1 |
位置特定ボタン/LED (白色) |
2 |
SP (サービス・プロセッサ) OK LED (緑色 = OK、オレンジ色 = 障害) |
3 |
サーバー・ノードの取外し準備完了LED (青) |
4 |
保守要求LED (オレンジ色) |
5 |
電源/OK LED (緑色) |
6 |
システム過熱LED (オレンジ色) |
7 |
後部HDD (ハード・ディスク・ドライブ)/PS (電源)/ファン・フォルトLED (オレンジ色) |
8 |
電源ボタン(凹型) |
9 |
ドライブ・マップ |
10 |
RFID (無線自動識別)と製品シリアル番号タグ |
次の図は、Oracle Database Appliance (オリジナル・バージョン)のバック・パネルを表し、SN0のコンポーネントを示しています。SN1のコンポーネントも同じです。
コールアウト | 説明 | コールアウト | 説明 |
---|---|---|---|
1 |
電源装置(PSU) |
8 |
ファン |
2 |
位置特定ボタン/LED (白色) |
9 |
SER MGTポート。Oracle ILOMとの接続に使用するサービス・プロセッサRJ-45シリアル・ポート
注意 - 管理ポートは、サービス・エンジニアのみが使用します。
|
3 |
ホスト・マスク不可能割込み(NMI)およびSPリセット凹型スイッチ |
10 |
RJ-45コネクタ付きのデュアル・オンボード1 GbEネットワーク・インタフェース・ポート |
4 |
ステータスLED:
|
11 |
USBポート |
5 |
外部MiniSASポート(各サーバー・ノードに2つ) – 予約済。これらのポートにケーブルを接続して使用しないでください |
12 |
NET MGTポート。Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM)との接続に使用するRJ-45コネクタ付きのサービス・プロセッサ10/100BASE-Tネットワーク・インタフェース・ポート
注意 - 管理ポートは、サービス・エンジニアのみが使用します。
|
6 |
PCI Express (PCIe)スロット0 – デュアル10 GbEネットワーク・インタフェース・ポート |
13 |
コンソールへのビデオ・コネクタ |
7 |
PCIeスロット1 – RJ-45コネクタ付きのクァッド1 GbEネットワーク・インタフェース・ポート |
14 |
後部ハード・ディスク・ドライブ(RHDD) (サーバー・ノードごとに2つ)
注意 - RHDDは、ちょうつがい式アクセス・パネルの裏にあります。 |
この項では、Oracle Database Appliance (オリジナル・バージョン)およびOracle Database Appliance X3-2およびX4-2の仕様について説明します。
この項では、オリジナルのOracle Database Applianceの物理的、電気および環境の仕様について説明します。
次の表は、Oracle Database Applianceの物理仕様を示しています。
アイテム | ODA (オリジナル・バージョン) | ODA X3-2/X4-2 | ODA X5-2 |
---|---|---|---|
高さ |
175.1mm (6.9インチ) |
サーバー・ノードごとに42.6mm (1.7インチ) ストレージ・シェルフごとに87.9mm (3.5インチ) |
サーバー・ノードごとに42.6mm (1.7インチ) ストレージ・シェルフごとに175mm (6.9インチ) |
幅 |
437mm (17.2インチ) (取付け耳を含まない) 482.6mm (19インチ) (取付け耳を含む) |
サーバー・ノード: 436.5mm (17.2インチ) ストレージ・シェルフ: 483mm (19インチ) |
サーバー・ノード: 436.5mm (17.2インチ) ストレージ・シェルフ: 483mm (19インチ) |
奥行き |
762mm (30インチ) 782mm (30.8インチ) (ファン・モジュールのハンドルおよびラッチを含む) |
サーバー・ノード: 737mm (29インチ) ストレージ・シェルフ: 630mm (24.8インチ) |
サーバー・ノード: 737mm (29インチ) ストレージ・シェルフ: 630mm (24.8インチ) |
重量 |
72.6kg (160ポンド) |
サーバー・ノードごとに16.3kg (36ポンド) ストレージ・シェルフごとに24kg (52.9ポンド) |
サーバー・ノードごとに16.3kg (36ポンド) ストレージ・シェルフごとに37.2kg (82ポンド) |
騒音 |
動作時7.8B、待機時7.1B (表示A特性: 1B=10dB) |
動作時7.9B、待機時5.58B (表示A特性: 1B=10dB) |
7.0ベル(A特性、動作時)、7.0ベル(A特性、待機時) |
この項では、Oracle Database Applianceの電気仕様について説明します。
アイテム | ODA (オリジナル・バージョン) | ODA X3-2/X4-2 | ODA X5-2 |
---|---|---|---|
サーバー・ノード電源出力の定格最大 |
100-120 VACで1270W 200-240 VACで1370W |
100-127 VACで600W 200-240 VACで600W |
100-127 VACで600W 200-240 VACで600W |
サーバー・ノードAC電源 |
110-127VACで12A 200-240VACで7A 100VACで13A (日本のみ) |
100-127VACで7.2A 200-240VACで3.4A |
100-127VACで7.2A 200-240VACで3.4A |
ストレージ・シェルフ電源出力の定格最大 |
サポートされません |
100-127 VACで580W 200-240 VACで580W |
100-127 VACで580W 200-240 VACで580W |
ストレージ・シェルフAC電源 |
サポートされません |
100-127VACで8A 220-240VACで3A |
100-127VACで8A 220-240VACで3A |
電力使用量 |
利用できません |
利用できません |
サーバー・ノード
ストレージ・シェルフ
|
この項では、ラックに取り付けられていない単一のOracle Database Applianceの環境仕様について説明します。
アイテム | ODA (オリジナル・バージョン) | ODA X3-2/X4-2 | ODA X5-2 |
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動作温度 |
5°Cから35°C(41°Fから95°F)。
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5°Cから35°C(41°Fから95°F)
|
5°Cから35°C(41°Fから95°F)
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非動作温度 |
-40°Cから70°C(-40°Fから158°F)。
|
-40°Cから70°C(-40°Fから158°F)
|
-40°Cから70°C(-40°Fから158°F)
|
動作湿度 |
10%から90%の相対湿度、結露なし |
10%から90%の相対湿度、結露なし |
10%から90%の相対湿度、結露なし |
非動作湿度 |
最大相対湿度93%、結露なし。 |
最大93%の相対湿度、結露なし |
最大93%の相対湿度、結露なし |
動作高度 |
最高3000m* (9,840フィート)。高度900m (2,953フィート)以上では300m (984フィート)上昇するたびに最高周囲温度が1oC低下
* 中国を除く(中国市場では規制により、最高高度2,000m (6562フィート)に設置が制限される場合があります)。 |
最高3,048m* (10,000フィート)、高度900m以上では300m上昇するたびに最高周囲温度が1°C低下 * 中国を除く(中国では規制により、最高高度2,000m (6562フィート)に設置が制限される場合があります)。 |
最高3,048m* (10,000フィート)、高度900m以上では300m上昇するたびに最高周囲温度が1°C低下 * 中国を除く(中国では規制により、最高高度2,000m (6562フィート)に設置が制限される場合があります)。 |
非動作高度 |
最高12,000m(39,370ft) |
最高12,000m(39,370ft) |
最高12,000m(39,370ft) |
冷却装置 |
利用できません |
利用できません |
サーバー・ノード
ストレージ・シェルフ
|
テクニカル・サポートは、次の場所を参照してください。
テクニカル・サポートを要求する場合、次の事項をOracleサポート・サービスにご連絡ください。
ODA (オリジナル・バージョン) | ODA X3-2/X4-2/X5-2 |
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オリジナルのOracle Database Applianceの場合、システムのフロント・パネルおよびシステム同梱のお客様情報シートに記されたシリアル番号をご連絡ください。 |
Oracle Database Appliance X3-2、Oracle Database Appliance X4-2およびOracle Database Appliance X5-2の場合、最上位レベル識別子(TLI)を報告します。TLIを確認するには、Customer Information Sheetを見るか、またはサーバー・ノードまたはストレージ・シェルフの上部、前に向かって左側を見ます。 TLI部品番号およびTLIシリアル番号は、アプライアンスのすべての工場バンドル・コンポーネントで同一です。次に例を示します。 ![]() アプライアンスがラック内にあってTLIを確認できない場合、次のいずれかを行ってください。
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