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Oracle® VM Server for SPARC 3.4 管理情報ベースユーザーズガイド

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更新: 2016 年 5 月
 
 

Logical Domains Manager と Oracle VM Server for SPARC MIB

    ドメインは、ゲストオペレーティングシステムの一連の仮想リソースで構成されるコンテナです。Logical Domains Manager は、ドメインを作成、構成、および管理するためのコマンド行インタフェース (CLI) を提供します。Logical Domains Manager と Oracle VM Server for SPARC MIB は次の仮想リソースをサポートします。

  • CPU

  • メモリー

  • ディスク、ネットワーク、およびコンソール I/O

  • 暗号化ユニット

XML ベースの制御インタフェースの解析

Logical Domains Manager は XML ベースの制御インタフェースを Oracle VM Server for SPARC MIB にエクスポートします。Oracle VM Server for SPARC MIB は XML インタフェースを解析し、MIB にデータを取り込みます。Oracle VM Server for SPARC MIB は制御ドメインにサポートを提供するだけです。

SNMP トラップの提供

Oracle VM Server for SPARC MIB は、更新とステータス変更のために Logical Domains Manager を定期的にポーリングし、SNMP トラップをシステム管理アプリケーションに発行します。

障害と復旧の情報の提供

Oracle VM Server for SPARC MIB が必要なリソースを割り当てることができなくなった場合、MIB は Oracle Solaris SNMP エージェント (net-SNMP) 経由でシステム管理アプリケーションに一般的なエラーを返します。SNMP トラップ配信メカニズムはエラーを確認しません。Oracle VM Server for SPARC MIB には、特定の状態やチェックポイントは実装されていません。Oracle VM Server for SPARC MIB のある Oracle Solaris SNMP エージェント は、init プロセスとサービス管理機能 (SMF) によって起動およびモニターされます。Oracle Solaris SNMP エージェント が失敗して終了した場合、SMF が自動的にプロセスを再起動し、新しいプロセスが Oracle VM Server for SPARC MIB モジュールを動的に再起動します。