Oracle® Developer Studio 12.5: セキュリティーガイド

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更新: 2016 年 6 月
 
 

IDE でのリモート開発の使用

IDE でリモート構築ホストを使用するには、ログイン資格が必要です。IDE が実行中のクライアントシステムでセキュリティーが損なわれると、リモートサーバーホストへの無許可アクセスを招く可能性があります。この環境では、脅威にさらされる可能性があるログイン資格情報を格納しないでください。

リモート開発に関連するもう 1 つの考慮領域は、リモート開発中にクライアントシステム上でソースコードがキャッシュされることです。IDE のパフォーマンスと応答性を向上させるために、IDE のリモート開発機能は、ソースコードなどのファイルをサーバーからクライアントマシンにキャッシュします。クライアントマシンのキャッシュフォルダは user_directory/var/cache/remote-files です。

Oracle Solaris および Linux プラットフォームでは、user_directory~/.oracledevstudio/ide-version-OS-architecture (たとえば、~/.oracledevstudio/ide-12.5-SunOS-i386) です。

Microsoft Windows プラットフォームでは、user_directory~/Application Data/.oracledevstudio/dd-version です。

Mac OS X プラットフォームでは、user_directory~/Library/Application/Support/oracledevstudio/dd-version です。

機密にかかわるセキュリティー環境では、データを暗号化して不要になったら削除するために、このキャッシュフォルダに注意を払ってください。