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Oracle® Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareカスタム・テクノロジ・アダプタの開発
12c (12.2.1)
E69919-02
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4.3.6 変換サービス・インタフェース

変換サービス・インタフェースでは、メッセージとネイティブ・フォーマットとの間の変換が処理されます。アダプタ・フレームワークでは、指定のWSDLバインディング操作のInteractionSpecまたはActivationSpecをインスペクトすることによって、操作関連メッセージのネイティブ・フォーマットへの、またはネイティブ・フォーマットからの変換における要件が判別されます。

示された仕様のいずれかで、変換マーカー・インタフェースTranslationAwareが実装されると、アダプタ・フレームワークでは、WSDLのtypesセクションから対応するXSDElementが指定され、これによって入力メッセージ・タイプが定義されます。

具体的には、アダプタ・フレームワークでは、次のステップが実行されます。

jcaInteractionSpec=(InteractionSpec)
  Class.forName(_interactionSpecName).newInstance();
    if (jcaInteractionSpec instanceof TranslationAware)
      {
            oracle.xml.parser.schema.XMLSchema nXsdSchemaRoot =
              getInputMessageSchemaElement();
              ((TranslationAware)jcaInteractionSpec).
                 setNXSDSchemaRoot(nXsdSchemaRoot);
                 }
jcaInteraction.execute(jcaInteractionSpec, ...