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Oracle® Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareカスタム・テクノロジ・アダプタの開発
12c (12.2.1)
E69919-02
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3.1.10 CommonAdapterSchemaPageまたはCommonAdapterInOutSchemaPageの拡張

多くのアダプタ・ウィザードで、ユーザーは、単一スキーマまたはリクエスト/リプライ・スキーマを選択して、アダプタで使用するメッセージを定義できます。

このようなウィザードでは、CommonAdapterSchemaPage (一方向操作を使用するアダプタ向け)またはCommonAdapterInOutSchemaPage (一方向操作とリクエスト/リプライ操作を両方とも使用するアダプタ向け)が、スキーマに関連したオプション(typeChooser、NXSDウィザード、不透明なスキーマおよびWSDL生成)で拡張されます。

CommonAdapterSchemaPageクラス拡張では、getIntroPrompt()を実装して、ページ上部の導入テキストを変更することのみが必要です。

この例は、oracle.tip.tools.ide.pm.wizard.adapter.custom.CustomSchemaPageを参照してください。

CommonAdapterInOutSchemaPageには、オーバーライド可能なパブリック・メソッドがいくつか含まれています。次の表を参照してください。

表3-3 CommonAdapterInOutSchemaPageのパブリック・メソッド

メソッド 説明

getIntroPrompt()

ページ上部の導入テキストを変更します。

getInboundSchemaLabel()

インバウンド・スキーマ・パネルのラベルを設定します。

getOutboundSchemaLabel()

アウトバウンド・スキーマ・パネルのラベルを設定します。

changeSequenceOfInOutSchemaPanels()

インバウンド・パネルおよびアウトバウンド・パネルの表示順を変更します。デフォルトの表示では、インバウンド・スキーマ・パネルが先です。

setInOutSchemaPanelVisibility()

スキーマ・パネルの表示を設定または設定解除します。

この例は、oracle.tip.tools.ide.pm.wizard.adapter.mq.MQAdapterInOutSchemaPageを参照してください。