サブジェクト領域からのデータを含むプロジェクトがあり、データがそのサブジェクト領域を拡張する場合があります。この場合、プロジェクトにデータを追加した後、外部ソースからのデータをサブジェクト領域と融合できます。
たとえば、サブジェクト領域の属性を拡張する新しいディメンション、またはサブジェクト領域にすでに存在するメジャーとともに使用できる新しいファクトが外部ソースに含まれているとします。外部データからデータを追加すると、システムは追加されたデータに照合するデータを検索します。自動的に、共通の名前を共有し、サブジェクト領域内の属性と互換性のあるデータを持つ外部ディメンションを照合します。サブジェクト領域への外部ソースからのデータの融合を微調整することもできます。
追加したデータを融合するには:
- 「外部ソースからのデータの追加」の説明に従い、データを追加します。
- 「データ・ソース」ペインで、「ソース・ダイアグラム」をクリックします。
- 外部ソースとサブジェクト領域を接続する線の横の数字をクリックして、「ソースの接続」ダイアログを表示します。
注意:
明示的にまったく一致しないアイテムが、システムにより照合されます。たとえば、Customer.Person_NameがEmployee.Nameと一致し、Employee.NameがSpouse.Given_Nameと一致します。図には、Customer.Person_NameとSpouse.Given_Nameの間の一致が示されます。つまり、CustomerとSpouseは、Employeeが付随していなくても、別のプロジェクトで使用できます。
- ソースの接続ダイアログで、必要な変更を加えます。
- 列の照合を変更するには、各列の名前をクリックして、外部データ・ソースから、またはサブジェクト領域.から別の列を選択します。
注意:
列が同じ名前で同じデータ型の場合、それらを一致する可能性があるものとして認識します。これをカスタマイズして、名前が同じでなくても明示的に選択して、1つの列が別の列と一致するように指定できます。選択できるのは、データ型が一致する列のみです。
- 「別の照合の追加」をクリックして、外部ソースおよびサブジェクト領域から照合する列を選択します。
- 初めてアップロードするメジャーの場合は、合計や平均などの集計タイプを指定します。
集計タイプの詳細は、「ファクト表のメジャーへの集計の指定」を参照してください。
- 一致を削除するには、「X」をクリックします。
- 「OK」をクリックして、外部ソースからの一致をサーバーのデータ・モデルに保存します。