外部ソースからのデータの追加

直接、独自の外部ソースをデータ・モデルを変更せずに本番レポート環境に導入できます。Visual Analyzerは、自動的に外部データをキュレートされた企業データに一致させます。

データを追加して既存のサブジェクト領域と融合することも、サブジェクト領域がない新規プロジェクトを作成して、外部ソースからのデータを含めることもできます。プロジェクトには、1つ以上の外部サブジェクト領域が指定された1つのサブジェクト領域を含めることも、1つの外部サブジェクト領域を含めることもできます。サブジェクト領域と外部サブジェクト領域には、別々の明確なアイコンが「データ・ソース」ペインに表示されるため区別しやすくなっています。詳細は、「外部ソースの特性について」を参照してください。

外部ソースからデータを追加するには:

1. Visual Analyzerで、プロジェクトを開く、またはプロジェクトを作成します。
2. 「データ・ソース」ペインで、「データ・ソースの追加」を選択します。
   
   図GUID-6E962DAC-8EFE-4355-8F3D-B364F319B1D7-default.gifの説明
   
   「データ・ソース」ペインの下部にある「データ・ソースの追加」リンクをクリックするか、ペインの任意の場所を右クリックして、「データ・ソースの追加」オプションを表示することもできます。
3. ソースの追加ダイアログで、「データ・ファイル」タブ(ファイルが保存済ストレージにある場合)を選択するか、「ファイルのアップロード」(ファイルがローカルに保存されている場合)をクリックします。

   注意:

   保存済ファイルを追加するように選択し、プロジェクトにサブジェクト領域がすでにある場合は、デフォルトですでに接続されている保存済ファイル・リストが表示されます。接続されていないソースを選択して追加することもできます。
4. 適切なファイルを選択し、「プロジェクトに追加」をクリックして、「ソースの追加」ダイアログを表示します。
   「データ・ファイル」タブで保存済ファイルを選択した場合は、外部データ・ソースがプロジェクトに追加され、残りのステップをスキップできます。
5. 「ファイルのアップロード」ダイアログで、「ファイルの選択」をクリックし、ローカルに保存されているファイルを選択します。
6. ファイルに複数のシートが含まれている場合は、ロードするデータがあるシートを選択します。
   
   図GUID-064D8B20-DDEA-4EF9-80A3-BE3C90F34C47-default.gifの説明
7. 初めてソースをアップロードする場合は、ソース名および説明を編集してよりわかりやすいものにします。
8. データのサンプルを表示します。Visual Analyzerは、自動的に外部ソース内の列をデータ・モデル内の適切なアイテムに一致させます。メジャーや属性として列が追加される方法、またはサブジェクト領域の既存の列と照合される方法に注目してください。
9. 列を除外するには、列名にカーソルを合せてチェック・マークをクリックします。

   注意:

   使用不可で赤い情報記号マークが付いている列は無効であり、除外されます。記号にマウス・カーソルを合わせると、列が無効である理由がわかります。一般的に、列名に不正な文字(先頭の空白、後続のスペース、特殊文字)が含まれている、または列名が重複している場合に、発生します。
10. プロジェクトに追加をクリックし、データ・アソシエーションを受け入れます。データ・アソシエーションの手動編集の詳細は、「追加したデータの融合」を参照してください。

データ・モデルが拡張されて、追加したソースからのデータが含まれるようになります。

注意:

既存のサブジェクト領域とは独立して新規データセットをロードできます。つまり、Visual Analyzerのほとんどすべてのデータを分析できます。プロジェクト・ツールバーで「新規プロジェクト」をクリックします。ソースの追加ダイアログで、保存済ストレージから既存のファイルを選択するか、ローカル・ディスクからファイルをアップロードします。