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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Process Managementによるプロセスの管理とモニタリング
12c (12.2.1)
E69964-01
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B リソース・バンドルのカスタマイズ

この付録では、Oracle Business Process Management Workspace (プロセス・ワークスペース)またはOracle BPM Worklistの管理者が、カスタム・リソース・バンドルを作成してアプリケーションに表示される文字列を追加または変更する方法について説明します。

注意:

任意の場所に一時ディレクトリを作成します(例: /scratch/jstein/sharedLib)。このディレクトリは個別のJARファイルすべてと共有ライブラリJARファイル(custom.client.applib.jar)を格納するためのディレクトリです。この作業を行ってから、次の手順を実行してください。

B.1 リソース・バンドルのカスタマイズ方法

この項では、リソース・バンドルのカスタマイズ方法について説明します。

リソース・バンドルをカスタマイズするには:

  1. Oracle JDeveloperでJavaプロジェクトを作成します。

    図B-1 JDeveloperでのJavaプロジェクトの作成

    「図B-1 JDeveloperでのJavaプロジェクトの作成」の説明が続きます
    「図B-1 JDeveloperでのJavaプロジェクトの作成」の説明
  2. Javaクラスを作成し、CustomResourceBundleという名前を付与します。図B-2は、「Javaクラスの作成」ダイアログ・ボックスを示しています。

  3. ワークリスト・アプリケーションJARファイルを含めます。図B-3は、追加されるBPMワークリスト・コンポーネント・ライブラリを示しています。

    ワークリスト・アプリケーションJARファイルを含めるには:

    1. プロジェクト・プロパティ・パネルで、「ライブラリとクラスパス」を選択します。

    2. 「ライブラリの追加」を選択します。

    3. 「ライブラリ」リストで、BPMワークリスト・コンポーネントを選択します。

    4. 「OK」をクリックします。

    図B-3 ワークリスト・アプリケーションのライブラリへの追加

    「図B-3 ワークリスト・アプリケーションのライブラリへの追加」の説明が続きます
    「図B-3 ワークリスト・アプリケーションのライブラリへの追加」の説明
  4. CustomResourceBundleクラスを変更します。クラスは図B-4のようになる必要があります。

    図B-4 CustomResourceBundleクラスの変更

    「図B-4 CustomResourceBundleクラスの変更」の説明が続きます
    「図B-4 CustomResourceBundleクラスの変更」の説明

    このクラスは適切なWorklistResourceBundleを拡張するものである必要があり、さらに、サポートするすべての言語のバンドルでgetContents()メソッドが同じように実装されている必要があります。

  5. その他の言語サポート用のカスタム・リソース・バンドルを作成します。

    異なる名前を使用して同じパッケージ内に様々なカスタム・リソース・バンドルを作成することができます。この場合、ファイル名にロケールを追加する必要があります。たとえば米国英語の場合、カスタム・リソース・バンドルの名前はCustomResourceBundle_en.javaのようになります。getContents()メソッドは必ず手順4の説明のとおりに実装してください。

    注意:

    デフォルトでは、CustomResourceBundle.javaファイルとCustomResourceBundle_en.javaファイルの両方を作成する必要があります。これは、アプリケーションのログイン時に英語(en)のリソース・バンドルがデフォルトで使用されるためです。そうしないと、ログインは失敗します。

  6. 図B-5に示すように、新規のJARデプロイメント・プロファイルを作成します。

    図B-5 JARファイルに対するデプロイメント・プロファイルの作成

    「図B-5 JARファイルに対するデプロイメント・プロファイルの作成」の説明が続きます
    「図B-5 JARファイルのデプロイメント・プロファイルの作成」の説明
  7. JARデプロイメント・プロファイルが図B-6のようになっていることを確認します。

    図B-6 JARデプロイメント・プロファイルの検証

    「図B-6 JARデプロイメント・プロファイルの検証」の説明が続きます
    「図B-6 JARデプロイメント・プロファイルの検証」の説明
  8. 図B-7に示すように、新しく作成したディレクトリを指すようにJARファイルの場所を編集します。

    図B-7 JARデプロイメント・プロファイルの編集

    「図B-7 JARデプロイメント・プロファイルの編集」の説明が続きます
    「図B-7 JARデプロイメント・プロファイルの編集」の説明
  9. 図B-8に示すように、リソース・バンドルをJARファイルとしてデプロイします。

    図B-8 リソース・バンドルのデプロイ

    「図B-8 リソース・バンドルのデプロイ」の説明が続きます
    「図B-8 リソース・バンドルのデプロイ」の説明

    このファイルは後の手順で、事前定義された場所、つまり共有ライブラリ・ディレクトリにデプロイされます。

リソース・バンドルの詳細およびそのカスタマイズ方法の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle SOA Suite開発者ガイドを参照してください。