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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence移行ガイド
12c (12.2.1)
E70078-02
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3.4 使用状況トラッキングの構成

Oracle BIサーバーでは、使用状況トラッキング・データの収集がサポートされます。使用状況トラッキングが有効な場合、BI Serverは各問合せの使用状況トラッキング・データを収集し、統計を使用状況トラッキング・ログ・ファイルに書き込むか、データベース表に直接挿入します。12cシステムの移行と構成を完了した後、NQSConfig.INIファイルで使用状況トラッキングを有効化する必要があります。

使用状況トラッキングを構成するには:
  1. リポジトリをオンライン・モードで開きます。
  2. RCUスキーマからS_NQ_ACCTおよびS_NQ_DB_ACCT表をインポートします。
  3. NQSConfig.INIファイルで、USAGE_TRACKING=YESを設定し、PHYSICAL_TABLE_NAMEおよびCONNECTION_POOLを更新します。
  4. 次の表をインポートして、初期化ブロック実行およびサマリー・アドバイザ機能に関連する問合せ統計をトラッキングします。
    • S_NQ_INITBLOCK
    • S_NQ_SUMMARY_ADVISOR
  5. 初期化ブロック・ロギングを有効化するには、NQSConfig.INIファイルでINIT_BLOCK_TABLE_NAMEおよびINIT_BLOCK_CONNECTION_POOLを更新します。
  6. サマリー・アドバイザ・ロギングを有効化するには、NQSConfig.INIファイルでSUMMARY_STATISTICS_LOGGING=YESを設定し、SUMMARY_ADVISOR_TABLE_NAMEを更新します。
  7. BI Serverを再起動します。
使用状況トラッキングの詳細は、『Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド』の使用状況トラッキングの管理に関する項を参照してください。

注意:

BI Serverの問合せが表示データによって表でトラッキングされるようにしてください。